2016/12/27/12:00 | ゲームレビュー

STEEP【レビュー・評価】快適に楽しめるけど、ゲームデザインは洗練されていないUBIらしい1作目


STEEP/PS4 / XboxOne

2016年12月に発売されたPS4/XboxOne「STEEP(スティープ)」を今回はレビューします。PS4/XboxOne「STEEP(スティープ)」はオープンワールドマップでスキー、パラグライダー、ウィングスーツ、スノーボードを楽しめるスポーツゲームです。

良いところ

テンポ良くウインタースポーツを楽しめる

今までに数多く発売されたウインタースポーツゲーム。本作がそれらの作品と大きく違うのは、オープンワールドマップを採用しているためシームレスに展開されることです!

広大なフィールドを縦横無尽に動き回り、各地に設置されているスタート地点に触れる事で瞬時にチャレンジが始まります。これまでの作品ではコースやチャレンジのセレクトを行い、ロード時間が挿入されましたが、本作ではその様なことはありません。

ファストトラベル(ワープ)機能が充実しているため、移動の面倒さがないのもポイントです。全体マップ画面を開いて数百も用意されたファストトラベル地点に読み込みなしで瞬時にアクセス出来ますし、双眼鏡を使えば移動中でもその地点まで一瞬でワープ出来ます。

もちろん、従来通りコースやチャレンジセレクトを行う事も可能。各コースやチャレンジのアンロックは開催地まで実際に訪れないとアンロックされないので、オープンワールドならではの探索する楽しさを残しつつ、快適さも併せ持っていてその点に不満はありません。

簡単操作だけど楽しいスポーツ

本作ではスキー、パラグライダー、ウィングスーツ、スノーボードといった4種類のウインタースポーツを楽しめます。どれも瞬時に切り替えることが可能で、それぞれ異なる面白さを持っていました!ここからはそれぞれの感想を軽く書いていきます。

スノーボード

ウインタースポーツといったらスノボ!単に滑るだけではなく、ジャンプが可能で上手く行けばトリックを決められます。トリックは右スティックを使って行いますが、上手く行くと気持ち良いです。

着地するまでにどれだけ派手なトリックを行うか、着地時にスノーボードと地面の軸を合わせられるのかといったテクニックが求められ、スポーツゲームらしい上達する楽しさを味わえます。

スキー

基本的にはスノボと同じ。だけど、こちらの方が安定感があり、思うように滑れます。

ウイングスーツ

高速移動時に便利。ただし、急な斜面じゃないと地面に激突します。スピードが速いため、リングをくぐるチャレンジは難しい!

パラグライダー

のんびりと空の旅を楽しむ時に便利。風の影響を受けやすく、そちらを計算に入れないと上手く飛べません。上手く行けば上昇出来るので、ファストトラベルに頼らず山を登りたい時にも便利。

広大で作り込まれた雪山

本作の舞台になっているのは、広大なアルプスです。雪山なので華やかさには欠けますが、PS4/XboxOneのマシンパワーを活かした作りのためふもとに成っている無数の木がしっかりと見えますし、村やダム、湖などロケーションもいくつかあって頑張って作られています。

写真に写っているのはダムですが、こんなところも自由に歩けるのだから驚きました。一昔前のゲームだったら見えない壁で通行不能にしていたのに。特に何かある訳ではないですが、こういう細かいところも作り込まれているのは嬉しいです。

多彩なシェア機能

オンライン専用ゲームという事で、シェア機能は充実しています。例えばリプレイ機能。さっきまで滑っていたところがあらかじめ録画されていて、ある程度自由にリプレイが可能でシェアする事だって出来るんです!

他にもさっきまで滑っていたところをチャレンジとして作成してシェアしたり、オンラインプレイヤーの姿がフィールドに表示されたりと、緩い繋がりを楽しむ事が出来ます。もちろん、最大4人での対戦も可能ですよ。

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悪いところ

全体的に単調

全体的に単調なのは否めません。やる事は基本、タイムアタックやスコアアタックでどのスポーツも操作が単純なので奥深さは感じられません。

探索要素やストーリー要素などアクセントとなるものは用意されていますが、となる要素は深みを感じられませんでした。

なぞっている感がある

多くのチャレンジはなぞっている感がありました。各チャレンジ中はお手本のゴーストが表示され、しかもラインが表示されるので高スコアを獲得するためなぞるように滑ってしまうんですよね。

スピード感があるスノボやスキーだったらなぞるのも大変なのでまだ良いけど、パラグライダーの場合はゆっくり移動するもんだから完全になぞっている感があって退屈です。

まあ、オープンワールドマップを採用している関係でチャレンジ中でも好きなところに行けてしまうのでナビゲートを強化するのは無理もないですが、それがとなっているような?

広すぎる故にそこまで計算されて作られている印象はないので、従来のステージ選択式ウインタースポーツゲームと比べたらコースデザインは洗練されておらず、一度、そのチャレンジをクリアしたらもう一度やりたくはなりません。

ウイングスーツのチャレンジが難しすぎる!

高速で移動が出来るウイングスーツ。早過ぎるあまりハングライダー系のチャレンジは難しく感じられました。

時速数百kmのスピードで狭いリングをくぐるのって大変なんですよ。1回だけならまだしも、ノーミスで10回とか無理です。難易度ハードだとそのようなチャレンジが続出するので難しく感じました。

雑な作りのストーリーチャレンジ

ストーリーチャレンジはな作りに感じられました。どういうものかというとキャラクターボイスを聴きながら目標の地点まで行ったり、誰かに着いていく感じなんですが、前者のチャレンジが首をかしげるものだったんです。

そこまで辿りつけたら何でも良いので、極端な話、スノボで滑って目的地を通り過ぎたとしても徒歩でその場まで戻って辿りつけたらクリアになります。親切設計のような気もするし、大雑把な気もしてなんかモヤモヤしてしまった。

オンライン専用の必然性

このゲームはオンライン専用です。インターネットに接続しないとプレイ出来ません。でも、プレイ中はオンライン専用にする必然性を感じられませんでした。

確かにシェア機能は充実していますが、オンライン・オフラインとモード切り替えを出来るようにしたら良いだけのような?同社の「ウォッチドッグス」はそれを実現しているだけに、なんでそれが出来ないのかと思ってしまいました。

オンライン専用にすると再起動時にサーバー接続する必要があったり、時間帯によってはプレイ出来なかったり、サービス終了したらゴミになってしまうので色々と不便なんですよね。

全体のまとめ

オープンワールド化したメリットとデメリットがハッキリと表れた作品。

快適にサクサク楽しめるのは良いけど、ステージ選択式のウインタースポーツゲームと比較したらゲーム性が洗練されておらず、一長一短に感じました。

快適に楽しめるけど、ゲームデザインは洗練されていないUBIらしい1作目。

こんな人には特におススメ。
・ウインタースポーツ好き。
・冬の気分を味わいたい人。

こんな人にはおススメできない。
・ネット環境がない人。
・すぐ飽きる人。

STEEP/評価 ★★★★★★☆☆☆☆ 星6つ
プレイした時間・・・約10時間

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この記事の反響(12)

  1. y.crash より:

    映像表現が凄そうですね。ウィンタースポーツの迫力はこれで味わえるかな? 雪の表現はパッと見違和感がなさ過ぎて恐いですw 

    一昔前だと歩けない場所なんてざらにあって、それでも行こうと挑戦してバグを駆使したりするってゲームが多かったですけど、特に意味はなくても歩けるって結構いいですね。

    UBIが出す1作目ってなんで洗練されていないって印象があるんでしょうね。 まだ探り探りなのか、粗削り気味なのか、それとも意図的なのか。

    オンライン専用だから、自分は楽しめませんwww

    • kentworld より:

      雪の表現は個人的には満足しています。足跡がしっかり残るので!
      PS4/XboxOne専用タイトルだけのことはありますね。

      そうそう、見えない壁はかつていっぱいありましたよ。
      そんなものはほとんどなくなっているから凄いですよ。

      シリーズ1作目は開発期間の関係でなかなか洗練できないんですね。
      シリーズ物は作品を積み重ねて洗練されていきますから、
      新規タイトルはどうしても見劣りしてしまいます。

  2. トミマル より:

    ちょっと個人的に気になってたんですが
    やっぱり単調ですか。
    んー買うか悩んでたんですがやめときそうですね笑。

  3. ウユニ より:

    完全に予想通りの評価です笑
    絶対単調って言うと思ってましたw

    ウィンタースポーツ好きとしてはどの程度リアルなのかこだわっちゃいそうです。
    gifとか動画見ても雪を切ってる感が少し弱いかなと思います。
    ミニゲームでスノボがあるならともかくメインがそれならもう少し上を求めたいかな。
    まぁプレイしないとなんとも言えない気がしますが。
    触ってみたくはあるので誰かの家に行った時にやらせてくれないかな←

    • kentworld より:

      ウユニさんは完全に僕の脳内を読めていますねw
      単調なのは苦手です・・・

      僕は表現面に不満ないですが、ウユニさんだと厳しいかも。
      スノボはもっと色んなトリックが出来たり、
      コース上に隠し通路みたいなものがあったら良かったんですけどね。

      分かりました。遊びに来た時、用意しますよ!事前に教えてくださいねー♪

  4. kazu より:

    自分が最後にこの手のゲームをやったのは、N64のテンエイティーとスノボキッズですが、まぁそれは置いておいて、オープンワールドのゲーム、例えばGTAの中で雪山があってスキーやスノボをプレイ出来るとかだったら良いけど、「広大な世界でプレイできるのはウィンタースポーツだけです」というのはあんまり魅力的には感じられないですね。ウィンタースポーツ自体が地味なので(笑

    • kentworld より:

      N64のテンエイティーとスノボキッズ、懐かしい!そんなにも前になるのか・・・

      オープンワールドを採用している故にGTAとかと比べてしまいますよね。
      せめてウインタースポーツゲームとして作り込まれていたら良いんだけど、
      GTAのミニゲームと大差ないからなぁ。

  5. 雷野 より:

    調べたらこれクロスカントリースキーもできるんですね。みんなスキーというとアルペンしか知らないのでちょっと嬉しい。自分は臆病で高所恐怖症なので、なぜアルペンがあんなにポピュラーなのか理解できないw

    • kentworld より:

      お、欲しくなってきましたか?

      アルペンがポピュラーなのは、広瀬香美さんの影響が大きいとか?よくわかりませんが。

      • 雷野 より:

        自分の場合ゲーム買いに行くよりスキー場の方が近いぐらいなのでw(居住地がバレる!)ゲームよりは実際に滑りたいですね。と言ってももう十五年くらいご無沙汰で板も無いですが。
        クロカンいいですよクロカン。競技というより雪山の散歩ですね。のんびりできます。

        • kentworld より:

          スキーをやり易い環境だったんですね!この時期は寒くて大変そう(^_^;)

          雪山の散歩と聞いたら少しは安全そうかな?スキーやスノボはスピードあって怖いですからね~((((;゜Д゜)))

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