2014/07/25/18:00 | M☆G☆Mコラム

妖怪ウォッチは今後も人気シリーズであり続けるのか?

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レベルファイブが生み出したクロスメディアプロジェクト、「妖怪ウォッチ」。
2013年7月に発売された3DSソフト「妖怪ウォッチ」は出足こそは静かだったものの、
その後順調に売上を伸ばし、2014年1月から放送されたTVアニメが始まってからは勢いが加速。

春ごろには大ブームとなり、2014年7月に発売された
3DS「妖怪ウォッチ2」は初動だけで100万本を超える売上を記録しました。
今の日本で初動100万本を売り出せるのは「ポケットモンスター」、
「ドラゴンクエスト」、「モンスターハンター」シリーズくらいなので、
「妖怪ウォッチ」はここで挙げたシリーズと並んだと言っても過言ではないでしょう!

さらに「妖怪メダル」を始めとする関連グッズは売り切れ続出。
年末には劇場版の上映が決定し、特典付きの前売り券は争奪戦になるという、
1年前までは考えられなかったほどの社会現象を巻き起こしています。

この勢いは同じくレベルファイブがヒットさせた「イナズマイレブン」、
「レイトン教授」シリーズを大きく上回るもので、本当に飛ぶ鳥を落とす勢いです。
そんな「妖怪ウォッチ」ですが、果たして今後も人気シリーズであり続けるのでしょうか?

ゲーム版を遊んだ者から言わせていただくと、
ハッキシ言ってレベルファイブが今まで通りの売り方をして行ったら
少なくともゲームはすぐに売れなくなると思います。
今回300万本売れるとして、次は150万。その次は70万。30万。15万って感じで。

というのも「妖怪ウォッチ」って日常世界で大・小の事件を解決させていく内容だから、
主人公を変えない限りは舞台が同じになってマンネリ化しやすいんですよね。
実際、1作目と2作目をプレイした方の間ではあまり変化を感じられていないようです。
ゲーム自体も「ポケットモンスター」シリーズのような奥深さは感じられず、
沢山の運要素や収集要素が固まって出来たような作りですし。

それに「妖怪ウォッチ」って収集要素が非常に多いから、1年、2年単位で長く遊べるゲームなんですよね。
にも関わらずいつものように1年に1作ペースで新作を出したり、
バージョン違い、バージョンアップ版を乱発したらすぐに飽きられてしまうと思います。

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レベルファイブは今までそんな売り方をしてきたもんだから、
かつてはミリオンセラーを記録した「イナズマイレブン」は5年。
最大30万本超を売り上げた「ダンボール戦機」は3年で終わってしまいました。

「妖怪ウォッチ」も展開の仕方があまりにも早過ぎるので、
またいつものようにコンテンツの寿命を縮めてしまわないか心配です。
決算などでなかなか難しいのかもしれませんが、
本編シリーズを1年に1本単位で出すのは止めた方が良いですね。
その辺りは日本で人気がずっと続いているモンスタータイトルを参考にして欲しいです。

ポケットモンスター X188

例えば「ポケットモンスター」シリーズは、3.4年に1作のペースで新作が発売になっています。
しかし、それだけだと忘れ去られてしまうので、
その間に何作ものスピンオフタイトルやリメイク作、バージョン違いを出しているんですよね。

スピンオフタイトルやリメイク作、バージョン違いでお茶を濁し、
新作がプレイしたくなった時にようやく新作が発売される。
「ポケットモンスター」はそんな流れを上手く作り出す事に成功しています。

幸いにも「妖怪ウォッチ」は「イナズマイレブン」や「ダンボール戦機」よりも
汎用性が高いコンテンツなので、来年は新作を出すのを止めて、
スピンオフタイトルを出した方が良いと思います。
例えばジバニャンが主人公のアクションゲームを出すとか!

今回の「妖怪ウォッチ2」は流れで購入しましたが、
正直、次回作は余程大きな変更点が無い限りは買う気がしません。
これがスピンオフタイトルとかになったらまた話が変わってくるんですけどね。

▼キャラクター人気はTVアニメ効果で安泰?

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ここまでの話は、あくまでもゲームの売上に関する話です。
ゲーム以外の話で「妖怪ウォッチ」人気が続くのかという事になると、
あのTVアニメによってずっと続く可能性が高いとみています。

TVアニメ版「妖怪ウォッチ」は1話完結型のギャグアニメで、
「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」のようにいくらでも話を作る事が可能なので、
黒幕を倒すなどのシリアス路線に走らなければずっと安定した人気を獲得出来ると思いました。
なので、「妖怪ウォッチ」というコンテンツ自体は例えゲームを乱発したとしても長く続くと見ています。

実際、「妖怪ウォッチ」をゲームから生まれたコンテンツではなく、
アニメから生まれたコンテンツだと認識している人はだんだん増えてきていますからね。
既に「名探偵コナン」のような、TVアニメ先行型の人気になりかけていると思っています。

「名探偵コナン」は特に映画が未だに爆発的な人気を記録していますが、
ゲームソフトになるとさっぱり売れなくなりましたからね。
ゲーム生まれのコンテンツと比較するのはどうかと思いますが、
現時点で「妖怪ウォッチ」は「名探偵コナン」のような状況に最終的にはなりそうな気がしています。

※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら

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※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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この記事の反響(8)

  1. ありさ より:

    今の人気を考えると内容、出来次第ではスピンオフのほうが売れる可能性もありますしね。
    このチャンスを活かせるか、普通に『3』を出すか、次のゲーム展開はかなり重要だと思います!
    アニメのほうはメダルって何年も人気保つのが難しいような気がするし、
    そっちも今後の展開次第では一気に離れる可能性がまだありそうかなとは思うけど、上手くやってほしいです。

  2. 野球好き より:

    コミックからアニメになった名探偵コナンと、ゲームからアニメになった妖怪ウォッチを同じにして良いのかな? 

  3. より:

    たとえ人気がなくなったとしても、L5のことだから第2第3の妖怪ウォッチを出してくるでしょうから特に問題はないでしょう

  4. kentworld より:

    >ありささん
    そうですね、次回作の「3」をいつ出すのかは
    非常に重要だと思います。
    またいつものように映画が年末に公開されるからと言って
    年末にバージョン違いを出したり、来年夏に「3」を出したりしたら、
    ゲームはすぐに売れなくなるでしょうね・・・。
    妖怪メダルは一過性のブームだと思います。
    ただ、アニメに関しては安定した人気を獲得できそうな
    ポテンシャルを感じました。

  5. kentworld より:

    >野球好きさん
    すみません、他に例えられるような
    ポジションの作品が無かったもので^^;

  6. kentworld より:

    >あさん
    レベルファイブは新規タイトルを生み出す天才ですもんね!
    次はどんな新規作を出して来るのか楽しみです。

  7. Fe より:

    経営的にはそりゃあ10年20年と続くビッグタイトルになれば万々歳ですけど、子供達目線からするとそれだけ時間がたつと大人になるしそこまで続けさせることに重きを置かなくてもいいかなと思います
    イナズマイレブンもよくシリーズの寿命が短かった作品と言われますが個人的にはあの程度続けば充分かなと思います
    レベルファイブは経営規模的にも4,5年サイクルでポツポツ子供向け新作タイトルを作っていくのが調度いいような気がします

  8. kentworld より:

    >Feさん
    妖怪ウォッチはかなり低年齢層に寄ったタイトルなので、
    1.2年もすれば卒業組がかなり現れると思います。
    そう言う意味でも「イナズマイレブン」の二の舞になる恐れもありますが、
    日野さんのインタビューによると、
    「妖怪ウォッチ」は長く続くコンテンツにしたいようです。
    だから、この記事で話した事は無駄には感じません。

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