2015年3月に発売された「バトルフィールド」シリーズのスピンオフ作品です。
このシリーズは毎回プレイしているけど、2015年3月は激戦区だったので本作の購入は避けました。
でも、僕の友人がこのゲームの1人用モード(キャンペーンモード)にドハマりして、
大好きな作品としてよく挙げてくるんですよ。という訳でセールになっていた事だし購入しました。
今回の記事ではキャンペーンモードについて語っていきます。
「バトルフィールド」シリーズは、オンラインでの対戦プレイが重視された作品です。
めちゃくちゃ広いマップでチームを組んで最大64人での戦争を楽しむFPSで、
何百、何千時間プレイしても新鮮に楽しめるのが特徴となっています。
そのため1人用モードはマルチプレイモードに慣れてもらうためのチュートリアルで、
あまり力が入っていなかったんですよね。
「コールオブデューティ」シリーズの影響を受けてストーリー要素があったりするけど二番煎じっぽいし、
ギミックが少なくてボリューム不足でパッとしませんでした。
そんな先入観で「バトルフィールド ハードライン」のキャンペーンモードをプレイすると、
これまでとは大きく異なる力の入れ具合にビックリしてしまいます。
どこがパワーアップしているのか箇条書きで書かせていただくと・・・
・ストーリーが大幅強化!刑事と犯罪者の戦いを重点的に描いている
・キャラクター性が強化!登場キャラがみんな特徴的
・演出が強化!あらすじや次回予告など、海外ドラマ風の演出を盛り込んでいる
・刑事レベルの概念が登場。レベルが上がることで武器がアンロックされる
・ステルス要素の追加。コインを投げて敵の気をそらす事が出来る
・サブウェポンの追加。体力の回復を急がせたり、ワイヤーアクションも出来る
・警察手帳と手錠の追加。手帳を見せて敵の動きを止められる
・探索要素も強化。スキャンをして手がかりを調べられる
こんなところでしょうか。まず、驚くのがストーリー周りです。
シングルプレイをメインにしたアクションシューター並みに力が入っていて、
数年に渡る警察と犯罪者のドラマを描いています。
主人公のキャラクター性も強くなっていて、感情移入をしてしまうレベル。

ゲームプレイはステルス性が高まっているので、これまでよりも攻略の自由度が高まっています。
敵に見つからずに奥へ進むのか、大暴れして全滅させるのか選択出来るようになりました。
サブウェポンの種類が多く、それを使ったギミックも存在しますし、
これまで通り乗り物に乗って戦うシチュエーションも存在するので、最後まで飽きません!
とは言え全体のボリュームはこれまで通り少なめでした。
僕がキャンペーンモード1周に費やしたのは約6時間。
この手のゲームは10時間が基準なので、腹6分目でしたね。
ラストの展開といい、駆け足で終わっているところはありました。
それでもこの6時間は非常に濃いもので、濃厚なアトラクションを楽しみたい方はおススメです!
僕はセール時に1,400円程度で購入しましたが、
この値段だったらキャンペーンモードだけでも元は取れます。
こんなに良く出来ているのに、このゲーム、過小評価されているんですよね。
その大きな理由として、「バトルフィールド」ブランドで売っているからなのでしょう。
「バトルフィールド」といえば戦場で大暴れ出来る作品なので、
こそこそ行動するステルスアクションとの相性は悪いと思います。
ドンパチがやりたくて本作に手を出している場合、
ステルスアクション色が特に強い序盤の展開は退屈に感じしまうでしょう。
「バトルフィールド」のキャンペーンモードはおまけというイメージも定着しているので、
そもそも、プレイすらしていない人も多いのかもしれない。
だからこそ僕はこの記事で
と声を大にして言いたい!「アンチャーテッド」のようなPLAYする映画を求めている人は、
セール価格で購入してキャンペーンモードだけプレイしても良いと思います。
今作は「デッドスペース」シリーズを手掛けたヴィセラルゲームズが開発を担当しており、
いつものDICEスタジオは協力しているだけなのでこれだけテイストが変わっているみたい
だから、「バトルフィールド」というブランドでもこれまでとは別物と思った方が良いです。
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