2016/04/30/12:00 | ゲームレビュー

アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり【レビュー・評価】綺麗だが、ゲームプレイは平凡

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アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり- PlayStation Vita the Best

2011年12月に発売されたPSV「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」を今回はレビューします。
PSV「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」は、
海外で人気のアクションアドベンチャー「アンチャーテッド」シリーズのPSVITA版です。
開発はノーティドッグでは無く、SCEベンドスタジオが担当。


良いところ


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携帯機とは思えないグラフィック


グラフィックの美しさに定評がある「アンチャーテッド」シリーズ。
今作でも携帯機とは思えないほど美しいグラフィックを見せてくれました!
非常に細かく描かれたキャラクターの顔、崖や木の模様、服のシワ。

さすがにPS3で発売された「砂漠に眠るアトランティス」ほどのレベルには達していませんが、
シリーズ1作目となる「エルドラドの秘宝」には負けないレベルで、
国産メーカーが発売したどんなゲームにも負けないほどのクオリティになっています。

ただし、迫力という面では「砂漠に眠るアトランティス」や
「黄金刀と消えた船団」には劣っており、
ジェットコースター的なアトラクションを楽しめるような内容ではありませんでした。
そこは残念ですが、携帯機でこのクオリティのゲームを、
それもPSVITAのロンチで発売するとは恐れ入りました。


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携帯機でもシームレスプレイを実現


「アンチャーテッド」シリーズの大きな魅力といえば、シームレスプレイ!
一度ゲームを始めてしまえばロード時間を挟む事なく最後まで楽しめるんです(ただしリトライ時は除く)。
本作の場合、ゲーム起動時こそは少しの待ち時間が発生しますが、
一度ゲームを始めるとほぼノンストップでプレイする事が可能で、
PS3版と変わらない感覚でプレイする事が出来ます。

これまでの携帯機向けゲームでは一部を除いて次の部屋へ移ったらロード時間が発生しましたが、
本作ではムービーを挟んで上手くシームレスプレイを実現していました。
少なくとも旧世代のゲームをプレイしているって感じは全然しませんでしたね。


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充実の収集アイテム


今までのシリーズ作品には、フィールドに隠されたお宝を100個集めると言う収集要素がありました。
本作の場合はそれに加えて写真を撮るなどして各フィールドの謎を解き明かす「ミステリー」、
敵を倒す事で入手できる「戦利品」が追加され、集める物は300種類近くもあったりします。

そのため1周でのコンプリートはさらに難しくなっており、リプレイ性の高い作りになっていると思います。
探索好きは色んな収集要素があるのでより楽しめるでしょうね。
ちなみに本作ではチャプターが細かく分かれているため従来作品よりも自由に後戻りが可能で、
各チャプターでのお宝・ミステリーの入手率も表示されるので、
収集要素はそこまで苦ではありませんでした。


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冒険している感を味わえる!


「アンチャーテッド」シリーズと言えば冒険している感。
本作では舞台がジャングルでほぼ固定されているため
背景の多彩さこそそんなにありませんでしたが、
舞台が舞台なので冒険している感は十分に味わえました。
冒険といえばジャングルなんですよ!
遺跡や洞窟、川も出てくるのでプレイしているとワクワクしますよー!


悪いところ


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タッチ操作を煩わしく感じる事が多い


本作で大きな特徴となっているタッチ操作
タッチした場所まで登ってくれたり、敷居を下げてくれる面があってそこは良いなと思いました。
でも、何度もフリック操作でお宝の汚れを落としたり、
攻撃を避けたりする場面が多く、煩わしく感じる事が多かったです。

メニュー画面の操作でタッチを強要させられるのも×。
PSVITAのロンチタイトルなので機能を使いたくなる気持ちは分かるのですが、
ちょっと思い切りが良過ぎると思います。
正直なところ、DS初期のゲームでよく見られた無理やり感が随所でありましたね。


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どこに行けば良いのか分からなくなる事がある


今回もゴールまでの道のりは基本的には一本道です。
でも、マップデザインがイマイチだからか、どこへ行けば良いのか分からなくなる時がありました。
崖登り中はもちろん、遺跡などを探索している時も正規ルートが分かりにくく、
10分くらい詰まる事もあってテンポが悪いです。


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全体的に地味


PS3で発売されているシリーズ作品と比べて、全体的に地味です。
本作は従来作のように銃撃戦、アスレチック、謎解き、ムービーを
混ぜた構成になっているのですが、いつもよりもアスレチックパートが多い気がしました。

アスレチックといえば聞こえは良いですが、
実際にはボタンを1つ押すだけで大丈夫な作りなのでやっていて退屈なんですよね。
これがマリオとかのように飛距離を調整してジャンプするとかだったら良いんですが、
テクニックが必要なる事はほとんどなく、刺激が足りません。

謎解きもタッチパネルを使った退屈なパズルだったりするし、
銃撃戦も1作目のようなチープさを感じて、全体的に地味な印象が強かったです。
それでも後半はストーリーが盛りあがって楽しくなってきたけど、PS3版と比較したら見劣りします。





グラフィックは本当に凄いと思うし、まぎれも無く「アンチャーテッド」と言える作品だったと思う。
でも、PS3版と比較してすべての面で劣っており、携帯機のゲームとしては凄い作品だけど、
面白さの面で見たら携帯機のゲームとしても地味に感じました。

何度も言うようにグラフィックは本当に凄いので、
PSVITAが発売されて間もない今は友達にやらせて驚かせるには良いゲームだと思います。
もうちょっと迫力のあるシーンがあったら化けていたかも!?綺麗だが、ゲームプレイは平凡。

こんな人には特におススメ。
・冒険好き。
・PSVITAのマシンパワーを知りたい人。

こんな人にはおススメできない。
・タッチ操作が苦手な人。

アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり/評価 ★★★★★★☆☆☆☆ 星6つ
プレイした時間・・・約12時間
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この記事の反響(2)

  1. シロマ より:

    本編に一歩及ばない評価見たいですけどPSvitaの性能を最大限に活かしたこのゲームはいずれプレイしてみたいです。

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