2014/04/19/12:00 | M☆G☆Mコラム

まずはストーリーを主に楽しんで、慣れてきたらやり込みを楽しむ作りのゲームが増えて来た

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最近のゲームはストーリーを主に楽しんで、
慣れてきたらやり込みを楽しむ作りである事が多い気がします。まず、ゲームを初めてプレイする時は、
コントローラを置いてオープニングムービーを見る事が当たり前になっていますよね?

そこから操作が出来るようになるまでの長さは作品に寄りますが、
その後も物語の目的をプレイヤーに伝えるために細々としたイベントシーンを挿入したり、
ゲームのルールを覚えてもらうためにチュートリアルが挿入される場合が多いです。
難易度は序盤と言う事もあり、簡単な事が多いでしょう。

ここまでの流れを見ていると、主にストーリーでプレイヤーを惹きつけている事が分かると思います。
ゲームのルールを説明するだけでは退屈なので、
惹かれるストーリーでカバーしよう!という思惑なんでしょうね。

その後はある程度進めると難易度が上昇したり、
やり込み要素がたくさん出て来たりとゲーム色が強くなってくる事が多い気がします。
ゲーマーとしてはここからが本番で、殻を割って実を食べる直前と言える事でしょう。

このように最近のゲームはまずストーリーを楽しみ、
そのうえでゲームを楽しむという作りが定着した気がします。
ゲーム性を重視している者としては、羊の皮をかぶった狼が増えたという印象です。
明らかに昔のゲームよりも2面性が出来てしまっているので、
ある程度プレイしないとその作品の本質が見えてこない場合が多いんですよね。

序盤はイベントシーンばかりでゲームはおまけって感じだけど、
中盤以降は戦略性が高まり、やり込み要素が高まって行くゲーム。
1周目は難易度が低く、雰囲気を主に楽しむ作りだけど、
2周目以降は難易度が激変して一気に歯ごたえが出て来るゲーム。
序盤はめちゃくちゃ簡単で退屈だけど、中盤から難易度が劇的に上がるゲーム。

↑最近はこんなゲームばっかりですよ。どれもこれもストーリーや雰囲気をまずは楽しんで、
気に入られたらやり込んでくださいね♪という開発者の意図を感じられました。
昔のゲームはいきなりプレイヤーを広大な草原に放りだしたりして、
最初から本気モードだったんですけどね。表現力が高まり、
ストーリー要素を含められるようになってからはこんなゲームが増えてきています。

そうなってくると懸念されるのが、最初だけプレイして退屈に感じてしまう人が増えて来る事。
「何だかイベントシーンばっかりで退屈やん?やーめた!」といって投げる人は多いと思うんですよ。
もちろん、ゲームの本質がしっかりしていたり、プレイヤーの誘導が上手い作品は
例え序盤がストーリー主導だったとしてもそんなことにはならないんですけどね。

最初にストーリーを主に楽しんで、慣れてきたらやり込みを楽しむ作品ばかりになってきたことが、
コンシューマーゲーム市場が縮小している要因の1つなのかも?と思うようになって来ました。
大人になって来ると、ゲームに費やせる時間は限られてきます。
そんな貴重な時間に割いたゲームの序盤が退屈だったら、その時点で投げ出す人も多いでしょうからね。
ストーリー要素を薄めるとフルプライスタイトルの場合は価値が下がってしまう事も多いんですが、
もうちょっと序盤からゲーム要素を強めた方が良いのかもしれません。

※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら

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この記事の反響(14)

  1. セシル より:

    ドラクエ8やった時、おぉ広い世界だぁ~♪と思って9ではその発展系を期待したけど、見事に期待はずれ(T_T)。日本メーカーによるオープンワールドゲームは無理なのかな?そういう意味ではFF15とテイルズゼスティリアに少し期待してる。

  2. dwui より:

    周回プレイ前提のゲームやクリア後もまだまだ続くゲームも増えた気がします。
    特にRPGで。
    僕は1回クリアすると満足するのでこういうのは苦手なんですよ。
    エンディング後も続くならまだスタッフロール流すなよとも思いますしね。

  3. 名無しさん より:

    序盤の自由度が減ったのは仕方無いんじゃないんですかね。
    マリオ64やサンシャインが何すれば良いか分かんないと文句を言われ序盤の自由度を減らしたマリオギャラクシーや3Dランドが出たわけですし。
    最近こんなゲームばっかと言われてもそうじゃないゲームもちゃんとありますよ。
    市場の縮小はゲーム性よりも開発費高騰が原因かと。
    ただ、序盤を作り込んで欲しいのは同意ですね。やっぱ序盤で一通りの操作を覚えられるゲームの名作率は非常に高いと思います。

  4. 亀さん より:

    ゲームに費やせる時間ってことだと、最近のゲームはクリアまでが長いゲームが多い気がする。
    PCEではクリアまで二十時間位のRPG結構あったけど、多分今のRPGは40時間を最低基準みたいな感じ。
    丁重なチュートリアル、壮大なイベントシーン等時間が長くなるのも分からないでもないが、そんなにゲームボリュームって大事かな?
    自由に出来るお金の少ないうちは長く楽しめるに越したこと無いのは分かるけど、気に入ったゲームならクリア時間が短くても色々遊び方はあると思うのだけどね。マルチプレイとか時間泥棒ですよ。
    テキストアドベンチャーの一本道ならどうしようも無いけど。
    アクションRPGで70時間とか、正直ちょっと疲れました。いや、ゲーム自体は面白かったけどね。ダークソウル2。
    軌跡辺りは2の中ごろで「まだ終わらないのか…」とか思いながらプレイしてた気が。
    プレイヤーの誘導に関しては昔みたいにいきなり放り出したらそっちの方が「ヤーメタ」になる可能性が高い気がします。なにせ取説読まずにクリアまでってのが今時普通みたいですし。
    昔に比べてシステムも複雑化ぎみだし、システム面の面白さで楽しめるようになるまで、何で引っ張るかってとストーリーとかグラフィックでって事になるのでしょう。

  5. ゆき より:

    ユーザーに時間が無いからこそ詰まらずとりあえずクリアまで行きたい
    せっかく買ったんだからクリアはしときたいなぁって思いもありますしね
    時間がある人、気に入った人は2周目以降ややり込みどうぞって事なんじゃないかなと
    まぁ、こういうのは好みやプレイスタイルもありますから
    自分はそんなにたくさんゲーム買う訳じゃないですし、作業ゲー好きなので1本のゲームをじっくり遊ぶ派って感じで

  6. 勉助 より:

     ゲーム性を覚えさせるためのチュートリアルが
    ダラダラ続くよりも、とりあえず軽いストーリーで
    プレイの目的を示された方がモチベーションあがり
    ますけどね。
     アンチャーテッドやトゥームレイダーは、この辺りの
    バランスがものすごく上手です。
     「最初にストーリーを主に楽しんで、慣れてきたらやり込みを楽しむ作品ばかりになってきたことが、
    コンシューマーゲーム市場が縮小している要因なのかも」と書かれていますけど、私は逆に、そういったゲームが生き残っているという事は、コンシューマーでは、
    家で集中して遊びたい層が多いからこそ、そういうゲームが生き残っているのであって、パズドラやテトリスみたいな、プレイ後すぐにゲームをプレイできるような
    短時間で遊べるゲームは、スマホに移行しただけの
    話だと思います。
     海外みたいにインディーズタイトルが日本でも
    盛り上がれば、コンシューマー機でも、また
    いろんなタイプのソフトが発売されると思いますが。

  7. 黒詩★紅月 より:

    欧米ゲームのせいで、だんだん和式ゲームをプレイしにくなる気がします。
    特に最近クリアするRPGがあまりないです。w
    『アトリエ』シリーズみたい素材を集めるタイプはさらに。
    欧米ゲームの体験は確かに良いですが、一部ゲームとしての面白さを抹殺してしまうかもしれないです。
    チュートリアルといえば、最近のスマホゲームは全くそうですよ。
    リセマラ対策ともできるかもしれないですが、最初は15分以上のチュートリアルステージをプレイしなければならないタイプが多いです。
    紅月は先に難易度が低めで、二周目が難易度をアップする内容が嫌いじゃないだと思います。
    『アンチャーテッド』とかはほぼ一周目が「難しい」で、二周目を「地獄(プロモード)」にしますね。w
    『バイオハザード4』プロモードの訓練のおかけでかしら。

  8. kentworld より:

    >セシルさん
    ドラクエIXはDSになった時点で
    オープンワールドは期待出来ませんでしたねw
    JRPGのオープンワールド化は期待したいところですが、
    密度もないといけないだけに、大変そうだなぁ。

  9. kentworld より:

    >dwuiさん
    そうですね、昔だったら喜んでいたんですが、
    そのようなゲームって1周プレイだけでは
    本気を見せてくれないから
    今のプレイスタイル的には淡白に感じてしまいます。

  10. kentworld より:

    >名無しさん
    はい、自由度が減った事自体は問題では無いと思います。
    問題はゲームとして面白いかです。
    自由度が低い=つまらないって訳ではありませんから、
    とりあえず序盤にムービーばかりを流して
    ゲームはおまけ!って感じのだと、厳しいです。
    あくまでも市場縮小の一例として挙げただけなのであしからず。
    >最近こんなゲームばっかと言われてもそうじゃないゲームもちゃんとありますよ。
    マインクラフトとか、海外では色々とある印象ですが、
    日本のゲームに限るとかなり少ないんじゃないかなー?
    ストーリー性が低い任天堂のゲームはまたちょっと変わって来ますが。

  11. kentworld より:

    >亀さん
    基準となるボリュームは、
    確実に昔よりも増えてきていますね。
    体感的にはPS~PS2辺りから大きく変わってきた感じかなぁ。
    ダークソウル2は確かにクリアまでの時間は長いんですが、
    このゲームの場合は高難易度で何回もやり直してしまうからであって、
    他の水増しでボリュームを出させている作品とはちょっと違うと思っています。
    テクニックさえあれば、30時間程度でもクリア出来ると思いますので。
    >昔に比べてシステムも複雑化ぎみだし、システム面の面白さで楽しめるようになるまで、何で引っ張るかってとストーリーとかグラフィックでって事になるのでしょう。
    システムではなく、ギミックの面でもっと楽しませるようにしたら
    変わって来ると思っています。
    この辺の話はまたコラム記事で掘り下げて行くつもりです。

  12. kentworld より:

    >ゆきさん
    >時間がある人、気に入った人は2周目以降ややり込みどうぞって事なんじゃないかなと
    そう言う事なんでしょうね。
    個人的にはゆきさんとは全く別のプレイスタイルなので、
    最初から「本気出して!」と思ってしまうようです。

  13. kentworld より:

    >勉助さん
    >アンチャーテッドやトゥームレイダーは、この辺りの
    >バランスがものすごく上手です。
    この2作の導入部分は、良いお手本ですね。
    ストーリーで魅せている部分もありますし、
    魅力的なロケーション、謎解き、ギミックなどをテンポ良く挿入して、
    退屈させないように作られていると思います。
    >「最初にストーリーを主に楽しんで、慣れてきたらやり込みを楽しむ作品ばかりになってきたことが、
    >コンシューマーゲーム市場が縮小している要因なのかも」
    これに関してはあくまでも一例と思ってください。
    文面からして縮小の要因がこれだけ!みたいな感じになっていますが、
    個人的にも要因は色々とあると思っています。
    ちょっと言葉不足でしたね。

  14. kentworld より:

    >黒詩★紅月さん
    欧米のゲームは面倒な要素が無いから、
    それに慣れてしまうと日本のゲームが面倒に感じてしまう事はありますね。
    こんなシステムイランやん!って感じでw
    スマートフォンのゲームでも
    最近はチュートリアル系のステージを
    入れてくる作品は増えてきていますね。
    間口を広めるのは良い事だけど、
    ゲームの楽しさを抑えているようであれば考え物です。
    アンチャーテッドやバイオハザード4の最高難易度が出来るとは、
    お主はかなりのシューターと見た!

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