【特集】この10年間に大きく認識が変わったゲーム用語7選!洋ゲーやJRPGはもはや蔑称ではない!

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

ぼくがブログを始めるようになってから10数年。

その間、同じ言葉でも時の流れと共に大きく意味合いが変わってくるケースも見られました。

ゲーム関連にもいくつか見られたので、本記事では10年間で大きく意味合いが変わってきたゲーム用語を紹介します。

洋ゲー

洋ゲー。主に欧米ゲームを差すゲーム用語になりますが、かつては蔑称の側面が強くありました。

何故ならかつての洋ゲーは「大雑把なゲームバランス、バタ臭いキャラクター、地味な演出」が定番だったからです。

ところがPS3/Xbox 360時代から状況が一変。

和ゲーを遥かに上回るクオリティのゲームが続出し、日本でも人気が拡大します。

PS4時代に入るとさらに人気が本格化。下手な和ゲーよりも売れるケースが増えて市民権を得ることに成功しました。

今となっては洋ゲーというゲーム用語は蔑称とは言えなくなってきています。

JRPG

JRPG。日本のRPGを差すゲーム用語になりますが、かつては揶揄の側面が強くありました。

というのもJRPGとは海外のゲーム関係者が「日本のRPGは進化が止まっている」という旨で広まったゲーム用語だからです。

ところが2010年代後半辺りから状況が一変。

欧米で高評価のJRPGが増加し、逆に国内では欧米産のRPGが一定の売上を記録するようになります。

すると、JRPGは欧米産のRPGと区別を付けるゲーム用語として定着するようになったんです。

ぼくは国産RPGと欧米産RPGの両方をプレイしましたが、これらのRPGって文法が全然違うんですよ。

とても同じRPGとして区分することはできないので、利便性も兼ねてJRPGというゲーム用語は使っています。

ソーシャルゲーム

ソーシャルゲーム。主にスマートフォン向けに展開される基本プレイ無料のゲームを指しますが、コンシューマーゲーム業界の間でもだいぶ認識が変わりました。

10年前にソーシャルゲームなんて言われても大多数のコンシューマーゲームユーザーは拒否反応を示していたんですよ。

それが今となっては半数以上のコンシューマーゲームユーザーがソーシャルゲームもプレイするようになりました。

ファミ通ゲーム白書2018によると、日本のコンシューマーゲーム人口は約2,379万人で、そのうち1,413万人はスマートフォンアプリユーザーでもあるようです。

まだまだソーシャルゲームを敬遠しているコンシューマーゲームユーザーも見受けられますが、この10年で少数派になってしまいました。

プレイ動画

プレイ動画。動画サイトに投稿されるゲームプレイの動画を指しますが、かつては著作権侵害になるケースもありました。

ところがこの10年間のうちにみるみる影響力が増加。

今では1つの文化として認められる存在になり、プレイ動画を公認するメーカーも増えていきました。

同時にゲームをプレイせずプレイ動画だけを見る動画勢も増加。

コンシューマーゲームユーザーの間ではまだ風当たりが強い存在ですが、今の勢いを見ているといずれは市民権を得る気がしています。

だって、高度な対戦アクションゲームは自分でプレイするよりも他人の上手いプレイを後ろから観ていた方が楽しいと感じる人も多いでしょうから。

かつてのぼくは動画勢反対派でした。

「ゲームはプレイしてナンボ!動画だけで語るな!」

なんて思っていましたが、身近であまりにもプレイ動画を見て感想を語る人が多いので考え方を改めないといけない時期に来ている気がします。

中華ゲーム

中国と言えばパクリ大国としてのイメージが強くありました。

「何でもかんでも劣化コピーをする」

なんてイメージが個人的にも強くあったんですが、近年は開発力が急伸

「アズールレーン」など日本でも大ヒットを記録する中華ゲームが増加しています。

さらに中国のテンセントがポケモンとゲームを共同開発することも発表。こんなこと、10年前は考えられませんでした。

アニメ

アニメもこの10年間に大きく認識が変わっていきました。

かつてのアニメは子供向けかオタク向けのどちらかに偏っていたんですよ。

ところが近年は一般層にも一定の市民権を得ることに成功します。

代表的なのがアニメ映画「君の名は」

2016年に公開されて以来、興行収入250億円を越える空前のヒットを記録しました。

テレビでは芸能人が「君の名は」を熱く語るケースも多く見られ、アニメ=オタク向けの方程式は完全に崩れたように感じます。

それ以外にも多数の深夜アニメが大ヒットを記録し、地方の看板を飾ることも増えてきました。

↑こちらは京都・嵐山で見られた「まどかマギカ」の看板。

10年前はこのような光景は滅多に見られませんでしたが、今となっては珍しくありません。

オタク

この10年間にオタクの認識も変わっていきました。

かつてのオタクは「オタク=ゲーム・アニメ好き=変質者」という側面が強くあったんですよ。

ところが近年はオタクを公言する芸能人が急増。

その中にはルックスが良い方が多数居たので、オタクに対するネガティブな印象が薄れていきます。

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全体のまとめ

以上!この10年間に大きく認識が変わったゲーム用語でした!

感覚的な問題なので、中には10年前と認識が変わらない方も居るでしょう。

でも、少なくともぼくの周りではここで挙げたゲーム用語は大きく認識が変わってきています。

いつまでも認識を変えずに居ると古い人間(いわゆる老害)になってしまいますから、そこは柔軟性を持たせたいところです。




8件のコメント

先日娘を連れてアニメイト行ったら客層が煌びやかになっててビビりました。
今はお洒落女子が多いんですね
キモオタ男子は1%くらいでした。(居るには居た)
オタクの偏見というか、上述のようにオタク趣味の敷居が下がったからオタクの見方が変わってきているような気もしますが、やはり見た目煌びやかしにていても、立ち振る舞いはオタクのソレで人の話聞かなかったり目を合わせないとか、接するとコミュ難してはいるかなぁという印象です。

JRPGのフレーズはイメエポのアレな作品群が思い出されますね
最近はUIや絵柄がオシャレにはなってるものの、個人的にはやはり進化は感じてません。
まぁRPGやると眠くなっちゃうからやらないんですが
おっさんからするとペルソナ5とか目がチカチカしてキツかった。

ソシャゲは相変わらず何が面白いのかわかりません。
試行錯誤の幅が狭いので5日で飽きてしまいます。
キャラ愛だけでゲーム性皆無なものには付き合えませぬと、やる度に思います。

という老害意見でした(笑

アニメイトの客層は興味深いですね。10年前は考えられませんでしたよ。

確かに立ち振舞でオタクであることはバレてしまうかなぁ。まあ、その話を突き詰めていくと草食化とかそういう話になっていきそうですが。

JRPGは一時期のイメージエポックが推していましたね。記事では触れませんでしたが、あれでイメージが変わったところもあるんじゃないかな?

ソシャゲも少しずつ進化してきている印象なので見守っています。

10年というのはあっという間なようで自分含め周りの間隔がガラッと変わるには充分な年月の長さなんだなとこの記事で再確認されました。

洋ゲーはここ10年でかなり市民権を得ましたよねwww
洋ゲーというと大作AAA級がよく挙げられますが、インディーズに目を向けるとシャンティやモモドラ、アンテなどキュートでおもしろい洋ゲーがかなり増えてきてるので個人的にも目が離せないカテゴリです。

JRPGも蔑称から一つの様式美と変化していきましたね( ^ω^ )
きっかけは「ペルソナ5 」な気がします。
僕はこのジャンルが大好きなので一つの形式として今後もいろんなクールなJRPGが出てきてほしいです。
「ドラクエは時代遅れ」とは言わせない!!o(`ω´ )o

ソシャゲは2016年から任天堂が進出して以降は僕もある程度は抵抗がなくなりました。
信頼してるところなら少しやってみてもいいかなって思います。FEHは個人的にはなかなか楽しかったですよ。

プレイ動画もPS4あたりから認識が変わりましたよね。
このプレイ動画の影響で1人用重視からマルチプレイやみんなで対戦するゲームが増えてきた印象を受けます。

中国産も10年前とはかなり印象が変わりましたね。
パチゲーや粗悪なコピーゲーばかりというともはや古い認識だと思ってしまいます。
まだ日本国内でブランドを確立させるにはまだまだこれからって感じがしますが、進出が2020年代以降活発化しそうですね。

アニメやヲタクも2000年代の時点でも市民権を得つつあったのですが、ここ10年でより身近になっていったと思います(≧∀≦)
その一方で大人になっても少年少女心を持った大人気ない大人が蔓延してるのも問題かなと思ってますので、僕はそういったコンテンツが好きですが趣味と実生活をしっかり両立させる大人になれるように気をつけていきたいところです。

10年と言えば約3650日ですからね~。これだけの日数があれば人々の価値観は十分に変わるんですね。

洋ゲーのイメージは本当に大きく変わりました。その月の目玉タイトルになるなんてことは10年前だと考えられませんでしたから。

JRPGはまさに様式美となっていますね。ペルソナ5の影響は大きいかも。あの作品は海外のトレンドを盛り込みつつJRPGらしさを突き詰めていましたから。

ドラクエもXI Sでだいぶ今のトレンドを盛り込んできた印象です。

ソシャゲは任天堂も参入するほど無視出来ない市場になってきましたからね。

プレイ動画は今やゲーム機の機能として標準搭載されるような時代ですから驚きです。

中国産は今後に期待しています。2020年にはさらに躍進しそう。

確かに近年は大人気ない大人が目立ってきていますね。テレビなどで40代が大人気ない行為をして捕まっているのを見ると情けなくなってきます・・・

ゲーセン全盛期は他人のプレイを見て攻略方法を覚えたりしていたので、それがゲーム実況に置き換わったと思っています。僕はFPSがメインなので、上手い人のプレイを見て参考にしたり、最新のアプデ情報を仕入れておきたいのでゲーム実況は大いに活用しています。
逆にソシャゲ―はどうしても馴染めないですね。特に最近はルールを覚えるのが面倒でチュートリアルで挫折します。僕はパズドラみたいな単純なのでいいんですけど。

いつの時代もゲームを見るという文化は存在するんですね。FPSは確かに攻略動画が一番参考になりそう。

ソシャゲは以前と比べたらゲームらしくなってきたので、あれで満足してしまう層もある程度はいるのかなぁと思っています。確かに煩雑ですけどねw

今更ながらこの話題に。

「洋ゲー」という言葉は最初SCEが言い出した呼び方だったはずです。それまではアメリカで開発されたゲームでなくても一様に「アメゲー」と呼ばれていたはず。で、SCEは「クレイマン・クレイマン」とか「Lulu」のようなタイトルを売ろうとしていましたから、「アメゲー」という言葉からイメージされるものを変えるために「洋ゲー」という言葉を使い始めたはず。だから蔑称と呼ぶにふさわしいのは「アメゲー」の方なんだろうなぁと思います。

「JRPG」も僕がはまっていた頃にはなかった言葉ですね。当時はTRPG(テーブルトークRPG)とCRPG(コンピューターRPG)という言い方があって、海外もののRPGは「ディアブロ」以前は数えるほどしかなかった。隔離された別棟にある感じ。今はそれが逆転してしまったんだろうなと思います。蔑称から様式美として認められたということは、裏を返せばもうかつてのようにジャンルの主導権を握る可能性はなくなったとも言えるわけで。

あと、いわゆるオタクスポットが変わって行くのはいいことなんでしょうけど、やっぱり「そうなれない人の居場所」はこの世のどこかにあって欲しいなぁと思います。正直、最近のアニメは画面の情報量と輝度が凄まじくてずっと見続けられないんですよ。目が疲れちゃって。ゲームもそんな感じなのかなぁ。

そうそう、洋ゲーはSIEが最初に広げたんですよね。アメゲーは今や使っている人がほとんど居ないんですよ。いや、見たことがないというレベルですw

JRPGは2008年頃から広まりました。主導権はもう握れないでしょうね。ワールドワイドで売れて300万本のジャンルですから。

レトロゲーム市場は一定の規模があると思いますが、レトロアニメはどうなのかな?その分野は詳しくないので語れなくてすみません。