【レビュー】Black The Fall(Switch) [評価・感想] INSIDEに酷似しながらも意地悪な2Dパズルアクション!

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2018年4月に配信されたSwitch「Black The Fall(ブラック・ザ・フォール)」のレビューをしていきます。

本作は強制労働施設で働く老人の脱獄を描いた2Dパズルアクションゲームですが、INSIDEに酷似しながらも意地悪なゲームでした!

2016年に初リリースされた「INSIDE(インサイド)」。

PS4やSwitchなどで発売された本作は数多くの賞を受賞するほど高く評価されました。

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今回レビューするSwitch「Black The Fall」は同作品にとても良く似た作品だったりします。

世界観、ゲーム性、演出。

どれをとっても似過ぎていて、「INSIDE」からさほど遅れずに発売出来たことが不思議なくらい。

しかし、ある一点だけは共通していませんでした。

共通していない点。それは、意地悪であるかどうかです。

本作をプレイしていると「INSIDE」が如何に優しいゲームなのか分かりました。

それだけ意地悪な部分が多く、プレイしていて何度イライラしたことかw

ここからはそんなSwitch「Black The Fall」の良いと思った点からまずは書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 見張りに見付からず脱獄をしていく2Dパズルアクションゲーム。
  • レーザーポインターで労働者や装置を遠隔操作できる。
  • 四足歩行のロボットと行動を共にするパートも存在する。
初リリース日 2018年4月12日
対応ハード Switch
ジャンル 2Dパズルアクション
推定クリア時間 4~6時間
価格 1,600円(税込)
発売元 SandSailorStudio

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良いところ

強制労働に耐えてきた主人公の脱走劇

年老いるまで強制労働させられた主人公。

ある時、彼は自由を求めて脱走を図ることになります。

本作ではそんな彼の脱走劇を描いていました!

しかし、彼は年老いた老人。力で解決することはできないので、見張りに見つかったらひとたまりもありません。

そこで重要になってくるのが隠密行動!

見張りの目を盗んで上手く脱走を図ることになります。

「一体、脱走した先には何が待っているのか!?」

ぼくはそれが気になってプレイを続けてしまいました。

想像する楽しさ

ここまでストーリーの概要を書いてみましたが、実はこれ、ニンテンドーeショップの概要欄を元にした情報なんです。

ゲーム内では文章や音声で語られることはなく、非常に抽象的なストーリーが展開されます。

この辺りは「INSIDE」や「LIMBO(リンボ)」と激しく被っているように感じました。

そういう意味で公式の情報が多い今作は考察する楽しさが弱く感じますが、ラストシーンは色々と考えさせられました。

「一体、ラストシーンはどんな感じなのか?」

それは、アナタの目で確かめてみてください。

ユニークなパズル要素

このように本作は世界観やストーリーに力を入れていますが、ゲーム部分も見どころがあります。

例えばゲームを進めると労働者をレーザーポインターで遠隔操作できるようになるんですよ。

あれ?この辺りも「INSIDE」の(ry

さらに中盤以降は壊れかけの小さなロボットと一緒に進んでいくチャプターも用意されています。

こちらは「INSIDE」にはない独自性を感じられました!

小さなロボットは囮にも出来ますし、足場にもなりますから。

物理演算を駆使したフィールドの仕掛けも面白く、パズルや謎解きの引き出しは多く感じます。

ただし・・・(個人的に合わない&気になったところに続く)

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惜しいところ

意地悪なパズル&謎解き要素

「なんだよこれ!わかんねーよ!」

本作のパズル&謎解き要素は実に意地悪です。

前述の通りテキストや音声でヒントを教えてくれないうえに初見殺しですから。

チェックポイントが多いので緩和されているところはありますが、初見では分かりにくい部分が多く、理不尽に感じます。

大きな要因となっているのが、レーザーポインターと四足歩行のロボット。

終盤はこれらの装置を組み合わせた謎解きを行うんですが、ノーヒントでは分かりにくい物ばかりなんですよ。

あまりにも分かりにくいので総当たりみたいな形でプレイするシーンが目立っていきました。

パッと見は「INSIDE」に似ていますが、難易度のさじ加減は全然違います。

謎が解けた時って「やっぱりそうだよね!」と感じられるのが理想だと思うんですが、本作の場合は「そんなのわかんねーよ!」と言いたくなることが多く感じられましたからw

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全体のまとめ

「INSIDE」を高難易度&理不尽にしたような作品。

世界観の作り込みに関してはセンスを感じられましたが、レベルデザインに関しては洗練されていません。

まるでゲーム慣れした開発者だけがテストプレイをしたかのように気配りが足りていませんから。

高難易度&理不尽である分クリアまでのプレイタイムは「INSIDE」を上回っていますが、ゲーム体験の質はと言うと・・・。

価格は「INSIDE」よりも安いけど、まずは同作品から始めることをおすすめします。

INSIDEに酷似しながらも意地悪な2Dパズルアクション!

こんな人には特におススメ。
・考察好き。
・高難易度パズルアクション好き。

こんな人にはおススメできない。
・短気な人。

Black The Fall(ブラック・ザ・フォール)/お気に入り度【50/100%】
プレイした時間・・・約5時間

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5件のコメント

insideなどのゲームジャンル全般に入れるのですが、これは個人的に実況で見るとおもしろそうなタイプのゲームですなぁ。

主人公の結末に興味持ちました。

実況になるとプレイヤーの腕次第でテンポが大きく変わってくるかもw

ぼくの場合、コントローラ貸せ!やらせろ!と言ってしまうかもw

セールヤってた時に間違えて購入しましたw
確かに面白いけど理不尽でやたら難しいですね
そこそこ進んだのですが途中でしんどくなってやめました
Insideというゲームはやったことなかったんですがそんなに似てるんですね
逆に興味を持ちました
そっちも機会があればやって見ようと思います

間違えて購入しましたかw

このゲームは最後まで進めるのに忍耐力が要ります。

INSIDEは本当に似ているので是非!Switchでも配信されていますよー

セール中だったのでSwitch版でプレイしました
途中何回か詰まったので攻略を調べても腑に落ちない答えばかり…
露骨にソビエトをアピールしてたのでエンディングは予想通りでした