【レビュー】Entwined(エントワインド) [評価・感想] 幻想的なアナログスティックトレーニングゲーム

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どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2014年6月に配信されたPS4/PS3/PSVITA「Entwined(エントワインド)」のレビューをしていきます。

本作は引き裂かれた恋人たちの物語をテーマにしたゲームですが、本質はアナログスティックトレーニングゲームでした!

というのも2本のアナログスティックを的確に動かさないといけないからです。

突き詰めていくと脳トレのようになっていき、幻想的な雰囲気とのギャップを感じてしまいましたw

ゲームとしては単純ですが、妙な魅力があります。

本作を極めたらアナログスティックマスターになれるかも!?

ここからはそんなPS4/PS3/PSVITA「Entwined(エントワインド)」の良いと思った点からまずは書いていきます。

※本作は約1,000円のダウンロード専売タイトルになります。

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このゲームを3行で説明すると?
  • オレンジの魚と青の鳥を操作して奥へ奥へと強制的に進んでいく。
  • それぞれに対応するポイントを通過してゲージを溜めていくのが目的。
  • ポイントの通過に失敗するとゲージが減ってしまう。
初リリース日 2014年6月9日
対応ハード PS4/PS3/PSVITA
ジャンル 3Dスクロールアクション
推定クリア時間 3~4時間
価格 990円(税込)
発売元 SIE

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良いところ

幻想的な映像

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オレンジの魚と青の鳥。

ゲームを始めるとアナログスティックで両者を操作しながら奥へ奥へと強制的に進んでいきます。

その間には様々なエリアを進むことになるんですが、いずれも幻想的なので見とれてしまいました!

火、水、光 etc…

このように様々なテーマで描かれたステージの奥へと進んでいくので、端から見ているだけで楽しめます。

ストーリーモードに用意されたステージは全部で9種類。

それぞれ特徴的な背景となっているので、「次のステージはどんな映像を見せてくれるのだろう?」とワクワクしながらプレイしていました。

2本のスティックを使ったアクション

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本作の操作は簡単!

左スティックでオレンジの魚を操作し、右スティックで青の鳥を操作するだけです。

目的も簡単で、両者を操作してそれぞれに対応するポイントを通過するだけになります。

しかし、ポイントの通過に失敗したらゲージが減ってしまうので失敗は許されません。

できる限り失敗せずにポイントを通過してゲージを最大まで溜めていく。

それを突き詰めていくとかなりの神経を使います。

高度なスティック操作が要求される終盤のステージ

終盤のステージになるとポイントを1つ通過することさえも困難になってきます。

というのも終盤のステージでは左右のスティックを同時に90度動かすなんて高度な操作が求められるからです。

左右のスティックを同時に90度動かすなんて操作は他のゲームでは求められたことがないので面を喰らいましたw

しかし、多くのPS4/PS3/PSVITAソフトではアナログスティックの操作が必要不可欠です。

本作でスティック操作をマスターすれば他のゲームをプレイする時に役立つので、トレーニングゲームとしておすすめできる気がしてきましたw

3D空間を自由に飛び回れる

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各ステージをクリアすると3D空間を自由に飛べるエリアに到着します。

ここでは一定数のアイテムを集めるのが目的になるんですが、それまでが一本道なので開放された感じがしました!

しかも3D空間ではすべてのアイテムを取る必要はありません。

半分程度しか取らなくても良いので、そういう意味でも開放された感じがします。

実はこちらが本番なのかと思ったチャレンジモード

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本作にはストーリーモードのほかにチャレンジモードも用意されています。

こちらはサバイバル形式のモードなんですが、これはヤバイ!w

3回ポイント通過を失敗するまで延々と続き、徐々にハードな操作を要求されるのでガチのトレーニングゲームなんじゃないかと思いました。

しかも次のステージがアンロックされるまでの目標スコアがめちゃくちゃ厳しいんですよ。

ぼくの場合、何十回挑戦しても目標スコアまで届きませんでした。

ある程度のスコアを超えると非常に高度なスティック操作が要求されるので、余程集中力がない限り無理なんじゃ!?

映像が幻想的なので惑わされがちですが、とんでもなくストイックなゲームですよこれはw

ケントワインド

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惜しいところ

展開が単調

基本的には2本のスティックを操作してポイントを通過するだけなので単調です。

そのうえ要求されるスティック操作もステージ毎に決まっているのでだんだん飽きてきました。

特に終盤のステージはポイント通過が難しくなるので覚えゲーの側面が強く感じます。

ストーリー的な要素はほとんどないですし、薄っぺらさを感じてしまいました。

(ラストには想像の余地を残す演出が用意されていてそこは良いと思いましたが)

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全体のまとめ

パッと見は雰囲気ゲーに見えますが、やり込むとかなりストイックなゲームになっていきます。

とは言え2本のスティックを傾けるだけの単純なゲームであることは否めず、「え?これだけ?」と思ってしまったのも事実。

いかにもSIEが得意とするゲームだなぁと思いました。

ぼくの場合、フリープレイで楽しんだから良いものの、これを1,000円で買っていたら割高に感じていたかも。

幻想的なアナログスティックトレーニングゲーム。

こんな人には特におススメ。
・スティック操作に自信がある人。
・集中力を磨きたい人。
・アート性を重視する人。

こんな人にはおススメできない。
・スティック操作が苦手な人。
・集中力がない人。

Entwined(エントワインド)/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約5時間

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