自作映画「サクライフ2」をついに公開!制作の裏側も明らかに!?

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みなさん!お待たせしました!以前から告知していた自作映画、
サクライフ2」をついに公開します!15年も前に発売された64DDを使っての映画なので
超ショボイC級映画ですが、C級映画なりに頑張って作ってみました!

↑はぁ・・・改めて視聴するとめちゃくちゃ恥ずかしい。
2014年に作った作品である事を表現するため、冒頭では例のアレを真似てみましたw
これだけで終わってしまうのは寂しいので、
ここからは自作映画完成までの道のりを紹介したいと思います。

▼物語のプロット作り

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こんな酷い映画でも、物語の要約であるプロットは始めに作りました。
いつもはノートで書いていますが、今回はパソコンのメモ帳を使って書く事に。
こうやって文字を書く機会が減っていくのですね・・・。

「燃える物」はプロットを作っているうちにどうするのか考えていました。
その結果、あの強引な製品を思い浮かべたのですね。
突っ込みどころ満載ですが、そこはジャンルがギャグ&コメディである事を強みに押し通しました。

続いては台本を制作する事に。こちらもパソコンのメモ帳を使って書いています。
ここで大筋のストーリーが完成するので、それなりに考えましたよ。
完成した台本はスマートフォンからも見れるよう、メールで転送しています。

▼素材作り

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続いては登場キャラクターや背景などの素材作成に取り掛かりました。
今回も64DDの「タレントスタジオ」、「ポリゴンスタジオ」を使ってのムービー作成だったので、
タレントやポリゴンキャラクターを制作する事に。
初登場のkentworldは最近のヘアスタイルを反映させましたw
こら!そこ!イケメン過ぎるとか、似て無いとか言わない!w

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さっく~のポリゴンモデルは前作のモデルがまだ残っていましたが、
この6年でデフォルメ路線になってきたので、また1から作り直す事にしました。
前作のポリゴンモデルは今見るとリアル系ですね。
手前みそながら、今見ても結構細かく作り込まれていると思いました。

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自作映画で使用する背景は、今回はすべてサンプルのものを使用する事に。
なので、一から作成した背景は1つもありません。
その分だけ作業を短縮する事が出来ましたね。

▼映画のカットシーン作り

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続いては作成した素材を使っての映画撮影に入りました。
ただ、64DDの「タレントスタジオ」を使っての映画撮影では制約がかなり多いんですよ。
例えば1作品最大99秒。最大50コマしか使用出来ず、
1度に2人以上のキャラクターを表示出来なかったりとか。

そこは何とかうまくやりくりして、合成写真で2人表示を実現して、
3作品を組み合せて5分近い内容の映画にしました。
こうやって制約を乗り越えての映画作りって面白いなぁ。

1コマ作成の流れとしては、使用するタレント・背景の選択→
アクションの作成→カメラアングルの作成→ライトの設定→
エフェクトの挿入→サウンドの挿入といった感じです。
これを大体100回以上繰り返して今回の映画はカットシーンのみ完成しました。
もちろん、カットシーンは台本に合わせて作成しています。

▼映画の録画

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お恥ずかしい事に今回の映画もカメラを使っての直写収録だったりします。
64DDの映像をキャプチャーする機器を持っていないんですよぉ。
撮影手段としては何十個ものゲームソフトを積み上げてタワーを作り、
そこにカメラを固定して部屋の電気を暗くしました。

カメラを使っての直写収録である関係上、どうしても画質が劣化したり、
ライトの明るさが変わってしまうので、思ったような映像にならず、
何度も試行錯誤を繰り返して撮影をやりなおしたものです。

一番印象的だったのが、終盤でkentworldが火災によって真黒になる所。
当初は黒くなり過ぎてカメラの映像では顔の表情が分からなくなっていたので、
途中からライトを弱くするために撮り直しました。

▼ムービーメーカーを使っての編集

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最近になってパソコンのムービーメーカーを使えるようになってきたので、
今回はパソコン側での編集も行いました。
まず、ロード時間によって真っ暗になる部分をカットして、
3作品の映画を1つに見えるよう編集をする事に。

続いては今作最大の目玉要素である、ボイスの収録を行いました。
これが非常に難しいもので、音声に合わせて喋ったり、
抑揚を付けて演技をする事がなかなか出来ず、何度も撮り直してしまいましたよ(泣)
序盤のプレゼンテーションシーンは棒読みの方がしっくり来るかな?と思いましたが、
最終的には思いっきり抑揚を付けての演技にしました。改めて聴くとちょっと恥ずかしい。

ちなみに最初の3秒間だけ表示されるM☆G☆Mダイレクトのロゴは、
パソコンのペイントソフトを使って作成しています。
「タレントスタジオ」でも作成は可能ですが、
専用のマウスを紛失してしまった&解像度的にもパソコンを使っての方がやりやすいので、
ムービーメーカーで専用の画像を挿入する手段を選びました。


作業の流れとしてはこんな感じです。これでも何度も作っては壊してを繰り返しました。
おそらく、ブログありきの企画でここまで時間を費やしたのは初めてだと思います。
そう言う意味でブログ開設7周年の目玉企画に相応しい内容になりましたね。

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26件のコメント

Kentさん、お疲れ様です。
どんなものが出てくるのかと思って開いてみたんですが、パソコンソフトの3Dソフトでなく64DDを使ってここまで細かい動きを再現できるものかとちょっと驚きました。
まあ、ストーリーの感想については…最後は大型化さっくーが全部持っていった感じでしょうかw
私も学生の頃マリオペイントやスタジオPでゲーム&身内ネタ全快のビデオを作って友人に見せるのが楽しみだったので妙に懐かしい気持ちになりました。(タイ米輸入が時事ネタだった頃に、米屋の息子さんに剣を持たせて「ライスブレンド!」と叫ばせたりとか)
あの頃は録画動画を編集するにもVHSに上書きを繰り返し過ぎて映像が荒れすぎたりして大変でしたが、Youtubeへアップロードできる環境も含めて今は便利な時代になりましたねぇ…。と言っても大変だから今は作らないですけどねw

コメントは初めてですが、いつも楽しくブログを拝見させていただいております。
いろんな機種を分け隔てなく、偏見もなく、言うことは言うという姿勢が好きで毎日覗いています。
サクライフ先日の1の再公開?と続けて今回も楽しませていただきました。
64は遊びますが、タレントスタジオなどは使用したことはなく、想像しただけでもこれだけの長さのものを作るのは大変だったろうなとお察しします。
このぐらいのポリゴンだと、逆に味と愛嬌があってよいですね。
とにかく楽しませてもらいました。

お疲れ様です。
楽しく見させて頂きました!
僕は漫画を描くので、創作の大変さや、終わった後に見返すと恥ずかしい、という気持ち…わかりますw
ところで、64のグラフィックは今見ても良いですね。
64にはいろいろと思い出があるので、なんだか懐かしい気持ちになりました。

実は昨日今日と3dsで見てたんですけど流石にこれはコメント残した方がいいよなと言うことで久しぶりにPCから
見るのは動画含め問題ないんですけど流石にコメはしんどい。
まずは動画作成お疲れ様です。
実は昔ニコ動にボカロ系の動画あげてたりして動画創るのしんどいのはよくわかります。
まして全部借り物でPCで編集してもしんどいのに64DDとは(懐かしいなって持ってなかったけど)恐れ入ります。
しかし動画の内容がシュールなんで真面目なコメントがしにくい。
ニコ動なら乙といっしょに草生やせばいいんでしょうがコメントでそれやると荒らしですしねw
ところで最後は草原ですけど別に天国じゃ無いですよね(笑)
ついでにせっかくPCなんで残りの記事にもひとこと
>ギャルゲー
だって動きのあるゲームは開発費かかるから、これはある種、ゲーム機の高性能化の弊害ともいえますね。
あと特に原作が深夜アニメだとアクション苦手な人が多そうなイメージ(失礼)
>>ディスガイア
初めてとは意外でした、とはいえ自分もこれしか無い需要でPS3の3遊んだっきりですが。
典型的なエンディングからが本番のやり込みが売りのゲームだったんでKentさんは多分合わないんじゃないかな。

こんにちは。
こうやって文字を書く機会が減っていくのですね・・・。
に笑ってしまいました。確かにその通りですね!
さっく~への愛情が感じられてとても良かったです。
ツクール系は時間が掛かって大変かと思いますが、機会があったらまた作ってみてください。

>みっこ☆さん
タレントスタジオは1画面に1人のキャラクターしか出せない仕様なので、
N64にしては1人1人に割けるポリゴン数が多かったりするんですよね。
似たような例を挙げると、ラブプラスみたいな感じです。
映画の方はあくまでもさっく~が主人公なので、
kentworldは引き立て役に過ぎなかったりしますw
ちょっと前置きを長くし過ぎてしまいましたが^^;
>マリオペイントやスタジオP
ほう!みっこ☆さんにもそんな過去があったのですね!
僕も人に見せるのが楽しくて、色々と作成していました。
時事ネタはもちろん、身内のネタまで入れたりしてw
実は家の中にはタレントスタジオで作成したムービーを収録した
ビデオテープが10個くらいあったりします。
久しぶりにチェックしたいなぁ。
今はYouTubeで半永久保存できるのが嬉しいです。

>biretoさん
初コメントありがとうございます。
当ブログの方針を気に入っているようで嬉しいです。
今後ともよろしくお願いしますね。
タレントスタジオは相当マニアックな作品ですが、
他のゲームと組み合わせて映画を作成できるので、
かなりの長期間に渡って楽しんでいました。
N64ソフトでは一番プレイしたかも。
タレントスタジオのポリゴン数は今でも耐えられる水準ですよね。
キャラクターデザインはリアル系にも出来ますが、
今回は顔のデザインをデフォルメ系にしてみました。

>隣の飼いケルベロスさん
ありがとうございます!
へぇ・・・漫画を描いているのですか!
僕も描いていたので親近感が沸きました。
描いていた漫画はタレントスタジオで作成した映画のコミカライズ化だったりw
漫画も漫画で相当時間がかかりますよね。
1ページだけでも数時間かかってしまったり。
今となってはN64のグラフィックも懐かしいですよね。
キャラクターを1人しか表現出来ない仕様である関係上、
タレントのポリゴン・関節数はN64ではかなり無理をしていると思います。

>ダベットさん
え!?3DSで昨日チェックしていたんですか!?
実は何度もアップロードと削除を繰り返していて、
今日の18時にようやく正式な動画を公開したんですよ。
それまでの動画からはボイスの音量や録り直しをしていたりします。
ボーカロイドの動画ですか!?
ダベットさんも創作活動していた過去があったとは。
パソコンでのクリエイトはあまり経験が無いので苦手ですが、
64DDの場合は15年前から触りまくっていたので、
割と手軽に作成する事が出来ました。
最後の草原は確かに天国みたいですねw
個人的に穏やかで明るい場所が好きなので、
最後のシーンは狙ってみました。
動きのあるゲームは開発費がかかる。
僕が気に入っているゲームの多くは開発費かかってそうだなぁw
深夜アニメファンでゲームをプレイする場合、
RPG系が好きというイメージはありますね。
ディスガイアは触る機会が無くて意外にもこれが初だったりします。
クリアまでは意外と早いとの事ですが、エンディングからが長いようですね。
昔の僕だったらハマりそうですが、今となってはなぁ。

>日本ハムさん
最近はパソコンで文字を入力する事が多いので、
漢字が書けなくなってきています^^;
なので、たまに脳トレの漢字トレーニングをやっています。
64DDが動く限りはまた作成してみたいですねー。
あまり頻繁に作り過ぎるとゲームやブログが出来なくなってしまうので、
何らかの節目にまた新作を公開したいものです。

大変な労力がかかってそうですね…w
タレントスタジオってこんなことまで出来るんですね。そこも驚き。
個人的にクリエイト系ゲームって作ってる途中で飽きちゃうんですよね。
だから一本の作品を作る労力がよくわかります。
取り敢えず制作お疲れさまでした。

サクライフ2、楽しく拝見しました。
モデリング、展開、声の収録など拘りが感じられて
その労力は想像以上なのでしょうね。
声入れの途中でセリフのアイディアが浮かんだら
動きから作り直すのか?と、やきもきもしそう。
あと、さっくーの最終形態?吹きました(笑)

サクライフ2観ました、結構キャラの動きとか面白くて動き作るの大変だったのかな~?って思いましたけど、さっく人型は良かったですよ!
クリエイティブな事がなかなか出来ない自分にとってはKentさんスゲーッス(>_<)
サクライフ3期待してます!

制作お疲れ様です!
ストーブとカメラを融合させるとはなんと斬新な!笑
最後にはカメラに、さっくーがkentさんを助ける瞬間が映っていたり…?
なんて期待してました。
あ、でもあんな人型が写ってたらびっくりですね。笑
『1』を見たときも思ったのですが、
自ら3Dポリゴンを制作できるなんてすごいですね。
創作意欲に火がついちゃうのもわかる気がします!

kentさん演技派ですね!
僕も昔PS1のRPGツクールでRPGを作ったりしていたので、こういう作品作りの苦労は想像できます…(;´Д⊂)
ほんとお疲れ様でした。
さっくーー、パワーありますねw

お久し振りです!
映画が公開されたので見させていただきました。
相変わらずさっくー可愛いですわね。笑わせて頂きました(笑)

>ppさん
ありがとうございます!
はい、これを作っていたせいで1週間まともなゲームが出来ませんでしたw
当時の映画作成ツールとしては本格的なので、
制約を乗り越えたら結構色んな作品を作る事が出来ます。
僕も当初は面倒であまり作っていませんでしたが、
ある時から大ハマりして6年以上やりましたね。

>pecoさん
ありがとうございます!
結構下準備に時間がかかったので、
拘りを感じられると言っていただけて嬉しいです。
台詞は収録時に少し付け加えたりしました。
文字テロップを挿入しなかったので、
ある程度は融通が効くようにしたんですよね。
さっく~の最終形態には説明がありませんが、
実は次回作の伏線として用意していたりします。
そちらは公開をどうしようか考え中。

>セシルさん
ありがとうございます!
動き(アクション)はある程度サンプルとして用意されているので、
そちらをアレンジしているものも結構あったりします。
サクライフ3のネタ、昨日思い浮かんでしまいましたw
ですので作ろうと思えば作れます。
何らかの節目を迎えたら、64DDが動く限りはまたやってみたいですねー。

> さん
ありがとうございます!
笑いを取るために作っているようなものなので、
そう言って頂けると嬉しいですー。

>わにやまさん
ありがとうございます!
ストーブとカメラの融合は確かに普通考えませんもんねw
>最後にはカメラに、さっくーがkentさんを助ける瞬間が映っていたり…?
あぁ、せっかくカメラを製品としてアピールしていたので、
伏線としてそう言った演出があっても良さそうですね!流石です!
その辺りは考えていませんでしたが、
何故、さっく~が人型になったのかの話は考えていたりします。
次回作を作る余裕があったら形にしたいですね。
「ポリゴンスタジオ」は本当に勉強になるツールで、
これのおかげでポリゴンに詳しくなりました♪
三角形の集合体を組み合せて立体物を作るのって楽しいです。

>kojiさん
ありがとうございます!
声優初挑戦でめちゃくちゃ苦労しましたー。
何気にここが一番大変でしたねw
クリエイト系と言えばRPGツクールですよね!
意外にも僕はほとんど作っていなかったりしますが。
さっく~が変身したのには理由があって・・・
どこかで表現出来たら良いなと思っています^^

>アリムさん
お久しぶりです!
この記事にコメントしてくれるとは嬉しいです!
アリムさんが再登場&笑わせるため、また映画を作ろうかな♪

「2」ということは「1」つまり第1作目があるということですか?そして続編の「3」は製作されたのでしょうか?
見るならばまずは「1」からかな、と。

「1」は2008年に制作しましたが、「2」から見ても大丈夫ですよー。

「3」も作りたいんですが、めちゃくちゃ時間がかかるので未定です…