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どんどん加速するコンテンツの消費スピード

ネット全盛の現代。コンテンツの消費スピードはどんどん加速するばかりです。
ついこの前まで話題になっていた物が今日には忘れられる事もあったりと、一昔前までは考えられませんでした。
ゲームも例外ではなく、発表してから間髪を入れず発売しないとユーザーの熱量が下がってしまいます。
あまりにも感覚を空けてしまうと発表時は買おうと思っていたのに発売時には買う気が失せてしまうこともしばしば。
なので、発表した物は当日配信とまではいかなくても半年後には発売するのが理想的な流れになってきました。
昔はもう少し時代の流れがゆっくりだったので、個人的には待つのも楽しむの一つだと思っていたんですけどね。
特に大作系は2年、3年待たされてようやく発売される事で生まれてくる待望感を求めている頃もありました。
でも、今は違います。インターネットの普及でコンテンツの消費スピードが加速してしまい、それまでの2年、3年とは比べ物にならないくらいトレンドの移り変わりが激しくなったからです。
その結果、発表時は斬新に見えても発売する頃には陳腐になってしまう事も多く、デメリットばかりが目立つようになってきました。
ですので、プレスカンファレンスでは今年度内に発売する予定のタイトルを重点的に紹介するゲームメーカーが増えてきたのは時代の流れに合わせていて良いと思います。
大きく分けて2回訪れる新作ゲームに対する関心のピーク期

新作ゲームに対する関心のピーク期って、大きく分けて2回あると思うんですよ。
1つは”発売”前後。もう1つは”発表”直後だと思います。
これらのピーク期を上手く繋ぎ合わせられたらそのタイトルが本来持っているポテンシャルを最大限に発揮し、発売直後から高い売上を達成出来ると思うんですよ。

最近、それを上手く実現出来たのはニンテンドースイッチだと思います。
2016年10月20日に正式発表。2017年1月13日のプレゼンテーションにて本体やソフトの詳細発表。そして2017年3月3日に発売。
短期間のうちに波を作る事に成功し、熱量を保ったまま発売に漕ぎ着けました。
ニンテンドースイッチ成功の秘訣は色々あると思いますが、熱量を保ったまま発売に漕ぎ着けたのも一理はあるんじゃないかと思います。
プレスカンファレンスで感じた自分の中での矛盾

ここまで発表から発売までの期間を短くするのは今の時代に合わせていると回りくどく力説してみました。
ユーザーの関心を冷めさせないよう、詳細発表した物をすぐに発売する試みは良い!
良いとは思います。
でも、数年先のビジョンを知りたいのも確か。
数年先の展開まで分かると安心出来ますからね。
それにゲームメーカーが一年に発売出来るタイトルには限りがありますから、そこだけに重点を置いてしまうと弾が少なく感じてしまいます。
先日、各社がE3に合わせたプレスカンファレンスを立て続けに行いましたが、発表内容が少なくて「え?これだけ!?」と思ったところもいくつかありました。
大人の考えだと「本当は色々隠し持っているけど一年以内に発売出来るタイトルを優先しているんだろうな」となるんですが、やっぱり心のどこかでは「もっとサプライズが欲しかった!」「もっと先の予定を知りたかった!」なんて嘆く自分が居ます。
なんだろう・・・この矛盾した感情は。
矛盾した感情の正体は2つの異なる視点を混合していたからだった!

発表から発売までの期間は短くして欲しい!
数年先に予定しているタイトルも教えて欲しい!
これが僕の本音になりますが、よく考えたら矛盾していますよね。
なぜ、こんな矛盾した感情を持っているのかある時、気が付きました。
僕、プレスカンファレンスを見る時は知らないうちに遊び手から投資家に視点が切り替わっていて、その瞬間の満足度ばかりを重視していたんです。
数年先に発売されても良いから、今後に期待が持てるような発表をして欲しい!
そんな思考になっていたんですね。
でも、プレスカンファレンスが終わってほとぼりが冷め、やがて投資家から遊び手の視点に切り替わってからは発売から発表までの期間が長い事に気が付いてからは不満を漏らすようになります。
遊び手にとっては基本的に発表されたものはすぐに遊びたいですからね。
物凄い映像を見せられたら「わぁ!面白そう!いつ出るの?明日発売してください!」なんてなるのは人情ですから・・・。
実際にゲームメーカーの株を買っているのかどうかはともかく、僕の場合、知らないうちに投資家と遊び手という異なる2つの視点を持っていました。
これらの視点を混合して物事を語ると矛盾が生じてしまうのかな?と思う今日この頃です。
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