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07年1月に発売されたDS「ウィッシュルーム 天使の記憶」を今回はレビューします。
DS「ウィッシュルーム 天使の記憶」は任天堂とCINGが贈る
ホテルを舞台としたアドベンチャーゲームです。

DSの機能を活かしたゲーム性
本作ではDSを縦に持ちながら遊ぶプレイスタイルになっており、
移動画面では左画面が3Dで描かれた主人公カイル・ハイドの一人称視点、
右画面が簡単な2D絵で描かれた主人公カイル・ハイドの頭上視点になっていて、
基本的にはタッチペンをタッチスライドさせて右画面の
カイル・ハイドを動かしていきます。
エリアによってはその場所を調べる事が出来、”調べる”を選択すると
その場所をタッチペンで細かく調べることができます。
中には調べる事でタッチペンを使った謎解きが発生したりしますし、
同じくCINGが製作したDS「アナザーコード 2つの記憶」同様
DSの機能を活かした作品になっていると思いました。

雰囲気の良さ
本作のキャラクターはモノトーンの手書き風イラストで描かれており、
各キャラクターは「喜んだ時」「悲しい時」「怒った時」などは
ちゃんとそれらしい表情をして生き生きとしているので、
上手く個性を出していると思いました。
BGMも独特の雰囲気を上手く演出しており、
これまで発売されたCING製のアドベンチャーゲーム同様、
雰囲気の良さは他の作品よりも一歩抜け出していると思います。

ちなみに僕の好きなキャラクターは主人公カイル・ハイドとミラ。
主人公のカイル・ハイドは渋いけど、どこか抜けている所が好き。
ミラは外見が好きです。「アナザーコード」をやっている時も思いましたが、
本作のキャラクターデザインを手掛けた金崎泰輔さんは
純粋に可愛い女性を描くのが上手いですね。
本作は「アナザーコード」シリーズ同様物語は章仕立てになっており、
章の最後では毎回その章で起きた出来事を選択肢で振り返るイベントが発生するので、
とても分かりやすいです!ストーリー自体は「アナザーコード」シリーズでも
思いましたが、もう少し盛り上がって欲しかったな~。
まあ、この手のジャンルではありがちな殺人をテーマにした
作品では無いので難しいところでしょうけどね。
本作ではキャラクターとの会話時に間違った選択をした時などには
ゲームオーバーになってしまう事があり、そこからリスタートをした場合
大体5分ほど前に戻されてしまいますが、メッセージ速度が遅いし
スキップもできないので、何度もゲームオーバーになった時には
少々ストレスがたまってしまいました。
まあ、リスタート後に一度読んだ会話はメッセージ速度を速める事が可能なんですが、
それでもゲームオーバーになった所まで進むには時間がかかるので、
一度読んだ会話はスキップできるようにしてほしかった。
ゲームオーバーのシステム自体は選択肢の重要度や
ゲーム性を上げる役割を果たしているので良いと思いました。
本作にはあらすじ機能が用意されていますが、
直近(現在プレイしているチャプター)のあらすじは教えてくれないので、
しばらくゲームをやっていないと次に何をやれば良いのか分からなくなってしまいます。
これは「アナザーコード 2つの記憶」の時も思いましたが、
本作のゲーム進行は「アナザーコード 2つの記憶」のように
建物の奥に進んでいくのではなく、広い2階建てのホテルをぐるぐる回り
ホテルのスタッフや泊っている客と会話をしながら謎を解いていく形に
なっているため、次に何をやって良いのか分からなくなったら
「アナザーコード 2つの記憶」以上に困ります。
直近のあらすじも教えて欲しかった・・・。
タッチペンを使った移動自体は良いと思いますが、
扉を開ける時には調べるアイコンをタッチして、さらにドアノブを
タッチしないといけないのが面倒でした。ノックの必要が無い扉は
調べるアイコンをタッチするだけで開けれるようにしてほしかった。

見栄えの悪い3D画面
前述の通り移動画面中の左画面は基本的に3Dで描かれたカイル・ハイドの
一人称視点になっていますが、DSのゲームらしくローポリでテクスチャが粗く、
3D空間にいる2Dキャラクターもジャギーが目立っており、少々汚く感じました。
ストーリーはCINGのアドベンチャーゲームらしく割と無難にまとまっており、
それなりに楽しめましたが、メッセージ速度などは改善の必要があると思いました。
ゲームとしてはずば抜けて面白い作品では無いと思いますが、
余裕があったらやってみても良い作品だと思います。
こんな人には特におススメ。
・ミステリー小説好き。
こんな人にはおススメできない。
・ミステリー・サスペンス物で「殺人・誘拐」を求める人。
・テキストを読むのが苦手な人。
ウィッシュルーム 天使の記憶/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約15時間
※当ブログのゲームレビューの採点についての方針はこちらをご覧下さい。
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
少々盛り上がりに欠ける部分は確かにありますよね
次第にテンポが悪いからストレスになってくることもあるし
えと…プレイ時間15時間てことは真エンディング見てないじゃないですか(笑)
このゲームは2周目をする必要があるので是非真相を確かめてみてくださいね
何だかんだでラストウィンドウも楽しかったです
>さかつくさん
まあ、アナザーコードでも盛り上がりに欠ける部分はあったし、
これがCINGらしさなのかもしれませんね。
テンポの悪さは何とかして欲しかった。
初代アナザーコード以降、CINGのアドベンチャーゲームは
どんどんテンポが悪くなっているような気がしますので。
あースイマセン、真のエンディング見てないです。
と言うか知りませんでした(苦笑)
暇を見つけてやります。
ラストウィンドウもそのうち買います!
確かに久し振りにやるとどこまで進んでいたかわからなくなりますねー('∀'●)
でもご安心を!!
ラストウィンドウではセレクトボタンでメッセージの読み返しができます!!
あら便利ー(^.^)b
恥ずかしながら…移動中、ずっとタッチスクリーンを凝視してるんで3Dのほうは見てないです(;^_^A
ラストウィンドウ、超いいっすよ!
絶対買ってくださいね!
絶対ですよ!
ミラも出てくるみたいですよー(^.^)b
こんにちは。
まだ遊んでいませんが、
「ラストウィンドウ」は手に入れました。
DSならではのパズルというか、
謎解きも面白いですよね~
>ピクージさん
10ヵ月くらい寝かせていたので、凄く困りましたよ(笑)
ラストウィンドウではそんな機能がありましたか。
だったら安心ですね。
まあ、その手のログ機能は
Wii「アナザーコード:R」から付いていたので、
流石にラストウィンドウにも付いていると思いました。
こらこらー!3Dの方はあんまり綺麗じゃないけど、
頑張って作られているんだからしっかり見ましょう(笑)
ちょwww
また脅しですか^^;
はいはい、そのうち買いますよ。
ミラちゃんはまた出てくるんですね(*^o^*)
>くっぞこさん
DSの機能を活かした謎解きもちょこちょこあるのが
気分転換に良いですよねぇ。
このシリーズはかなりDSらしいゲームだと思いました。
それにしてもAGAINと言い、くっぞこさんの中では
CINGのアドベンチャーゲームブームが起きていますよねw
こんにちは。
何だか、年末年始に発売された、
「9時間9人9の扉」「AGAIN」「ラストウィンドウ」と、
DSのアドベンチャーゲーム三昧
という感じですね~(笑)
DSiウェアで、「探偵・神宮寺三郎」も遊んでましたし(笑)
>くっぞこさん
「9時間9人9の扉」もやっていたんですか!
本当にDSのアドベンチャーゲーム三昧ですね(笑)
でも、DSは本当にアドベンチャーゲームと相性が良いですよね。
ウィッシュルームで改めてそれを感じました。