
最近は3D空間を移動できるゲームがアクションゲームに限らず、
アドベンチャーゲームやRPGでも増えて来ました。
で、そう言うジャンルでもグラフィックが綺麗になり、
よりリアル、もしくは幻想的な映像になってしまうと、僕の場合それ相応の事が
フィールド上で出来るのが当たり前だと思いこんでしまうんですよね。
例えば沢山のオブジェクトが置いてあるとします。
そう言う物は調べられるのはもちろん、
銃や剣を持っている場合、それを使って破壊することだって出来るのが当たり前。
木に触れたらガサガサと揺れる。川があったら飛びこむ事が出来、
入ると水しぶきが上がる。そして陸に上がると足が濡れているために
水滴がぽたぽたと零れ落ち、足跡が残る。段差があったら登る事が出来る。
現実世界では出来て当たり前なだけに、
これらの事が現実世界に近い映像のゲームで出来なかったり、
見えない壁で川などに入れなかった場合
違和感が残ってしまい、物凄く不満に感じてしまうんです。
これはジャンルなどは関係ありません。
アクションゲームではなく、RPG、アドベンチャーゲームだったとしても、
より現実世界に近い映像の3D空間を移動できる場合、
出来て当たり前、出来なかったら不満に感じてしまうんです。
RPGやアドベンチャーゲームの本質はそこで無いのでは?という
突っ込みもあると思いますが、より現実世界に近い映像にするって事は、
実際その場に身を置いているかのような感じを味わえる
臨場感も重視しているんでしょ?それなのにリアクションの
面で手を抜いたら、臨場感も無くなってしまうじゃないですか。
だったらより現実世界に近い映像にしなくても良いじゃない。
個人的にグラフィックが現実世界と近くなればなるほどこう感じてしまいます。
リソースの問題などで難しいと思いますが、特に国産の3Dゲームを
やっているとちょくちょくこんな感じでフィールドを歩いていて
違和感が残るゲームがあったりするんですよね。
ワガママと言えばその通りだけど、グラフィックが綺麗になったりリアルになると、
それ相応のリアクション・自由度を求めてしまうのは人情にも感じます。
グラフィックが綺麗になれば良いってもんじゃないんですよね。
ささいな事のようで、凄く重要な事だと個人的には思っています。
そういう意味で、最近発表されたモノリスソフトの新作はどうなるのか気になっています。
前作のWii「ゼノブレイド」は自由度の高さとか、探索する楽しさとか、
そういった面は良かったのですが、フィールド上のリアクションが薄く、
無機質な感じがしました。その結果フィールドを歩く楽しさが
イマイチな部分があったんですよね。そこら辺を新作では
どうパワーアップさせているのか、気になるところです。
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