2013/08/30/17:30 | ゲームレビュー

ピクミン3【レビュー・評価】12年経っての原点回帰!

48
ピクミン3/Wii U

2013年7月に発売されたWii U「ピクミン3」を今回はレビューします。
Wii U「ピクミン3」はピクミンを引き連れて戦う
AIアクションゲームシリーズの3作目です。

良いところ

130713-0626-41
段取りよく作業を進める気持ち良さ

ピクミンと言えば、段取りよく作業を進めるのが楽しいゲームです。
主人公を操作してピクミンを操り、壁を壊したり、橋をかけたり、
アイテムを運んだり、敵を倒したり・・・。これらの作業を限られた時間の中で
並行して進め、上手く行った時の達成感。これがたまらないんです!

130713-1026-57

前作の「~2」ではダンジョン探索がメインとなって
こういう楽しみ方が出来なくなっていたので、本作で原点回帰をしてくれて嬉しいです。
もちろん単に原点回帰をしただけでは無くパワーアップもしていて、
今作では新たなピクミンが2色追加されたり、3人の主人公を
切り替えながらプレイする事が出来るようになりました。

これらの新要素、新システムによってより並行作業の楽しさが増しており、
上手く行くと気持ちの良い忙しさを感じられます!複雑になりがちなので
あまり本編で主人公を切り替えるシーンはありませんでしたが、
後述のミッションモードでは頻繁にあって存分に楽しむ事が出来ました。

130716-1758-26
歯ごたえがある!

ピクミンは意外にも難易度が高いゲームです。
本作でもその路線は継承していて、新たな敵と出会ったら大抵は初見殺しに遭い、絶望します。
特に最後のボスと戦うまでは”恐怖”も味わう事が出来て、ドMにはたまりません!

こうして書くとライトユーザーは敬遠しそうですが、
その代わり救済措置も追加されていて、
いつでも好きな日からやり直す事が出来るようになりました。

例えば30日目をプレイしている時に生き詰まってしまったら、
15日目からやり直す事が出来たりとか。これまでは前日までしか
戻れなかったので、これはありがたい。逆に言えばこのような
救済措置があるからこそ、ここまで難易度を高めたとも言えそう。

130713-0639-30
綺麗なグラフィック

前作の時点でかなりのクオリティだったグラフィックは、さらにパワーアップしていました。
パッと見は大差ないんですが、遠くに見える物をぼかして表現したり、
より質感が細かくなっていて、臨場感がアップしています。

130713-0631-26

今作から新たにカメラモードと言う主観視点で辺りを見渡せるモードが追加されたんですが、
それで眺めているといかにポリゴンモデルがパワーアップしているのかが分かります。
これだけ沢山のピクミンを滑らかに表現出来るのは、Wii Uのスペックがあってこそです。

細かい欠片を1匹1匹のピクミンが運ぶようになったり、
大型生物が死体として残るようになり、運べるようになったのも
前作から地味に進化したポイントだと思います。

130717-1306-49
探索が面白い

本作には全部で5つのマップが用意されています。
数こそは少ないもののそれぞれ広大なマップとなっていて、
沢山のアイテムが散らばっていて探索をする楽しさがあるんです。

中には食料の他にも秘密のキーワードが書かれた「メッセージ」も
隠されていたりするので、それを意識して探すとより楽しめますよ。
あんまり探索に夢中だと制限時間が邪魔になって来ますが(汗)

130717-1347-41
ストイックなプレイをするのが面白い!

ピクミン3の目的は、与えられたミッションを進める事です。
しかし、未知の惑星を探索するために食料も確保しなければならず、
あんまりミッションクリアに戸惑っているようだとより多くの食料が必要になるんです。

本作はこういうシステムなのでその気になれば短い日数で
クリアする事も可能で、タイムアタック的な楽しみ方が出来ます。
一方で惑星をくまなく探索してフルーツをコンプリートするという楽しみ方もあり、
本編だけでも様々な遊びが詰まっていると思いました。

130713-0623-09
ミッションモードが面白い!

さらに「ピクミン」でストイックなプレイをしたい!
そんな方に向けて、本編とは別にミッションモードが用意されています。
ここには大きく分けて3種類のミッションが用意されていて、
それぞれ違ったストイックプレイが楽しめるんです!
ここからはそれぞれのミッションについての感想を書いて行きます。

お宝を集めろ!
⇒用意されたピクミンを誘導して各地に散らばったお宝を制限時間内に集めて行くミッション。
 全部で5つのステージが用意されているんですが、後半のステージほど
 先ほど触れた複数の主人公を切り替えながら作業をする場面が増えて、忙しくなります。
 本編ではそこまで主人公を切り替えるシステムを使用する事は
 無かったので、こちらで本領発揮と言ったところでしょうか。
 
 テイスト的には1作目にあったピクミンを増やして行くのが目的の
 「チャレンジモード」に似ているんですが、あちらほど攻略の自由度が高い訳では無く、
 その気になれば制限時間内に散らばっているお宝をすべて集められるのが残念。

原生生物を倒せ!
⇒ステージに散らばった原生生物を倒して得点を稼ぐミッション。
 「お宝を集めろ!」とは違ってピクミンは自力で増やして行かなければならず、
 そういう意味ではこちらの方が1作目の「チャレンジモード」に近いですね。
 原生生物を倒した時点で得点が入るので、そこは違いますが。
 こちらも全部で5つのステージが用意されています。
 マップは「お宝を集めろ!」の使いまわしですが。

巨大生物を倒せ!
⇒本編に登場するボス生物との戦闘を楽しめるミッション。
 こちらはスコアアタックでは無く、タイムアタックとして楽しむ事が出来ます。
 全部で6つのステージを用意。気軽にボス生物と戦いたい人向けのミッションですね。

このように全部で16ものステージが用意されており、
オンラインを通じたスコアランキングも楽しめるので、
やり込めば本編と同等かそれ以上に楽しむ事が出来ます!
1作目の「チャレンジモード」にハマった者としては、こちらの方が楽しめました。
攻略の自由度が1作目ほど高くなかったので、1作目ほどはハマりませんでしたが・・・。

130718-2027-50
ビンゴバトルモードが面白い!

本作には対戦モードとして、ビンゴバトルモードが用意されています。
これは4×4マスに表示された絵柄と同じアイテムを拠点まで持っていき、
先に一列揃った方が勝ちと言うルールのゲームですね。

ゲームパッドに表示されたマップを見ながらどう揃えて行くのか考える必要があり、
任天堂のゲームらしくお助けアイテムの要素もあって、こちらも結構楽しいです!
ステージは全部で12種類ありますが、いずれもストーリーモードのマップとは
異なるオリジナルマップで新鮮味があり、サブモードとしてはかなり力が入っています。

ある程度の腕がある人同士で無いと楽しめないのが残念ですが、
前作の「~2」と同じく対戦ゲームとして結構盛り上がるので、
条件を満たしていたらパーティゲームとしておススメです!

個人的に合わない&気になったところ

130714-0140-50
ピクミンがはぐれやすい

「ピクミン」と言えば、橋をよく作るゲームです。
これまでは作りかけの橋に近づけば自動でピクミンが作ってくれたんですが、
今作では各地にある橋から離れた「カケラの山」に
ピクミンを投げる事で自動で橋を作るようになりました。

ピクミンは橋が完成するまでカケラを運んで行ったり来たりするんですが、
その距離が遠いため、どうしても主人公と離れ離れになりやすいんですよね。
あと、ステージの高低差が前作よりもあるためピクミンが引っ掛かって
はぐれてしまうこともよくありました。主人公とピクミンが離れ離れなると
日没時にはぐれたピクミンが死亡するから、これは何気に困ります。

「妙にピクミンと離れ離れになるなー」と感じている場合、大抵はこれらが原因。
橋が完成するまでカケラを運んで行ったり来たりするピクミンの群れを見るのは楽しいので
一概に悪いとは言えませんが、快適性の面ではダウンしているように感じます。

130713-0658-43
隊列を操作出来なくなった!

これまでのシリーズでは、ピクミンの隊列をある程度操作する事が出来ました。
でも、今作ではそれが出来なくなっているんです。
代わりにピクミンが一斉に突撃するアクションや回避移動出来るアクションが
追加されているんですが、やはり隊列を操作出来ない事によってもどかしさを感じる事が出来ました。
ある程度移動していると足が遅い葉っぱピクミンとの距離が遠くなるので、
そういう時に隊列を操作出来ると良かったんですが・・・。

130714-0107-46
ロックオンが使いにくい!

今作から敵をロックオンする事が出来るようになりました。
でも、これちょっと使いにくいです。というのもロックオンを
する/やめるを選択した時にすぐ反応しないからです。
特にロックオンをキャンセルするまでの反応が遅い事によってちょっとイライラしました。

6f65700b.jpg
タッチ操作以外でマップをスクロールしたかった

TV画面をメインにプレイしている場合、ゲームパッドにはマップが表示されます。
マップを映してくれるのは便利ですが、タッチしないとスクロール出来ないのは面倒です。
何故スティックでスクロールできるようにしなかったのでしょうか?

あと、Wiiリモコン&ヌンチャクでプレイしていても
ゲームパッドの電池が切れたらプレイを中断させられるのも困ります。
Wiiリモコン&ヌンチャクスタイルでプレイしている場合ゲームパッドは
必ずしも必要ではないだけに、足を引っ張られている感じがしますね。

130716-0517-35
結果報告画面のテンポが悪い

本編の結果報告画面では、主人公が食料を食べる(飲む)シーンが流れます。
しかし、これが微妙に長くて毎回見ているとテンポが悪く感じるんですよね。
フルーツジュースの表現はリアリティがあるけど、スキップ出来るようにして欲しかった。


個人的に好きだった「~1」の路線に戻り、
その上に新要素が乗ったような感じで満足出来る作品でした。
本編を1周するだけだったらすぐに終わりますが、リプレイ性が高く、
サブモードもボリューム満点なので全体的には長く遊べる作品です。
快適性がダウンしていたり、ミッションモードが1作目ほど
攻略の自由度が高い訳ではないのが惜しかったけど・・・。

こんな人には特におススメ。
・ストイックなプレイをしたい人。
・段取りよく作業を進める気持ち良さを味わいたい人。
・1作目に挫折した人。

こんな人にはおススメできない。
・1周プレイだけで満足する人。
・同時に複数の事が出来ない人。

ピクミン3/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約20時間
※当ブログのゲームレビューの採点についての方針はこちら をご覧下さい。

※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

【人気ブログ】( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)【ランキングへ】
6646e5e1.gif

タグ ,
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする

初めての方もコメント大歓迎!何か伝えたい場合、お気軽にどうぞ(^o^)でも、荒らしや誹謗中傷コメントはご勘弁(>д<) 頻繁にされる場合、ログを取って法的な措置を取らせて頂きます。

コメント広場の住人(0)

コメントする

初めての方もコメント大歓迎!何か伝えたい場合、お気軽にどうぞ(^o^)でも、荒らしや誹謗中傷コメントはご勘弁(>д<) 頻繁にされる場合、ログを取って法的な措置を取らせて頂きます。

関連記事

風のクロノア 夢見る帝国【レビュー・評価】ダイナミックな2Dアクションからパズルアクションに変貌!
Goat Simulator(ゴートシミュレーター) 【レビュー・評価】制限のないところをどう受け止めるのかで評価が変わってくる作品
スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-【レビュー・評価】次世代JRPGを目指した惜しい作品
悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair【レビュー・評価】マルチプレイ前提の作り
ロボティクス・ノーツ【レビュー・評価】骨格は良いのに肉付けで台無しになった作品
シグマ ハーモニクス【レビュー・評価】少ない予算の中で色々と欲張ってしまった半熟卵
真・三國無双8【レビュー・評価】粗削りで評価が分かれそうな新シリーズ1作目!
Xboxハードで発売されたゲームのレビュー記事一覧
ファイナルファンタジーXV【レビュー・評価】オープンワールドという道具を使って男同士の友情を描いた新しいFF!
ファイアーエムブレム無双【レビュー・評価】キャラゲーとしては微妙だが、システムのコラボには成功!