2014/01/13/17:30 | M☆G☆Mコラム

ファイナルファンタジーX HDリマスターをプレイして思い出したPS2時代のゲーム観

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最近、原作が12年前に発売されたPS2「ファイナルファンタジーX」のHDリマスター版を遊んでいます。
それでこのゲームをプレイしていると思い出すのがPS2全盛期です。
もう10年以上も前なので忘れかけていましたが、
PS2時代は今とは色んな意味でゲームの価値観が異なっている事を思い出しました。
今とは何が違うのか?ここからはその点を具体的に書いて行きます。

▼コンシューマーゲームがカッコ良かった時代

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プレイしている事をアピールしたいゲームと、そうでないゲーム。
PS2時代は前者のゲームが多かった気がします。というのもこの時代のコンシューマーゲームって、
スタイリッシュなイメージを前面に出した作品が目立っていたんですよ。

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ファイナルファンタジーX」はその典型的な例。
主人公のティーダなんかは思いっきり渋谷系の兄ちゃんを参考にした見た目で、
金髪、色黒、シルバーアクセサリーなど特徴がチャラ男っぽいですし、
喋り方にしても分からない事があったら「あぁん?」といったり、
「ッス」が口癖だったりして今風の若者っぽく、背伸びしたい人から見るとカッコ良く見えます。
こんなキャラクターを主人公にするって、今では考えられないですよ!w

プレイするユーザーも、子供以外に渋谷系の若者が多いイメージでした。
ダボダボのズボンにニットキャップを被った兄ちゃん。
ミニスカートを吐いたショートヘアーで茶髪の姉ちゃん。
そんな人たちが家に帰ったらPS2のゲームで遊ぶ。
僕はそんなイメージを持っていて、純粋に「カッコ良いなぁ」って思っていました。
当時の僕は思春期で、背伸びしたい年頃でしたからね。

正直なところ、今の渋谷系の若者がコンシューマーゲームをプレイする
イメージがあまり思い浮かびません。せいぜい「バイオハザード」、「メタル ギア ソリッド」、
「龍が如く」、「ウイニングイレブン」シリーズくらいなんじゃないですかね?
そういう人たちは今ではスマートフォンでの軽いゲームをメインにやっている気がする。
ギャル男系ファッション誌の「Men’s egg/メンズエッグ」辺りで、
読者がどんなゲームをプレイするのか調査して欲しいです。

▼アニメのようなゲームよりも映画のようなゲームが強かった時代

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PS1時代から綺麗なCGムービーが収録された作品が人気を集める傾向にありました。
PS2時代に入ってからはそれがさらに加速して、
容量が増えたおかげで沢山の美しいムービーを収録できるようになり、
まるで映画を見ているかのようなゲームが増えて行きました。
当時のゲームキャラクターはまずCGイラストを想像する事が多かったですしね。
CGキャラクターが写った画面を見たら、「あ!これはPS2のゲームかな?」とはよく思ったものです。

また、人気俳優のモデルにしたキャラクターがゲーム内で登場するケースも増えて、
ニュース番組で話題になる事もありました。PS2「鬼武者」が大ヒットしたのって、
俳優の金城武さんがモデルだった事も大きかったんです。「ファイナルファンタジーX」にしても、
主人公のティーダはジャニーズの滝沢秀明さんがモデルと言う噂もありますしね。

このように当時のコンシューマーゲームは映画好きにも訴求できる要素が多く、
今よりも一般的な大人がプレイするイメージが強かったものです。
それが今ではどうでしょうか?映画のようなゲームは海外では多くありますが、
日本のゲームになるとほとんど無くなりました。有名人をモデルにした作品もスッカリ減っています。
今でも映画のようなゲームとして続いているのって、「龍が如く」、「バイオハザード」、
「ファイナルファンタジー」、「メタルギアソリッド」シリーズくらいですよ。

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原因を挙げるとするならば、日本企業の体力低下でしょうね。
リアル志向にするとどうしても開発資金が必要なって来ますから、
PS3時代に入ってからは誤魔化しが効くアニメ系にシフトしたのでしょう
(今世代に入ってからは、トゥーンレンダリングで描かれたアニメ風のポリゴンキャラが凄く増えました)。
それでも厳しいという事で今度は特定の層が喰いつく萌えや声優、
エロを推し出した結果、ニッチ層向けのゲームばかりになってしまったのでしょうね。

そのイメージが強いから、僕はあまりゲームを趣味としてアピールできなくなったんです。
映画のようなゲームが強く、スタイリッシュなイメージが強かったPS2時代は
「俺ってファイナルファンタジーXやっているんだぜぇ?」って感じで
どんな人にでもアピール出来たんですが・・・。

PS3「ラスト・オブ・アス」のような海外産タイトルがもっと売れるようになったら良いんですが、
まだまだメジャーにはなりきれていない印象で、日本では社会的地位が低い、
ユーザー層が限定されてしまうアニメ系タイトルが目立っています。

▼一方ではゲーム離れが加速した時代

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一方では今の方が良い!という点もあります。
PS2時代のゲームって演出を重視し過ぎてしまった故にテンポが悪かったんですよ。
イベントシーンが多すぎてなかなかゲームとして楽しむ事が出来なかったり、
戦闘シーンが演出過剰でテンポ良く遊べなかったりして。

ファイナルファンタジーX」もまさにそんな感じで、
僕はHDリマスター版を携帯機のPSVITAでプレイしたからまだ良かったんだけど、
このゲームを据え置き機のPS3でプレイしたら気が重くなって挫折していたかも。
だって演出過剰であまり激しい操作はしていないのに胃もたれしてしまう事がありましたから。

それが今ではどうでしょうか?ユーザーがお手軽性を求めるようになった事で、
快適性を重視したゲームが増えた気がします。ムービーがスキップ出来るのは当然として、
戦闘シーンを早送り出来たり、簡略化出来たり、チェックポイントを沢山用意したり、
ゲームオーバーになってもタイトル画面には戻らず戦闘を再開出来たり、
難易度が低くなっていたりと痒いところにも手が届く作品が増えました。
ゆとり仕様に感じる事もありますが、ユーザーへの気配りは評価したいです。

今世代になって何故そうなったのか?おそらく、ニンテンドーDSの大ブームによって
ライト/カジュアルユーザーが大幅に増えて、お手軽性が求められるようになったからだと思います。
2005年以前はライト/カジュアルユーザーなんて言葉、滅多に出て来ませんでしたからね。


こんな感じで「ファイナルファンタジーX」をプレイしているとPS2時代を思い出し、
当時と今の違いを改めて実感しました。良くなっている点もあれば悪くなっている点もあり、
一概にどちらが良い!とは言えないんですけどね。みなさんは今とPS2時代、どっちが良いですか?

※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら

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※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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