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【レビュー】コール オブ デューティ ブラックオプス(COD BO) [評価・感想] 面白いけど進化はここで一旦ストップ

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コール オブ デューティ ブラックオプス(字幕版)/PS3 / Xbox 360 (Z指定)
コール オブ デューティ ブラックオプス(吹き替え版)/PS3 / Xbox 360 (Z指定)


2010年11月に発売されたPS3/Xbox 360
「コール オブ デューティ ブラックオプス」を今回はレビューします。
PS3/Xbox 360「コール オブ デューティ ブラックオプス」は人気FPS
「コールオブデューティ」シリーズの7作目となる作品です。開発は「Treyarch」が担当。


良いところ


M☆G☆M+etc...
相変わらずの迫力


次々とミッションをクリアしていく1人用のキャンペーンモードは

相変わらず展開が早く、続々と衝撃的なシーンを”体感”できるため
まるでジェットコースターに乗っているかのような気分を味わう事が出来ました。

基本は銃撃戦がメインなんですが、車、ヘリなどに乗って移動したり、
ワイヤーで滑空したり、人を持ち運んだり、水の中を潜るなど
様々な展開が待っているので全く中だるみをすることはありません。

フレームレートは相変わらずの60fps。ヌルヌル動くので、
30fpsのFPSに慣れていたら驚く事でしょう。
まあ、フレームレートが高い分ポリゴンモデル自体は突出して凄くはありませんが。
しわの表現は前作よりも細かくなっていますね。

M☆G☆M+etc...
初心者に優しい機能が色々



・構えている方向に敵が見えると自動で
 そっちに照準が向かう「アシスト機能」を搭載。
・自動回復方式を採用。
・大量に用意されたチェックポイント。

シリーズではお馴染みとなった初心者への配慮は今作でも健在なので、
FPSに慣れていない方でもある程度は楽しめる可能性がある作品だと思います。
今回からはマルチプレイ用のトレーニングモードが加わったのも良いですね。
このモードをプレイすればマルチプレイでの戦い方が分かるので、
いきなり野良で他のプレイヤーと戦うのが怖い人はまずこちらをプレイしましょう!

M☆G☆M+etc...
テンポの良さ


キャンペーンモードでのリトライ時間、マルチプレイでのリスポーン(復帰)は

他社のFPSやTPSと比較しても圧倒的に早く、せっかちな僕はすごく助かっています。
このテンポの良さがあるからこそ「コールオブデューティ」は面白いんですよね。


M☆G☆M+etc...
ゾンビモードを収録


本作には日本未発売の「~ワールド・アット・ウォー」にも収録されていた

「ゾンビモード」が用意されています。このモードでは1人、もしくは
仲間と協力して次から次へと襲ってくるゾンビをひたすら倒して行くのが目的で、
ゾンビを倒すことで入手できるお金を使って武器を購入したり、
行動範囲を広げて行くことが出来ます。

ゾンビの動きはあまり早くないのですが、攻撃力が高いうえに
先のラウンドに進むごとに沢山出現するので、気がつけば全滅する事が多いです。
難易度が高く、味方が瀕死状態の時は助ける事もできるので
フレンドと協力してプレイすると楽しいですよ!

M☆G☆M+etc...



あと、ある条件を満たすと「ゾンビモード」で
「DEAD OPS ARCADE(デッド・オプス・アーケード)」と言う
アーケードゲーム風のミニゲームをプレイすることが出来ます!
こちらはトップビューの画面からゾンビを倒して行くゲームで、
様々なアイテムが用意されています。ノリ的にはバカゲー。


M☆G☆M+etc...
安定した面白さのマルチプレイ


レベル制、アンロック制を採用したマルチプレイは相変わらずの面白さでテンポが良く、

ついつい「あともう一回!もう一回!」と続けてプレイしてしまいます。
「コールオブデューティ」シリーズのマルチプレイはマップが狭いので地形を覚えやすく、
僕のようなFPSが下手な人にとっては遊びやすいんですよね。


M☆G☆M+etc...



今回から新たに加わった要素で特筆したいのが、
お金を使って武器やスキルなどをアンロックできるようになった事。
これでレベルを無理に上げなくても欲しいものだけを買えるのでヘタレには嬉しいです。


M☆G☆M+etc...



新ルールではお金を賭けて戦うウェイジャーマッチの
「ワン・イン・ザ・チャンバー」がお気に入り。このルールでは1発の銃弾が入った
ピストルとナイフのみで戦ってスコアを競うんですが、敵に弾が当たらない限り
ナイフしか使えなくなるから他のルール以上にドキドキしながらプレイできるんですよ!
レベル差による武器やスキルのハンデも無く、実力勝負ができるのも好き。
もしかしたら「チームデスマッチ」よりもプレイしたかもしれません。


M☆G☆M+etc...



新要素としてはその他にもオリジナルのデザインを作成できる
「エンブレムエディター」、お気に入りの映像を作成できる
「リプレイエディタ」、制限時間以内に目標を達成することで
お金や経験値が貰える「契約システム」などが存在。基本的な面白さは変わりませんが、
コアなファンほど嬉しい要素が追加されていると思います。


個人的に合わない&気になったところ


M☆G☆M+etc...
前作と比較して地味なキャンペーン


キャンペーンモードの迫力は凄いものだと思うんですが、

前作である「~モダン・ウォーフェア2」と比較したら
「あ!」と驚く展開は少なかったように感じます。

あと、今作は何者かに捕まったアレックス・メイソンの回想が
ミッションになっている事もあって、たまにフラッシュバックのようなものが
起きて変な数字のようなものが起きるけど、あれは目によろしくないので止めてほしい。
ストーリーは展開が早く、展開も独特なので相変わらず分かり難い。


M☆G☆M+etc...
キャンペーンモードの没入感がややダウン


今作では随所で操作できないイベントシーンが挿入されますが、

ジェットコースターのようなストーリーを体感できる
「コールオブデューティ」シリーズとはあまり相性が良いとは思えませんでした。
ほとんどすべてのシーンを操作できる事が「コールオブデューティ」では
好きなので、イベントシーンは個人的には必要無かった。





前作から劇的な変化はなく、映像面での衝撃も
前作プレイヤーとしてはそれほど無いため、ここで進化は一旦ストップした印象。
それでもFPSとしての出来はトップクラスなので、プレイして損は無いと思います。
2010年に発売されたFPSの中ではこれが一番おもしろかった。

こんな人には特におススメ。
・FPS好き。
・ハリウッド映画好き。
・ネット環境がある人。

こんな人にはおススメできない。
・戦争物にどうしても慣れない人。
・「コールオブデューティ」に飽きてきた人。

コール オブ デューティ ブラックオプス/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約35時間

※当ブログのゲームレビューの採点についての方針はこちらをご覧下さい。

※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。

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