2011/03/22/8:30 | M☆G☆Mコラム

ユーザーの評価はプロモーション内容で大きく変化する

最近発売されたゲームの評判を見ていると、プロモーション内容で
評判の良し悪しって大きく変化するんだなぁと思う。
内容自体は悪くなくても、プロモーションが強過ぎて
ユーザーに必要以上の期待をさせ、発売後に評価が分かれてしまう
ゲームが最近は多い気がするんですよね(もちろん逆も多いけど)。




最近発売されたゲームの中で特にプロモーションと
実際のゲーム内容にギャップを感じた作品はこの3作でしょうか。


M☆G☆M+etc...



Wii「ラストストーリー」は発売前、「ファイナルファンタジー」の
生み親である坂口博信さんがディレクターを務めた「新しいRPG」として
まるで100万本売れるかのような派手な宣伝をしていました。

しかし、実際にはあまり「新しいRPG」とは感じられず、
発売前あれだけ坂口さんが「ムービーゲーム」を批判していたのにも関わらず
「ラストストーリー」もムービーが結構収録された作品でした。
内容自体は決して悪くないと思うんですけどね。

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PS3/Xbox360「キャサリン」は発売前、ストーリーやキャラクター、世界観を
前面に押し出したストーリー色の強いアドベンチャーゲーム的な宣伝をしていました。
しかし、実際のゲームはブロックをどんどん登って行くパズル色の強い物で、
目玉と思われていたストーリーは意外とアッサリした物でした。

パズルゲーム自体はまるでファミコン時代のような
難しさを持っているため中毒性が高く、個人的にもハマったんですが、
「キャサリン」に期待していた人の多くはストーリーや雰囲気を
一番楽しみにしていたためにパズルがストーリー進行の”邪魔”をしていると
感じてしまう人が多数現れ好みが分かれる作品になってしまった印象です。
現在はPS3版のみ修正パッチが配信されて難易度が下がっていますが、
それでも宣伝と実際のゲーム内容にギャップを感じた人は多い事でしょう。

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PSP「ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー」
2008年12月に発売されたPSP「ディシディア ファイナルファンタジー」の
続編として発売されました。今作で初めて本シリーズに触れた僕としては
年間ランキング上位に入るほどハマったんですが、前作をプレイ済みの方は
あまり変化を感じられていないようで評価が分かれており、
実際のゲーム内容ほど評判は良くありません。

今作で初めて本シリーズに触れた僕は別に良いんですが、
前作をプレイしたユーザーの事を考えると「続編」的な売り方では無く、
「バージョンアップ版」的な売り方をした方が良かった気がする。
個人的にはギャップを感じるも何も前作をほとんど
プレイしていないので、この作品に関しては世間的に
プロモーションと実際のゲーム内容にギャップを感じられた作品と言う印象かな。

どの作品も内容自体は悪くない(中には神ゲーと言いたくなる物も存在する)のに、
プロモーション内容と実際のゲーム内容が悪い意味で
ギャップを感じるため損しちゃっていますね。この手の作品は
初週こそ売れると思いますが、実際のゲーム内容が
知れ渡る2週目以降や続編発売時には厳しい事になるパターンが多いから、
長い目で見るとメーカー的にもあまり良いやり方では無い気がする。

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特に「キャサリン」の場合はゲームジャンル自体を
誤解される売り方だっただけに、もし続編を出すとしたら
また新たな戦略を練らないと1作目のようには売れないと思う。

あと実際にゲームをプレイして「予想していた物とは違った」と書くと
「発売前にしっかり情報を調べない奴が悪い」と言った擁護が良く入りますが、
誤解されるプロモーションを行うメーカーが一番問題だと思う
(もちろん、ユーザー側にも多少の負はあると思いますが)。

今回の記事で挙げたようなプロモーション内容と実際のゲーム内容が
悪い意味でギャップを感じる作品は今後も出て来るかもしれないので
ゲーム情報を見ても「これはこうかもしれない」と警戒はしたいところですが、
マイナス思考で考えてばかりだと楽しみが減るので
新しく入ってくる情報は基本的には前向きにとらえたいです。

なので、メーカーさんは出来るだけ誤解されるような売り方は止めて欲しいなぁ。
そんな事をしてもそのうち通用しなくなってしまいますから、
長い目で見るとその作品に合ったプロモーションを行った方が良いと思うのですよ。


※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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コメント広場の住人(14)

  1. Melissa より:

    ディシディア2は、続編とは呼べないと思います(;^_^A
    完全に、「前作+α」ですよ。
    ディシディア未プレイの方には、ホンットにオススメなんですけど(・ω・`;)
    この内容なら、もうちょっと値段安くしてもらいたかったですね。
    スクエニは毎度のことながらがめつい(笑)

  2. carlmenger より:

    そうですね!一番言い例はMGS2だと思います。
    発売前、雷電は本当の主人公だということはおらか、雷電の存在すらは隠されてしまった!
    アメリカでは雷電くんのあまりにもう女々しさが故、がっかりしたSnakeのファンから苦情が絶えなかった。
    予告編には 自在ゲームで雷電のシーン・台詞 をSnakeのシーン・台詞として置き換えてやったまで!小島! ずるい!
    http://www.youtube.com/watch?v=Bk7aBSUAozE&feature=related

  3. TOM より:

    以前もコメントしましたが、やはりディシディア012は前作+αと言える作品ですね。その『+α』の部分は結構なボリュームがあるんですが、僕もプレイしていくうちに「あれ?これ続編っていうより完全版じゃね?」って思いましたからw
    映画でもゲームでもたまに「プロモーション詐欺」という言葉を聞くことがありますが、この3作品はそれに該当してしまったのかもしれませんね。メトロイドアザーMもそれに当てはまるのかな?過去作品を知らない僕は結構楽しめましたから。
    「妙な魅力があるけど、何これどういうゲーム?」的な感じで購入したトトリやリズム天国ゴールドが予想を遥かに越える面白さでしたし、やっぱりプロモーションって大事ですよね!

  4. Genkotsu より:

    キャサリンは確かに勘違いして購入して売ってしまいました。
    プロモーションビデオは作品を分かりやすく見せるだけで、肥大したPVは詐欺に近いですよね(笑)

  5. ちょっと前に出たWiiの『FFCCクリスタルベアラー』は、
    プロモーションで「こういうことをやると楽しいゲームだ」と伝えなければ、
    イマイチ面白さの伝わらないゲームなのに、
    結果として商業的に失敗作品になってしまいました。
    ゲームでできる自由度が増えてくると、
    どういう内容だといったアプローチは必須になってくるのですが、
    どうにもゲームメーカーはそういうのが苦手です。
    うまくいっているのは任天堂くらいですね。

  6. 友達にキャサリンを貸してもらった、いや、押し付けられたんですが、居間でやる勇気がありません。

  7. kentworld より:

    >Melissaさん
    前作をやっているかやっていないかで
    評価がガラッと変わってしまう作品みたいですね^^;
    僕は本当に楽しんでいるんですが、
    前作をプレイした人の感想を見ていると
    大絶賛して良い物なのか迷いますw
    価格は・・・バージョンアップ版だと6,000円は高いですよね。

  8. kentworld より:

    >carlmengerさん
    あ!その話、どこかで聞いた事があります。
    それだけ有名な事件だったということですね。
    日本では美形主人公の方が好まれるとは言え、
    発売一週間前にそれは無いですよね・・・。

  9. kentworld より:

    >TOMさん
    ネット上だと特に期待以下だったために
    感情的になって実際の内容よりも
    低い評価をしてしまうユーザーさんも多いので、
    プロモーションは作品の内容に合った物の方が良い気がしますね。
    DDFF2も、Amazon評価を見て
    自分との温度差にビックリしましたよ。
    そんなに前作と被る部分があるのか・・・。
    メトロイドアザーMの場合は、
    探索要素に過去作品以上に力が入っていると
    思わせる発言をしておいて
    実際には過去作品ほどでは無かったので、
    確かにギャップを感じる面はありました。
    ユーザーに期待をさせるのは良いと思いますが、
    それに見合った作品に仕上げるよう
    努力をしてもらいたいですよね^^;

  10. kentworld より:

    >Genkotsuさん
    キャサリンはパズル自体は
    面白かったんですけどね。
    アドベンチャーとの融合とプロモーションで
    印象を悪くしてしまった気がします^^;

  11. kentworld より:

    >リュウくん@アカチャンゲーマーさん
    確かに、自由度が高くなればなるほど
    どういう内容なのか分かりにくくなりますから、
    そのゲームを一番知っているはずの
    メーカーさんはしっかりと宣伝をしてもらいたいです。
    個人的にはLBP2が最近それで失敗した例だと思っています。
    最初は上手い宣伝かと思ったんですが、
    クリエイトを前面に押し出し過ぎて
    クリエイトするだけのゲームと思われてしまったようです。

  12. kentworld より:

    >おかくら×zeroさん
    確かに、ちょっと目のやり場に困る
    シーンが多いですからね^^;
    居間でやるのは罰ゲームかとw

  13. DDFFは、前作をある程度やり込んだ僕にとっては、確かにバージョンUPのように感じています。
    でも、プロモーションとのギャップは感じてはいませんね。公式HPを見ずにPVだけ見て買ったとしても、戦闘(システム)の部分は前作と殆ど変わっていなかったので、やはりそこまでギャップは感じられないと思います。
    一方、キャサリンはギャップを感じるという点では駄目ですねww
    父に「『キャサリン』は実はパズルゲーらしいで」と言ったとき、父は「え?!そうなん?」と驚いていましたからね。かくいう僕も初めて知ったときは驚きました。まあ、逆に面白そうとも思いましたが(=ω=)
    個人的にはギャップがあっても、プレイしたらその内容で判断できるつもりです。ただ、買うかどうかは結構左右されるので、やはり悪いギャップはないのにこしたことはありませんね(´∀`)

  14. kentworld より:

    >ガイファスさん
    DDFF2に関しては周りが
    プロモーションとのギャップを
    感じているようで挙げさせていただきました^^;
    人間と言う物は一度付いたイメージは
    なかなか変えられない物で、
    プレイする前の楽しみなゲームは
    ハードルを上げがちだから
    きっとみなさん公式のPVを見ても
    「パッと見バージョンアップ版だけど、続編と言われているんだから実際にはもっと変わっている!」と
    淡い期待をしてしまうんでしょうね・・・。
    キャサリンはパズルゲーム、
    DDFF2は続編ではなくバージョンアップ版である事を
    明確に提示するべきだったと思います。

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