2018/03/21/7:00 | ゲームレビュー

ファークライ3【レビュー・評価】ステルスアクションの要素を取り入れた中毒性抜群の大自然オープンワールドFPS!

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ファークライ3/PS3 / Xbox360(Z指定)

2013年3月に発売されたPS3/Xbox360「ファークライ3」を今回はレビューします。

PS3/Xbox360「ファークライ3」は「ルークアイランド」と呼ばれる南の島が舞台のオープンワールドFPSです。

良いところ

自然がいっぱいの舞台

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眩しいぃぃぃ~!!!

本作の世界観は海外のフォトリアル系タイトルとしてはとても明るい世界観となっています。もう、眩しすぎるくらいw

それもそのハズ。本作の舞台は南の島ですから!

黄緑の葉っぱや草。水色に近い青空。強い日差し。

きれいな海。登場キャラクターたちの派手な服装。

灰色を基調としたフォトリアル系FPSが多いなか、本作は異彩を放っています!

地味な世界観のFPSはちょっと・・・

 
そう感じられている方は是非、本作をプレイしてみてください!他のFPSとは違って世界観が明るいので、移動をするだけで楽しめると思います。

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移動手段で特に良いなと思ったのが、ウィングスーツを使って高いところから滑空して移動できる事!

100メートルくらいの山から海岸へ滑空しての移動は気持ちの良い風が吹いて最高ですよ!

本作は一人称視点のゲームなので、なおさら気持ち良さを感じられました。

メインミッションではそんな島に隠された神殿を探索する事もあり、まるで「アンチャーテッド」シリーズのような冒険をしているワクワク感も味わえます。

やはり、ロケーションが魅力的だと楽しくなって来ますね!

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そんなワクワク感をさらに高めてくれるのが戦闘時などに流れるBGM!

いずれも「野生」「サバイバル」を彷彿させるようなノリのBGMなので、聴いているとなんだか力が沸いてきます。

普段は海外ゲームのBGMってあまり耳に入ってこないんですが、このゲームに関しては妙に印象的でした。

オープンワールドマップで寄り道をする楽しさ

一般的なFPSのキャンペーンモードはストーリー主導で一本道の事が多いです。

ところが本作の場合、FPSなのにオープンワールドマップを採用しています。

そのためメインミッションに沿って進むだけではなく、それを無視して様々な遊びをする事も出来るんですね。

宝探し、ミニゲーム、サブイベント、狩り、基地の制圧、電波塔の解放。

本作に用意されたサブ要素を軽く挙げてみました。

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素晴らしいのが、これらのサブ要素をこなす事でゲームを有利にするアイテムやお金が貰えるだけではなく、スキルのアンロックに必要な経験値が貰える事。

スキルをアンロックする事で新たな特殊能力が使えるようになり、戦闘能力が高まるので、経験値という概念によって行動する事に対する”見返り”をより受けられるようになりました。

経験値は敵を倒しても貰えるから、極端な話、そこらにウロついている敵を倒すだけでも見返りがあるんですよ。

しかもステルス攻撃やヘッドショットなどで倒すとより多くの経験値が貰えるので、高度なプレイをしたくなります!

このような成長要素が存在する事で寄り道をする楽しさがより生まれるようになっていて、気が付けば膨大な時間が過ぎ去ってしまいました!

オープンワールドマップである事の意義が明確に存在するので、単にマップを広くしている訳ではないんですね。

RPGでの寄り道が好きな人はハマるかも!?

ミニゲームが楽しい

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様々なサブ要素が存在する本作ですが、その中でも特に面白いのがスコアアタック形式のミニゲーム!

多くは制限時間以内に出現する敵を倒してスコアを稼ぐものなんですが、様々な特殊ルールによって差別化を図っていました!

例えばガトリングガンや手榴弾のみしか使えなかったり、撃つたびに別の銃に変わったりして。

高スコアを獲得する事で経験値が貰えるほか、スコアボードシステムも存在し、PS3/Xbox360フレンドの中で一番になると付近の岩に自分の名前が彫られるのでミニゲームとは言え燃えますよー!

ステルス性の高い戦闘が面白い

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ゲームの核となる銃撃戦は、普通に良く出来ています。

何より良いと思ったのが、ステルス要素!

最近のFPSでは敵に気付かれずに後ろからナイフで倒すステルス攻撃が当たり前のように出来ますが、本作ではそれだけではありません!

なんと、石を投げて敵の注意を逸らす事が出来たり、カメラを使って敵をマーキングする事が出来るんです!

上手く行けば大半の敵と銃撃戦をせずに済む事が出来るので、実は「メタルギアソリッド」や「スプリンターセル」的な楽しみ方も出来るんですよね。

操作性は「コールオブデューティ」シリーズに近い感じなのであまり戸惑う事はありませんし、FPSで重要な狙い撃つ楽しさもしっかりとあります。

そんなステルス要素が強い戦闘システムをより堪能出来るのが、各地に存在する敵基地を制圧するやり込み要素。

基地は好きな方面から侵入出来るほか、敵は当初プレイヤーの存在に気が付いていないため、ステルスで倒すのかゴリ押しで迫るのかを決める事が出来るんですね。

つまり、攻略の自由度が高く、試行錯誤する楽しさがあるので本編そっちのけてやり込みたくなるほどの楽しさがあります。

初心者に優しい機能がいっぱい

FPSと聞いたら難しい印象を持たれそうですが、本作は比較的初心者でも楽しめると思います。

まず大きいのが、「アサシン クリード」シリーズのように敵の目線が画面上に表示される事。

FPSって視界の狭さが初心者には厳しく、どこに敵がいるのか分かりにくい点がハードルを高めていると思うんですが、本作は目線の可視化によって分かりやすくなっているんですね。

ステルスアクションを重視しているからこのような機能を盛り込んでいるんだと思いますが、結果的に初心者への配慮にもなっていると思います。

それ以外にも以下のように初心者への様々な配慮が存在しました。

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・銃を構えるとある程度はアシストしてくれる。
・チュートリアルを閲覧出来る。
・建造物や人物、収集アイテムの資料も閲覧出来る。
・マルチプレイでは日本語音声でゲームの簡単なルールを説明してくれる。

このように様々な配慮がなされているので、ある程度の経験があれば自然と理解出来ると思います。

毒のあるストーリー

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ジェイソンが主人公のメインストーリーは、意外にも毒のある内容でした。

Z指定の作品らしく暴力表現がある事に加え、幻覚要素が存在し、主人公はだんだんと凶暴化していくので世界観とは真逆のテイストを持っています。

好みが分かれる内容だとは思いますが、見応えのあるストーリーです。

そんなストーリーが展開されるメインミッションは銃撃戦中心ですが、探索やステルス要素、カーチェイス要素を上手く盛り込んでいるため単調に感じる事はほとんど無く、ストーリー主導の一本道FPSと比べても遜色のない出来に感じました。

良く出来た協力プレイ

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本作には最大4人でプレイ出来る協力プレイモードが本編とは別に収録されていますが、こちらも良く出来ていました!

基本的には細長いマップをみんなで一緒に進んでいき、現れた敵を倒して行く内容なんですが、時には防衛戦や乗り物に乗ったミニゲームをプレイしたり、ストーリー性のあるムービーが挿入されたりして結構力が入っています。

6つしかミッションがないためおまけの域は出ていませんが、どれもそれなりに長く、たまにプレイする分には良いモードです。

嬉しいのが、オフラインのローカルプレイにも対応している事。

なので、友達が家に来た時には本作を一緒にプレイする事も出来るんですね。

シンプルだけど良く出来たマルチプレイ

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FPSと言えばマルチプレイ!

と言う訳で本作には他のプレイヤーと協力・対戦が出来るマルチプレイモードも収録されています。

用意されているルールは4種類。マップは8種類と他のFPSと比べたら少なめですが、アンロック要素、レベル要素など基本的な物は備わっており、銃撃戦の出来も良いので普通に楽しめました。

本作ならでは!と思ったのは、敵に倒された時ゲーム内の時間が止まってどこで撃たれたのかをカッコ良く表示してくれる演出とゲーム終了時に表示される倒した敵のグラフ表示と勝利画面。

勝利画面では負けたチームのプレイヤーが虐められるんですが、そんな痛々しくないし、ジョークも混ざっていて笑えるんですよ。

クリエイトでマップを作れる

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なんとマルチプレイのマップは自分で作る事が出来るんです!

それも単にオブジェクトを置けるだけではなく、マップのデコボコを細かく調整したり、自由に道を作ったりと自由度が高く、おまけとは思えないレベルだったりします。

本編だけでも十分なのにマルチプレイ、協力プレイ、そしてクリエイト機能まで搭載されているとは!?

いずれも質・量ともに凄く、まるで複数のゲームが一本にまとめられているかのようです。

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個人的に合わない&気になったところ

一部の分かりにくいマップ

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自然がいっぱいの「ルークアイランド」ですが、それが仇になっていると感じる事がありました。

徒歩でジャングルの中に入り、段差を使って高いところへ行こうとする時はどこが登れてどこが登れないのかイマイチ分からないんですよね。

本作は一人称視点のゲームで視界が狭いので、この辺はもう少し人工的に作って分かりやすさを出した方が良かったかもしれません。

やや移動が面倒

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「ルークアイランド」はとても広い島です。

徒歩で移動するには時間がかかり過ぎるのでそこらへんにある乗り物を使用したり、ワープを使ったりするのですが、乗り物はそんなに落ちていないし、ワープにしても敵の基地を制圧しない限りはほとんど使えないので、特に序盤は移動が面倒に感じます。

自然がいっぱいのマップなので、歩いているだけでも退屈はしませんが。

やや長いリトライ時のロード

リトライ時には30秒ほどの待ち時間があり、少し長く感じます。

しかもチェックポイントがあまり存在しないため結構前に戻される事も多く、ミスをしてしまった時のショックは大きめです。

同時期に発売された「コールオブデューティ」シリーズはリトライ時の待ち時間が非常に早く、チェックポイントも多かっただけにどうしても比べてしまう。

ステルス要素が強くて攻略の自由度は高いので、一度失敗しても次にプレイする時は別の攻略ルートで挑む事が出来て試行錯誤が楽しいんですけどね。

全体のまとめ

オープンワールドとしての楽しさ。FPSとしての楽しさ。

協力プレイとしての楽しさ。マルチプレイとしての楽しさ。

どれも高水準に収まっており、しかもボリュームがあるので長く楽しめます。

他のシリーズタイトルの名前を出させていただくと、「グランド・セフト・オート」や「アサシン クリード」のオープンワールド要素に「スプリンターセル」のステルス要素を取り入れ、「コールオブデューティ」の操作システムで上手くまとめたような作品。

ステルスアクションの要素を取り入れた中毒性抜群の大自然オープンワールドFPS!

こんな人には特におススメ。
・自然が好きな人。
・ステルスアクション好き。
・オープンワールドアクション好き。
・FPS好き。

こんな人にはおススメできない。
・自由度が高いゲームが苦手な人。
・暴力表現が苦手な人。

ファークライ3/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約25時間


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コメント広場の住人(4)

  1. hanataka より:

    この作品は、苦手なFPSを楽しめれて、面白かったですねぇ♪

    途中、画面一杯の巨大な敵と戦う時は恐怖を感じましたね。僕、巨大な仏像等が超苦手なので……(笑)。

    この作品を楽しめれたんで、Ps3版のファークライ4ベスト版買ってます……まだプレイしてないんですが。

    今は「トロピコ5DLC全部入り」を遊び初めました。チュートリアルで遊び方を覚えてる段階です!

    • kentworld より:

      この作品はFPSでも楽しめた感じでしょうか?

      そう言えばメインストーリーでは大仏みたいなボスがいましたよね。あれは印象的でした。また戦いたいな♪

      ファークライ4は順当にパワーアップしていました。今作が好きでしたら楽しめると思います♪

      今度はトロピコ5ですか!?僕は未プレイですが、中毒性が高いようですね。

  2. Koji より:

    敵基地を完全ステルスで制圧するのに執念を燃やしていましたね。遠距離から狙撃して敵を減らしていくのも楽しかった…。敵基地が少なくなってくると寂しさを感じましたw
    あとは鉄塔を昇るのもイライラしつつ楽しんでました。今だと「リーバルトルネードねーのかよ!」となるかもしれませんがw

    • kentworld より:

      敵基地の完全ステルスは熱いですよね!当時はメタルギアソリッドVも発売されていなかったので、あの高い自由度のステルスアクションは印象的でした。

      鉄塔の解放もつい、やりたくなってしまいますよね♪リーバルトルネードは便利過ぎるw ってそれはBotWだ!w

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