うた組み575
2014年にセガから発売されたリズムアクションゲームです。
キャラクターデザインを「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」で知られるかんざきひろさんが担当。
ボーカルはあのボーカロイドで、ニコニコ動画で活躍する人気アーティストが新曲を提供。
ショートテレビアニメの放送と新規タイトルなのに非常に力を入れてましたが、
残念ながら不発に終わってしまい、現在はワゴンセールの常連となってしまいました。
という訳で先日限定版を2,000円弱で購入したので、
本記事で感想を書いていきたいと思います。
タイミング良くボタンを押していくリズムアクションに
キーワードを選択するパズル要素を加えてきたのは意欲的で良いと思うんですよ。
しかし、リズムアクションとしての爽快感がイマイチだったり、
楽曲や演出に魅力が無いため、リズムアクションとしては平凡以下の内容になってしまっています。
爽快感がないのは、タイミング良くボタンを押した時の効果音が最大設定でも大きくない点。
そして、指でのタップ操作しかできない点が影響していると思います。
効果音に関しては言わずものがななので今回は触れないとして、
指でのタップ操作しかできない点は本当に何とかしてほしかった。
本作の入力アクションは、画面内に表示されたアイコンをタップすることで行えます。
PSVITAの場合タッチペンではなく、指でタッチすることになるので、
ますます入力した感が薄くなっているんですよね。
おまけにアイコンからはみ出たら判定されないですし・・・。
このゲームをプレイして改めて思いましたが、
リズムアクションゲームはボタン操作、もしくはタッチペン操作が向いていると思いました。
まさかここまで爽快感が変わってくるとはねぇ。
本作の場合キーワードを選択する操作が加わってくるので
タップ操作オンリーにしてしまう気持ちも分からなくはないですが、
ボタン操作を組み合わせた設定も可能にしてほしかったなぁ。
ちなみにプレイしていない人の中にはタッチペンを持ってプレイしたら？
と突っ込まれそうですが、両手でタップする必要があり、
しかも背面タッチパッドも使用するため、それは出来ません。
キャラクターデザインを「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」で知られる
かんざきひろさんが担当しているということで
キャラクター性やストーリー性も気になる方が多いと思います。
しかし、こちらもイマイチでした。
キャラクターはよくある陽気系とツンデレ系のベタベタでテンプレ感があるし、
ストーリーに関しても飛び飛びでおまけにイベント数が少ない。
配信、掲示板などと絡めた現代風のストーリーも今時珍しくはなく、
本作ならではのウリをイマイチ見いだせなかった。
評価できるポイントを挙げるとしたら、自分で歌詞を作成できることかなぁ。
本作はボーカロイドを使用しているためある程度は
自由に用意された曲の歌詞を変更することが可能なんです。
中にはセガハードのキーワードも用意されているので、
その気になれば自分だけのセガソングを作ることも！？
とは言え同社の「初音ミク」シリーズと比べたらカスタマイズ性は劣ります。
あとは収録曲が３０以上と１作目の割には多いことかなぁ。
曲自体は「初音ミク」の美味しい成分を抜き取ったようなものが多く、
イマイチ心に響く曲はありませんでしたが。和風の曲はもっと良く出来たと思うんだけどなぁ。
という訳でPSV「うた組み575」は全体的にイマイチな作品でした。
内容が問題だったのかは分かりませんが、これは売れなくても無理はないな。
セガは確実に売れるタイトルしか出さないようにすると言っていますが、
その「確実に売れると思う」タイトルのセンスがズレているので、
いつまで経っても計画を下回る売上のタイトルばかりになってしまうでしょう。
限定版を購入したので、せっかくなので同梱物を紹介しますね！
まずはキーチェーンフィギュアから。
ゲーム内のヒロイン２キャラをフィギュア化しているのは良いのですが・・・
頭が後ろに出っ張りすぎだろう！ｗｗｗ
あまりにもアンバランスなので、立てることはできませんｗ
こちらはPSVITAを収納できるポーチ。
これは使いどころがあるグッズかな。この手のグッズは色々持っていますが。
こちらはPSVITAソフトを入れる事ができる生徒手帳。
PSVITAソフト収納ケースは持っていなかったのでこれは役に立つ！
と思いきや、３本しか入らないし、入れにくいｗ
こちらは学生証。これは完全にファンアイテムですね・・・。
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カメラが固定でマップが一枚絵ということもあってDIVAシリーズと比較してかなり綺麗なんですけどそれだけでしたね
歌詞を完成させるコンセプトは面白いと思いましたが考える猶予がないので完全なる覚えゲーになっていて爽快感がない
もし続編があるならシステムの練りこみによって化けるかもしれないけど無理だろうなぁ
セガらしいというか、完全にニーズ無視した感じがありますね(笑)
タッチパネル操作ならわざわざVITAじゃなくてスマホにすればいいのに。
あとは、見た目からゲーム性がわからないんですよね。あんまり。
なんというか、空気みたいな作品だったなあー…
＞タッチパネル操作ならわざわざVITAじゃなくてスマホにすればいいのに
このゲーム、スマホで先に配信されたゲームですよ
お、プレイされましたか。
僕は後回しにしていて、まだやってないです(^_^;)
記事を読む限り、過度な期待は禁物みたいですね（まあ最初から期待はしてないですけどw）
そのうちやってみるか－。
>このゲーム、スマホで先に配信されたゲームですよ
アプリ版は作詞だけでリズムゲームではなかったです。
はじめは購入を考えていましたが、体験版をやった限りでは、まさにkentworldさんの感想とほぼ同じでしたので見送りましたが、やはり正解だったようですね。
うた組み575、なんとなく買ってとりあえずクリアしましたが、正直ゲームより同時期にやってたアニメのほうが印象に残ってますね。
セガ、スマホだと結構良いゲーム出してるので、まあ、そういうことなんだろうなって感じたゲームでした。
個人的には、確実に売れるゲームしか作らないメーカーほどつまらないメーカーはないです(^^)
今のSCEのソフトラインナップも同様ですけどね
AAA級の予算でこういうものを作れとは言いませんが、
うた組みはコケましたけど(^^;)こういう単発ネタみたいなソフトは常に存在してて欲しいです♪
頭が後ろに出っ張りすぎには吹きました
正面からみたら可愛いのにｗ
こんなとこまで微妙にずれてますね
＞MGMの名無しさん
＞カメラが固定でマップが一枚絵ということもあってDIVAシリーズと比較してかなり綺麗なんですけどそれだけでしたね
確かに停止画だけを見たら悪くはないですもんね。
でも、動画で確認してみると演出がさみしい。
歌詞は初見ではわからないので、
２回目以降じゃないとパーフェクトは難しいです。
新規タイトルゆえの粗さはありましたね。
＞街毛さん
見た目は現代風のゲームっぽいですが、
ところどころでセガの馬鹿なセンスを感じますｗ
タッチパネル専用なのは困りましたよ。
PSVITAのゲームって感じはせず、
スマホのゲームをやっているような感じでした。
＞kojiさん
これ、音ゲーなので気軽にプレイできます。
出来に関しては期待できませんけどねｗ
まあ、あの価格だったら良いと思います。
＞MGMの名無しさん
＞はじめは購入を考えていましたが、体験版をやった限りでは、まさにkentworldさんの感想とほぼ同じでしたので見送りましたが、やはり正解だったようですね。
これを定価で買うのは厳しいですねー。
スマホだったら1,000円でも厳しいくらいです。
＞アサヒさん
アニメ版ですか。これはチェックしていなかった。
確かショートアニメでしたよね？
セガ、コンシューマーでも気合入れてよぉぉぉ！！！
＞ゆきさん
仰るとおり、確実に売れるゲームは
ユニークさに欠けますよねー。
そんな中でうた組みはまだユーモアを感じました。
そこが購入に手を伸ばした要因だったりします。
こんなゲームはこれからも出続けて欲しいです。
＞ひらこうじさん
こんなところにもセガの魔の手が！？
ホント、セガってどこか抜けていますよねｗ
そこが好きだったりしますが。