2017/06/19/7:00 | ゲームレビュー

クラッシュ・バンディクー【レビュー・評価】少々不親切な奥スクロールのスーパードンキーコング

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1996年12月に発売されたPS「クラッシュ・バンディクー」を今回はレビューします。

PS「クラッシュ・バンディクー」はバンディクーのクラッシュが活躍する奥スクロールアクションゲームです。

良いところ

奥と横を行き来する斬新なステージ構成

本作はステージクリア型のアクションゲームです。

特徴的なのが、横スクロールステージの他に奥スクロールアクションステージも存在する事。

キャラクターやステージが3Dポリゴンで作られているだけあって本当にへ進んでいる感じを味わう事が可能で、当時としては珍しいゲームデザインに感じました。

宇宙初の奥スクロールアクションゲーム」と煽るほどではないと思いますがw

でも吊り橋のステージは奥スクロールならではの恐怖感がありますね。

歯ごたえのある難易度

本作はかわいい見た目とは裏腹に意外と難易度が高いです。

奥スクロールステージの足場が少ないエリアでは距離感を掴んでジャンプしないと落下死してしまいますし、巨大な岩がクラッシュめがけて転がってくるエリアでは障害物を素早くジャンプで飛び越えていかないとペチャンコにされてしまいます。

ゲーム初心者にはちょっと辛いだろうけど、「スーパードンキーコング」や「ロックマン」と同じくこの難しさがゲームの面白さと直結していると思います。

歯ごたえのあるアクションゲームを求めている人は面白さを感じられるでしょうね。

計算されたステージ構成

ゲームをプレイしている途中、随所で「良く考えられて作っているな」と感心してしまう場面がありました。

用意されているアクションは移動とジャンプ、スピンアタックだけですが、これだけでも退屈にならないようにデザインされています。

奥スクロールアクションである事以外は「スーパードンキーコング」と類似点が多い作品ですが、パクリと片付けられないレベルです。

やり込み要素が面白い

本作はただ単にステージをクリアするだけではなく、ダイヤを集めるやり込み要素が用意されています。

ダイヤはステージに置いてある木箱をすべて壊すなど、ちょっと変わったプレイをすると入手する事が可能。

ただし、ノーミスで木箱をすべて壊してクリアしないといけないのでダイヤを入手する難易度はかなり高めです。ただでさえクリアするだけでも精一杯だと言うのにw

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悪いところ

爽快感がイマイチ

本作は所謂洋ゲーであるため、全体的に演出が地味で爽快感に欠けます。

例えばスピンアタックで敵を倒した時の効果音とリアクション

効果音は地味ですし、敵があっけなく吹っ飛ぶのもなんだか安っぽいです。木箱を壊した時はまずまずの爽快感を得られるだけに勿体ない。

全体的に不親切

全体的に不親切だと思いました。例えばセーブ方法。

本作でセーブをするにはステージに隠されているタウナプレートを3つ集め、手に入れると進めるボーナスステージをノーミスでクリアする事。

僕としてはこっちの方がゲームオーバーになったらエリアの最初からやり直しになるSFC「スーパードンキーコング」シリーズの1作目と2作目のように緊張感があって好きですが、一般の方からすると困った仕様かもしれません。

壊した木箱の数が最後まで分からないのも気になりました。

良いところで挙げたようにダイヤを入手するにはノーミスで木箱をすべて壊してクリアしないといけませんからね。

おかしなアイテムの配置

残機が一つ増えるアイテムが1ヵ所に集中している等、ちょっとアイテムの配置が偏っている気がします。

もう少しバランス良くアイテムを配置したらゲームバランスがもっと良くなると思うんですけどね。

斜めジャンプがやりにくい

後半のステージは足場が悪くなり、ジャンプアクションが要求されるんですが、斜めジャンプがやりにくいです。

本作では視点を変更する事が出来ないためカメラを主人公の背面に持っていけないので、時には斜めジャンプが要求されるんです。これをPS1の十字ボタンでやるのは厳しいですね。

全体のまとめ

全体的に不親切で粗が目立つ作品ですが、基本的な完成度は高く感じました。コアなアクションゲームを求めている人にはおススメです。少々不親切な奥スクロールのスーパードンキーコング。

こんな人には特におススメ。
・死んで覚えるゲームが好きな人。
・スーパードンキーコングが好きな人。

こんな人にはおススメできない。
・死んで覚えるゲームが苦手な人。

クラッシュ・バンディクー/評価 ★★★★★★★☆☆☆ 星7つ
プレイした時間・・・約10時間

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この記事の反響(16)

  1. ☆☆☆☆ より:

    シリーズでも難しいと言われる初代ですが、これでも日本版はオリジナルより易しくなるよう手が加わってるらしいですね…
    果たしてリメイク版での難易度は、そしてあの矢鱈面倒なセーブシステムはどうなっているのか!

    奥スクロールジャンプアクションってもっとジャンルとして確立してもいい気がするのですが、3Dへの過渡期に産まれたからなのかフォロワーが無いのが悲しいところです

    • kentworld より:

      海外版は基本的に難易度高いですもんねw
      さすがにリメイク版はあのシビアなセーブシステムは採用していないでしょうね。
      あれは今のユーザーには受け入れられない・・・
      確かに奥スクロールアクションはもっと増えてほしい。
      しいて言えば怪盗スライクーパーが奥スクロール系かな。
      あとはレイマンレボリューションも。

  2. 伯爵 より:

    アクションといえば横のみのイメージだったから、奥スクロールアクションは斬新だったなー。
    初代クラッシュは、最後らへんの難易度がえげつなかった記憶があります。小さなお子さんとかはクリア出来るんかな?と心配になりつつも、そういえばマリオブラザーズのワールド8とかもめちゃ難しくて当時クリア出来なかったけどそれはそれで楽しんでたからまあそんなもんか。

    • kentworld より:

      この頃にZ軸と言うものを知ってゲームの進化を感じ取りましたね~。
      時代的にはまだ難易度高いゲームが多かったので、当時だったら受け入れられたと思います。
      子供は意外とゲームが上手かったりしますからね!w
      僕は小学校低学年でもスーパーマリオブラザーズ2をクリア出来ましたからw

  3. トモフミ より:

    初代のクラッシュは難しいとよく言われてますが、なるほどセーブが結構特殊ですね。私はファンの評価の高い2だけをプレイしたことがありますが、改めて?セーブ方法が標準になってよかったと思いました( ̄∀ ̄)
    確かにジャンプとスピンアタックしかないのに独特の面白さがあります。欲を言えば、64版のドンキーコングもこれくらいシンプルな奥スクロールのほうが楽しめました。

    • kentworld より:

      これは今、プレイするとなかなか厳しいものがありますね~。
      PS4のクラッシュはそのへんも改善されているので安心感があります。
      N64のドンキーコングはクラッシュよりもバンジョーとカズーイの大冒険やマリオ64を参考にして作られていましたね。
      でも、奥スクロールアクションのドンキーもやってみたい。

  4. せん より:

    まさにスーパードンキーコング3部作が好きでクラッシュ3部作も好きです
    アクションもそうですがステージの雰囲気にも何か共通する魅力があり、特にアラビアンナイトのステージは印象が強いです
    難しくても死に際が面白くてリトライが苦痛じゃなかったんですよね、当時は小学生だったので笑いながら死んでたような記憶があります

    アンチャーテッドでも戦車に追われるようなシーンがあると「やっぱりクラッシュを作った会社だなぁ」とノスタルジーに浸れました、サッカーパンチのスライクーパーもそうですが最新ハードで大躍進を遂げても底の部分は変わっていないのは何か安心感があります
    次はドンキーコングの最新3Dゲームが楽しみですね(笑)

    • kentworld より:

      クラッシュはスーパードンキーコングと共通点が多いですよね!
      自然の匂いを感じるBGMも似ていると思います。

      >アンチャーテッドでも戦車に追われるようなシーンがあると「やっぱりクラッシュを作った会社だなぁ」とノスタルジーに浸れました

      あぁ、これはノーティドッグのお約束になっていますよね!最新作でもありましたしw
      確かに底の部分は変わっていないのかも。アンチャーテッドをプレイしていてもクラッシュを彷彿することはよくありますので。

  5. Ryou より:

    おっ!初代クラッシュですか。プレイしたのは2や3の
    後だった気がするから所々で不親切な所が見られましたね。

    自分としては納得行かないのは壊した木箱は一度でもやられたら
    キャンセルさせられる所かな。確かそんな仕様だった記憶が。
    奥に進むってのは斬新で良かったですけどね。

    • kentworld より:

      僕も2のあとにプレイしたので、不親切さをより感じてしまいました。

      木箱のやりこみは面倒でしたね~。
      ここも2で改善されて本当に良かった!

  6. y.crash より:

    初代クラッシュは実はシリーズの中でもやり始めたのは遅めなんですよね。
    シリーズでやった順番はなぜか3→2→レーシング→カーニバル→1→5→アドバンス2→アドバンス→ニトロカート→がっちゃんこワールド→わくわく友ダチ大作戦→フェスティバルって順番で、だいぶバラバラにやってるんですw
    一応日本で発売されたのはアプリ系を除いて全部持ってます。
    初代はやっぱりシリーズでも難しいですよね。
    よくやったのはくらやみステージでアクアクなしでクリアとか、バグをいくつもやったりとか。かなり遊んでます、今でもw
    クラッシュはとにかくいつまでも遊んでいると宣言したいです!

    • kentworld より:

      確かに少しあとですね。
      ってシリーズをほとんどプレイしているってすげぇ。
      全タイトルレビュー出来るじゃないですか!w
      初代は不親切さもあってかなり難易度が高い印象です。昔ながらのゲームという印象。

  7. たこいち より:

    これ、めっちゃやりこみましたよ! 笑

    セーブすら自由にさせてくれないマゾ仕様が最高でしたね 笑

    つり橋と遺跡の難関ステージが連続していたのは印象深いです。あと、隠しステージの「ふかい くらやみの なかで」は死にまくりでした。

    ひとつ残念なのは木箱チャレンジでミスるとチェックポイント前の木箱が復活するのは流石にシビアすぎるのと、ゴールした時に木箱を全部壊していないと基本的にクラッシュが気まずい顔をしているのが達成感が削がれて勿体無かったです。

    でも、アクションの基礎は既に完成されていて、個人的にはシリーズで最も好きな作品です!

    • kentworld より:

      このゲーム、めちゃやり込んでいたんですね!
      確かに、たこいちさんが好きそうなタイプのゲームだと思います。

      つり橋ステージでは何度も穴に落ちてしまいましたよ(^_^;)
      ジャンプの距離感をつかみにくいんですよね。

      木箱チャレンジはシビア過ぎてコンプリートする気にはなれませんでしたw
      でも、コンプリートしたら達成感が凄くてシリーズの中で一番思い入れを持つかもしれませんね。

  8. チキ より:

    このゲームは小学生の頃にハマりました。
    2と3をやった後にプレイしましたが難しかったですね。

    僕はクラッシュシリーズをずっと十字ボタンで操作してたから1作目がスティック未対応でも不満はありませんでした。
    壁を回り込んでジャンプしないと壊せない箱があったりするから多少のテクニックは必要でしたけどね。

    ゲームとしては2や3の方が洗練されてますが、僕は1作目が1番好きだったりします。
    ドンキーみたいなワールドマップとか作り込まれたステージの雰囲気が最高でした。
    BGMも耳に残りますし、ボス達が活き活きしてて良いんですよねー。
    緑豊かなステージよりパイプと毒液だらけのステージの方が好きだったなぁ。
    思えばこの頃から退廃的でスチームパンクな世界観に魅かれてたんですよねぇ。

    あの奇妙なセーブ方法は当時、泣かされましたよ。
    せっかくボーナスステージに行けても途中で転落死してセーブできず終いとかありましたからね。

    ブリオプレートやコルテックスプレートを集めると行ける激ムズステージは正に裏面という感じで未知の世界でしたね〜。
    ミスるとプレートを集めるところからやり直しなので緊張感がヤバかった!

    カギを入手すると行ける暗闇ステージのダイヤが本作の最難関でした。
    やっとの思いでノーミスクリアしたらスタート地点から逆走した場所にある箱を壊し忘れていたというね…。
    このステージのダイヤは悔し泣きしながら取りましたよw
    100%クリアして真のエンディングを見た時の達成感は凄かった。
    僕にとっては★10あげたいくらい大好きなゲームです( ^ω^ )

    高校生の頃に改めてプレイしたら、アッサリ100%クリアできたので自分の成長を感じると共に拍子抜けしたところもあります。
    さて、PS4のクラッシュトリロジーではプラチナ取れるかな?
    早くプレイしたいですね!

    • kentworld より:

      2や3に慣れた後だと、1は不便さも会って難しく感じそうですね~。
      操作は3Dゲームに慣れていた頃だったので、アナログスティックでプレイ出来ないとしっくり来なくって・・・。

      1作目が好きな人って意外と多いのかな?3作目がシリーズ最高傑作と名高いですが。
      雰囲気は1作目が一番、スーパードンキーコングに近いですね。
      意識して作られている感がすごかったw

      セーブ方法は謎過ぎました。セーブの有り難みを持たせたかったのでしょうね。
      いつでもセーブ出来るのが当たり前となった今の時代は考えられない事です。
      でも、制限を持たせているからこその楽しさは理解しているので、これはこれで楽しめました。

      スタート地点から逆走した場所にアイテムが隠されているのはスーパードンキーコングなどでもお馴染みですが、
      ノーミスで木箱を壊さないといけない本作でその手を使われたらたまったものじゃないですよね~。

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