2015/04/15/12:00 | M☆G☆Mコラム

色んな意味でテイルズ化して来たファイアーエムブレムシリーズ

M☆G☆M+etc...

ファイアーエムブレム

任天堂とインテリジェントシステムズが贈る人気シミュレーションRPGシリーズです。
任天堂のシリーズタイトルとしては珍しくアニメ系ゲームを好む層にも人気が高く、
同社の中では珍しい位置付けのシリーズタイトルとなっています。
そんな「ファイアーエムブレム」シリーズですが、
近年の作品は新しい試みによって何かとネット上で話題になっているんですよね。

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まずは2010年に発売されたDS「ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~」。
このゲーム自体はスーパーファミコンで発売された作品のリメイクなんですが、
仲間キャラクターのユニットが戦闘不能となっても喪失されず、
次のマップにて復帰し再び使用可能となる「カジュアルモード」が初搭載されて物議を醸しました。

「ファイアーエムブレム」シリーズはそれまでストイックなゲームだっただけに、
それを全否定するかのような新モードの追加に古参ファンを中心に議論となったものです。
当ブログでも発売当時、アンケートを行うなどしてよくこの話題を取り扱っていました。
カジュアルモードはそれ以降の作品では当たり前のように搭載されているので、
今となっては全く話題にならなくなりましたけどね。

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続いては2012年に発売された3DS「ファイアーエムブレム覚醒」。このゲームは完全新作ですが、
当時の任天堂タイトルではまだ珍しかったダウンロードコンテンツが大量に配信され、物議を醸しました。
単にダウンロードコンテンツを配信するだけだったらまだ良かったんですが、
初期の追加シナリオは内容が薄く、クリア報酬時にもらえるアイテムの方に価値があり、
「実質アイテムを売っているようなもの」、「ゲームバランスが崩れる」、
「任天堂もついに課金か・・・」などの批判があったものです。

個人的にも初期のダウンロードコンテンツは任天堂らしくないなと当時は感じられ、
よく苦言を呈した物ですが、その度にコメント欄がその件に関する議論で盛り上がりました。
ある程度経ってから配信された追加シナリオは改善されましたが、
任天堂らしからぬお色気推しという部分がちょっとした話題になっていた記憶が。


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そして2015年に発売される最新作の3DS「ファイアーエムブレムif」ですよ。
今度は2バージョンで発売される事になり、
その点を中心にまたネット上で大きな議論となっています。

「ポケモン商法をするようになったのか!?」、
「1バージョンは覚醒と同程度のボリュームだから問題なし」等など。
当ブログではニンテンドーダイレクトの情報まとめ記事でサラッと紹介した程度ですが、
それだけでもコメント欄はその話題ばかりになっていましたし、
他のブログでは単独で取り上げて大議論となっておりました。

また、つい最近ではトレーディングカードゲームに
本作のダウンロードコードを封入するという売り方が議論になり、再び話題となっています。
バージョン違い騒動を含めての話題性は、シリーズ史上最大といっても良いでしょうね。


と、毎回このように賛否両論となる新しい試みを行っている「ファイアーエムブレム」シリーズ。
色々言いたい事はありますが、ここではそれぞれの試みについての議論をするつもりはありません。
単純に毎回話題性を提供してネット上を盛り上げているから凄いなーと思うのですよ。

「ファイアーエムブレム」シリーズは「~覚醒」が
50万本に迫る大ヒットを記録して新規層を取り込みましたが、
これってネット上で毎回話題になっている影響もあるのではないでしょうか?
いや、キャラクターデザインの刷新など、他にも理由はあると思いますが、
少なくとも知名度は上昇していますね。「個人ブログなどで話題になっているから、
今回は手を出してみようかな?」。そう感じる人も少なくないハズです。

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販売戦略で知名度を上げたテイルズオブシリーズ

この流れを見て思い出すのが、かつての「テイルズオブ」シリーズです。
上記の記事は、「テイルズオブ」シリーズは乱発や他機種完全版などでネット上で話題になり、
それがきっかけで結果的に知名度が上昇した事を指摘したコラム記事ですが、
同じような流れに「ファイアーエムブレム」もなっていると思うんですよね。

どちらも見方によっては問題ですし、ファン離れを起こす要因にもなりそうです。
しかし、本編を満足いく水準まで作り込み、ユーザーの満足度が高ければ問題ないんですよ。
どんなに汚い売り方でも、本編が満足行く水準だったらユーザーは文句を言いながらも買うのです(笑)
「テイルズオブ」シリーズもある時期まではそれをきっちり守っていたからこそ
PS3「テイルズ オブ エクシリア」が70万本近い大ヒットになったのでしょう。

ただ、いずれのシリーズ作品も炎上商法に近いやり方に結果的にはなっていますので、
ユーザーにヘイトを送っているのは確か。本編の内容が満足行かない水準になってしまったら
今の「テイルズオブ」シリーズのように人気低下にも繋がりかねませんので、
ハードルを上げている事も頭に入れてほしいと思います。

おそらく、60点や70点程度の出来ではユーザーは満足せず、
Amazonでは星1が大量についてしまうでしょう。
初動売上はかなり高くなると思いますが、反感を買われる売り方をしているだけに、
ユーザーのハードルは相当高いです。果たしてこれを越えることが出来るのでしょうか?

※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら

ファイアーエムブレムif 白夜王国
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ファイアーエムブレムif 暗夜王国
任天堂 (2015-06-25)
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※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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この記事の反響(2)

  1. 휴 ㅂ 휴 より:

    kentworldさん
    ファイアーエムブレムもテイルズと同じで同人女のプレイヤー層を意識して製作しているイメージだね。
    ファイアーエムブレムifでキャラの頭をなでるシステムも、一昔前に流行ったヘブン状態とかいう乙女ゲを彷彿とさせるよね。

    • kentworld より:

      それは分かります。アクセント程度だったらまあ、良いかなと思うんですけどね。それ”ありき”は勘弁してほしい。

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