2013/09/10/8:30 | M☆G☆Mコラム

誰に向けて売りたいのかよく分からないライトニングリターンズ

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ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII/PS3 /
Xbox360

11月21日に発売されるPS3/Xbox360「ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII」。
日本では一番売れたPS3ソフトである「ファイナルファンタジーXIII」の
続編の続編と言う位置付けの作品です。が、この作品。
ゲーム概要を見ていると誰に向けて売りたいのかよく分からないんですよね。

① ライトニングの物語が完結する作品。
② 新しいゲーム体験が出来る作品。

↑本作のセールスポイントはこの2点です。それぞれのセールスポイント自体は
魅力的なものだと思うんですが、これらを混ぜ込んだせいで
よくわからないタイトルになっていると思うんですよ。

「ファイナルファンタジーXIII」、「ファイナルファンタジーXIII-2」と
続いたライトニングの物語を完結させたいのは分かります。
でも、そんな作品を購入するユーザーが新しいゲーム体験を求めるのでしょうか?

・リアルタイムで時間が経過、時間によって世界が変化。
・オープンワールドのように昼夜の概念がある中でNPCが生活を営んでいる
・現実世界と連動
・自由度が高い。
・アクションゲームのような操作で攻撃や回避を行う、アクション性が高いバトルに変更。

↑本作のゲーム概要。こうして見ると次世代的なシステムで聞いていてワクワクするんですが、
一方では「これをお話が続いている3部作の最終作でやるかなぁ?」と思うんですよ。
3部作の最終作という事は、多くの人は前2作をプレイしないと楽しめないと思う事でしょう。

そのため本作のゲームシステムに惹かれて購入する新規ファンはほとんどいないでしょうし、
一方でこれまでのシリーズ作品を触れて来た人はシステムが変わって戸惑ってしまうかもしれません。
いくらゲームシステムが魅力的とは言っても、このゲームに期待するユーザーは
「完結するストーリー」に一番期待しているでしょうし。ぶっちゃけ過去作品の
システムにちょっと要素を追加しただけでも買う人は納得するのではないでしょうか?
「英雄伝説」シリーズはそうやって連作を出しているようだし。

目新しいシステムを作ったのは評価したいんですが、新規タイトルでやった方が良かった気がします。
せめて「ファイナルファンタジー」の新たな派生作品でやるとか、
前作と大筋の物語が繋がっていない続編でやるとかね。新規ユーザーには
めちゃくちゃハードルが高い、お話が続いた3部作の最終作でやるものではないでしょう。

このゲームを見ていると「目新しいシステムのゲームを作りたい!」、
「でも、新規タイトルでは売れそうにないからなぁ」、
「ライトニングの物語が完結する作品を作る事にするぞ!」
「そうだ!その作品で目新しいシステムを取り入れよう!」という開発者のエゴが見え隠れします。


それと本作の広告展開に関しても疑問を感じています。
先日週刊ファミ通に掲載されている本作の紹介記事を読んでいたら、
ライトニングさんの新コスチュームを前面に押し出していたんですよ。
なんだよこれ、キャラゲーだったのかよ・・・。

LIGHTNING RETURNS : FINAL FANTASY XIII | SQUARE ENIX

↑公式サイトに関しても開いたらいきなりワールドマップが表示されて「?」だし、
スクロールしてみると大量の専門用語が書かれたメニューがあって、
新規に売る気がゼロに感じました。


もうなんというか全体的にチグハグで、
「ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII」とはなんぞや?と思っています。
「ファイナルファンタジーXIII」は190万本以上日本で売っていましたが、
「ファイナルファンタジーXIII-2」は一気に90万本程度まで下がってしまいました。

おそらく「ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーXIII」は
この売上をさらに大きく下回りそうで、中堅タイトルレベルまで下がってしまうと思います。
現に周りで本作の話題をしている人はほとんど見かけません。

年末商戦の有力タイトルとして発売されますが、
現時点では埋もれる可能性が高そうな気がするなぁ・・・。
僕は発売日には購入せず、前作のように安くなったら手を出す予定です。
一応、前2作はプレイ済みですし、新システムが気になりますしね。

※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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