2017/09/20/7:00 | ゲームレビュー

Deemo(ディーモ)【レビュー・評価】ピアノ演奏とストーリーでダブルの感動を味わえるお買い得品!

2015年6月に発売されたPSV「Deemo(ディーモ)」を今回はレビューします。

PSV「Deemo(ディーモ)」はピアノを奏でていくリズムアクションゲームです。2017年9月にはSwitch版も発売。
※レビューしたのはPSVITA版です。

良いところ

ピアノをモチーフにした演奏

ゲーム機でピアノを奏でられるなんて!?

本作のリズムゲームパートは、まるでピアノを本当に奏でているかのような感覚で楽しむ事が出来ます!

ルールは簡単。流れてくるノーツがラインと重なった瞬間にタッチ。もしくはスライドするだけです。

流れてくるノーツは音楽と連動しているので、適確にタッチorスライドするとあら不思議!ピアノを奏でているかのような感覚を味わえます。

子供の頃、音楽の先生が上手にピアノを奏でているのを見て「凄いなぁ」「あんな風に演奏したいなぁ」と憧れの眼差しで見ていましたが、本作でちょっとだけ夢が叶いました!

ある程度の難易度でプレイをすると、流れてくるノーツはかなり多いです。

これだけ多いと大変そうですが、実際にプレイしてみると割と取れるので「俺、才能あるんじゃね?」と酔いしれる事が出来ます。

何故なのか考えてみたんですが、ユーザーインターフェースと操作性が直感的だからなんですね。

目に見えた流れるノーツを自分の体と完全に連動した指でタッチorスライドするだけなので、ある程度のスピードでもさほどミスをする事なくクリア出来ます。

これがボタン操作だったらここまでミスなくプレイするのは困難でしょうね。
※Switch版はアップデートでコントローラにも対応しますが。

幅広い難易度設定

リズムアクションゲームはプレイヤースキルが求められるジャンルです。

そのため得意不得意がハッキリ分かれると思いますが、本作は幅広い難易度設定によって多くの人が楽しめるようになっていました。

難易度はイージー、ノーマル、ハードと大きく分けて3つあります。

そのうえ譜面のスピードを細かく設定する事が可能で、自分の腕に合わせて難易度を調整する事が出来るんですね。

他のリズムアクションゲームと同じくスコアは難易度によって記録されるので、同じ曲でも何度か楽しめます。

大量に用意された楽曲

ダウンロード専売タイトルなんだから、曲数は大して多くないだろう。

そんな先入観で本作をプレイすると、あまりの曲数に驚くと思います。

PSVITA版の場合、最初にプレイ出来る曲は多くありませんが、アドベンチャーパートで部屋を探索していると少しずつ新しい曲が開放されていくので、20曲目辺りから「え?まだこんなにあるの!?」と驚きました。

最終的には47曲も解禁されていき、Switch版に至っては200曲以上もあるのだから凄いですね。

これだけ曲数が多いと1つ1つのも気になって来ますが、どれも一定水準に達しているので粗製乱造でもありません。

▼Deemoで個人的にお気に入りの楽曲


Reverse -Parallel Universe-

メロディアスな曲。どこか切なさも感じられて、「Deemo」では一番好きな曲です。

ストーリーモードでは木を成長させるために好きな曲を演奏する事になりますが、何度もこの曲をチョイスしましたね。


Saika

をモチーフにした曲。イメージイラストのように刀と扇子を持って華麗に踊っている姿が思い浮かんでいき、こちらも体を動かしたくなります。


Sakura iro no yume

とても優しい感じの曲。日本語の女性ボーカル付きで、聴いていると癒やされます。最後の方で演奏するので、涙腺を刺激してくれました。

感動的なストーリー

「Deemo(ディーモ)」の大きな特徴として、ストーリー要素が存在します。

とある城の中で孤独な生活をしている主人公、Deemo。そんなある日、空から記憶喪失の少女が落ちてきます。

彼女は一体、誰なのか?

そんな感じでストーリーが挿入され、様々な曲を演奏する事でアニメーションムービーを通じて少しずつ真実が明らかになっていきますが、最後は感動的な展開でした。

リズムアクションとストーリーが上手く調和されていて、綺麗にまとまっています。

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個人的に合わない&気になったところ

全体的に地味

身もふたもない話ですが、ピアノをモチーフにしたリズムアクションゲームなので派手さに欠けます。

タイミング良くノーツをタッチしても爽快な音は鳴りませんし、背景や演出も簡素です。

リズムアクションゲームに派手さや爽快感を求めると、ちょっと違う感じのゲームに見えると思います。

緩いゲーム進行

ゲームの大きな目的として、木を伸ばしていくというものがあります。

木はピアノを弾く度に伸びて行き、演奏後の成績が良いほど伸びも良くなるんですが、好成績でクリア出来るならどの曲を演奏しても良いので全体的に緩く感じました。

これだけ曲数が多いとどうしても好き・嫌い、得意・不得意が生まれてしまい、演奏する曲が偏ってしまうので、単調なゲーム進行になりやすく感じます。

また、木の成長もゆっくりなのも気になりました。エンディングを見るまでにかかる時間は意外と長く、何度も曲を演奏しなければなりません。

ゲーム進行が緩い故に思わぬ落とし穴があると思います。最後まで楽しむには少々コツが要ると思いました。

全体のまとめ

私でもこんなに上手く奏でられるなんて!?

本作を初めてプレイした時は、そんな感動が待ち受けていました。

良い曲も沢山収録されており、ストーリーも感動的なので、派手さやゲーム進行の緩さが気にならなければ高い満足感を味わえると思います。

ピアノ演奏とストーリーでダブルの感動を味わえるお買い得品!

こんな人には特におススメ。
・ピアノ好き。
・リズムアクションゲーム好き。
・ストーリーで感動したい人。

こんな人にはおススメできない。
・作業的なゲームプレイが苦手な人。
・爽快感を求める人。

Deemo(ディーモ)/お気に入り度 ★★★★★★★☆☆☆ 星7個
プレイした時間・・・約25時間


 

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コメント広場の住人(22)

  1. ヨウタイガ より:

    ボタンを押す音ゲーは良くありますが、タッチは珍しく感じますね。シアトリズムはペンでタッチもありましたが、まさにピアノを弾いている様な感じは楽しいですね。ストーリーがあるっていうのも、個人的にはモチベーションを保ちやすいですし。スイッチ版の曲数は凄いですね!持ち運んでみんなで触ってみるのも楽しそうです。

    • kentworld より:

      指でタップするタイプの音ゲー。
      スマホではよくあるけど、コンシューマーでは珍しいかも。
      実は本作、スマホ発のゲームなんですよね~

  2. 街毛 より:

    スマホのタップ音ゲーの一つではありますが、キャラに頼らず音楽と雰囲気の良さで勝負する珍しいタイプですね。僕もvita版持ってますけど結構好きです。

    コントローラー対応は地味に楽しみ。やっぱり音ゲーはボタンでも楽しみたいですし。ポップンポータブルのような形かな。

    • kentworld より:

      言われてみると最近のスマホ音ゲーはキャラクターで勝負していますね。
      デレマスの影響が大きいのかな?
      コントローラ対応は街毛さんには朗報かも!?

  3. nasturtium より:

    この値段でこの曲数は本当に素晴らしいと思います。

    VOEZはプレイしましたがあちらもあれだけの曲数なのにどの曲もクオリティが高くて魅力的でした。

    タッチ操作の直感的な操作感と独特で魅力的な世界観はこちらでも変わらないようですね。楽しみです。

    • kentworld より:

      本当に200曲も収録して大丈夫なのかと思ってしまいますw
      これだけで1ヵ月は楽しめそうな勢いですね。
      3,000円はお買い得過ぎる!!!

  4. さやまる より:

    VITA版はフルアニメーションの声付きでしたっけ?アプリでは挿絵というかそんな感じなので結構違うんですよね〜!VITA版のアニメーションも気になってます…!

    本当にピアノを上手く演奏してる感じで楽しいですよね!Kentさんの言ってるように派手な演出とかはありませんが、実際に演奏してる感じがとても気持ちよく出来るゲームですね!

    Switch版は200曲以上しかもアプデで追加予定と、凄いですよね本当に…!色々な曲をやりまくるぞ〜!
    あとコントローラー対応モードが結構気になるんですよ…!はたしてどんなやり方にするのか…気になります!

    • kentworld より:

      VITA版はフルアニメーションムービー付きで、ボイスもありました。
      Switch版にはないのかな?
      ストーリーを盛り上げる役割があったので欲しいところですが。

      まあ、なかったとしても圧倒的な曲数で十分にお買い得ですよね♪

      • さやまる より:

        アニメーションは流石にありませんでしたが、Switch版まさかのボイス付きでした!!
        てっきりアプリ仕様で声は無いものだと思ってたのでこれは嬉しいサプライズ…♪

        とりあえず今出せる曲は結構出したと思うのですが…これは本当にボリュームが凄いです…
        今のアプリ版の課金曲を全部含んでこの値段…アプリ版だとセールがなければ、全部買うとなると軽く1万は超えるはずなので凄すぎる…!
        この感覚は初音ミク Project DIVA Future Toneに近いものを感じる…!アプデも楽しみすぎますよほんと!!

        • kentworld より:

          情報ありがとうございます。
          VITA版とスマホ版の良いとこどりみたいですね。
          まさしくこれは完全版といえるんじゃ!?
          僕も初音ミク Project DIVA Future Toneを彷彿しました。
          コストパフォーマンスは良い勝負なんじゃ!?

          • さやまる より:

            そうなんですよ…まさにいいとこ取りすぎてちょっとこの値段なのが心配ですよw

            コスパの良さは本当にいい勝負ですよこれ…w色んな人にやってもらいたいなぁ〜この内容はとてもお得ですぞ〜!

          • kentworld より:

            何か裏があるんじゃないかと思ってしまいますよねw

            Switch版もストーリーに合わせて曲はアンロックされるようですが。

  5. メトロキシド より:

    興味のあるゲームタイトルのレビューが!?
    ストーリーがある音ゲーですか。カルチャーショックですねw
    初音ミクの音ゲーでストーリーがあるらしい作品があると聞きましたが、
    こちらも存在するのですか…。
    ちなみにストーリーは雰囲気ゲーのようなものでしょうか?
    それとも文字で説明されていくでしょうか?
    (なんだか音ゲー一切関係ない話になってしまいましたね…w)

    • kentworld より:

      ストーリーはアニメと音声で説明されます。
      雰囲気ゲーのような感じではないかなー。
      音ゲーはスマホでも出来るようになったので、
      高値で売るにはストーリーなどで価値を持たせる必要が出てきたんですね。

  6. 黒詩★紅月 より:

    台湾産ゲームですね
    まだやったことがないけど、紅月はピアノを引けます!w
    ピアノを使うリズムゲームがあるとしたら面白いかもしれないですね

    曲がバラバラで売れてるところはちょっと惜しいと思います
    追加のほかに本体のボリュームは感じさせるアピールも重要です

    Rayarkのリズムゲームはどっちも完成度が高くて、評されてるところに、ほかのジャンルにも挑戦して欲しいところです
    コンシューマーに出る意欲もあるし、ここからの展開に期待します

    • kentworld より:

      そう!これは紅月ちゃんの国が作ったゲームなの!

      スマホ版はパックで別売りみたいですね。
      Switch版はそれらを全部収録している感じかな?

      Rayarkには頑張って欲しいです。
      台湾メーカーでもコンシューマー向けに展開してくれるのは有り難い。

  7. くっぞこ より:

    こんにちは。
    スイッチで出てた「NOEZ」が気に入っているので、
    「DEEMO」は気になっていました!
    鍵盤を弾いていく感じを再現したゲームなんですね。
    200曲というとすごいボリュームですね。
    「シアトリズムFFCC」がそれくらいのボリュームでしたけど、
    「シアトリズム~」はまだ全部遊びきれてません(笑)

    • kentworld より:

      そんな感じですね。
      指で弾くので、タッチペンより本物そっくりな感じを味わえると思います。
      200曲もあったら全部出来ませんよねw

  8. シロマ より:

    vitaのタッチとスライドを活かしたタイプの音ゲーなんですね。
    直感的な操作なら音ゲーが苦手な俺でも楽しめてプレイできそうです。

  9. marumax より:

    自分は音ゲーはあまりやった事がないのですが、以前SwitchでVOEZをプレイして、そちらが面白かったので同じ会社が製作しているこのゲームも気になってたんですよ!VOEZも簡単なストーリーが有るのですが、進め方が所謂お題方式なんですよ。なので、難易度的にはこっちの方が初心者向けかも?こっちも中々面白そうです!

    • kentworld より:

      VOEZにハマった流れでDeemoを購入するのは良いと思います。
      VOEZのストーリーはお題形式なんですね。
      Deemoはある程度曲を演奏して木が成長するとムービーが挿入される感じでした。

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