2015/09/23/20:00 | M☆G☆Mコラム

PSVITAの次世代機は出るのだろうか?

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日本では一定の市場規模を確保しているPSVITA(プレイステーションヴィータ)
現時点での普及台数は400万台を超えており、
ニッチ層向けのタイトル中心でありながらも発売タイトルは全機種の中で一番多く、
ここだけを見てしまったら次世代機も普通に発売されそうな気もしますが、
生み親であるSCEの方針を見ているとそうは感じられません。

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当ブログではSCEが年に数回行う
大規模なプレスカンファレンスの情報を単独記事でまとめているのですが、
ここ数年の動向を見ていると明らかにPSVITAへの力の入れ具合が落ちているんですよね。

2013年頃はまだ「PSVITAを売っていこう!」という気合を感じられました。
2月に本体を値下げして怒涛の大作ラッシュ。10月には新型を発売。
本体の売上もこの頃はそこそこ伸びてPSVITAの印象も変わって来たものです。

しかし、翌年からSCEの方針に異変を感じるようになります。
元々不調だった海外向けのプレスカンファレンスでPSVITA向けが手薄になるだけではなく、
比較的好調な国内でも冷遇するようになり、リソースはPS4へ。

発売タイトルも明らかに減り、6月の「フリーダムウォーズ」。
7月の「俺の屍を越えて行け2」以来新作を発売しなくなってしまいました。
当ブログでは当時からこの異変に気が付いていたため、このような記事を公開しています。
もうSCEはPSVITAを諦めて次世代機の開発をしているのでしょうか?

それだったら良いのですが、最近のSCEはワールドワイド志向がどんどん強まっており、
海外で商売にならない限りは勝負に出ないケースが増えています。
そもそも、PSVITAのチャレンジの一つとして「もう一度海外で売る」というものがあったハズで、
だからこそ2本スティックを採用したと思うんですよね。
ロンチに「アンチャーテッド」を持ってきた事からもその気概は感じられます。
でも、実際にはロンチの段階から海外では売れませんでした。

最後の手段としてリモートプレイでPS4ソフトをPSVITAで遊べるという理由でセット販売したり、
PSVITAのゲームをテレビで遊べるPSVITA TV(海外ではPS TV)を発売しましたが、
いずれも大きな売上増には繋がらず、今となってはPSVITA TVがセール価格で販売されているそうです。

その一方でPS4は海外では記録的な大成功を収めており、
携帯機事業が上手く行かないのであればそちらに全力投球した方が良いと思うのは普通でしょう。
いくらPS4がソフト開発をしやすいとは言ってもゲームの規模は大きくなるばかりなので、
携帯機向けにもリソースを割く余裕はなくなっていると思います。
こんな状況でPSVITAの次世代機を出す余裕があったら凄すぎますよ。

▼何故、海外ではPSVITAが売れないのか?

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海外でPSVITAが売れないのを疑問に思う人は多いと思います。
海外で携帯機は売れないというのもありますが、
3DSはそこそこ売れている訳なので、何故PSVITAだけこうも極端に売れないのでしょうか?

どうやら海外での携帯機は子供が遊ぶゲーム機という認識が未だに強いようで、
比較的上の方を狙っているPSVITAは需要がなく、
メインターゲットとなる層は据え置き機のリッチなゲームに目を向けているようなんですよね。

海外ではリビングにあるテレビの大きさが
ステータスになっている事からも迫力を求めている人が多いようで、
そうなってくると画面が小さい携帯機は大きなハンデを背負う事になります。
もはや、日本人とは価値観が根本的に異なるんですね。

日本人からしたら異様な光景に感じるかもしれませんが、
今や海外の方がゲーム市場の規模は大きい訳で、
多数決になると日本市場がガラパゴスで特殊になってしまいます。
当たり前のようにPSVITAで発売されているソフト群は、特殊なものと思った方が良いのかもしれません。

▼PSVITAは長寿ハードになる?

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現状では正直なところPSVITAの次世代機が出る可能性は高いとは言えませんが、
逆に言えば日本市場で善戦しているPSVITAは
PSPと同等かそれ以上の長寿ハードになるかもしれません。

マシンパワーは国産タイトルにとってはこのくらいがむしろ丁度良いでしょうし、
キッズ向けの商売が出来ない中小企業にとっては絶好の市場になります。
それに、日本では携帯機で遊びたいというニーズは強い訳なので、
大手でも選択肢の1つとしてマルチタイトルで発売するケースも多い訳ですからね。

「モンスターハンター」が任天堂ハードへ行ってもこれだけ確固たる地位を獲得しているのですから、
余程任天堂がコア路線のパワフル携帯機を発売しない限り、
PSVITA市場は日本だけでずーっと残っていくのではないでしょうか。

その積み重ねによって少しずつ普及台数が増えて
大手が国内だけで単独でも売り出せると思ったら少しずつ大作が増えていき、
やがて世界で売っていけるチャンスが生まれて
SCEの気が変わる可能性も全くないとは言えないので、まだ希望は残されていると思います。
サードパーティ主体の市場だからこその奇跡に期待したいところです。

※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら

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※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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この記事の反響(2)

  1. 匿名 より:

    VITAの時と同じ内容で次世代携帯機募集の求人がされているのでVITA後継機は出るでしょう

    PS向けのソフト開発者募集も相次いでされてます
    サイゲの東京開発部、みんゴルの会社

    サイゲのPS4等据え置き機向けは大阪で開発なので今回の募集はPS4等の据え置き機は全く関係ないでしょう
    https://www.cygames.co.jp/recruit/osaka_ps4/

    任天堂は3DS後継機は開発を否定してしまいました。
    http://time.com/4662446/nintendo-president-switch-interview/
    株主総会でも検討段階の状態だと説明していますので残る携帯機開発会社はSIEのみ

    SIEは最近次世代携帯機の内部構造の特許の審査請求までしてしまいましたね

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