2018/01/13/12:00 | ゲームレビュー

A Hat in Time(ハット イン タイム)【レビュー・評価】懐かしいだけでは終わっていない20年越しのN64ソフト!

2017年12月に配信されたPS4/XboxOne「A Hat in Time(ハット イン タイム)」を今回はレビューします。

PS4/XboxOne「A Hat in Time」は宇宙船で帰国しようとしている少女Hat Kidが主人公の3Dアクションゲームです。

ダウンロード専売で、海外のみでの発売となっています。

プレイ日記はこちら

良いところ

随所で感じられるN64ソフト臭

わぁぁぁ・・・!懐かしい!

本作は2017年に発売された作品ですが、プレイしていると20年以上前のN64時代を彷彿してしまいます。

まずはゲームデザイン!

中規模の箱庭マップを探索して様々なアイテムを集めていくジャンプアクションゲームという事でN64の「スーパーマリオ64」や「バンジョーとカズーイの大冒険」に近く感じられます。

ジャンプアクションでアスレチックをこなし、高いところにあるアイテムをゲット!

 
・・・出来たかと思ったら惜しくも足を踏み外し、ふもとからやり直しをくらうところなんかはまさにそんな感じでしたw

グラフィックのテイストもN64時代を彷彿します。

本作は配信タイトルとは言えPS4/XboxOneソフトなので、もっとグラフィックを凝ることが出来ると思うんですよね。

でも、実際にはシンプルなテクスチャを使用しているため多くのオブジェクトはベタ塗りですし、主人公Hat Kidの顔パーツもペラペラで目は眼球になっていません。

一見すると古臭くも感じますが、当時の雰囲気を上手く再現しているため懐かしさを感じられました。

ダメージを受けた時の漫画チックなエフェクトやメロディアスなBGMも良い意味で当時のゲームっぽく、開発者のN64愛を感じられます。

趣向を凝らしたギミック

表面上はN64ソフトっぽいですが、きちんと現代向けに上手くアレンジされていました!

特にそれを感じられたのが、趣向を凝らしたギミックです。

本作はN64「スーパーマリオ64」のように各ステージへ突入する時にいくつかのチャレンジを選択する事になるんですが、同じステージでもそれぞれに専用のイベントが発生してテイストがガラッと変わります。

あるステージでは殺人現場の証拠集めをする探偵ごっこをする事になり、またあるステージではステルスアクションゲームごっこをする事になり・・・

基本は3Dアクションゲームですが、そのうえに現代風の要素を上手く盛り込んで多彩な味付けがなされていて刺激的な体験を味わえました。

トータルのステージやキーアイテム(タイムピース)の数はN64「スーパーマリオ64」のパワースターなどと比べたら大きく劣りますが、1つ1つの密度は非常に濃く、充実感があります。

余談ですが、GC「スーパーマリオサンシャイン」でも選択したチャレンジによって専用のイベントが発生してステージの構造が変化しました。

なので、本作のゲームデザインはどちらかと言うとN64「スーパーマリオ64」よりもGC「スーパーマリオサンシャイン」に近く感じます。

N64ソフトではないじゃん!?なんてツッコミはなしで!

箱庭マップを探索してアイテムを集める楽しさ

チャレンジ形式だったら箱庭マップが舞台でもリニアな展開になってしまうんじゃ!?

確かにそういう面もありますが、各地を探索して隠された魔法の毛糸やカプセルなどのサブアイテムを集める楽しさはあるので、箱庭マップならではの遊びはしっかり盛り込まれていました。

魔法の毛糸を集めると主人公Hat Kidの新たな帽子を作成する事が出来ます。

単なる飾りではなく、N64「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」のお面みたいにそれぞれ特殊能力を持っていて、例えば遠距離攻撃が出来たり、雪だるまになってジャンプ台を利用出来るのでゲームをクリアするうえでは必須なんです。

同じくカプセルも重要なアイテムで、一定数集めるとお店でバッジと交換する事が出来ます。

バッジはN64「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のフックショットに代表される装備アイテムみたいな感じで、使用する事で新たな道が切り開けるのでとっても重要な要素です。

このようにサブアイテムなくしてはゲームをクリアする事は出来ないので、キーアイテムのタイムピースを集めるまでに各地を寄り道する必然性が生まれて箱庭アクションゲームっぽく感じられました。

歯ごたえあるボス戦

各ステージにはボス戦が用意されています。

が、驚くほどの難易度で、「ダークソウル」をプレイしているかと思いました!w

どのボスも3回攻撃を当てたら倒せるなんて優しいものではなく、10回近くは攻撃を当てないと倒せませんし、「ラスボスですか!?」と突っ込みたくなるほどの形態チェンジをして初見殺しの激しい攻撃をしてきます。

しかも攻撃出来るチャンスは少しの間しか発生しないので、なかなかダメージを与えられません。

ボスを倒すのは大変ではありますが、だからこその達成感が生まれ、箱庭アクションゲームながらも戦闘も面白く感じられました。

Hat Kidが可愛い!

本作の主人公となるHat Kid。

見ての通り彼女はとっても可愛いです!

等身の低さが幼女っぽいのでロリコンとしては溜まりませんし←、強調された目と眉毛が可愛い!

目と眉毛は髪の上に描かれていますが、この辺りはGC「ゼルダの伝説 風のタクト」を上手く参考にしていますね。

本作ではそんな彼女のコスチュームを変更する事が可能なほか、ゲームを進めると色の設定も出来ます。彼女を自分色に染めるのも醍醐味の一つです。

チャレンジ選択後のロード時間中にはHat Kidを中心としたイラストが挿入されるのも嬉しい!

挿入されるイラストはなんとチャレンジ毎に異なるのでバリエーションは多く、この力の入れ具合からしても本作はキャラクター性も大きな魅力だと思います。

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個人的に合わない&気になったところ

人によっては古臭さを感じる

コンセプトがコンセプトなので、本作のゲームデザインを見て古臭さを感じる人も出てくると思います。

各ステージはオープンワールドではありませんし、スキを見せるまで攻撃を回避し続ける必要があるボス戦のデザインも古臭く見えてしまうかもしれない。グラフィックに関しては言わずもがな。

冗長な一部のチャレンジ

1つ1つのチャレンジが濃すぎる故、一部のは冗長に感じてしまいました。

探索要素が強いのもありますが、目的地まで行くのに時間がかかってしまい、中にはクリアまで30分近くかかったものもあります。

一応、キーアイテムのタイムピースまでの場所を教えてくれる能力も存在しますが、それでも仕掛けの解き方が分からず詰まってしまい、クリアが長引いたことも多いです。

もう少しタイムピースの数を増やして1つ1つを切り分けても良かったかもしれない。

全体のまとめ

N64時代の3Dアクションゲームを再現しました!懐かしい!

に留まらず、2017年のゲームだからこそ実現出来た仕掛けも満載で思い出補正を抜きにしても印象に残る作品でした。

コンセプトがコンセプトなので古臭い部分も散見されますが、3Dアクションゲーム好きならプレイして損のない作品です。

懐かしいだけでは終わっていない20年越しのN64ソフト!

こんな人には特におススメ。
・3Dアクションゲーム好き。
・N64時代が恋しい人。

こんな人にはおススメできない。
・3Dアクションゲームが苦手な人。

A Hat in Time(ハット イン タイム)/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約20時間


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コメント広場の住人(13)

  1. ナスタ より:

    nasturtiumです。今後ハンドルネームを変えようと思いますのでよろしくお願いします。この下から感想を書きますねー。

    見事に僕と同じくらいのタイミングでコンプリートしていましたね笑

    今作はリニア進行と箱庭探索が絶妙だったと思います。手に入るアイテムが重要なので探索意欲が湧きますし、マップも広過ぎず狭過ぎず適度なので進行をしながらの探索は苦にならなかったですね。

    全体的なシステムは同じくスーパーマリオサンシャインの要素を強く感じました。選択したミッションによるステージの変化もそうですし、一部のアスレチックステージの構造も何処と無く似ていましたね。

    ボスは全体的にかなり強かった!この手のゲームのボスなんて大体3発で倒せるだろうって予想を裏切るタフなボスばかりでしたね。攻撃パターンも豊富で印象に残るボスばかりでした。

    Hat Kidはかなり魅力的なキャラクターでしたね!髪の色や、帽子のデザインなどを変更できる着せ替え要素が豊富でしたし、コミカルなモーションやロード中のイラストも可愛らしくて印象的でした。まあ実は途中まで勝手に男の子だと思い込んでいましたけれどね笑

    全体的に64ライクなゲームシステムを踏襲しつつも新しさもしっかり兼ね備えている良作でした。これは間違いなく日本でも評価されるタイトルだと思いますのでローカライズされて知名度が上がるのを期待したいですね〜。

    • kentworld より:

      おお!ハンドルネームを変えられましたか!?
      愛称に変えられて分かりやすくなったと思います。

      コンプリートは実を言うとナスタさんがされていたので慌ててしたような感じです。
      残り2個の状態だったので、ナスタさんがされているのであれば僕もしようというゲーマーとしての対抗心です笑

      チャレンジ形式で目的が分かりやすかったのは最初リニア式にならないか心配でしたが、
      サブアイテムの収集要素などによって見事に箱庭マップの意味をもたらしていましたね!

      ボス戦の強さは印象的でした。おっしゃる通りこの手のゲームで印象に残る事はそんなになかったので。

      Hat Kidは上手く売り出せば人気キャラになれますよ!彼女の今後が楽しみになってきました♪

      それにしても「Freeze Me」といい、今はおてんば娘の時代なんでしょうか?w

      • ナスタ より:

        そうですね。わかりやすいハンドルネームにしてみました。これでこいつの名前何て読むんだ現象からおさらばです笑

        終盤で一気に実績解放してると思ってましたがそうだったんですか!計らずもやり込ませることに成功しましたね( ̄▽ ̄)

        • kentworld より:

          実は最初、読み方を間違いないように「nasturtium」でググってしまったので、良い判断だと思います!

          僕が先に購入したのもあって、先を越されたくない!と思ってしまったんです笑

          でも、おかげでやる気が出たので、良い影響を与えてくれました!

  2. グリグラ より:

    あれ、これPS4で遊べるんですね。海外アカ取れば買えるのか。
    言語の違いは問題ない程度ですか?ローカライズされるかわからないのでプレイしたいですね。

    • kentworld より:

      そうですね、ウィキペディアにも発売されたと書かれていますし、海外アカウントを取れば購入出来ると思います。

      内容の方はシンプルなストーリーですし、一部のサブイベントを除けば言語の違いは差し支えありませんでした。

  3. shiba より:

    聞いたことないタイトルだと思ったら、海外のみ配信なんですね
    溶岩のグラフィックとか、確かにN64ぽさを感じられますね〜

    サムネイルの顔がリンクっぽいと思ったら女の子だったんですね!失礼しましたw
    イラストがすごく好みです。可愛らしいので日本でも受け入れられ易そうですね^_^
    そして流れるようなロリコンカミングアウト、見逃しませんよ!w

    • kentworld より:

      海外のみでの配信ですが、個人的にドストライクなので我慢できず購入してしまいましたw

      溶岩のグラフィックはいかにもスーパーマリオ64っぽいですよねw

      サイドの長さがリンクっぽいけど、本作の主人公は女性みたいです。

      イラストは日本でもウケそうな感じですよね。サラッとロリコンである事を明かしてしまいました\(^o^)/

  4. トモフミ より:

    ユーカレイリーのようにこちらも箱庭3Dアクションを復刻させたようなゲームの一つですね。
    当初はよくある不親切な3Dアクションゲームかなって感じでノーマークでしたけど、ハットキッドちゃんがなかなかかわいいですね♡
    3Dのモデリングはあの猫目リンクちゃんみたいです。スクショを見る限りだとなんだか風タクっぽい!
    でもボス戦の難易度が高いのはちょっと引っかかるなぁ~。
    今回のレビューのせいで遊べる機会があれば、遊んでみたい1作になっちゃったじゃない!(^◇^)

    • kentworld より:

      ユーカレイリーに続いてこんな素晴らしい箱庭3Dアクションゲームが出てくれて嬉しかったです!

      内容の方は単に昔のゲームを意識しただけではなく、きちんと今風に味付けされているのがよかったですね~。そこは加点しております。

      キャラモデリングは風のタクトをかなり参考にしていると思いました。目や眉毛の表現は完全に影響受けていますね。

      ボス戦の難易度は海外仕様でした。国内版が出たら難易度緩和されているかもしれませんね。今回のレビューで興味を持ってくれたら作戦成功です☆

  5. チキ より:

    レビュー待ってました!

    毛糸玉を意識して集めると探索の楽しさが増しますよね。
    そういえば傘からビームを出すバッジを付けたら予想を上回る派手なビームが発射されて笑いましたw
    子供の妄想を具現化したような技でロマンがありますね。
    ボスは歯応えがあって良いですよね。特にラスボス戦は熱い展開があるしエフェクトも派手で燃えました。

    僕はhentaiworldさんみたいにロリコンではありませんがハットキッドの可愛さにはやられました。
    洋ゲーだけどモデリングもイラストも日本人に親しみやすいですよね〜。
    僕は運良く金髪と緑色の服のセットを手に入れたので猫目リンクそっくりな姿でプレイできましたよ(*´꒳`*)

    kentさんとナスタさんが怒涛の勢いで実績コンプしてたから驚きましたよw
    それだけ楽しめたということかな⁉︎
    実績は結構、難しそうなのが多いですよね。
    地面に触れずにホーミングアタック5連発とかどこでやればいいんだ⁉︎

    • ナスタ より:

      僕もhentaiworldさんと違ってロリコンではありませんがハットキッドは魅力的なキャラクターでしたね〜。傘からビームのバッジはたしかに派手でしたね笑

      実績は折角オススメされましたし、期待以上に楽しめそうだったので一気に獲得してしまいましたよ笑
      クリアとは別ベクトルのやり込み系が多かったのでやりがいがありました!
      ホーミングアタックの実績はAlpine Skylineにここでやれと言わんばかりの場所がありましたので、そこで獲得しましたね。

    • kentworld より:

      ついにレビュー出来ました!早く公開したくてたまらなかったんですよー。

      魔法の毛糸は少し難しいところに隠されているので、Switch「スーパーマリオ オデッセイ」のパワームーン集めみたいな感じで楽しめました♪

      傘ビームは最初見た時「すげぇ!」と思ったけど、意外と使うことはなかったのであった・・・でも、あの派手な攻撃はインパクトありますよねw

      ええー!チッキーはロリコンじゃないのかぁ(´・ω・`)

      それでも主人公の可愛さには惹かれたようで・・・可愛いからと言って誘拐しちゃダメですぞ( ー`дー´)

      海外のゲームですが、モデリングやデザイン含めて良い感じにN64時代を参考にしているので上手くカルチャライズしたら日本でも売れそう。

      日本のパブリッシャーさん!こんなところに金の卵がありますぞ!

      実績コンプは対抗心に火が付いてしまいましたw

      「タイム ストップ ハット」を使えば難易度は緩和出来るので、コンプリートはそこまで難しくない印象です。

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