
昨日発売されたコレクションパッケージのXbox One「レア リプレイ」。
レア社の歴代ゲームが30作品収録されたお買い得なパッケージですが、
どんな仕様になっているのか、本記事でファーストインプレッションをしたいと思います。
30タイトルが収録されているのにも関わらず、価格は3,000円程度。
僕は割引きで購入したので、2,500円程度しか払っていません。
これだけでも十分に得をしたと思っているのですが、さらにお買い得に感じられたのが付加価値です。
本作は単に30タイトルを収録している訳ではなく、
コレクションパッケージに多い資料的な要素も収録されているんです。
内容の方は開発者のインタビュービデオでした。これまでなかなかお目にかかれなかった
レア社の様子をビデオで確認できるのはファンとしては嬉しいですね。
それ以外にもチャレンジ的な要素があって、
出題されるゲームで目標を順番に達成するモードがありました。
こちらは4回ミスをすると最初からやり直しというWii U「ファミコンリミックス」に近い内容ですね。
つまみ食い感覚でプレイするのであれば、こちらのモードをメインにプレイするのも良さそうです。
とりあえず収録されているタイトルをいくつかプレイしてみたので、
それぞれの感想をほんの少し書いていきます。
まずは本作で一番気になっていたN64「コンカーズ・バッド・ファー・デイ」から。
このゲームはレア社が得意とするカラフルな3Dアクションゲームですが、
下品な内容で日本では発売されませんでした。プレイしてみたところ確かに下品w
「バンジョーとカズーイの大冒険」でも下品な演出がありましたが、
あれをさらに過激にしたような感じです。
主人公のコンカーは酔っぱらって吐いたりしますし、フンコロガシの住処に訪れたり、
ゲップを楽器にしたBGMが用意されていたりと、やりたい放題やっています。
とは言えグラフィックはポップでN64クオリティなので、可愛いもんだと思いましたけどね。
ゲームの形式は箱庭3Dアクションなのかな?
フィールドマップはあまり広く感じられませんでしたが、
ある程度自由に動き回ってミッションをクリアしていく形式のようです。
ただ、イベントシーンは結構多く、ローカライズされていないのでストーリーを理解しにくいのが残念。
あまりしたくありませんが、攻略サイトに頼ってみようかなぁ。

続いてはSFC「バトルトード」について。
このゲームは戦闘メインのベルトスクロールアクションです。
特徴的なのが、コミカルな演出ですね。
キャラクターのアクションが派手で、操作していて気持ち良い♪
また、ギミックも豊富でこの手のゲームにありがちな単調さを抑えられているのもGood!
ただ、難しくてまだギミックをあまり堪能出来ていません。
少しずつ攻略法をマスターして進めていきたいですね。

続いてはXbox LIVE アーケードの「ジェットパック リフューエルド」について。
本作はレア社誕生のきっかけとなった「ジェットパック」のリメイク版です。
敵を倒しつつロケットのパーツを回収して完成させるのが目標ですが、
さすがに現代のゲームとしてみると単調でXbox LIVE アーケードタイトルとしてみても少々厳しいなぁ。
発売されたのはXbox 360初期みたいなので、当時だから何とか許せた感じか。
それ以外にも色々触ってみましたが、長くなるので今回はこんなところで。
このようにお買い得すぎるXbox One「レア リプレイ」。
すべてを満足にプレイするとしたら700時間は必要なほどの大ボリュームみたいですが、
致命的な欠点もあるので書いていきます。それは、ローカライズされていないという点です!
収録ゲームの多くはストーリー性が低いアクションゲームなので遊ぶ分にはさほど問題ありませんが、
「レア リプレイ」のメニュー画面ですらもローカライズされていないのは残念です。
もちろん、インタビュービデオにも日本語字幕は付いていません。
実績の項目もローカライズされておらず、どんな条件で解除できるのか分かりません。
説明書も付いておらず、Xbox Oneソフトなのでデジタルマニュアルもなく、かなり不親切に感じました。
ローカライズされているのは、Xbox 360で発売・配信された8タイトルのみです。
とは言えこれらの作品はXbox 360との後方互換機能を使って動かしているに過ぎず、
本作のためにローカライズされている訳ではないんですけどね。
ゲームを購入する際は、ローカライズはほぼされていないと思った方が良いです。
パッケージの箱だけが日本語化されただけ。
本来なら怒るべきポイントなんですが、僕としてはこのようなコレクションパッケージが
日本で発売されること自体がありがたいと思っているので、あまり文句は言えないんですよ。
とは言え、人におススメする場合は悪い点として挙げさせていただきますけどね。

あと、収録されているXbox 360ソフトはダウンロードする形式となっています。
つまり、ディスクに最初から収録されているわけではなく、
本作を購入するとダウンロード権が貰えるような感じです。
ゲームディスクのインストール時間と合わせたらすべて遊べるのにだいぶ時間がかかってしまいますし、
インターネットに接続していないとXbox 360ソフトの場合は遊べないのでそこは気を付けましょう。
実績については、「レア リプレイ」本編には4,000ゲーマースコア分用意されていました。
各ゲームタイトルを起動するだけで解除できる項目が多いので、
このゲームをプレイすると驚くほどゲーマースコアを増やせますよw
ここは利点として受け止めた方が良いですね。
Xbox 360ソフトの実績は、共通のようです。
つまり、本作を購入する前に対象のゲームをプレイしていて
実績を解除していたら引き継がれてしまうので、
本作のアピールポイントとなっている10,000ゲーマースコア分を稼ぐのは不可能になります。
各ゲームタイトルを中断して「レア リプレイ」本編に戻るのは、基本的には可能です。
ただ、Xbox 360ソフトの場合は後方互換機能を使っている関係上、
ゲームを終了したらXbox OneのHomeメニューに飛ばされてしまうので、
もう一度「レア リプレイ」を起動しなくてはなりません。

予想通りお買い得すぎて大満足ですが、注意点もかなり多い作品に感じました。
Xbox OneソフトでZ指定。ローカライズほぼなしとかなりマニア向けの印象は否めませんが、
昔、レア社のゲームをプレイした大人ゲーマーは購入する価値はあると思います。
まだほとんどプレイしていないので、そのうち収録タイトルすべての感想をかるーく書いたり、
「レア リプレイ」自体をしっかりレビューしたいですね!
あと、「スターツインズ」、「コンカーズ・バッド・ファー・デイ」辺りは
単独記事でしっかりとレビューしたいところ。
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コンカーズバッドファーデイみたいな下品なゲームはそそられますw
が、ローカライズほぼ無しですか!?売る気あるんですかね?
気になってたんですが何だかなぁ