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2008年10月に発売されたPS3「ワイプアウト HD」を今回はレビューします。
PS3「ワイプアウト HD」は独特な操作感覚と
浮遊感・スピード感がウリとなっているレースゲームのPS3版です。
ダウンロード販売専用で、価格は1,800円。

様々なテクニックが存在
コンピューターとのレースでは、普通に走っているだけではまず1位にはなれません。
というのも本作には回転してダッシュができる「バレルロール」、
急カーブを曲がる時に便利な「エアブレーキ」、そして数多くのアイテム、
ブーストパネルと、速く走るための様々なテクニックが用意されているからです。
コンピューターとのレースはこれらのテクニックを使うことを
前提にした難易度になっているので、本作の真価は用意された
テクニックを覚えてから発揮すると言っても過言ではないでしょう!
そのため敷居は高いけど、上達する事による楽しさは感じられました。

一人用モードが長く遊べる
本作のメインとなっている「キャンペーン」モードでは、
用意された各チャレンジで上位に入賞し、
次々と新しいチャレンジをアンロックして行く事になります。
チャレンジの内容は単純にライバルとレースをするだけではなく、
タイムアタックなど全部で5つのルールが存在して、
コースは8つしか無いものの意外と飽きずに楽しめました!
少ないコースでも、一定のボリューム感を味わえるよう工夫はされていますね。

タイムアタックが面白い
前述の通り本作ではテクニックが重視されるのですが、
それだけにタイムアタック系のモードは自分の上達ぶりが
タイムで表示されるため達成感を味わえて、
他のレースゲーム以上にタイムを縮めるのが面白いです。
あまりにも面白いので、キャンペーンモードのチャレンジでは
タイムアタック系を優先してプレイしてしまうほど。

1,800円とは思えないコストパフォーマンスの高さ
キャンペーンモードだけでも長く遊べるのに、オフライン・オンライン共に可能な対戦、
好きな角度で撮影できる「撮影モード」、持っているCDの曲もゲーム中に流せる
「ミュージックプレイヤー」など、1,800円のゲームとは
思えないくらい豪華な作りになっています。グラフィックのクオリティも高く、
しかも60fpsで動くので、ダウンロードゲームとは言え油断できない作りに感じました。

取っ付きが悪い
難易度選択が出来たり、壁にぶつからないようアシストしてくれる機能が
あって初心者への配慮は感じられるのですが、イージーモードでも
難易度が高く、最初のうちはコンピューターとのレースでビリになってばかりでした。
テクニックをマスターすればだんだんと上位を狙えるようになりますが・・・。

癖が強い操作感覚
どのマシンも宙に浮いているのでコースを走っていると言うよりは
滑っているという感じで、フワフワしています。そのため
他のレースゲームになれていると違和感を持ってしまいます。
最初の頃は、この違和感によって楽しいとは感じられませんでしたね。
前述の通り難易度も高いので、面白さを感じる前に投げる人もいそう。

アイテムの必然性をあまり感じられない
本作では「マリオカート」のようにアイテムを使用することができるのですが、
一発逆転を狙えるほど強力なアイテムが存在しない上に
アイテムの出現率は順位によって大きく変わる
訳ではないので、あまり存在意義を感じられませんでした。
テクニック重視のレースゲームだからあえてこうしているのかもしれませんが・・・。
最初は慣れが必要ですが、ある程度進めた段階からだんだんと
面白くなっていきます。とは言え敷居が高く、操作感覚にも
癖があるので万人が楽しめるレースゲームでは無いと思います。
1,800円のゲームにしては良く出来ていると思いますけどね。
こんな人には特におススメ。
・テクニック重視のレースゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・レースゲームが苦手な人。
・宙に浮いたマシンを操縦するのが嫌いな人。
ワイプアウトHD/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約6時間
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
自分もこのソフトのファンで、VITAのワイプアウトも昨日DLしましたが、グラフィックはPS3に迫るものがありましたが、フレームレートが30fpsとなっていてちょっとショックでした。リッジといい、レースゲーが2本とも30fpsというのはちょっと残念ですね。
>yanさん
僕も全く同じ感想です。
やっぱレースとかアクションは
ヌメヌメしていた方が、
動かして楽しいですもんね・・・。
多少グラフィックを犠牲にしてでも
60fpsにして欲しかった。