2014/07/22/20:00 | M☆G☆Mコラム

家族のお下がりのスマートフォンを使って無課金で無料ゲームを遊んでいる子供たち

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2014年6月27日(金) 第74期 定時株主総会質疑応答(公式サイト)


最近の小さい子どもたちは、家族のお下がりのスマートフォンを使って
無課金で無料ゲームを遊んでいることが非常に多い。

これからiOSやAndroid、ブラウザゲーム等は無視できないと思うが、
任天堂はこれらをどの程度研究し、どう向き合っていくのか。

ちょっと前に公開された任天堂の株式総会質疑応答で、
気になる部分があったので触れさせていただきます。
家族のお下がりのスマートフォンを使って無課金で無料ゲームを遊んでいる子供たち。
最近、何気にこんな子供たちが凄く増えているんですよね。

僕の周りでも子供が親のスマートフォンで無料ゲームをプレイするのをよく見かけます。
例えば知り合いの主婦の方は待ち時間中にLINEゲームを子供にやらしていました。
LINEゲームはコンシューマーゲームでいうミニゲーム的なレベルですが、
爽快感があって面白いのは確かで、子供だったら十分に楽しめるでしょう。

もちろん、コンシューマーゲームを全くプレイしない訳ではないようで、
その子もDS「Newスーパーマリオブラザーズ」をプレイしていました。
しかし、初代Newマリオはもう8年も前の作品。
比較的最近発売されたゲームは買ってもらえていないようです。

でも、無料である程度は楽しく遊べるゲームが身近にあるんだったら
そうなってしまうのも無理はありません。もし僕がゲームを全くやらない人で子供が出来たら、
安上がりで済んでしまう暇つぶし道具を与えてしまいますよ。2014年の今、
その最適な道具となるのが基本プレイ無料で遊べる最近のスマートフォンゲームなんだと思います。

スマートフォンやタブレットの普及台数=ユーザー数と認識される方は多いと思いますが、
特にタブレットの場合は共有して使用される方が多く、
普及台数やダウンロード数=ユーザー数では無かったりするんですよね。
単純な普及台数を見てスマホゲーム人口を語るのは危険です。

最近は不景気で沢山の収入を得るのが全体的に難しくなってきているので、
子供に費やせられるお金は少なくなってきています。
1タイトル5,000~6,000円。下手をしたら9.000円もするコンシューマーゲームを
子供のために買い与えるなんて余程の余裕が無いと出来ません。

そう考えると僕が子供の頃は1タイトル1万円超えした
スーパーファミコンソフトを沢山買ってもらえたので、
凄い時代だったんだなぁと思います(まあ、あの頃はバブルだったのもあると思いますけどね)。

コンシューマーゲーム市場で子供が楽しめるゲームがだんだん減っているのは、
確実にスマートフォンやタブレットの影響が大きいんだろうなぁ。
実際、海外では日本以上に子供市場をスマートフォンやタブレットが食っているようで、
それも関係して海外で子供に強い任天堂のゲームが売れなくなっているようです。

かつてはあれだけ沢山発売されていた子供が楽しめるゲーム。
今となっては任天堂やバンダイナムコ、レベルファイブなど、
一部のゲームメーカーしか発売しなくなってしまいました。

最近は「妖怪ウォッチ」ブームで子供ゲーム市場が賑わっていますが、
定期的に魅力的なコンテンツを生み出せない限り、
スマートフォンやタブレットの基本プレイ無料ゲームに食われ続ける事でしょう。

任天堂はその打開策としてスマートフォンアプリを開発して、
任天堂ハードを持っていない人との繋がりを作って魅力を伝えて行くようですが、
果たしてどこまで思惑通りにいくのでしょうか?

※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら

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※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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コメント広場の住人(16)

  1. 野球好き より:

    いずれは、子供ユーザーだけではなく、大人ユーザーも侵食すると思います。
    ゲームが、日常の娯楽では、なくなってると思います。
    CD業界も同じです。デジタルに飲み込まれました。そして利益が落ちました。
    大事なことは、日常の娯楽ではなくなったら、他のアプローチが必要だと言うことだと思います。
    CDは売れなくなりましたが、ライブの観客数は増加しています。
    今こそとびだせ!ニンテンドーランド!ww

  2. より:

    スーファミソフトの価格が一万円を超えるようになったのはバブル崩壊後ですよ

  3. tk より:

    まあ長い目で見れば、ゲーム専門機で遊ぶ習慣のない大人、が増えて行くって事にも繋がるわけで、任天堂だけが大変って訳でもないのです。

  4. kentworld より:

    >野球好きさん
    長い目で見たらそうですね。
    子供ユーザーって最近は軽視されがちですが、
    彼らもいずれ大きくなる訳なので、
    どこのメーカーも子供向けタイトルは出して行くべきだと思います。
    15歳以上を対象にしたゲームばかりなのも、
    決して良い流れでは無いですよね。

  5. kentworld より:

    >創さん
    そうでしたね、失礼しました。
    それでもバブル崩壊直後は
    今よりも景気が良いかなと思っています。

  6. kentworld より:

    >tkさん
    長い目で見たらそうですね。
    でも、まずは任天堂から危機が訪れると思います。

  7. KA より:

    専用機と違ってスマホは生活必須品で常に持ち歩いてる上に維持費を別にすればほとんどタダ同然ですしアプリも専用機のソフトに比べてはるかに安上がりで済みますのでソフトを遊びたくて仕方なくハードを買うビジネスモデルは終焉を迎えたかもしれませんね。対象がお金が自由に使えない子供でしたらなおさら、特にライト層が多い任天堂ハードのユーザーはスマホに奪れまくるでしょう。まあ任天堂はキャラクターブランドが強いのでそれをうまくスマホと結び付けるかが重要かも。もしスマホ向けにゲームを出すにしても今の段階だと専用機のDL専用タイトルみたいな感じくらいにとどめておく方がよさそう。

  8. マージ より:

    子どもたちがゲームをしなくなると、大人になってもしないわけで、これは良くないですよね。
    このままだと、家庭用ゲームは危機ですね…

  9. kentworld より:

    >KAさん
    これからは子供ユーザーを取り込むのが難しくなってきそうですね。
    妖怪ウォッチのような、余程魅力的なコンテンツを生み出せない限り。
    最近の任天堂は原点回帰をして10~20年前に出ていそうなゲームを出していますが、
    それだったらみんな安くなっている10~20年前の方を買いますから、
    新たに魅力的なコンテンツを生み出さなくてはいけないでしょう。
    あとはスマホ対策としてどうするべきか。任天堂の課題は山積みです。

  10. kentworld より:

    >マージさん
    子供市場が縮小するのは、
    長い目で見て業界全体の危機なんですよね。
    もはやスマホ市場は無視できない状況になってきています。

  11. 勉助 より:

     この流れは、昭和の頃に映画の方がテレビよりも上
    だったけれども、時代の流れでテレビの方が主流になったという流れに近い気がします。
     今までのゲームファンは、スマホゲームを下に
    見ているけれど、勢いを考えるとすでに世の中の
    流れはスマホに向いている所が、似ているなと
    思います。
     それでも映画が今でも市場で生き残っているように据え置きゲーム機は、圧倒的な
    性能差がある分スマホと差別化できるので、まだまだ
    生き残りそうなのは、海外で大ブレイクしている所
    からも推測できます。
     一方3DSやVitaは、スマホがきちんとした
    スティックを常備した時点で、ほとんど差別化できなくなってしまうので、より辛い立場になるでしょうね。

  12. みや より:

    ハードが進化して写真のようなリアルなグラフィックになったのはコアゲーマー的にはいいんでしょうけど、
    その間に子供や女性、ライトユーザーをごっそりスマートフォンに持って行かれた感はしますね
    みんなが殺るか殺られるかのゲームばかり遊びたい訳じゃないですから
    周りには据え置きゲーム機はPS2までは持ってたけどそれ以降は…って人が多いです
    特にPS系は洋ゲータイトルじゃほとんど本体が伸びてない事を考えるとSCE自体がカジュアルな層を呼び戻さないとダメなのでは?
    本体が伸びなきゃ各ソフトメーカーもお金かけてタイトル作ろうと思わない訳ですし

  13. しめさば より:

    スマホゲームの良いところはゲーム機を買う必要がないところと、基本無料なところですよね
    ゲーマーからすればスマホゲームは物足りなく感じると思いますが、ゲームに関心のなかった大人やゲームをあまり買えない子供からみたら充分なのかもしれませんね
    けれどゲームへの意識はスマホゲームのおかげで少し変わったと思います
    ですが、ここで「スマホで充分」と思われてしまうと厄介です
    実際起き型の方が面白いのにそれを知ってもらう機会があんまりないのが残念です
    それに比べスマホはDLするだけですから…
    海外でもスマホゲーが売れてるのは意外でした
    こんなの携帯ゲーム機社会の日本だけなのかと…

  14. kentworld より:

    >勉助さん
    映画とテレビですか・・・
    確かにこの2つが生き残っているのって、
    映像などの豪華さによるところが大きいですね。
    コンシューマーがこの先生き残る手段の一つとして、
    スマートフォンのゲームでは絶対に実現不可能な
    リッチなタイトルを揃えるというのもアリだと思います。
    そう言った市場は、今後も確実に残るでしょうからね。
    携帯機は差別化の面で困っているところはあると思います。
    ただ、スマートフォン市場はユーザーの金銭感覚によって
    もう基本プレイ無料でしかやっていけなくなっているので、
    一括払いだからこそ可能なゲームを作って行けばまだ何とかなると思っています。

  15. kentworld より:

    >みやさん
    はい、そんな感じですね。
    最近ようやく気が付き始めたんですが、
    みんなが海外産のフォトリアル系を楽しめる訳ではないんですね。
    今思うとPS2は様々な層が楽しめるゲームがありました。
    PS3だとちょっと20~30代男性向けのゲームが偏っているかなぁ。
    PS4の広告ではナックやFIFA、ディスティニーなど
    比較的丸く、明るめのゲームをチョイスしていますが、
    これらのゲームをライト向けといっているようではいけませんね。
    もっとカジュアル寄りにしないと新規層は取り込めないと思います。

  16. kentworld より:

    >しめさばさん
    スマートフォンのゲームは内容から
    用意するものまでのハードルが
    コンシューマーとは比べ物にならないくらい低いので、
    子供やライト層からしたら手に取りやすいでしょうね。
    >ですが、ここで「スマホで充分」と思われてしまうと厄介です
    これが一番厄介だと思います。
    みんながゲームの良し悪しを区別できる目を持っているとは限りませんからね。
    海外ではタブレットやモバイルが携帯機を食っていると
    数年前から言われていて、携帯機市場が年々縮小していたりします。

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