2017/06/02/12:00 | ゲームレビュー

Hyper Light Drifter(ハイパーライトドリフター)【レビュー・評価】ハードでサクッと楽しめる地味なレトロ風ゲーム


Hyper Light Drifter/PS4

Hyper Light Drifter(ハイパーライトドリフター)

2017年5月に発売されたPS4向けアクションRPGです。価格はダウンロード版が約2,400円。説明書とミニポスターが付いたパッケージ版が約4,000円。今回の記事では本作のレビューをしていきます。

広大な世界を冒険するトップビューの探索型アクション!

本作の目的は、4つのエリアに潜むボスを倒す事!攻略するエリアはある程度好きなように選ぶ事が可能なので、行動面の自由度は高いと思いました。

もし、西のエリアから攻めて無理だと思っても東のエリアに行っても良いので、狭い檻に閉じ込められている感じはしません。

ワープポイント(ファストトラベルポイント)は程よく存在。中央以外にも各エリアのボス部屋近くにも設置されていて、起動すると使えるようになります。

中毒性を高める探索要素と成長要素

各エリアのボス部屋まで行くのはなかなか大変です。まっすぐ進んでもゲートによって通行止めをくらってしまいます。

ゲートを開けるには各エリアに隠された欠片を集めなくてはなりません。ある場所でヒントを得てマップに隠し場所が表示されるので、それを元に探索をする事になります。

マップに隠し場所が表示されたら簡単だと思いがちですが、本作では地上と地下で構成された入り組んだ構造になっているため意外と大変でした。

しかも、各地にはトップビューによって生まれる死角や秘密の足場から行ける抜け道が大量に存在し、その奥にお目当てのアイテムが隠されていたりするので探索の難易度は高めです。

アイテムは欠片以外にも複数存在。黄色いドットのようなものを一定数、集めると中央の街で主人公の能力を拡張する事が出来ます。

回復アイテムの所持数を増やす。新たなアクションを身に付ける。新たなアイテムを使えるようにするなど、アイテムを使ってある程度は自由に主人公の能力を拡張出来ます。

歯ごたえのあるボス戦

各エリアの奥に潜むボス。こいつらは普通に戦っていたら大苦戦します!

攻撃と回避を使い分け、ボスの攻撃パターンを見破らないと負けてしまい、なかなか歯ごたえがあります。

耐久力があるので最初は勝ち目がないと思うかもしれませんが、近接攻撃と遠距離攻撃を的確に使い分け、攻撃が来たと思ったら回避で上手く避けていけばノーダメージで倒す事だって出来るかもしれません。

例えで言うならトップビューの「ロックマン」、「ダークソウル」ですね。これらのタイトルでボスとの駆け引きが好きだったら本作も楽しめると思います。

感覚的には「ダークソウル」の方が近いかな。「ダークソウル」ではエスト瓶での回復をリアルタイムで行いますが、本作でも回復は「ロックマン」のようにメニュー画面を開いて時間を止めての使用は出来ず、落ち着いた時にしか使えないので回復アイテムが沢山あっても油断は出来ません。

ちなみにチェックポイントは多く、リトライ時のロード時間もほとんどありません。快適性は非常に高いので、高難易度だけどつい何度もリトライしてしまい、中毒性は高く感じました。

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ゲーム性以外が味気ない

このようにゲームとしての歯ごたえはバッチリなPS4「Hyper Light Drifter(ハイパーライトドリフター)」。

クリアまでのプレイタイムも6時間弱とインディーズゲームにしてはそこそこ長く、クリア後もボスラッシュモードを楽しめるんですが、ゲーム性以外は味気ないと思いました。

ストーリー要素はあるにはあるけどテキストで語られるものではなく、映像だけを見て判断しなければならず、想像して楽しむところがあります(調べてみると、主人公の病気を治すために旅をしているみたい)。

BGMもほとんど無いようなものでした。悪に支配された世界を表現したかったのでしょうか?寂し気な雰囲気はありますが、味気なくもありました。

16ビットゲーム機風のドットで表現されているのは良いけど、色彩もちょっと紫や緑に偏っていて華やかさに欠けますね。

主人公はちょくちょく咳こんで口から血を吐くので、レトロチックな雰囲気の作品ですが、ダークな側面が強く出ています。

個人的にはあまり魅力的な世界観には感じられませんでした。これが3Dアクションゲームだったらまた印象が変わってくるかもしれませんが。

価格に関してですが、パッケージ版の約4,000円は高過ぎますね。ダウンロード版の約2,400円もちょっと高い。

シンプルなゲーム性、映像を考慮に入れると1,200円くらいが妥当に感じました。

全体のまとめ

もう少し派手さが欲しかったところですが、ゲームとしては安定した面白さがあって楽しめました。

ハードだけど、気軽にリトライが出来てサクッと高難易度ゲームを楽しみたい人にはオススメの作品だと思います。ハードでサクッと楽しめる地味なレトロ風ゲーム。

こんな人には特におススメ。
・高難易度アクションゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・アクションゲームが苦手な人。
・明るい雰囲気の作品が好きな人。

Hyper Light Drifter(ハイパーライトドリフター)/お気に入り度 ★★★★★★★☆☆☆ 星7つ
プレイした時間・・・約6時間

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この記事の反響(10)

  1. つぐみ より:

    PCだとセール時は1k割りますからねぇ
    ファンアイテム付属にしても高いですよなぁ
    確かに、1.2kくらいが妥当ですね

    自分は2Dトップビューゲーム好きなんで、結構好きなゲームでしたねぇ
    3D表示は未だにゲームによっては酔いますわ
    銃撃系はエイムしてるだけでアカンです(笑)

    • kentworld より:

      1,000円以下になることもあるのか!?
      そうなるとパッケージ版の4,000円は高すぎる!

      僕は2Dよりも3Dゲームが好きなのでつい・・・すみませんw
      2Dの方が万人向けなのは確かです。

  2. ジョエリー より:

    自分もkentさんとほとんど同じ感想です。
    ボス戦はかなり面白かったです。特に西のボスは北、東、南のボスとは格が違って最初はこれ勝てるわけないだろ!と思ってましたが、段々と体力を減らせるようになって攻略の楽しさがありましたね。

    そういえば真ん中のエリアの端っこでサッカーが出来るの気づきましたか?相手のフィジカルが凄くてかなり苦戦してしまいました。最終的に回転斬りのゴリ押しで勝ちましたけどね。笑

    • kentworld より:

      ほぼ同意ですか!?
      ボス戦は面白かったですよね!あの緊迫感、好きなんですよ~。
      ボスラッシュモードもありますし、このゲームのメインディッシュはボス戦だと思います。

      サッカーは知りませんでした。さっそくやってみます!情報、感謝です!w

  3. グリグラ より:

    クリアタイムは8時間ぐらいですが、配信日からずいぶん経ってしまいました。
    シンプルで無駄な物もなく、よくまとまったゲームでした。
    やや探索要素強めで最初はめんどくささが大きかったですが、敵やアイテム配置のバランスが程よく、ストレスを感じにくいステージ構成でしたので、序盤を突破すればあとは楽しかったです。
    ボスは歯応えあって良かったです。
    ただ、最初に西のボス(剣士みたいな奴)と戦い、結果的にこいつが一番強かったのであとはやや拍子抜けでした。弓使いは少し強かったですが。

    • kentworld より:

      このゲームは熱中して楽しめるので、体感的な時間が長く感じますもんね。
      多少はゲーム熱も高まった感じかな?
      ゲームデザイン、レベルデザイン共に良かったと思うんですが、
      僕も西のボスに初めて挑んだせいでその後は割とサクサク進めました。
      ブレスオブザワイルドもそうでしたが、西は一番難しくするのかな?

  4. チキ より:

    やっとクリアしました!
    まさに幻想的なトップビュー型ダークソウルでしたね。
    歯応えのある戦闘と探索が中毒性を高めていました。

    紫を基調とした世界観は独特の雰囲気があって僕好みでしたよ。
    東のエリアは青い水や緑に覆われた遺跡が綺麗で印象に残りました。

    探索部分は東エリアが1番苦戦したかな。
    見えにくいところにあるスイッチを撃って足場を作らないと行けませんからね。
    あれはなかなか気付けませんよ。

    ボス戦は最初に挑んだ北エリアが1番難しかったです。
    まだ武器とステータスを強化できてなかったこともあって苦戦しました。
    広範囲に及ぶ攻撃を避けるのが大変でしたね。

    他のボスも強かったけど常に距離を置いて戦うことを意識すれば何とかなりました。
    西エリアのボスを倒すと手に入る銃が協力だったので終盤はサクサク進みましたね。

    通貨が貴重だったので、どのステータスを上げるか悩みましたよ。
    僕は生存率を上げる為に回復薬のインベントリを真っ先に強化しました。
    連続ダッシュやエネルギー吸収、グレネードも便利でしたね。
    回転斬りや光弾をはね返えす攻撃は最後までアンロックしませんでした。
    kentさんはどんなステータス強化をしましたか?

    協力プレイは試してないけど、聖剣伝説2みたいな感じだろうか?
    結構ゲーム性が変わりそうですよね。

    イライラすることもあったけど大きな不満も無く夢中になって楽しめました。
    僕の評価は★8です。

    • kentworld より:

      クリアおめでとうございます!
      ボス戦のトライアンドエラーはダークソウルっぽかったですねー。
      回復アイテムの駆け引きとか、そっくりでしたw

      世界観はよく見るとドット絵で細かく描かれていて感心したんですけどね。
      暗い世界観のゲームを続けてプレイしていたのもあって明るい気分でプレイできませんでした。

      ボス戦は北エリアに苦戦しましたか。
      僕は逆に、そこまで苦戦しなかったから意外です。

      ステータスは回復アイテムの強化、連続ダッシュやエネルギー吸収、グレネードを優先していました。つまり全く同じw
      強いて言えば回転斬りくらいかな。

      協力プレイは存在すら頭になかったw
      やってみないと想像が出来ないなぁ。

      気軽にダークソウルライクなゲーム性を楽しむ作品としても良いかもしれません。

  5. チョビ より:

    やはり西の剣士は皆さん苦戦されているみたいですね。ボスラッシュの鬼門が共有できるのはうれしいです。それに比べてラスボスくんのしょぼさよ…
    OPだけ見て世界観に惚れこんでパケ版を買いましたが、私は強いて言って割高程度の印象でした。綺麗なグラフィックと凝っているシナリオを評価して、DL版の値段が相応と考えます。私はあの紫がかった風景好きですよ。世界が病んでるって感じで。
    そうそう、言語で説明しない世界観は秀逸かなと思いましたが暗号の石碑(?)みたいなやつで少しげんなりしましたね。FEZのゲーム内言語を英語に直す暗号を思い出してトラウマが刺激されて…

    • kentworld より:

      あれ?ラスボス、弱く感じました?僕は苦戦しましたw
      価格に関しては雰囲気代も含まれていそう。
      あの世界観にハマったら良かったんですけどね。
      FEZの暗号みたいなのはよく分かりませんでした汗

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