
このブログでは毎週ゲームソフトランキング記事を公開しており、
ゲーム機ごとの週間販売台数もあれこれ語っています。
それぞれのハードについて好調、不調と表現していますが、
一体、どういう基準で判断しているのでしょうか?今回の記事ではそれを紹介したいと思います。
ズバリ、5年間の平均売上を基準にして好調、不調を判断しているのですよ。
何故5年なのかというと、ゲーム機の平均寿命が5年だからです。
その5年のうちに累計で何台売れるのかを平均売上から判断して、
過去に発売されたどのゲーム機のポジションに落ち着くのかを見ています。
70,000×52=364万 364万×5=1,820万
60,000×52=312万 312万×5=1,560万 50,000×52=260万 260万×5=1,300万 40,000×52=208万 208万×5=1,040万 30,000×52=156万 156万×5=780万 20,000×52=104万 104万×5=520万 10,000×52=52万 52万×5=260万 |
ニンテンドーDS 約3,300万台
ゲームボーイ 約3,200万台 プレイステーション2 約2,200万台 プレイステーション 約2,200万台 PSP 約2,000万台 ファミリーコンピュータ 約1,900万台 スーパーファミコン 約1,700万台 ゲームボーイアドバンス 約1,600万台 Wii 約1,300万台 セガサターン 約590万台 PCエンジン 約580万台 NINTENDO64 約550万台 ワンダースワン 約300万台 ドリームキャスト 約280万台 ゲームギア 約180万台 3DOリアル 約70万台 バーチャルボーイ 約60万台 |
例えば毎週7万台ペースで売れているゲーム機は、5年間で1,820万台を販売することになります。
1,820万台と言えば、ファミリーコンピュータやスーパーファミコンと同程度。
このクラスまで販売出来たら立派な国民的ゲーム機です。
では、毎週2万台ペースで売れているゲーム機はどうでしょうか?
こちらは5年間で520万台となりました。
520万台と言えば、セガサターンやニンテンドウ64と同程度。
つまりトップシェアにはならなかったけど、そこそこ売れたゲーム機となります。
続いては毎週1万台ペースで売れているゲーム機の場合。
こちらは5年間で260万台となり、ドリームキャストやワンダースワンと同程度で、
さすがにマイナーハードのポジションになってしまいますね。
分かりやすくまとめると、好調=週5万台以上。まずます=週3万台以上。不調=週1万以下となります。
では、この基準で最新ゲーム機の週間売上を見ていきましょうか。
3DS&3DS LL&New3DS 21,000(22,000)
PS4 20,000(15,000) PSV&PSVITATV 16,000(15,000) Wii U 7,200(6,300) PS3 4,200(4,200) XboxOne 200(170) |
うーん・・・3DS、PS4、PSVITAの三強となっていますが、いずれも年間100万台。
累計500万台の二番手ハードクラスのペースで、トップを走るハードの売上には感じられません。
3DSにとって2万台という数字は絶不調で実際には3~4万台ペースが通常なんですけどね。
Wii Uはドリームキャストやワンダースワンと同程度かそれ以下。
既に累計売上もそれに近いところまで行っているので、本当にそのくらいで収まりそう。
PS3は既に寿命が来ているので割愛するとして、
XboxOneの場合はマイナーハードどころのレベルじゃありませんw
閑散期とは言えこの売上を見てしまうとかつての基準でゲームハードの売上を見れなくなってしまいます。
※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら。
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