2018/11/27/12:00 | M☆G☆Mコラム

【PS2.5】ゲーム機の名称にナンバリングを付けたプレイステーションハードに生まれた知られざるメリットと好循環

▼この記事で主に伝えたいこと

・プレイステーションのナンバリング表記は知名度アップに繋がっている。
・何故なら3Dグラフィックの凄さを表す指標にもなっているから。
・グラフィックの指標をbit数で表現する時代からPSのナンバリングで表現する時代へ。

おはっく~!kentworld(@kentworld2 )です!

プレイステーション(以下、PS)ハードはゲーム機の名称にナンバリングを付けていますよね?

1994年発売のPS1。2000年発売のPS2。2006年発売のPS3。2014年発売のPS4。

ゲーム機の名称にナンバリングを付けることについて様々な意見があるとは思いますが、最近は大きな恩恵を発見しました。

それは、グラフィックの凄さを表す指標にもなっていることです!

今回の記事ではその辺りについて語っていきます。

PSのナンバリングを使った表現はプロアマ問わず使っている

このゲームのグラフィックはPS2レベル。

みなさんはこういった表現を使っている人を見たことがないでしょうか?

かくいうぼくも使用していますが、この表現ってグラフィックの凄さを表す指標としては非常に便利なんですよ。

ある程度のゲーム歴がある方は「PS1はこのくらい」「PS3はこのくらい」といった共通認識が生まれていると思います。

737

具体的に言うとPS1はローポリゴン。

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PS2はベタ塗りのハイポリゴン。

141119-1553-12

PS3はグラデーション塗りのクッキリハイポリゴン。

PS4は被写界深度や光源処理の処理がなされたグラデーション塗りの超クッキリハイポリゴンみたいな感じです。

驚いたことに「PS2レベル」みたいな表現はユーザーだけではなく業界人も使っています。

それだけこの表現は分かりやすく、読み手に伝える時には便利な手法なんですね。

グラフィックの指標はbitからPSへ

かつて、グラフィックの凄さを表す指標としてbitという表現が定着していました。

例えば「このゲームのグラフィックは8bit風」「このゲームのグラフィックは16bit風」みたいな感じで。

ところが時代が2Dゲームから3Dゲームに移り変わってからはそのような表現が消え始めてきます。

それは、bit表記によるグラフィックの指標はあくまでも2Dゲーム限定だからです。

16bit機から32bit機になってから3Dゲームが台頭してきましたが、同時に凄さのベクトルが変わってしまいました。

そのためグラフィックの凄さを表す新たな指標が無意識に求められるようになったんですが、そこで生まれたのがPSのナンバリングを使った表現なんだと思います。

奇しくもPSは3Dゲーム時代の幕開けと共に生まれました。

ということはPSの歴史=3Dゲームの歴史と言っても過言ではありません。

そのうえSIEはPSのブランドを後継機にも継承するようになり、今日までナンバリングを積み上げてきました。

これらの苦労や偶然が重なったことでグラフィックの指標はbitからPSへ切り替わったんですね。

数字が生み出す分かりやすさ

個人的にPSのナンバリングを使ったグラフィックの指標はbit表記よりも分かりやすく感じます。

一番大きいのが、ゲーム機が固定化されていることです。

8bit機、16bit機と言いますが、ファミコンやスーパーファミコン以外にも沢山あるんですよ。

8bit機はセガマークIII、PCエンジン、ゲームボーイ等など。

16bit機はメガドライブ、ネオジオ等など。

これらを一緒くたにするのも少々無理があるので、bit表記はグラフィックの凄さを表す指標としてはあまり適していないように感じます。

ところがPSの場合、1つのゲーム機に過ぎないのでグラフィックの指標がある程度固定化されています。

なので、「PS2.5」「PS1.7」「PS3.4」といった感じで小数点を使って表現を細分化することも出来るんですよ。

念のためそれぞれの意味を説明させていただくと・・・

PS2.5
⇒PS2ソフトとPS3ソフトの中間的な表現力を持ったグラフィック。

PS1.7
⇒PS1ソフトよりもPS2ソフト寄りの表現力を持ったグラフィック。

PS3.4
⇒PS4ソフトよりもPS3ソフト寄りの表現力を持ったグラフィック。

こんな感じですね。

各PSハードの表現力がどんな物なのか知っていること前提ではありますが、そうでなくても数字が多ければ多いほど凄いってことは分かるでしょう。

bit表記の場合はいきなり数字が飛ぶのでその点が分かりにくく感じます。

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表現を多用することでますます知名度が上がるPS

このようにPSのナンバリングはグラフィックの凄さを表す新たな指標となりました。

非常に便利なのでぼく以外にも使っている人は多く見かけますが、結果的にPSの知名度が自然と上がっているような気がするんですよね。

これは、PSの知られざる好循環だと思います。

SIEがナンバリングを付ける際にここまで狙っていたのだとしたら凄すぎる・・・。



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コメント広場の住人(21)

  1. つぐみ より:

    自分は3DCG系はトゥーン系のポリゴンは64系、水の表現だけ異常に気合入ってるとGC系、サターン風はテクスチャ頑張っているローポリゴンなテイストに感じます。

    PSと違って本体にナンバリングがないと確かに指標に上がり辛いですわねw

    個人的にNEOGEO-CDの猿がローディングが異常に長いときだけ比較対象として大活躍ですが(笑)

    • kentworld より:

      各機種によって独特の表現方法がありますもんね。

      でも、一部のマニアにしか伝わりにくいのが実情だと思います(泣)

      そういう意味でPS○レベルという表現はもう少しライトな方でも伝わりやすいから便利なんですよねー。

      NEOGEOのロード時間は体験したことないですが異常だったんですねw

  2. 匿名 より:

    PS3.4とか聞いたことないですが
    とはいえ64レベル、GCレベル、といわれても今一ピンと来ないのは事実ですね
    GCレベルとWiiレベルの差とか素人には良くわからないですし(WiiUとSwitchも同じく)
    そういう意味ではPSを指標として使うのは確かにわかりやすいと思います

    • kentworld より:

      PS3.4のくだりは今回の突っ込みどころです笑

      指標は相手に伝わらないと意味がないですからね。

      PS○レベルという表現は3Dグラフィックの指標としては非常に分かりやすいと思います。

  3. ホンマ?トモフミ より:

    かつては8ビット〜64ビットでゲームのグラフィックは語られてましたが、今のグラフィックはPS○レベルで言われることが多いと思います。
    ちょっと悔しいですけど、3DゲームはPSシリーズがパイオニアなところがありますからね。

    個人的にPS1 → PS2 → PS3のグラフィックははっきり違いがわかるのですが、PS3 → PS4となると正直、グラフィックの違いがそこまでわからないです。強いて言えば、CPUが進化した影響で動作や読み込みが速くなったと思います。
    あとはほとんどの国産メーカーがPS4のグラフィックを活かしきれてないのかなと邪推します。僕は基本的にフォトリアル系が好きじゃないのでそれであまり違いがわからないのかもな。

    やっぱりくっきりしてるグラフィック方が良いに越したことないけど個人的にはPS2のグラフィックレベルで3Dゲームのグラフィックは充分だと思ってしまう自分がいる( ̄▽ ̄;)
    ドットなら16Bitでも表現が充分ですよ。

    • kentworld より:

      もはやbit戦争は過去の産物になってしまいました。

      ドリームキャストの128bitが最後の砦でしたねぇ。

      PS3→PS4の違いが分かる人はまだそんなに多くないと思います。

      それは、PS3リマスター的なタイトルがまだ大多数を占めているからでしょうねぇ。

      RDR2やスパイダーマンのようなゲームがもっと浸透すれば変わってくると思います。

      国内メーカーでPS4のマシンパワーを活かせるのはスクエニやCAPCOMくらいなんじゃ?あとはSIEのJAPANスタジオかな。

      デフォルメ系のゲームでしたらPS2程度のマシンスペックでも十分だと思います。

      しかし、フォトリアル系やオープンワールド系になると色々と不都合が生じるんですよね。

  4. グリグラ より:

    なるほど確かに!グラフィックの表現にPS○並みと表現することが多いですね。気が付きませんでした。
    PS3とPS4はその時のコンシューマー最先端のグラフィックを持っていたので使われる理由も分かりやすいですが、PS1と2はそれこそナンバリングがついて比較しやすいので使われているのだと納得しました。

    しかしPS2.5は聞いたことありますが、1.7や3.4は聞いたことないなあ。PS2とPS3は特にグラフィックの差が大きいのでPS2.5はわかりやすいですが、他はいまいちピンときませんね。

    • kentworld より:

      ぼくも無意識に使っていましたが、よくよく考えたらこれってゲーム機の名称にナンバリングを付けた発想の勝利だと思うんですよね。

      1.7や3.4は今回の突っ込みどころですw

      アナログ過ぎてピンと来ないところはあると思いますが、グラフィックの指標を相手に細かく伝えたいコダワリ派の場合はついつい使ってしまう表現だと思います。

  5. y.crash より:

    あ~なんか分かる気がします。
    グラフィックの差とか進化が分かりやすいうえ、ゲーム機の名称に統一性があるから使いやすいんですよね。
    PS1→PS2の変化が一番分かりやすいかな?PS2→PS3も分かりやすいっちゃ分かりやすいですけど。
    PS3→PS4だともはやグラフィックよりジャギりや処理の方でないと分からない気がします。
    縦マルチのゲームだったら比較しやすいんですけどね。

    でもあらためてクラッシュってPS1の中でも相当グラフィックがいいですよね。
    今見てもローポリには見えないんですもんwww
    特に3のココマリンステージの波の表現はPS1の性能を考えたらやばい表現ですよwww

    PS3以降のゲームってリアルなゲームがどんどん増えていきましたけど、個人的にPS2時代の人のグラフィックって結構好きなんですよね。リアルとは言いにくいけど滑らかな肌で、PS3以降だとリアルに寄せていく傾向が強いんでしわとか染みとかそういう表現が強いのなんのwww
    なんでか分からないですけどPS2っていうとコーエーのグラフィックを思い浮かびますw
    零のせいかなwww

    • kentworld より:

      そうそう、この表現って便利なんですよね~。

      ユーザーの間でPS4の機能を活かしたゲームが浸透していないのもあると思いますが、PS3→PS4の流れはPS1→PS2などと比べたら分かりにくいですね。

      クラッシュ3はPS1後期に発売されただけあってマシンパワーをフルに活かしていると思います。

      ココマリンステージもそうですし、記事に貼ったステージも鳥に近付いたら羽ばたいて逃げたので感心しましたねー。

      >個人的にPS2時代の人のグラフィックって結構好きなんですよね。

      同志よ!

      そうそう、あの人形みたいなCGデザインが良いんですよねー!

      コーエーテクモの零や無双、ナムコのリッジレーサーや鉄拳。そしてスクエニのFFX等など!

  6. tanu より:

    SFCからPS1は劇的でした
    PS1からPS2もかなりの進化でした
    PS2からPS3は小幅でしたがHD化の恩恵がありました
    PS3からPS4はそれほどでもなかった感じです
    日本でPS4がイマイチ伸びないのは日本人的にはPS3とPS4の違いはよくわからないんでしょうね
    PS5はどのくらいの進化をとげるのか…

    • kentworld より:

      PS2からPS3への進化を理解するのも時間が掛かったので、PS3からPS4も似たような感じだと思います。

      まず、PS4のマシンパワーを活かしたゲームのヒット作がまだ日本ではそれほどないですからねぇ。

      スパイダーマン辺りでPS4のマシンパワーを感じ取った人も少しは居そうですが。

  7. AVC-M370 より:

    bit表現がなくなったのはドリームキャストからだろうな。
    実質32bitなのだが4基使うことで128bit級と言うややこしくなって行ったことが指標としての信頼性に疑問点が出た。
    まあ他にN64も内部は32bitで効率化されていたとかややこしい話もある。
    結局bit性能が意味をなさない物になり、PS2もbitではなく動作クロックになりEEやらの直接的なデモでわかりやすく凄さをみせていたのかと。

    PS2.5に限らず0.5表現はどちら寄りかの判断としてわかりやすいな。

    • kentworld より:

      そうですね、bit戦争はその辺りで終わってしまった印象です。

      PS2は何bitなのか分かりませんでしたし、ゲームキューブが32bitであると知った時は驚きました!

      それでもあの性能だったのでbit性能は意味を成さないものだと実感しましたね。

      小数点を使った表記はどっち寄りなのかを的確に伝えるために使ってしまいます。

      • ほにょ より:

        ビット数で性能を表現するのは80年代のマイコン時代の名残りです。もちろんCPUのビット数でゲーム機全体の性能が決まるわけではありませんが、高性能をイメージさせるキャッチコピーとしては優秀だったわけ。それをPS歴代のナンバリングが引き継いでいるというのもわかります。任天堂がSwitchで盛り返しているとはいえ、ゲーム機のデファクトスタンダードの座は揺らいでいませんから。他社も商品名でナンバリングをしてはいましたが、抜本的に性能が上がるフルモデルチェンジではなく、同じアーキテクチャを維持したままのマイナーチェンジ版や廉価版に使われることが多かったので。

        でも実感からすると、やっぱりPSとPS2の間にはドリームキャストがあるし、PS2の次はXBOXだと思うんですよね。そういう順番でグラフィックが緻密になっていった。ゲームキューブやそれ以降については触っていないのでわかりませんけど。あとPS2が出た当時はテレビの性能がPS2の性能に追い付いていなくて、結果的にドリームキャストの方がきれいな映像を出せていたという逆転現象もありました。ディスプレイの性能あっての高性能ハードってことですね。

        • kentworld より:

          bit数の歴史を辿るとマイコン時代にまで遡るんですね!

          確かに当時はbit数が多いのはよく分からないけどなんか凄いと思っていましたw

          そういった刷り込みは広告展開のうえでは大切なことだと思います。

          ゲーム機のデファクトスタンダードの座は確かに今もプレイステーションですね。

          任天堂になると王道とはちょっと逸れたところ(ギミック路線)に行きましたので。

          ゲームマニアとしてはPS1→PS2→PS3→PS4の間に触れるべきゲーム機があるだろう!と思うのも分かります。

          ですが、相手に伝えるためにはある程度簡略化しないといけないんですよねぇ。

          これはなんに対しても言えることだと思います。

          記事でも分かりやすさを重視して泣く泣くカットしてしまった部分は多いです(泣)

        • AVC-M370 より:

          TVの性能に付いてきていなかったのはPS2の方かと。
          元々PS2はインターレス向けで当時の先端であるプログレッシブに対応が遅れていた。
          開発難航のおかげかガタガタやギラギラ、チラチラと言う見辛いソフトが目立っていたと思う。
          後期には表示周りもこなれてきていた上にDVDプレーヤーとしてもゲーム機としてもプログレッシブ対応やら向上はしてたがね。
          DC、XBOX、GCはこの辺りの設計が逆だったのだろう。

  8. nicond より:

    正直ビットはあまりピンとこないですが、「PS○レベル」は分かりやすいし、よく使っています。
    それ故に煽りとしても使いやすいというのが難点ではありますけど…

    ふと思ったんですが、PS3レベルとPS4レベルの差は皆さんどこで判断してるんでしょう?
    ゲームをプレイし始めのとき地面と髪の毛をよく見てるんですが、そこでグラフィックのレベルを判断しています。
    多分、人によって色々あると思いますが、kentさんはどうですか?

    • kentworld より:

      nicondさんもこの表記は使ってしまいますか!?

      そうなんですよ・・・煽りとしても使いやすいんですよね。

      今の時代にPS2レベルという表現はネガティブな方面で使ってしまいがちだと思います。

      PS3レベルとPS4レベルの違いですか?

      ぼくの場合、ライティング(撮影などでの照明技術)ですね。

      例えば雨が降った時に地面が濡れてテカっていたりしたらPS4レベルだなぁって感じます。

      あとは被写界深度(ピントの強弱)の有無ですね。

      木の枝が一本一本描写されていた時もPS4レベルって感じます。

      こういうのってよーく見ないと気が付かないので、一般的にPS4レベルが浸透するのはもう少し時間がかかりそうです。

  9. ナスタ より:

    PS◯レベルみたいな言い方ってあまりにも解りやすいので、ポジティブにもネガティブにも使いやすいですもんね。

    任天堂のゲーム機は王道の性能アップ路線からWii以降逸れていったのもあり、結果的にわかりやすいPSが業界のスタンダードになっていたったのは納得です。

    • kentworld より:

      PS○レベルと表現することでどの程度の映像美なのかすぐに伝わりますもんね。

      良くも悪くも使い勝手が良い表現だなーと思います。

      PSが業界のスタンダードなのは確かでしょうね。DS/Wiiを転機に任天堂とは上手く住み分け出来るようになりました。

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