このゲームは良作だなぁ・・・。
数多くのゲームに触れているとちょっと触っただけでも良作である事が伝わってきます。
その条件の1つとなるのが、メニュー画面のユーザーインターフェースです!
ここを触っているだけで「このゲームの開発者は分かっている!」と思うんですよね。
今回の記事では良作が抑えているメニュー画面の便利機能を紹介します。
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方向キー押しっぱなしで加速
数多くのゲームに存在するメニュー画面。
方向キーで選択している項目の移動を行いますが、ゲームによってはスクロールしないとすべてを確認出来ないくらい用意されています。
そんな時にあると嬉しいのが、方向キーを押しっぱなしにする事でカーソルの移動速度が加速する機能。
この機能が搭載されていないと一番下までスクロールするのに時間が掛かってしまい、テンポが崩れてしまいます。
項目が少ないモード選択画面はともかく、項目が多くなりがちなサウンドテストやギャラリーモードではあった方が良いですね。
デフォルトのカーソル位置
前述の通りメニュー画面は多くのゲームに存在します。
その際に重要なのが、デフォルト状態時はどこにカーソルが置かれているのかです。
これはケースバイケースなので、ここからは状況に応じた解説をしていきます。
初めてゲームを起動した時
「最初から」にカーソルがデフォルトで置かれるようにする。
初回起動時はセーブデータが存在しないので「最初から」始めるしか方法がありません。
2回目以降のゲームを起動した時
「続きから」にカーソルがデフォルトで置かれるようにする。
「最初から」にカーソルが置かれていると誤って選択した時に長いオープニングムービーをまた見させられるハメになります。
チュートリアルムービーを見るか訊かれた時
「いいえ」にカーソルがデフォルトで置かれるようにする。
「はい」にカーソルが置かれていると見たくもないのに誤って選択した時に長いチュートリアルムービーを見させられるハメになります。
セーブデータ削除画面で再確認の選択肢が表示された時
「いいえ」にカーソルがデフォルトで置かれるようにする。
「はい」にカーソルが置かれていると誤ってセーブデータ削除画面に飛んだ時に誤操作で消してしまう可能性が高まってしまいます。
中には逆の方が良いと感じられる方もいるかもしれませんね。
ここで挙げた選択肢が多数派だと思いますが、どうでしょうか?
端から端へカーソル移動出来るようにする
メニュー画面で一番下までカーソルを移動させた時、さらに下ボタンを押すとします。
すると、一番上の項目までカーソルがワープしたら便利ですよね?
方向キー押しっぱなしで加速する機能と合わせて欲しい機能ですが、スクロールしないとすべてのメニューを表示出来ないほど項目が多い場合は無いほうが逆に良いです。
というのも方向キーを押しっぱなしにした時、上下左右に激しくスクロールして脳や目に良くないから。
加速機能と端から端への移動機能の両方を兼ね揃えるのは1画面固定式のメニュー画面のみの方が良いと思います。
ですので、便利ではありますが、安易に搭載しない方が良い機能です。
複数選択機能
アイテムを管理するゲームは数多く存在します。
そんなゲームに欲しいのが複数選択機能です!
例えば複数のアイテムをお店で売却したくなる事はありませんか?
一個一個売却するようでは時間が掛かってしまいますからね。
特に最近のゲームは”素材”というカテゴリーのアイテムが存在するせいで細分化してしまいました。
手持ちのアイテムが100種類、200種類に達する事も珍しくはありません。
そんなゲームでは複数選択機能は必要不可欠だと思います。
性能の比較とクイック装備機能
RPGなどで見られる武器や防具を販売しているお店。
快適に楽しめるよう、お店の買い物画面では現在装備しているアイテムとの性能比較機能と購入時のクイック装備機能は搭載してほしいです。
これらの機能が搭載されていないと現在装備しているアイテムよりも優れているのか分からないですし、いちいちメニュー画面を開いて装備しないといけませんからね。
最悪、購入したのを忘れて装備しないまま冒険に出掛けてしまうかも知れませんから。
そういう意味では宝箱から現在装備しているアイテムよりも優れている物を入手出来た時も性能の比較が出来たり、クイック装備機能を搭載してほしいです。
最近はお店の買い物画面で性能の比較とクイック装備機能を搭載している作品こそ増えてきましたが、宝箱から入手した時までは挿入されない事が多く感じます。
カーソル音
カーソルを移動させた時。項目を選択した時は音が鳴るようにしてほしいです。
これらは映像を見れば分かる事ではありますが、音が聞こえるとより分かりやすくなるのでユーザーに優しいと思います。
鳴る音はゲームの世界観に合った物が理想的ですね。ここは開発者のセンスに委ねられると思います。
一つ言えるのは、移動時の音と決定時の音は分けた方が良い事です。
全体のまとめ
以上!良作が抑えているメニュー画面の便利機能を紹介してみました!
普段、何気なく触っているゲームのメニュー画面ですが、快適に楽しんでもらうための気遣いがなされているんですね。
最近は全体の水準が上がってきているのでここで挙げた機能の多くは搭載されている作品が多くあります。
しかし、一昔前までは良作でさえも抑えていない事が多くありました。
たまに昔のゲームをプレイしてみると「え?こんな気遣いも出来ていなかったの!?」と驚くことがよくあります。
ゲームも作品を重ねて洗練されて行ってる事がよく分かる話ですね。
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