2017/08/16/12:00 | ゲームレビュー

ドラゴンクエスト【レビュー・評価】RPG1年生に捧げる教科書

1986年5月に発売されたFC「ドラゴンクエスト」を今回はレビューします。

FC「ドラゴンクエスト」は国民的RPGシリーズの記念すべき1作目です。
※レビューしたのはPS4版になります。

良いところ

能動的に目的を見つけていく楽しさ

ゲーム開始から1分。そこには大平原が広がっていました。

大平原は非常に広く、どこに行くのもプレイヤーの自由。

僕はスライムを倒しつつ、偶然、見つけた洞窟の奥に進みました。そこでは大きな目的が明らかになったんです!

このように本作は能動的に目的を見つけていく必要があって、冒険している感を味わえます。

近年のゲームはイベントシーンを大量に盛り込み、「今、やるべき事」がすぐ分かるようになっている事が多いので能動的に目的を見つけていくのは新鮮です。

村人と会話をする楽しさ

お、村人が沢山いる!でも、全員に話しかけるの面倒だな~。

いつからか僕はRPGをプレイしていてそう思うようになり、住人にをかける事はほとんどなくなりました。

だって、村人に話をかけなくても次の目的が分かるようになっているし、マップが広く、システムなど覚える事が多すぎて話しかける気になれないもん!

僕にとってRPGの集落は、言ってしまえば泊まって買い物をする場所!

あとはミニゲームをプレイするくらい。村人にはほとんど話をかけないコミュ障勇者です。

しかし、本作ではそんな風にはなりませんでした!

何故ならメインストーリーのイベントシーンが皆無でガイド機能もないため、村人から情報収集をしないと次の目的が分からないから!

村人はあとから役に立つ情報を沢山持っているので、つい、メモに取りたくなりました。その時、僕は思ったんです。

そうだ!RPGの醍醐味って村人から情報収集をして次の目的を見つける事だと!

ゲームをクリアするには村人からの情報収集が必須なので、片っ端から話をかけました。コミュ障勇者、脱却です!

中には本編とは関係のない生活感のあるテキストや”ぱふぱふ”などのお遊び系テキストも含まれているので、村人に話しかける楽しさを久しぶりに味わえました。

本作では新しい村にたどり着くと、つい、村人全員に話をかけたくなります。

勇者ケント「僕は、ついにコミュ障から脱却したんだ!」

成長する楽しさ

とっても広いアレフガルドの大平原

いきなり遠くまで行く事も出来ますが、生半可な状態で進んだら最後。一撃で体力が0になるほどの攻撃力を持った敵に遭遇してしまい、即・ゲームオーバーになります。

これ、素晴らしい仕組みだと思った。

最初に圧倒的な強さを見せてプレイヤーに絶望感を味わせるも、その絶望感によってレベルを上げてからの再戦で勝利した時、強烈な達成感を持たせられますからね。

さらに素晴らしいのが、誰もがその達成感を味わえるように作られている事。

RPGはアクションゲームとは違ってテクニックが要求されず、基本的にはボタンを押すだけで勝ててしまいますからね。

達成感はゲームだからこそ味わえる物なので、誰もがそれを味わえるのは嬉しいです。

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個人的に合わない&気になったところ

ステータスのゴリ押しで勝ててしまう戦闘

戦闘はあまり面白いとは思えませんでした。

戦闘は主人公とモンスターの1対1。戦闘で使える呪文は最大6種類。あとは物理で殴るかアイテムを使用するくらい。

戦略性は低いと言わざるを得ず、どんな技を使おうか考える楽しさは薄いです。基本的にはレベルが物を言うので、勝てなかったらとにかくレベル上げ。

でも、戦略性が低いからこそRPGのセオリーを学びやすく、基礎基本を知るには良いと思います。

全体のまとめ

RPGの基本が詰まったシンプルな1本。

今となってはシンプル過ぎますが、だからこそ本質がしっかりとしていて、「RPGとは何なのか?」を知るには最適な1本だと思います。

本作が発売された1986年から今日まで数え切れないほどのRPGが発売になり、色々と肉付けされて本質が何なのか分からなくなってきましたが、改めて本作をプレイして初心に帰れました。

RPG1年生に捧げる教科書。

こんな人には特におススメ。
・RPGの本質を知りたい人。
・探索好き。

こんな人にはおススメできない。
・複雑なシステムのRPGを楽しみたい人。
・探索が苦手な人。

ドラゴンクエスト/お気に入り度 ★★★★★★★☆☆☆ 星7個
プレイした時間・・・約5時間

 

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コメント広場の住人(14)

  1. Kiyoppy より:

    学生の頃は気にしませんでしたが、最近は特に住人との会話が煩わしく感じる用になりました。
    最近は映画的な演出のアクションゲームをすることが多くなったので、進行と関係ない住人に話しかけた時はガックリきます。
    ドラクエのレビューを読むと確か昔は片っ端から会話していたなあ、って反省しちゃいます。

    • kentworld より:

      kiyoppyさんも同じような感じでしたか!

      そうそう、進行と関係のない会話がいきなり始まっても「ふーん」としか思えないですよね。
      まず、こちらに大きなメリットがないと。改めてドラクエをプレイして思いました。

  2. つぐみ より:

    ドラクエ1はどうしてもカニ歩き&東西南北への話しかけが忘れられません。

    しかし、ゆうべはおたのしみでしたね や せかいのはんぶんを にやろう などの名言が生まれた名作ですなぁ

    タイマンバトルはアクション性が無いターンバトルだと
    今味わうと確かに戦略性もへったくれも無いですねw

    • kentworld より:

      ファミコン版の動画を今、見ると笑えますねw

      ファミコン時代にそんなメッセージを考えた堀井さんは凄いなぁ。

      正統派RPGだけど、随所でセンスが光っています。

      タイマンバトルは今となってはねw
      でも、戦いの基本を学ぶ分には悪くありません。

  3. Koji より:

    ドラクエ1はレベルを上げ、強い武器を買い、物理で殴るゲームですからね。
    地道に金を稼いで強い装備に買い換えていく快感を一番濃く味わえたのがドラクエ1でした。
    あと洞窟内の心細さ好きっすw

    • kentworld より:

      まさにそれです!
      書くのを忘れていましたが、お金をコツコツと集める楽しさもありますよね。
      武器のために全財産を使うなんて最近ではまず、ありませんから。

  4. TOM より:

    ドラクエ1から3までの個人的に一番好きなところって、フィールドで「ちょっと遠出したろ!」と思ってシナリオを無視して遠出したらクソ強い雑魚敵が出てきて殺されるところなんですよね。
    あれが素晴らしかった。「僕らが順序立てた町やダンジョンをスルーしてもいいけど、その先でレベルが足りず強い魔物に殺されても文句言えないよね」と公式に言われてる感じがw
    今の作品って魔物の強さがシナリオに沿って強くなりますからねー。
    DQ7とかは、もう少し石版の順序や敵の強さを自由にして、それをユーザーに選ばせる仕組みにしても良かったと思う。アレも石板の世界はたくさんあるのに結局順番通りにしかシナリオを進めませんでしたからね。そんで「この石板の世界とばしてあっちの石版の世界に行こ!」と天邪鬼なことをして強い雑魚敵に殺されたかったですw

    • kentworld より:

      そうそう、推奨レベルよりも遥かに低い状態の時に強敵と戦えるので、良い意味で絶望感を味わえるんですよねw
      僕もあの絶望感はRPGのロマンだと思っているので、分かります。
      最近のRPGは行動面の自由度を制限して推奨レベルのモンスターとしか戦えないように調整されているので、いきなり強敵と戦えてワクワクしました!w

      ドラクエVIIはほとんどプレイしていませんが、順序が一定なんですね。
      確かにそこでもっと自由度を持たせたら面白くなりそうです。
      強いザコ敵は工夫をすれば倒すことが可能で、大量の経験値を稼げたらさらに面白そう!
      ゲームバランスの調整が大変かもしれませんがw

  5. JINO より:

    記念すべきドラゴンクエストの第一作ですね
    この頃はまだRPG自体が国内では
    ほとんど未開拓だったこともあってか
    一人旅かつレベルを上げて装備を整えて攻略と
    内容はシンプルに作ってありますよね
    ただ実際にプレイしてみると
    攻略順序を無視して遠出できたり(大抵強い雑魚に殺されますがw)
    ヒロインを助け出さずにクリアできてしまったりと
    第一作にしては自由度も高かったんだなと思いました

    • kentworld より:

      ドラクエ1~3はRPGの導入として作られているようですね。

      1作目は今となってはシンプル過ぎますが、
      自由度の高さに関しては近年のRPGよりもむしろ高く感じます。
      いきなり、世界のほとんどを歩けてしまいますもんね!
      すぐに強敵に倒されてしまいますがw

  6. トモフミ より:

    おお、相変わらずケントさんはゲームのクリアーが一つずつ早いですね(^_^)
    私もこのドラクエⅠは★7ぐらいの面白さだと思っています。確かにこれほど住民と会話するのが楽しいRPGはないですよね。ファミコン時代の堀井節はなかなか絶妙で読むのが楽しいです(^^)これ以外に住民の会話が面白いのは私にとってはマザー2くらいですよ。
    戦闘は確かに単調ですが、そのシンプルさが私にとっては好感触です。まぁこれが許せるのは初代くらいですけどね(笑)ⅡやⅢでパーティ制になってからドラクエは化けたなと思いました。欠点を挙げるとしたら急に敵の強さがかなり上がるのと一人旅なので全滅しやすいくらいです。
    ケントさんもドラクエブームのようですが、余裕あればⅡやⅢのレビューも是非、やってください(≧▽≦)

    • kentworld より:

      はい!1日でクリアしてみせました☆

      PS4だったので集中してプレイ出来たのもあるのかも。
      住人との会話は久しぶりに楽しめましたよ。
      MOTHER 2もいずれ、最後までプレイしたいです。
      トロフィー機能があったら頑張れるんだけどな。

      戦闘は気に入っているんですね。
      まあ、シンプルで戦いやすいですもんね。

      ドラクエIIのレビューは約束しますよ!

      IIIになると少し先になるかもしれませんが・・・

  7. くっぞこ より:

    こんにちは。
    最初に遊んだRPGがドラクエでした!
    当時中学生でしたけど、
    それまでこういうタイプのゲームを遊んだことがなかったので、
    どういうゲームなのか理解できずに、
    戦闘画面を呆然とながめているだけで、面白くない!と(笑)

    • kentworld より:

      これが初めてのRPGでしたか!?

      あぁ、分かりますよ~。
      僕も初めてRPGをプレイした時は自由に動かして攻撃ができず、馴染めませんでしたからw

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