2018/02/21/7:00 | ゲームレビュー

星のカービィ【レビュー・評価】誰でもクリア出来るよう徹底して作られた入門用2Dアクションゲーム!

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1992年4月に発売されたGB「星のカービィ」を今回はレビューします。

GB「星のカービィ」は人気2Dアクションゲームシリーズの記念すべき一作目です。

あの「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズで知られる桜井 政博さんのデビュー作でもあります。

良いところ

初心者対策になっているホバリングアクション

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2Dアクションゲームは難しくてクリア出来ない!

当時、そんな人は山ほどいたと思います。

というのも1992年当時の2Dアクションゲームはアーケードゲーム的な作り方をする作品がまだ目立っていて、基本難易度が高いのはもちろん、ゲームオーバーになったら1面からやり直しという鬼仕様の作品もあったからです。

おまけにストーリー性も低く、今ほどゲームクリアに重点が置かれていませんでした。

しかし、一度くらいはゲームをクリアしたいと思うのも人情です。

そんな中で発売されたGB「星のカービィ」は2Dアクションゲームでありながらも誰でもクリア出来るようになっていました!

特筆したいのが、ホバリングアクション!

主人公のカービィはある程度自由に空を飛ぶことが可能なので、マリオとは違って穴に落ちる心配がなくなったんです!

多くの2Dアクションゲームではジャンプをして次の足場に飛び移って行きますが、それには助走をしてタイミング良くボタンを押さなければならず、初心者に厳しいものだったので、本作ではその点に気がついてホバリングアクションを加えたんですね。

「スーパーマリオブラザーズ」のジャンプアクションに馴染めず投げ出してしまった人にこそ本作はおすすめです!

絶妙な難易度調整

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ホバリングアクションなんか追加されたらずっと飛んでいれば良いんじゃないか?

そんな声が聞こえてきそうですが、実際にはそうはいかず、空を飛んでいると数多くの敵が邪魔をしてくるので吸い込み&吐き出しアクションを駆使して戦う必要が出てきます。

このように本作は簡単のようで”そこまで”簡単では無いバランス調整となっていて、「スーパーマリオ」以上に幅広い層が楽しめるアクションゲームです。

また、難易度の階段作りも上手く、例えば最初のステージでは高い山を作ってプレイヤーにホバリングアクションの必要性を理解出来るように仕組んでいたりと、ユーザーの心理をよく考えられて作られています。

シンプルだけどよく出来たアクション

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カービィと言えばコピー能力!

近年の作品に慣れているとそう感じてしまう人も多いと思います。

しかし、シリーズ1作目となる本作ではコピー能力はありません。

使用出来るアクションは「ホバリング」「吸い込み」「吐き出し」くらいしかないので、今プレイすると非常にシンプルです。

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「そうなると単調になるんじゃ?」とプレイする前は思っていたんですが、逆にコピー能力が無い事によってゴリ押しプレイが出来ず、ヒット&アウェイ戦法を強制させられる作りでその手のアクションが好きな僕は気に入りました。

また、無敵になってダッシュして行くエリアやシューティングゲーム形式のボス戦、炎攻撃で無双して行くエリアなど単に飛んで敵を倒して行くだけでは無く、ステージにバリエーションがあるのも好印象です。

上級者も手応えを感じるエクストラモード

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一度ゲームをクリアするとエクストラモードに行ける裏技を教えてもらえます。

このエクストラモードなんですが、非常に難しいです!

ステージの構造こそは通常モードと同じなんですが、ダメージ数の倍増、敵の高速化、ボスの攻撃パターン増加、新しい敵の追加によって難易度が跳ね上がっています。

カービィなんか軽っちょ軽っちょ♪

 
さっく~のように通常モードを楽勝にクリアしたゲーム上級者はぜひ、エクストラモードに触れてみてください!

ちなみにこのモードをクリアしても良い事があるので、まだまだ楽しめますぞー!

個人的に合わない&気になったところ

ステージ数が少ない

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本作に収録されているステージは、たったの5つです。

それも1ステージにかかる時間は5分程度なので、1周クリアに1時間もかかりません。

しかも最終ステージの大半はそれまでに戦ったボスとの再戦で占められているため繰り返しプレイしている感もあります。

これではいくらエクストラステージがあるとはいえ、あまりにもボリューム不足です。

1992年当時の基準から見ても、コンパクトすぎる内容。

ただ、これだけ短くて程良い難易度調整だからこそゲームクリアをしやすくなっているのも確かで、誰でもエンディングが見られる入門用アクションゲームとしてみると利点にもなると思います。

アクションゲーム未プレイの方は本作でデビューを果たしてクリアする達成感を味わってください!

全体のまとめ

非常に丁寧な作りで、アクションゲームのお手本とも言える作品。

今となっては驚くほどコンパクトな内容でコピー能力もありませんが、誰でもクリア出来るよう徹底的な配慮がなされていますし、クリア後は上級者も唸る高難易度モードが用意されているので、当時のゲームボーイ市場のニーズを満たした作品ではあると思います。

誰でもクリア出来るよう徹底して作られた入門用2Dアクションゲーム!

こんな人には特におススメ。
・アクションゲーム初心者。
・カービィの原点が知りたい人。

こんな人にはおススメできない。
・コストパフォーマンスを重視する人。

星のカービィ/お気に入り度【50/100%】
プレイした時間・・・約2時間


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コメント広場の住人(20)

  1. マージ より:

    このカービィは、何回もプレイしましたね(^^)
    というより、このカービィ以外は、クリアしたことありません。

    ボリュームそんな少なかったかな?
    当時は子供だったから、あまり感じなかったですね。

    デデデ大王の音楽が、大好きでした☆

    • kentworld より:

      このカービィが唯一クリアされた作品ですか!?

      さすがゲームボーイ好きだけあって、当時発売された作品を色々網羅していますね~

      デデデ大王はお馴染みのキャラクターですが、1作目から活躍していました。

  2. 街毛 より:

    懐かしいなぁ。それこそ幼稚園とかのレベルだったかな。クラッコに勝てなくて飽きたとか本当下手だった笑

    Wiiのコレクションでしたらこんなに簡単だったんだと逆に驚きました。

    • kentworld より:

      幼稚園の頃にプレイされていたんですね~。

      Wiiのコレクションでリベンジした時はゲームの腕が大幅に上がっていたようで、成長を実感できた作品になるのかな?

  3. koji より:

    星のカービィは大好きですね。
    子供の頃プレイしたアクションゲームは高難易度のものばかりでほとんどクリアできない中、このソフトは低難易度でクリアまでいけるのでお気に入りでした。
    考えてみると、マリオランド2とか、アクションゲームはそこまで難易度が高くない方が自分は好きなのかもしれません。

    • kentworld より:

      同時期に出たソニック・ザ・ヘッジホッグやスーパーマリオUSAは激ムズでしたもんね~。

      そんな中で発売された本作は比較的簡単にクリア出来ますので、重宝されたと思います。サクサククリア出来ることの気持ち良さってありますよね。

  4. ホンマ☆トモフミ より:

    カービィ1といえば、あの桜井さんの記念すべきデビュー作ですね!
    一作目ということもあって、まだ世界観もなんでもありだし、ボリュームも今やると当時の価格だと非常にボリューム不足ですが、その分キャラクターはみんな印象に残りやすいキャラが多く、コピー能力がないからこそのシンプルさが本作にはありますね(^^)
    今だと去年でた「すいこみ大作戦」が本作の面白さを味わえますね!
    僕もオススメ度は3DSのVC版(¥400)を考慮しても☆4ぐらいです。
    申し訳ありませんが、僕はその次回作の「夢の泉の物語」派です(^^;;

    • kentworld より:

      はい!シンプルだからこそ本質をつかみやすく、実際、本作でカービィのアクション性の良さを実感することが出来ました!

      1作目って今となってはシンプルで物足りないことが多いけど、ルーツを知るには良いと思いますね~。

      今度レビューする予定ですが、次回作では大幅にパワーアップしていて驚かされますw

  5. JINO より:

    任天堂の看板作品の一つカービィシリーズの第一作ですね
    初作ながらバランス調整は丁寧で遊びやすかったです
    ちょっと短いのが難点ですけどバリエーション自体は
    そこそこあるのでそんなに単調さは感じられなかったですね
    あとステージ開始前のデモムービーが地味に好きだったりします
    本作のポップな世界観をよく表現してますしね

    • kentworld より:

      シンプルでステージ数は少ないですが、それぞれの差別化はしっかりと図られていて無駄を極力注ぎ落とした作品に感じました。

      ステージ開始前のデモムービーといい、この頃から桜井さんの遊心が作品内に詰まっていますよね!

  6. ☆☆☆☆☆ より:

    同い年のゲーム故発売当時の感覚はわかりませんが、クリアできるところまでがその人にとってのゲームのボリューム。それが当たり前だったと思われる時代にこれだけヒットしたわけですから、画期的な作品、及び考えだったのでしょうね。DS・wii時代を先取りしてたとも言えるでしょうか?

    コピー能力こそありませんがアクションやUIは勿論、クリア後のお楽しみである二周目要素やアレ♪、カタチこそ違えどボスラッシュもありますし、シリーズの基礎が既にここまで出来ていたのかとプレーして関心しましたね。

    後のシリーズでは二本に増えたり走ったり飛んだりしてるウイスピーですが、個人的にはこの初代のEX版が最強ですw スターアライズでもまたなにかやってくれないか楽しみですね。

    • kentworld より:

      >クリアできるところまでがその人にとってのゲームのボリューム

      本当に1992年当時の2Dアクションゲームはそんな感じでした。

      同時期に発売されたソニック・ザ・ヘッジホッグやスーパーマリオUSAはゲームオーバーのコンテニューがなくなったら最初からやり直しでしたからw

      ある意味、DS/Wii時代を先取りした作品ともいえますね。

      シンプルでステージ数は少ないですが、今の作品に繋がる基礎は言われてみるとこの頃から含められていて、実は凄い作品なんだなぁと思います。

      ウイスピーはステージ1のボスとしておなじみですが、毎回、趣向を凝らした攻撃をしてきますよね。スターアライズでは何を企んでいるのでしょうか?笑

  7. y.crash より:

    カービィの初代はゲームボーイ版でまだ所持してますぞ~。まだ起動できます。

    すっごい遊んだナァ・・・エクストラモードで体力を1にしたり、死なずにどこまで行けるかとか。
    スタートのポーズで放置してるとカービィが動くって有名ですかね?
    今やると操作がかなりゆったりしてる上に判定が微妙に広い(特にエクストラモードのカブーラー戦はすごい苦戦)ですしw

    確か開発に「ツインファミコン」を使ったみたいですね。
    普通じゃあり得ないらしいです・・・マジかwww

    • kentworld より:

      物持ちが良いですね!と言うか、この作品もしっかり手を出しているとはさすがです!

      エクストラモードはかなりやり込んでいそうですねw

      スタートのポーズで放置してるとカービィが動く。それは知りませんでした!今度、試してみます!w

      開発にツインファミコンとは凄い逸話だw

      他にもHAL研究所の倒産危機を救ったとか本作のエピソードは色々ありますよね

  8. KA より:

    3DSバーチャルコンソールで初プレイしました、一作目はコピー能力が無かったりステージも少なめでしたけど、ホバリングや吸い込みといった基礎的なものはこの頃からありました、当時シリーズ本編はスパデラしかプレイしたことがないのでシリーズの原点を知ることができました。

    エクストラステージは記憶力と反射神経が物をいわすような感じでかなり歯ごたえがありました、ゲームオーバーになってもゲームオーバーになったステージの最初に戻されるくらいでしたのでリトライも容易でした。

    • kentworld より:

      本作とスパデラを比べると、どれだけ要素が追加されたのかよくわかりますよね~。

      スパデラだけではシリーズの真骨頂が分かりにくいので、本作をプレイ出来たのは良かったと思います。

      エクストラモードの難易度は高いことで有名ですよね!

      この記事のコメント欄を見ても分かるようにゲーマーでも苦戦しているようで侮れない作品ですw

  9. ホロウダイン より:

    プレイ時間2時間ってことは、最近プレイされた感じですか?
    エクストラステージは難しかったです。最終面で力尽きてしまいました。
    ボリュームは少ないですが、アクションゲームとしての出来がしっかりしてるので夢中でプレイしましたね。

    • kentworld より:

      プレイしたのは5年ほど前になります。

      エクストラモードはホロウダインさんも苦戦されたようですねw

      ゲーマーにとってはエクストラモードからが本番と言っても過言ではありません。

  10. AVC-M370 より:

    いや初代カービィと夢の泉は両方で1つの本編だろう。
    まあ大げさだがね。
    初代カービィはキャラクターを操作する事に主眼を置いていると言う見方は同意だな。
    クリアまで楽しめればそれなりに腕も身につく上に、面白いという印象を与えて残す。
    その上で夢の泉においてトランスフォームを組み込むとどうなるか?と言う期待感から購入へのアプローチになる。
    後はまあ夢の泉がファミコンでは上質なカラーだった事も魅力的ではあるな。

    個人的にはどちらもカービィであり、どちらが欠けてもカービィでは無い。
    夢の泉までのそれが1つの本編と言う印象。
    それよりもカービィの顔が変わってしまっているのが一番気になるかね。

    • kentworld より:

      あまりにも短いので、次回作とセットで1つの作品が完結されている感はあります。

      まあ、ゲームボーイとファミコンという組み合わせは当時としても不思議だったと思いますがw

      次回作ではコピー能力など様々な要素が追加されるので、そのためのステップアップとして本作は存在するような気はします。

      まあ、開発当時は次回作を出せるなんて保証は全く無かったと思いますが・・・

      夢の泉の物語も近いうちにレビューする予定です。良い記事が書けそうなので、期待していてください!

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