

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア/PS3 / Xbox 360 / PS4
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2007年12月に発売されたPS3/Xbox 360「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」のレビューをしていきます。
本作は現代戦を題材にしたFPSですが、これはFPSの歴史を変えてしまった偉大なゲームです!
「和ゲーと洋ゲーの力関係が逆転したとハッキリ感じたのはどのゲームになるのか?」
そんな質問が飛び込んできた場合、ぼくは本作を挙げます。
それだけ和ゲーには真似できないほどのパワーを感じられました。
ここからはそんなPS3/Xbox 360「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- ストーリーに沿って目的をこなしていくFPS。
- 画面上の指示に従いながら目的地へ向かい敵を撃ち倒していく。
- 最大18人で楽しめるオンラインマルチプレイモードも収録。
初リリース日 | 2007年12月27日 |
対応ハード | PS3/Xbox 360/PS4/Xbox One |
ジャンル | FPS |
推定クリア時間 | 5~6時間(キャンペーンモード) |
売上 | 19.5万(PS3/Xbox 360通常版) |
発売元 | アクティビジョン |
目次
良いところ
現代戦を追体験できる!
「お、お、お、おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
「なんだこれは!?」
本作を初めてプレイした時、衝撃が走りました。FPSはこんなにも進化していたのかと。
それまでのぼくはN64の「パーフェクトダーク」以来、10年近くFPSを触っていませんでした。
何故こんなにも触っていなかったのかと言うと、洋ゲーに苦手意識を持ってしまったからです。
加えてFPSと言えばみんな銃口がちょこんと映し出されている映像のゲームばかりじゃないですか?
「面白いのは確かだけど、みんな銃をバンバン撃って戦うだけじゃん」
なんて思っていたのでPS2/GC時代はFPSをスキップしてしまったんです。
しかし、本作をプレイしてぼくがFPSをスルーしていた10年の間に驚くほどの進化を遂げていたことが分かりました。
グラフィックのクオリティは言わずもがな。
何よりも驚いたのがそのスピード感です。
「どれだけスピーディに戦争を体感できるのか?」
本作のキャンペーンモードはそこに全力を尽くしていました。
特に印象的だったのが、割り切った進行形式。
キャンペーンモードは複数のチャプターに分かれているんですが、大半のフィールドは一本道&一方通行なんです。
そのうえ画面上のレーダーには目的地の方角や距離が表示され、ストーリーのフラグを立てる度に仲間がリアクションを取って動き始めます。
おかげで従来のFPSとは比べ物にならないくらいスムーズにゲームを進められるようになりました。
スピード感を生み出すための気配り
キャンペーンモードをスピーディに楽しませるための気配りはまだまだあります。
例えば体力周りのシステムも洗練されることでスピード感を生み出していたんですよ。
本作には回復アイテムが存在しません。
その代わりダメージを受けても一定時間攻撃に当たらなければ自動回復する仕様を採用しています。
おかげでメニュー画面を開いて回復アイテムを使用する手間が省けたのでその分だけテンポが良くなりました。
あと、リトライ時のロード時間は爆速でチェックポイントも非常に多かったりします。
「やられたぁ!」と思っても少し前のところからすぐに再開できるので、ゲームオーバーになってもテンポが崩れません。
フレームレートは60fpsと滑らかに動きますし、本作はスピード感のあるストーリーを楽しませるために全力を注いでいる印象です。
感覚的には従来のFPSを倍速でプレイしているかのようw
衝撃的なシーンの数々
「すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~!!!!!」
「ゲームはここまで進化していたのか!?」
なんて声が出てしまうほど本作のキャンペーンモードには衝撃的で迫力のあるシーン用意されています。
アル・アサド大統領が公開処刑するシーン、核爆弾の爆発に巻き込まれ苦しそうに倒れるシーン、ミサイルが空高く飛んでいくシーン。
↑ぼくが衝撃を受けたのはこの辺りのシーン。
これらのシーンはいずれもリアルタイムで展開され、プレイヤーは右スティックを動かして様々な角度から眺めることが出来ます。
もし、これらのシーンがムービーで片付けられていたらここまで衝撃を受けることはなかったでしょう。
リアルタイムで迫力のシーンが展開されるからこその臨場感。
キャンペーンモードにはそんな衝撃が詰まっています。
中毒性抜群のマルチプレイモード
本作にはキャンペーンモードの他にマルチプレイモードも搭載されています。
マルチプレイモードでは最大18人のプレイヤーと同時対戦することが可能なんですが、これはヤバい!w
中毒性が半端なく、「もう一戦!もう一戦!」と続けてプレイしてしまいます。
大きな要因となっているのが、経験値とレベルの概念を採用していること。
経験値は敵を倒すことで蓄積され、一定数溜まるとレベルアップします。
すると、レベルに応じて使える武器やスキル、モードがアンロックされていくんです。
おかげでモチベーションを保ちやすく、レベル上げ目当てに他プレイヤーを撃ち倒したくなりました。
もう1つ大きな要因となったのがマッチング速度。
あくまでも発売当時の話ですが、マッチングにかかる時間は非常に速く、すぐに大人数で対戦が可能だったので試合終了後もまたプレイしたくなったんです。
キャンペーンモードはすぐに終わってしまいますが、マルチプレイモードにハマればプレイタイムは何十倍も増えていくでしょう。
惜しいところ
レール移動している感が半端ない
「○○をしろ!」
「○○へ行け!」
ダダダダダッ~!!!!!!!!!
前述の通りキャンペーンモードでは常に目的地が画面上に表示され、仲間から指示を受けます。
リニア式のゲームとしてみたらテンポ良く進められて良いんですが、ストーリー主導過ぎてレール移動している感が半端ないのも確か。
一応、メインルートから逸れた民家などに収集アイテムがあってそれを集める要素はありますが、やらされている感があるのは否めません。
音声が英語のみでストーリーが分かりにくい
迫力のシーンが大量に用意されているのは良いんですが、英語音声&日本語字幕ではストーリーを追いにくく感じます。
ムービーシーンだったらまだ良いんですが、本作のストーリーはリアルタイムで展開されるので日本語音声にしてほしかった。
ドンパチしながら字幕を読むってヘタレには厳しいのですよ。
翻訳もイマイチですし、せっかく見どころが多いだけに惜しく感じます。
全体のまとめ
「FPSはこんなにも進化していたのか!?」
食わず嫌いしながらも周りの勧めで買ってみたところ、予想以上の完成度で驚きました。
「まさか、ぼくがFPSを触れないでいた10年の間にここまで進化していたとは!?」
本作に触れて以来、ぼくは長年持っていたFPSアレルギーを克服。
バトルフィールド、バイオショック、ボーダーランズ、ファークライ、ウルフェンシュタインなど、様々なFPSに手を出すようになります。
世間でも同じような流れでFPSを始めた人も多いようで、本作は初週3万本程度の売上から累計19.5万本まで売上を伸ばしていきました。
さらに廉価版を含めると30万本以上を販売。
次回作以降はこの30万人が一斉に手を出すようになり、国内でも人気シリーズとして定着するようになりました。
海外の場合、さらに大きな人気となり、それまでFPSの王者的存在だった「Halo」シリーズの最新作を上回るほどの売上(1,400万本)を記録。
2007年に最も世界で売れたゲームとして名を残すことになります。
それ以降も本シリーズは毎年のように新作が発売され、その度に年間トップクラスの売上を記録するのでした。
あまりの乱発にある時からマンネリ感が生まれてしまいましたが、本作が発売された頃は本当に凄かったのを覚えています。
ゲームの歴史を振り返る場合、本作は欠かせません。
FPSの歴史を変えてしまった偉大なゲーム。
こんな人には特におススメ。
・FPS好き。
・ハリウッド映画好き。
・ネット環境がある人。
こんな人にはおススメできない。
・戦争物にどうしても慣れない人。
コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア/お気に入り度【95/100%】
プレイした時間・・・約20時間
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いよいよ明日。
俺の睡眠時間が消失するXデーがやってまいります。
新作はX360版のほうがオンラインに繋がりやすいと評判ですよ。
にしても、COD4は俺のゲーム観に最大の影響を与えた作品の一つです。
続編もとにかくヒットしてもらいたい!