2012/12/12/18:30 | M☆G☆Mコラム

祝!PSP発売8周年!~PSPのこれまでを振り返る~

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本日はプレイステーションポータブル(以下、PSP)の発売8周年記念日!

PSP自体の役割もそろそろ終わってしまいそうですし、


今回の記事ではPSPのこれまでを振り返ってみたいと思います。




▼SCEが携帯ゲーム機市場に殴りこみ!



PSPが発表されたのは、今から約10年前の2003年5月。


32ビット型のCPUを二つ搭載。メインメモリーは8MB。


1.8GBを誇る独自規格の光ディスク、UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)が


採用された究極のゲーム機として発表され、


インターネットブラウザー機能やメディアプレイヤー機能、


システムアップデート機能などを搭載していることも特徴となっていました。




性能的にはプレイステーション2(以下、PS2)に少し劣るくらい。


当時主流となっていた携帯ゲーム機はスーパーファミコンと同等の


スペックを持ったゲームボーイアドバンス(以下、GBA)だっただけに、


一気に携帯ゲーム機のレベルが2世代分アップした事は衝撃的でした。




当時の任天堂は事実上GBAの後継機となった


ニンテンドーDSを発表しておらず、据え置き機ではSCEのトップシェアを


奪われていたため、このまま携帯機市場もトップシェアを


奪われてしまうのではないかと当時は言われていたものです。M☆G☆M+etc...




▼2004年12月12日、ついに発売!  



それから約1年半後、PSPはついに発売されました。


丁度10日前には任天堂の新型携帯ゲーム機、ニンテンドーDSが


発売されていたので、当時は任天堂とSCEの直接対決!と良く報道されていたものです。




しかし、PSPは初回出荷が少なく発売当初は入手困難で、


初動はニンテンドーDSの方が高めとなりました。年が明けてからは


ニンテンドーDSを上回る販売ペースとなりましたが、ここで様々な問題が!?




▼PS2とソフトラインナップの差別化が図れず、ソフトは売れず



前述の通りPSPはPS2に少し劣るくらいのスペックを持っていたため、


特に初期はPS2で発売されたタイトルの移植作が目立ちました。


当時の時点でPS2レベルのゲームを携帯機で遊べるのは


確かに素晴らしいことだったんですが、当時PS2はまだまだ現役で、


移植作品中心のラインナップではあまり多くの方は


振り向いてくれず、PS2で済ませてしまったんです。




そのためPSPではあまりソフトが売れず、メディアプレイヤーとしての


購入が目立つという、ゲーム機らしからぬ状況でした。


また、発売初期は不良品がチラホラ出てきており、その辺も問題になっていましたね。




そうこうしているうちにニンテンドーDSではヒット作が続出して


社会現象を巻き起こしていました。本体が売れているから


まだ良いものの、PSPにとってあまり良い状況とはいえませんでしたね。


しかし、そんなPSPにもキラータイトルが誕生するのでした。




▼モンスターハンターポータブルが発売!



2005年12月1日、PSPで「モンスターハンターポータブル」が発売。


この作品はPS2で発売された「モンスターハンターG」をPSP向けにリメイクした作品で、


当初はよくあるポケットPS2的なタイトルとして見られていました。




が、PS2版「モンスターハンター」ではマルチプレイをするのに


インターネット接続やマルチマッチングBB契約が必要でハードルが高い一方、


PSP版は本体とソフトさえ持ち寄れば簡単にマルチプレイが可能だったんです。




ご存知のように「モンスターハンター」シリーズは


みんなで耐久力がモンスターを数十分かけて倒すのが盛り上がる作品なので、


「モンスターハンターポータブル」の楽しさは中高生を中心にジワジワと広がって行きました。




▼モンハンがPSPを救う!



モンスターハンターポータブル」がジワジワと人気を広めていったのは


良かったんですが、相変わらずPSPではそれ以外のソフトがあまり売れず、


普及台数が伸びているのにも関わらずPSPで2作目となる作品は


前作から売上を落としている作品も目立ちました。




本体の販売ペースも少しずつ落ち着き、発売タイトルも減って


このままPSPはフェードアウトしてしまうのか?そう思っていた矢先に


「モンスターハンターポータブル2nd」が2007年2月に発売。




モンスターハンターポータブルでジワジワ広がっていた人気が


ここで大爆発して、瞬く間に売上100万本を突破。


さらに2007年9月には薄くなったPSPの新モデルPSP-2000と


人気タイトルの「クライシス コア ファイナルファンタジーVII」を投入。


1週間で25万台を超えるほどの販売台数を記録しました。


少々危険な状況だったPSPですが、この時点で一定の地位を獲得していましたね。




▼マルチプレイゲームがブームに! 



2008年3月には「モンスターハンター2nd G」が発売。


「モンスターハンターポータブル2nd」のアップグレード版なのにも関わらず


「モンスターハンター2nd G」を大きく上回る爆発ぶりを見せ、


売上は廉価版を含めて400万本を突破するほどの爆発的ヒットになりました。


さらにこの頃には各社も携帯機でのマルチプレイタイトル人気に目をつけ、


「モンスターハンターポータブル」の2匹目ドジョウを狙ったタイトルが増えてきたものです。




2008年10月には新モデルとなるPSP-3000が早くも発売。


PSP-2000から僅か1年での新型発売だったため


PSP-2000ほどの爆発はしませんでしたが好調で、


同時期には国内での累計販売台数が1,000万台を突破しました。




▼デジタル化の先駆けとなった?PSP goが発売!



2009年11月1日には新モデルのPSP goが発売。


こちらの新型は少々特殊な仕様でUMDドライブを省いた代わりに


16GBのフラッシュメモリを搭載しており、


ダウンロード販売のタイトルしか利用できませんでした。




そのためハードルが高くてあまり売れませんでしたが、


今後確実に広がっていくであろうパッケージタイトルデジタル化


先駆け的存在のハードにはなりましたね。




▼深夜アニメ、乙女向けゲームの発売も定着!



PSP後期を語る上で外せないのが、深夜アニメ、乙女向けゲームの充実。


「モンスターハンターポータブル」によってPSPは男子中高生に特に人気が高いため、


ユーザー層が被る深夜アニメを題材にしたゲームも徐々に増えて行きました。


今では深夜アニメのゲーム=PSPという方程式が成り立つほどw


その中では中ヒットレベルのタイトルも出てきて、市場を盛り上げていましたね。




また、この辺は良く分かっていませんが、「薄桜鬼」のヒットによってか


PSPでは乙女向けゲームの発売が今でも目立っています。


こちらはニッチな市場なので大ヒット作はほとんど現れていませんが、


いつの間にかPSPでは乙女ゲームの発売も定着しました。




▼2011年にはついに市場の中心的ハードに!



2010年12月には前作から約2年半ぶりのPSP向け新作となる


モンスターハンターポータブル3rd」が発売。2年半の間に


ますます「モンスターハンター」をプレイするユーザーが増えていたため


空前の大ヒットとなり、発売からすぐに売上400万本を突破。




PSP本体も飛ぶように売れ、2011年初頭には


本体が品薄でなかなか買えない状況が続きました。


当時は流石にニンテンドーDSも下火で、発売されたばかりのニンテンドー3DSも


思うように売上を伸ばせていなかったので、市場の中心はPSPに。


発売7~8年目でようやくライバルだったニンテンドーDSを


上回るソフト市場・ハード市場を手にしました。








それからニンテンドー3DSに人気が付き、後継機となるPSVITAが発売になったため


流石に今は勢いを落としていますが、2番手ハードとしての常識を打ち破り、


ニンテンドーDSと共に携帯機市場を盛り上げ、日本のゲーム業界を


携帯機志向に変えたゲーム機として、今後も語り継がれることでしょう!


少々モンハン頼みだったのは否めませんが、日本では成功したゲーム機だと思います。

※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら
 何か分からないゲーム用語を見かけたら
こちら をご覧ください。

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