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【ピクミン3 デラックス発売記念】シリーズの歴史を振り返る

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は、ピクミンの歴史を振り返っていきたいと思います。

2001年に誕生したピクミンは大ヒットを記録し、その後も様々な関連作が発売され、数多くの挑戦をしてきました。

そこで、本記事ではこれまでに発売された「ピクミン」シリーズを振り返り、どのような進化を辿ったのかを語っていきたいと思いますので、最後までご覧になってください。

ピクミンとは?

ピクミンとは、ピクミンという生物の群れを引き連れて指示を出していくAIアクションゲームです。

ゲームシステムは作品によって異なりますが、基本的には人型のキャラクターを操作し、ピクミンに命令をして様々な課題をこなしていきます。

ゲームジャンルはAIアクションですが、リアルタイムストラテジーやシミュレーションゲームの要素も併せ持っている印象です。

世界観はフォトリアル調。

舞台となるフィールドには日常生活で見られる切り株、タンポポの花などが見受けられ、まるで、家の庭や近所の公園を探索しているかのような感じとなっています。

何故、このような世界観を採用したのかと言うと、ピクミンの生み親である宮本茂さんが当時趣味にしていた庭いじりをインスピレーションのひとつにしたからなんですね。

そんな「ピクミン」ですが、数ある任天堂ゲームの中でもチャレンジングなシリーズで、新作が発売される度に試行錯誤を繰り返してきました。

ここからは発売順にシリーズ作を振り返り、どのような進化を辿ったのかを語っていきます。

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ピクミン

まず最初に紹介するのが、2001年に発売されたシリーズ1作目です。

本作ではピクミンの助けを借りて30日以内に宇宙船のパーツを一定数集めて未知の惑星から脱出していくことが目標となっています。

何故、30日以内に脱出する必要があるのかと言うと、舞台となる惑星の大気には猛毒の酸素が大量に含まれており、主人公となるオリマーの身を守ってくれる生命維持装置が30日しか持たないからです。

ということはですね、もし、30日を超えても宇宙船のパーツを一定数集められず、脱出できなかった場合、ゲームオーバーになってしまうんですね。

制限時間が存在するゲームは同時期にN64「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」が発売されたので、そちらを彷彿とする人も居そうですが、似ているようで違います。

N64「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」では3日間を何度もループしてストーリーを進めていく形式をとっていました。

一方、本作では30日という決められた期限の中で目標をこなす必要があり、前日までしか戻れない仕様になっているので、ミスをした時のリカバリーがあまりできないようになっています。

かくいうぼくも1周目は宇宙船のパーツをなかなか集められず、そうこうしているうちに30日が過ぎてしまい、バッドエンディングとなり、最初からやり直すハメになってしまいました。

パーツを集めている時に遭遇する原生生物も仲間のピクミンをムシャムシャ食べて殺すなど容赦なく、間欠炎などのトラップも仕掛けられているので、安心感のある任天堂のゲームとしては尖った作りとなっています。

しかし、慣れてくると非常に面白いゲームで、ぼくは累計プレイタイムが500時間を突破するほどハマりました。

何が面白いのかと言うと、「限られた時間の中で効率良く作業をこなして時短する」駆け引きです。

主人公のオリマーはピクミンに

  • 物を拠点まで運んでもらう
  • 敵を倒してもらう
  • 壁を壊してもらう

などの命令を行えるので、複数の作業を並行してこなすことができます。

すると、本来なら10分で終わる作業を5分、3分、1分に短縮することができるんですね。

このような楽しさは制限時間が存在するからこそ生まれるものだと思っています。

ある程度ゲームを進めるとチャレンジモードというスコアアタックに特化したモードを楽しめるようになりますが、本編よりも1プレイが手軽な分、何百回もプレイしてハイスコアを叩き出すほどハマりました。

しかし、本編、チャレンジモード共に用意されているステージは僅か5種類。

しかもそのうちの2種類は狭く、あっという間に全てのエリアを回れてしまうので、ボリュームは少なめとなっています。

ですが、攻略の自由度が高く、繰り返しプレイすることで最短クリア、ハイスコアを更新する楽しさを味わえるので、昔のアーケードゲームみたいな側面を持った作品に感じました。

そんな「ピクミン」ですが、ストロベリー・フラワーが歌唱するCMソング「愛のうた」がゲームソフト以上の大ヒットを記録。

哀愁漂う歌詞やメロディが社会人のハートを掴むなどの社会現象となり、シングルCDは当時、大人気だった浜崎あゆみさん、宇多田ヒカルさんのCDと並ぶほど売れました。

それに釣られてゲームソフトの売上も伸びましたが、前述の通り高難易度なゲームである関係上、挫折した人が続出。

購買層と難易度にズレが生じてしまった印象です。

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ピクミン2

続いて紹介するのが、2004年に発売されたシリーズ2作目です。

本作は前作の正当進化と開発者の方々が仰っていますが、個人的には前作とは似て非なるものだと思っています。

確かにね、ピクミンの種類が3種類から5種類に増えたり、新たな原生生物が追加されるなど正当進化に感じる部分も見受けられます。

が、今作は地下洞窟を探索してお宝を集めることに重点が置かれているので別ゲーに感じました。

というのも地下洞窟は制限時間が存在せず、入る度に構造が変化するうえ、地上とは違ってピクミンの数を増やすことができないんですよね。

なので、「風来のシレン」などのローグライクゲーム的な側面が強く感じました。

加えて今作では生命維持装置の準備が万端のため時間が流れる地上でも期限を気にせず冒険できるようになり、ピクミンの行く手を阻む原生生物も前作から弱体化。

「1」ではあれだけ苦戦したチャッピーもアッサリ倒せるようになり、地下洞窟ではピクミンの数を増やせないという制限があるとは言え、前作よりもマイルドになりました。

その一方でやり込み要素は大幅に増加。

集めることになるアイテムは宇宙船の「パーツ」からどこかで見たことがある外見の「お宝」に変わったことで収集する意欲が増加。

集めた「お宝」は図鑑でじっくり鑑賞したり、オリマーたちによるユニークな解説文を閲覧できるようになりました。

そのうえで原生生物の種類を増やし、対戦モード、カードe+を使って楽しむミニゲームが新たに搭載されているので、前作からボリュームが倍増しています。

前作は周回プレイをしないとボリューム不足に感じましたが、今作は1周プレイするだけでも十分なボリューム感を味わえるようになりましたね。

このように本作は

  • 時間に追われてじっくり探索できない
  • 難しすぎる
  • ボリュームが少ない

など、前作で指摘されがちだった問題点を解消し、幅広い層が楽しめるゲームとなりました。

反面、限られた時間の中で段取り良くこなす楽しさは低下。

一応、前作にも搭載されていたチャレンジモードという限られた時間の中でスコアを稼いでいくモードも収録されていますが、1つ1つが細切れになってしまい、攻略の自由度が低下してしまいました。

そのためチャレンジモードでも「限られた時間の中で効率良く作業をこなして時短する」駆け引きを味わいにくくなってしまった印象です。

「1」が好きだった人にとって今作は物足りなく感じるかも知れません。

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Wiiであそぶ ピクミン

「ピクミン2」が発売されてから4年後の2008年。

「ピクミン」をWiiリモコンで楽しめるようにアレンジした「Wiiであそぶ ピクミン」が発売されました。

翌年には「Wiiであそぶ ピクミン2」も発売。

これらのタイトルは移植作で完全新作ではありませんが、Wiiリモコンのポインター操作によってピクミンを思った方向に投げられるようになり、操作性が向上しました。

加えてワイド画面に対応し、「Wiiであそぶ ピクミン」には「愛のうた」が。

「Wiiであそぶ ピクミン2」には「種のうた」が新たに収録。

タイトル画面で操作しないままにして置くと聴けるようになりました。

ゲームキューブは国内ではあまり売れかった反面、Wiiは大ヒットしたので、Wii版から「ピクミン」シリーズを始められた方も多いのではないでしょうか?

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ピクミン3

西暦2013年、待望となる「ピクミン3」がWii U向けに発売されました。

前作から実に9年ぶりに発売された今作は再びゲームシステムを一新。

制限時間が存在しない地下洞窟は廃止され、制限時間が存在する地上での探索に重点が置かれるようになりました。

おかげで「限られた時間の中で効率良く作業をこなして時短する」駆け引きを再び楽しめるようになり、原点回帰を果たしたんですね。

また、前作で弱体化していた生物は再び強化。

1作目のような歯ごたえを感じられるようになりました。

その一方で救済措置も強化。

1作目では制限時間が存在しながらも前日までしか戻れませんでしたが、今作では「過去に戻る」を使えばかなり前からやり直せるようになりました。

しかも生命維持装置の制限が今作でも存在せず、沢山のフルーツを回収して空腹さえ満たせばゲームオーバーにならなくなったので、1作目とは違い、滞在日数が30日を過ぎても引き続き探索を楽しめるようになったんですね。

任天堂は2009年発売の「New スーパーマリオブラザーズ Wii」辺りから基本難易度を上げつつも救済措置も強化する手法を取り入れるようになりましたが、本作でも継承しているように感じます。

グラフィックは前作から大幅にパワーアップ。

被写界深度(ひしゃかいしんど)の表現が追加され、質感が細かくなりました。

嬉しいことに新搭載のカメラモードを使用すればそんな映像美をじっくり堪能できるようになり、ゲームキューブからWii。

WiiからWii Uを経てマシンパワーがどれだけ向上したのかを実感できるようになっています。

主人公はなんと3人もいて、シリーズではお馴染みのオリマーではなく、アルフ、ブリトニー、チャーリーが主人公となり、最終的には3人のキャラクターを切り替えて進んでいく形式となりました。

使用できるコントローラはWii Uゲームパッドに加えてWiiリモコン+ヌンチャク、Wii U Proコントローラにも対応。

「Wiiであそぶピクミン」で好評だった操作感覚も継承しており、懐が深い作りとなっています。

しかし、今作では食料集めが大きなテーマになっている関係上、「お宝」を集めて借金返済をするのが目標だった「2」とは違い、集めることになる対象物が「お宝」から「フルーツ」に変わってしまいました。

なので、時間を気にせずお宝を集めていく「2」のゲーム性が好きだった方の間では評価が別れている印象です。

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ピクミン短編アニメーション

2014年、ピクミンの短編アニメーションがWii Uと3DS向けに配信されました。

これは生み親である宮本茂さんの妄想が形になったアニメーションで、ゲームの外に飛び出したピクミンたちの何気ない日常を垣間見ることができます。

こういった別媒体のコンテンツは原作との相違が気になってしまいがちですが、本作に関しては生み親の宮本茂さんがガッツリ携わっているので全く気になりませんでした。

本作では原作のイメージを損なうことなく、ピクミンの魅力をアニメーションで表現しています。

収録されているアニメーションは全3話。

合計しても20分超と決して長くはありませんが、任天堂がピクミンというコンテンツを育てていこうとする気概を感じられ、ファンとしては嬉しく思いましたね。

それぞれの感想を簡単に言わせていただきますと、

  • 第1話・・・オリマーの大好物が何なのかを改めて伝えた話
  • 第2話・・・ピクミン視点から見たラムネ瓶の恐怖が描いた話
  • 第3話・・・建築現場で働くピクミンの生々しい描写を描いた話

という印象的でした。

いずれもメッセージ性の強さを感じられる内容で、改めて「ピクミン」は世界観も奥深いと思いましたね。

今でもWii U/3DS用ダウンロードソフトとして509円で配信されていますので、興味をお持ちになられましたら購入してみてください。

宮本茂さんの絵コンテなどのおまけ付きで、ピクミンファンには溜まらない内容となっています。

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Hey!ピクミン

2017年、今度は3DS向けに「ピクミン」の新作が発売されました。

が、今作は本編ではなくスピンオフとなっていて、ナンバリングタイトルとは違い、横スクロールのアクションゲームとなっています。

と言ってもよくある横スクロールアクションゲームではなく、

  • ピクミンを引き連れて指示を出していくリアルタイムストラテジー要素
  • 様々な色のピクミンを使い分けていく謎解き
  • どこかで見たことがあるお宝の収集

などのピクミンならではの要素も踏襲。

それでいて

  • 2画面をフルに活用した迫力のある映像
  • 指定した場所をタッチしてピクミンを投げていく快適な操作性

といった3DSならではの機能を活かした作りになっていて、スピンオフタイトルながらも見どころが多く感じます。

その一方で難易度はナンバリングタイトルから大幅に低下しているので、初心者向けの「ピクミン」という印象です。

奇しくも「ピクミン」シリーズはゲームキューブ、Wii Uとあまり普及しなかったゲーム機で新作が発売され続けており、3DSのように国内だけで2,500万台も普及したゲーム機では発売されてきませんでした。

だからこそ今作はカジュアルな調整にしてきたのかも知れませんね。

開発はナンバリングタイトルとは違い、任天堂本社ではなく、アーゼストという外部の開発会社が担当。

そのためか過去作と比べたらアッサリ風味で、個人的にはやや物足りなく感じました。

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ピクミン3 デラックス

そして2020年。

待望となるシリーズ最新作がニンテンドースイッチで発売されます。

ベースとなるのは2013年にWii Uで発売された「ピクミン3」ですが、

  • サイドストーリーミッション
  • 原生生物図鑑
  • 進級バッジ
  • ヒント機能
  • ロックオン機能
  • 新難易度

などの新要素が追加。

Wii U版で配信された追加ミッションなどの有料追加コンテンツもすべて収録されているので、同作で指摘されがちだった問題点はある程度は改善されているものだと思われます。

当ブログでは「ピクミン3 デラックス」発売後にはレビュー記事を投稿する予定なので、楽しみにしてもらえると嬉しく感じます。

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ピクミンの歴史まとめ

ここまで「ピクミン」シリーズの歴史を振り返ってきました。

誕生から実に19年。

その割には発売タイトル数が少なく、本編に限るとあまり普及しなかったゲーム機を中心に展開されてきたので、潜在的な需要が多く感じます。

それだけに「ピクミン3 デラックス」がニンテンドースイッチという大人気のゲーム機で発売されることでさらに沢山のユーザーに楽しんでいただけそうで、ファンとしては嬉しく思います。

「ピクミン3 デラックス」が大ヒットし、水面下で開発していると思われる「ピクミン4」に繋げてほしい。

今はそう思っています。

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本記事の動画版

 

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コメント広場の住人(2)

  1. 匿名 より:

    ピクミン4は本当どうしちゃったんでしょうかね
    5年前に完成間近と言ってたのに全然音沙汰がありません
    今さら3DXを発売するくらいですし4の発売はまだまだ先なんでしょうね…

  2. Hey!トモフミ2 より:

    ピクミンってよく考えるとナンバリングがいつも不遇ハードで出てますね(^^;;
    HeyピクミンもDS時代に出したらまだ評価が変わったと思うし、3もWiiでもし出たらもっとヒットしてたんじゃないかな。
    私はピクミン3DXは、買うつもりは今はないけど新要素次第かな〜。
    個人的に主人公はオリマーがいいし、宝探しがしたいのでそういう要素や救済措置に期待してます。

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