2018/01/17/7:00 | ゲームレビュー

モンスターハンターG【レビュー・評価】圧倒的に高いハードルによって隠された金の卵


モンスターハンターG/PS2 / Wii

2005年1月に発売されたPS2「モンスターハンターG」を今回はレビューします。

PS2「モンスターハンターG」はハンティングアクションゲーム、PS2「モンスターハンター」のバージョンアップ版です。2009年4月にはWii版が発売。

良いところ

モンスターを狩る楽しさ

モンスターハンターシリーズの大きな目的は、ターゲットとなるモンスターを狩る事!

ゲームの流れはクエスト式になっていて、狩りの準備が整ったらクエスト受注をします。

そしてクエストに記載されている条件を達成したら見事クリア!新しいクエストに挑戦出来ます。

が、多くのクエストでクリア条件となっているモンスターの討伐は簡単には行きません。

攻撃が激しいのでなかなかダメージを与えられませんし、耐久力も高いのでなかなか倒れません。

しかもダメージを与え続けていくと武器の切れ味が悪くなるので研磨する必要が出てきますし、モンスターは弱ってくると逃げてしまいます。

制限時間が過ぎたり3回やられるとクエストが強制終了しますし、難易度はかなり高いです。あまりの難しさに最初は投げ出したくなりました。

でも、ストイックだからこそモンスターを倒せた時の達成感は格別で、思わずガッツポーズをしたくなってきます。

初めてイヤンクックを倒せた時の達成感は忘れられません

大自然に囲まれたフィールド

モンスターが生息するフィールドは自然がいっぱいで、PS2ソフトとしてはかなり綺麗な印象です。

本作に収録されているフィールドは森と丘、ジャングル、砂漠岩地、沼地、火山、砦。

それぞれ小規模なエリアに小分けされていて、別エリアへ移動するとロード時間が発生します。

フィールドではモンスターの狩りが出来るほか、採集、採掘、虫取り、釣り、肉焼きが可能。

いずれも寄り道要素などではなく、ゲームを有利に進めるためには必須といえる要素となっています。

上手に焼けましたー!

素材集めの楽しさ

クエストレベルが上がるとパラメーターが高いモンスターの狩猟が求められます。

が、生半可な装備だとちっともダメージを与えられないし、攻撃を食らったら一撃で倒れてしまう事もあるのでとっても危険!

そこで重要になってくるのが武器と防具の生成と強化。

生成や強化を行うには費用の他にもモンスターを狩ったり、採集や採掘などをして素材を集めなければならず、大変です。

特に大変なのが、モンスター狩猟時に剥ぎ取れる素材。

強敵ほど良い素材を剥ぎ取れるんですが、入手出来る素材はランダムだったりします。

レアな物だと10%以下の確率でしか剥ぎ取れず、それを狙おうとしたら大変です!

しかし、だからこそ入手した時の達成感が大きく、ハック&スラッシュ好きは同じモンスターと何度も戦う事になってリプレイ性の高さを感じられると思います。

武器は大剣、ハンマー、ランス、片手剣、双剣、ライトボウガン、ヘビーボウガンと大きく分けて7種類が存在。

それぞれモーションが異なるので、自分の好きなタイプの武器を選ぶ必要があります。

オンラインでの協力プレイが楽しい

本作はオンラインで最大4人での協力プレイに対応しています。

オンラインモードだとゲームバランスが変わっており、全体的に難易度が上昇していますが、その分だけみんなで協力してモンスターと戦うのが面白い!

当時は3Dアクションゲームで協力プレイをほとんどした事がなかったので、新たな可能性を感じられましたよ。

あと、オンラインだけあってチャットをして盛り上がる事も出来ます。当時はフレンドとチャットで盛り上がっておりました。

沢山のアイテムも頂きましたし、当時一緒にプレイしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです!

※オンラインモードをプレイするには料金が必要でしたが、現在はサービス終了しています。

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個人的に合わない&気になったところ

プレイしていてストレスが溜まる

初めて本作をプレイした時、あまりにも痒いところに手が届いていなくて驚きました!

操作キャラの動きはモッサリしていますし、エリア間のロード時間も長く、クエスト制によるぶつ切り感もひどい。

全体的にオンラインでの協力プレイモードに特化して作られている印象なので、特にオフライン:ソロプレイだとストレスを溜めやすく感じます。

ストレスが溜まる要素を細かく挙げだしたら記事のボリュームが倍増する勢いです!

全体的に淡々としている

ムービー偏重な大作ゲームが目立っていたPS2時代の人気タイトルとしては珍しく、ストーリー要素はかなり控えめです。

基本的にストーリーはテキストで語られるうえにシンプルなもので、イベントシーンもほぼ存在しません。

とにかくクエストをひたすらこなして素材を集めて行く感じなので、物語を楽しみながらモンスターを狩るゲームとして期待するとガッカリします。

全体のまとめ

みんなで協力してモンスターを狩ることに主眼が置かれた作品。

それ故にストーリー要素は控えめで淡々としていますし、体育会系アクションゲームの開発を得意とするカプコン製タイトルなので全体的にストイックな作りで人を選びます。

しかも本作は据え置き機のゲーム。誰かと協力プレイをするにはオンラインに接続しなければならず、しかも利用料金が必要なので気軽に出来ません。

が、苦労してモンスターを狩れた時の達成感やレアな素材アイテムを入手して強力な装備アイテムを作成した時の達成感は本作の時点で完成されている印象で、ツボにハマればオフライン:ソロプレイでも夢中になって楽しめる作品です。

本作は協力プレイをするまでのハードルが高く、面白さを拡散するのは困難ですが、ハードルさえ下がれば大流行するほどのポテンシャルは感じられます。

圧倒的に高いハードルによって隠された金の卵。

こんな人には特におススメ。
・ハードコアなアクション好き。
・ハック&スラッシュ好き。

こんな人にはおススメできない。
・ストーリーを重視する人。
・短気な人。

モンスターハンターG/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約40時間


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コメント広場の住人(10)

  1. つぐみ より:

    自分はドスからでしたが
    ps2版だと右アナログスティックによる攻撃も斬新でしたよね
    糞やりづらかったですが(笑

    モンスターを狩ることのみに集中された作りで、ストーリー見るのが面倒な自分みたいなタイプにはありがたいゲームでした。
    序盤にクック隊長とフルフル先輩に悩まされたのが懐かしいです。

    グラビモスあたりで、こんなデケェのとやるのか?と思わされたりした感動は凄かったです。

    • kentworld より:

      そう言えば当時は操作形式も特殊で手を焼いていましたw

      ストーリー性が低いのはシリーズを通しての特徴的な部分ですよね。確かに今思うとつぐみさんの趣向にあった作品だなぁ。

      初めてモンスターと出会った時の絶望感はわかりますw

  2. 読者 より:

    当時友達が「モンスターハンター買ったんだ~」と言ってきた時は「何?そのゲーム?」と思ったのを思い出しました…今じゃ考えられないですがw

    これを当時オンラインでフルに楽しめた人は少なかったかもしれないけど、もしその環境にあればそれまでのゲーム体験とは別次元の楽しさだったでしょうね。DSのWiFi通信に目覚めるより前にもうオンラインの楽しさを知ってた訳ですからね。
    ファンタシースターオンラインぐらいしかなかったネットでの共闘の世界に、ハンティングアクションを持ち込んだ先進性は今でも凄いと思います。

    PSPに移植されてから風向きが変わり、そして何と言ってもP2Gですよね。信じられないぐらいの流行り様で女性だろうが大人だろうがとにかくみんな暇さえあればPSPを起動させてましたよw
    当時のオンライン環境を整備するハードルの高さが、ローカル通信によって下がったのが大きかったです。
    『そのゲームそのものが楽しいというより、友達と遊ぶためのきっかけになるコミニュケーションツール』という側面が強いのは今のスプラに近いかもしれません。
    実際サーモンランはある種モンハンですよ(笑)

    • kentworld より:

      このゲームが発売された頃のモンハンはそこまでメジャーではありませんでしたもんね。

      2005年といえばDS/WiiのWi-Fi通信が始まる前になるのか・・・

      それ以前からパソコンではMMORPGがあったとは言え、まだ時代を先取りしていますよね。

      PSPへの移植は本当にナイスな判断だったと思います。

      当時、ハードルが高かったモンハンのマルチプレイを携帯機に落とし込むとは移植とは言え凄い企画だったと思います。

      コミュニケーションツールに関してはよーく分かりますよw

      僕もスプラトゥーンはコミュニケーションツールとして活用しているところがありますので。

  3. そらとろぼ より:

    自分はポータブルからなのでドス時代は知りませんが、当時の友人の感想としてはストイック過ぎるものが多かった記憶があります。

    アクションゲームのボスとしては高すぎる耐久と時間制限に渋いランダム素材とオンライン協力プレイと今にして思うとかなりハードル高いですね。

    しかしこの土台があったからこそ今日のワールドまでシリーズ繋げてこれたと思うとなかなか感慨深いですね。
    ベータは友達とやりましたが中々面白かったので期待値高めです。

    • kentworld より:

      この頃のモンハンシリーズって超ストイックだったんですよね。

      ドスは未プレイですが、かなりの体育会系ゲームだったようでw

      本作も最初プレイした時は色々と合わず、四苦八苦しておりました。

      モンハン面白い!大人気!という話を聞いていなかったら投げていましたねw

  4. HAL より:

    私は本作をWiiでプレイしました。当時モンハンシリーズに初めて触れましたが、これだけ死闘を演じられる作品はありませんでした。レベルという概念が無く、本当に自分のテクニックと手に取った得物次第で劇的にゲーム性が変わる魅力に取り憑かれました。

    • kentworld より:

      またまた素敵なコメントをありがとうございます♪

      モンハンを初めてプレイした時の感動が伝わってきますよ。

      そうそう、このシリーズはレベルが存在しないんですよね。装備品がパラメーターに依存して、ちょっと珍しいパターンかも。

  5. nicond より:

    Wii版をプレイした当時の自分には厳しすぎて、挫折してしまいました。というか、今やってもクリアできないかもしれませんw

    モッサリ武器ばかりなのが一番きつかったですね。今でもモーションの遅い武器は苦手なので、当時ならなおさらです。

    プレイ当時すでにモンハンは大流行していたので、自分にはモンハンは合わないと思い、未だに本作を挫折したままで止まっています。

    • kentworld より:

      僕もWii版をプレイして挫折しそうになったんですが、モンハンが世間で人気なのを信じてくじけずにある程度のところまで頑張りましたw

      この頃は本当にモッサリ過ぎて遊びにくく、第一印象はかなり悪かったですねーw

      最新作はだいぶマイルドになったので、今度こそnicondさんが楽しめることを祈っていますm(_ _)m

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