30年以上の歴史を誇るコンシューマーゲーム。これだけの歴史があると、
今振り返ると「何故こんなに売れたの?」と思うゲームがいくつかあるんですよね。
今回の記事では今の時代では絶対にミリオン売れないようなタイトルを紹介します。

SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀/PS
出荷本数 100万本
今では定番となった「SIMPLE」シリーズの1作目。
麻雀ゲームでありながらも、1,500円という安さが受け入れられ、
初回出荷は3万本だったものの、そこからジワジワと売れ続けてミリオンセラーになりました!
ファミコンでもミリオンセラーとなった麻雀タイトルはいくつかありますし、
意外とこのジャンルは侮れなかったんですね。
ただ、購買層はライトユーザーのおじさんばかりだと思われるので、
国民機にならないとこれだけ売るのは難しかったのでしょう。

実戦パチスロ必勝法!北斗の拳/PS2
出荷本数 100万本
当時流行っていたパチスロ機をコンシューマー向けに移植したシミュレーター。
パチスロゲームが100万本とは、今では考えられませんよね。
これも普及率が高いゲーム機で出したからこそヒットしたタイトルと言えそうです。

メトロイド/FC
出荷本数 104万本
今でもシリーズが続いている探索アクションゲームシリーズの1作目。
今ではスッカリマニアックなゲームとして定着していますが、
シリーズ1作目はなんと日本だけでもミリオンセラーになっていました。
今では10万本売る事さえも困難だというのにね・・・。
残りの90万人はどこに行ったのでしょうか?

ドラえもん/FC
出荷本数 115万本
「ドラえもん」の初となるゲームソフト。
本作が発売された時点で「ドラえもん」はある程度のキャリアがあったんですが、
そんな中で100万本以上の大ヒットとなっています。
今でもそこそこ売れる「ドラえもん」のゲームですが、昔はこんなに売れていたんですね。
スーパーファミコン、N64になってから途端に売れなくなったのは、出来の問題かな?

ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境/FC
出荷本数 125万本
人気アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を題材にした2Dアクションゲーム。
今でもある程度の知名度があるシリーズですが、
1作目となるゲームソフトはこんなに売れていたのか!?
今では発売しても5万本売れるのか怪しいというのに!ゲーム業界七不思議ですねw

忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻/FC
出荷本数 150万本
さらに謎なのがこのゲーム。忍者ハットリくん・・・
藤子先生の作品の中ではマニアックな位置付けだと思うのに、
なんと「ドラえもん」のゲームよりも売れていました!
1980年代の事は良く分かりませんが、それだけ当時流行っていたという事か。

スパルタンX/FC
出荷本数 142万本
同名映画を題材にした2Dアクションゲーム。
ひたすら敵を倒して行くゲームですが、そのシンプルさが受け入れられ、ヒットしたようです。
ちなみに続編も発売されましたが、5年以上たってからの発売という事で、
こちらは大きなヒットにならなかったようです。

見る力を実践で鍛えるDS眼力トレーニング/DS
出荷本数 101万本
眼力を鍛えるミニゲーム集。脳トレブームの最中に発売されましたが、
ちょっと手を加えた程度のミニゲームで、何故これが100万本も売れたのか謎です。
ブームの力って恐ろしいなぁと思いましたね。
他にも色々ありますが、こんなところで。
ここで挙げたタイトルを見て思うのは、「流れ」って大切だなーという事です。
ちょっとしたきっかけさえ出来れば、本来なら売れないハズのものも売れてしまうという事ですね。
改めて日本人は流行に弱い人種だなーと思いました。
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