2012/11/03/18:30 | M☆G☆Mコラム

もうすぐ発売から1年!PSVITAのこれまでを振り返る

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本日は初代プレイステーション生誕18周年記念日ですが、


プレイステーションヴィータ(以下、PSVITA)も、


もうすぐ発売から1周年を迎えるんですよね。


というわけで今回の記事ではPSVITAの1年を振り返ってみたいと思います。




▼衝撃の発表!

PSVITAは2011年1月27日。SCEの発表会


PlayStation Meeting 2011」で電撃発表されました。


当初はPSVITAではなくコードネームの「NGP/Next Generation Portable」と呼ばれ、


プレイステーションポータブル(以下、PSP)の後継機として華々しく登場。


PS3を少し下回るくらいの、携帯機としてはズバ抜けた


スペックや3G機能、背面タッチパッド機能などがウリとして発表されました。




丁度前世代機であるPSPが「モンスターハンターポータブル3rd」の


影響で勢いに乗っていた時期だったのでネット上での話題性は半端なく、


個人的にも凄く期待していたなぁ。その一方で、携帯機としては


あまりにも高性能なため、価格は一体いくらになるのかという不満もありました。


当時ニンテンドー3DSは25,000円として発売するところだったので、


確実にそれよりは高くするだろうと思っていましたからね。


関連記事:【速報!】PSPの後継機(コードネームNGP)が発表!
 




▼まさかの低価格!



それから約半年後の2011年6月7日。E3のSCEカンファレンスで


PSVITAという正式名称が発表され、価格も発表。


その価格は、3G/Wi-Fi版が29,980円。


Wi-Fi版が24,980円と、なんとWi-Fi版は当時の


ニンテンドー3DSよりも20円安い価格だったのです!




ご存知の方も多いと思いますが、3DSとPSVITA。


単純なハードパワーでどちらの性能が良いかと言われると、


圧倒的にPSVITAなんです。それだけに、この価格には驚きました。




丁度3DSもその頃はソフトが揃わず、震災の影響や


価格によって販売が伸び悩んでおり、さらには開発中止のタイトルも


出てきて悪いムードがあったので、必然的にPSVITAへ期待が集まっていましたね。

その後もPSVITAはPS3ソフトの移植が容易である点。


大迫力のAR機能。参入メーカーの多さなど様々なプラスポイントを発表。


ここまでは本当に良かった。本当に。しかし・・・。


関連記事:NGP(PS VITA)Wi-Fi版の価格はまさかの24,980円!SCEカンファレンスまとめ
 




▼発売日発表、ロンチタイトル発表でやや曇り行きが怪しく?

2011年9月14日、PSVITAの発売日が同年の12月17日であることが発表されました。


また、同日に発売されるタイトルが26を超えるとアピール。


ここだけを見ると素晴らしいものだったんですが、そのラインナップが小粒な上に


その前日、同年8月13日に価格を10,000円下げたニンテンドー3DSで


超が付くほどの話題作「モンスターハンター4」が発表されてしまったため、


どうしてもインパクトに欠ける印象でした。




それでもユーザーの期待度は依然として高く、


同時期に開催された東京ゲームショウ2011のSCEブースは


PSVITA目当ての行列が発生。予約も好調で、


特にWi-Fiモデルは多くの店で予約を締め切っていました。


関連記事:【速報!】PS Vitaの発売日が決定!他SCEカンファレンス情報まとめ
  




▼出足こそは良かったが・・・

そして2011年12月17日、PSVITAは発売されました。


発売2日間の売上は約32万台。ニンテンドー3DSをやや下回る出足でしたが、


前ハードのPSPを大きく上回る出足で、スタートダッシュは好調と言えました。




しかし、翌週の販売台数はクリスマス週なのにも関わらず約8万台までダウン。


それ以降も勢いは続かず、3週間後の週間販売台数は1.5万台までダウン。


それから3ヵ月ほどは「テイルズ オブ イノセンス R」、


「ラグナロクオデッセイ」、「グラビティデイズ」などの中堅タイトル発売によって


1万台前後をキープしていましたが、好調とは言えない状況でした。





その状況を打破すべく2012年6月には「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」という


話題作や新色を投入。週2~3万台ほどの水準まで持ち直しましたが、


一過性のものに終わり、同じく2012年8月に発売された


「初音ミク -Project DIVA- f」でも多少持ち直す程度で効果は続かず、


2012年11月に入ってからはなんと週に5,000台前後しか売れないと言う状況に。




年末にもこれといって大きな注目作は無く、


この年末、PSVITAはほぼ完全に他のハードによって


存在をかき消されそうな状況となっています。




▼1年を振り返って・・・



個人的にはPSVITAを発売日に買って「グラビティデイズ」、


「レイマン オリジン」、「初音ミク -Project DIVA- F」、「Dokuro」、


「王と魔王と7人の姫君たち ~新・王様物語~」などの良作に出会い、


それ以外にも10数本のソフトを購入し、凄く満足しています。




近いうちに2012年マイベストゲームランキングを発表しますが、


おそらく上位には数多くのPSVITAソフトを入れると思う。


PSVITAは良いハード。良いハードだとは思うんですが、商業面に目を移すと、


この1年でハードメーカーのSCEは売り方が絶望的にダメだなと思いました。





「モンスターハンター」シリーズの最新作をPSVITAで未だに持って


来れていない事はもちろん、3Gモデルの魅力を出せていないにも


かかわらず3Gモデルを無駄に推したりとか、年末に何も自社で


有力タイトルを発売できず、そのくせTVCMでは「ソーレソレソレ」、


「今買わねーバカがいるかよ!!」などと謎のキャッチフレーズを


流したりとか、やっていることが滑りまくっているんですよね。




海外でも大苦戦していますし、発売1年目を


対3DS。対スマートフォンという見かたをすると、


完敗といっても過言ではないですね。




ただ、過去にも何度か書いたように、プレイステーションプラットフォームは


ハードに秘められたポテンシャルが高いため発売初期の


立ち上げには苦労するものの、その後巻き返すケースが多いので、


発売1年目で失敗を決め付けるのは早計だと思います。




来年はヴァルハラナイツ3、ファンタシースターオンライン2、


閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-、ソウル・サクリファイス、


朧村正、フォトカノKiss、テイルズ オブ ハーツ Rなどの


中堅タイトルが早い段階で発売されますしね。


関連記事:大器晩成なPSハード
 




もう少し長い目で見る必要だとは思っている・・・けど、


一方では過去のPSハードほど巻き返すのは容易ではないとも思っています。


というのもPSVITAはPSPのようにメディアプレイヤーとしての


需要がスマートフォンによってほとんどなく、


本体すらも売れておらず、海外でも大苦戦中だから。




PSPも最初はソフトがほとんど売れておらず、好調とはいえなかったんですが、


メディアプレイヤー目的で本体だけを買う人が多かったため、


ハード売上は好調だったんです。その後「モンスターハンターポータブル」が


まさかの大ブームとなり、ソフト売上もハードに追いついてきたんですが、


PSVITAの場合はまずハード自体を売らないといけませんからね・・・。




ハードメーカー自身が切り札を使いまくってバカ売れしている


ニンテンドー3DSの勢いが弾切れによって落ちてきた時が


PSVITAのチャンスとも言えそうですが、今はスマートフォンやタブレットでも


ゲームが出来る時代なだけに、どうなるかは分かりません。


個人的にこのハードは気に入っているので、頑張ってもらいたいところですが。


※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら
 何か分からないゲーム用語を見かけたら
こちら をご覧ください。

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