ゼルダ新作が話題沸騰でヤバい!大ブレイク必至の理由を解説【ティアーズオブザキングダム】

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は「ゼルダの伝説」最新作が大ブレイクの兆しを見せている理由をまとめていきます。

みなさん、「ゼルダの伝説」ってどのくらいの人気があると思いますか?

ゲームにあまり詳しくないぼくの母に聞いてみたところ「人気はあるけど、マリオやカービィほどはないんじゃないの?」という回答が返ってきました。

ですが、5月12日に発売されるシリーズ最新作「ティアーズオブザキングダム」によってそんなイメージが変わってきそうな予感が漂っています。

何故かと言いますと、本作の前評判が凄いことになっていまして、プロデューサーの青沼英二さんによるプレイ動画の再生回数は僅か1日で100万回を突破。

Twitterでは「ティアキン」や「ティアーズ」がトレンド入りを果たし、予約も爆発的な勢いで入っています。

この様子ですと、シリーズ最高の初週売上を記録するのはもちろん、マリオやカービィ本編の売上も超えてきそうで、発売後はとんでもないことになりそうです。

ぼくの予想ですと、発売週の売上は「ブレワイ」の18万本を遥かに上回る100万本に達するんじゃないかと見ています。

なぜ、ゼルダの新作がこんなに盛り上がっているのでしょうか?

本記事ではゼルダ最新作が大ブレイクの兆しを見せている理由を語っていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムとは?

まずは「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」の概要を簡単に紹介します。

本作はオープンワールド型のアクションアドベンチャーゲームで、広大な空と大地を自由に冒険することができます。

ストーリー的な要素は存在しますが、どこへ行くのも、何をするのもプレイヤー次第。

空に浮かんだ島を探索したり、異変が起きたハイラルの平和を救ったり。圧倒的に自由な冒険を楽しむことができます。

ですが、難易度は高めに設定されていまして、最近のゲームに多いオンライン対戦や協力プレイもなかったりします。

そんな「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」、略して「ティアキン」がなぜ盛り上がっているのか?

ここからはその理由をまとめていきます。

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盛り上がっている理由

その1:前作「ブレスオブザワイルド」の成功

1つめの理由は、前作である「ブレスオブザワイルド」の成功による影響です。

ブレワイは2017年に発売されて以来、口コミで人気が広がっていまして、国内での累計売上は339万本。全世界での累計売上に至っては2,900万本を超えています。

※2022年12月時点。

ユーザーや評論家からの評価も非常に高く、日本ゲーム大賞2017では大賞を。

「The Game Awards」ではGOTYを受賞し、2021年末に放送されたTVゲーム総選挙では1位を獲得しました。

YouTubeチャンネル「KENT for 任天堂ゲームレビュー」のコメント欄でも

3Dゼルダはほぼやり尽くしたが、思い出補正ありだったとしてもこの作品が断トツ。

ゲームに対する熱を再び復活させてくれた最高の作品に出会えて良かった。

ゼルダどころか、全ゲームの中でも一番面白い。

など、大絶賛されています。

ここで強調しておきたいのが、シリーズ物の売上は前作の評判に大きく左右されることです。

前作の評判が悪いようですと売上は大きく下がってしまいますし、逆に評判が良いようですと上がることが多く感じます。

特に発売週の売上はその傾向が強く、期待値の高さがそのまま数字に反映されます。

ティアキンの場合、前作を遊ばれた方の多くが期待されていますから、発売週の売上は「ブレワイ」の18万本を遥かに超える可能性が高いです。

実際、新潟県で14店舗展開されているCOMG! の予約ポイントは発売2ヶ月前の時点で前作を超えていますから、「時のオカリナ」の初週38万本を超えてゼルダ史上最高を更新しそうな予感が漂っています。

ここまでの話を聞いて

だったら新作がどんな出来でも売れるんじゃね?

と思われた方もいるかもしれませんが、ぼくは、2週目以降も高い売上をキープすると見ています。

なぜそう思ったのか?ここからはその理由を語っていきます。

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その2:前作を遥かに超える自由度

「ティアキン」が盛り上がりを見せている2つめの理由は、自由度が前作を遥かに超えているからです。

前作である「ブレワイ」が売れた要因は色々ありますが、その1つに攻略の自由度が高いというものがあります。

従来の作品で見られたエリア毎の境目は完全に排除。

見えているところはどこにでも行けるようになったので、ゲーム側の都合に縛られることなく冒険を楽しめるようになりました。

4種類のダンジョンを好きな順番から攻略できるのはもちろん、全てをすっ飛ばしてラスボスへ挑むことだってできてしまいます。

また、ミクロ的な視点から見ても攻略ルートが多数用意されているので、プレイヤーの数だけ攻略法が存在と言っても過言ではありません。

このようなゲームデザインはSNSが盛んな今の時代にマッチしていまして、YouTubeやTwitterなどではユーザー同士での情報共有で盛り上がり、口コミで人気が広がる要因の1つとなりました。

みなさんは学校の登下校時に友達と「あのゲームどこまで進んだ?」とか、「あのボス強いよな~」とか、そんな話で盛り上がったことはないでしょうか?

友達と共通のゲームを遊んでいると、そういった情報共有も含めて楽しく感じますが、今の時代ですと、SNSで遠く離れた人とも気軽にできるようになったんですね。

話がそれてしまいましたが、「ブレワイ」が売れた要因の1つにユーザー同士で盛り上がる要素が満載であったことが大きく感じます。

今作の場合、その点がさらにパワーアップしていまして、プロデューサーの青沼さん曰く「プレイヤーのできるかな?が本当にできてしまうゲーム」に進化を遂げました。

大きな要因となっているのが、今作で追加された4つの新能力にあります。

物の移動を逆再生できる「モドレコ」、物をくっつけることで新しい武器を作り出せる「スクラビルド」。

物同士をくっつけたり外すことで色んな乗り物が作れる「ウルトラハンド」、真上へと飛び上がって天井の上へ通り抜けることができる「トーレルーフ」。

それぞれ、色んな活用法がありまして、例えば新しい武器を作り出せる「スクラビルド」の場合、

  • “枝”と”岩”をくっつけて「ハンマー」にする
  • “長い棒”と”長い槍”をくっつけて「超遠距離攻撃ができる槍」にする
  • “弓矢”に”目玉”をくっつけて「ホーミング性能が追加された弓矢」を飛ばす

なんてことができます。

前作の場合、素材だけで100種類を超えていましたから、仮に全てが登場するとしたら、相当な組み合わせのアイテムを作成できるのではないでしょうか?

それ以外の能力にしても

  • 「モドレコ」で転がってきた岩を逆再生して敵にぶつける
  • 「ウルトラハンド」で扇風機を下向きにくっつけて空飛ぶイカダを作る
  • 「トーレルーフ」を山にある洞窟内で使って山を一気に突き抜けて登る

といった感じで色んな活用法がありますので、発売後はユーザーが考えたとんでもない攻略法が色んなところで話題になりそうです。

Twitterでは連日、本作のアクシデントをまとめた短い動画がバズるでしょうし、YouTubeでも色んな実況者が本作のおもしろ動画を投稿することが予想されます。

すると、それまで興味がなかった人でも興味を持つようになり、シリーズデビューを果たすことになるでしょうから、数年単位で売れ続けるロングセラータイトルになりそうです。

ぼくが思うに、長く売れるゲームソフトの法則の1つに、SNSでのネタが尽きないというものがあります。

代表的なのが「マインクラフト」です。

同作はブロックを組み合わせて色んな建物を作れるサンドボックスゲームですが、ブロックの種類が多く、あらゆる物が作れることから未だに高い人気を誇っています。

YouTubeの人気動画は未だに「マインクラフト」ばかりですし、売上ランキングでも上位をキープしています。

情報を見た感じですと、「ティアキン」もSNSでのネタが尽きないタイプのゲームですから、「マインクラフト」ほどの人気になるのかはともかく、長期間に渡って話題になりそうです。

でもさ、自由度が高いとバグも多そうだよな

確かに何でもできてしまうようですと開発者が想定外のバグが発生することは免れませんね。

ですが、バグはバグでも、笑えるバグでしたら宣伝効果になると思うんですよ。

実際、前作も空中浮遊バグとか色々発見されましたが、その多くは話題の種になりました。

今作もそういった笑えるバグは残しつつ、致命的なバグは発生しないように調整しているでしょうから、その辺は心配ないんじゃないかなと思います。

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その3:巧みなプロモーション展開

「ティアキン」が盛り上がりを見せている3つめの理由は、巧みなプロモーション展開にあります。

本作は2019年に初公開されて以来、4年以上に渡って情報が公開されました。

しかし、具体的なゲームシステム・ストーリーは発売2ヶ月前になっても公開されず、断片的なプレイ映像に留まっています。

マイニンテンドーストア の紹介ページに至っては僅か3行の紹介に留まっていて、大作ゲームにしては情報量が少なく感じます。

ここまでの話を聞いて

それのどこが巧みなプロモーション展開なんだよ

と思われるかもしれませんが、本作の場合、情報量を意図的に抑えることが功を奏しているように感じます。

現時点で公開された映像だけですと、どんなストーリーなのかはパッと見わからないようになっていますし、プロデューサーの青沼英二さんによるプレイ映像が公開される前まではどんな新システムが搭載されているのかも謎に包まれていました。

ですが、ファンの方々がトレーラー映像を何回も見て

どんなストーリーなのか?新システムによってどんな攻略法が追加されたのか?

を考察していき、YouTubeで動画投稿をしたり、Twitterなどで感想を呟かれています。

その結果、多大な宣伝効果となり、それまで興味がなかった人が興味を持つようになる現象が至るところで見られます。

前提として、今作は「ブレワイ」の続編です。

地上のマップとか、基本的なゲームシステムとか。

「ブレワイ」をある程度は踏襲していますので、その前提知識を踏まえた上で今作のトレーラー映像を見ていると、興味深い小ネタが仕込まれているんですよ。

新アイテムとか、微妙に変わった地形とか。プレイする前に見ていると色んな妄想が膨らみます。

これは情報公開を意図的に抑えていることから生まれる楽しさですから、改めて「任天堂は宣伝上手」だと思いました。

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その4:6年のブランクを経ての発売

「ティアキン」が盛り上がりを見せている4つめの理由は、6年のブランクを経て発売されることです。

「ブレワイ」を最近始められた方ですと意外に感じるかもしれませんが、今回の「ティアキン」は6年ぶりのゼルダ完全新作だったりします。

その間に「夢をみる島」のリメイク作とか、「スカイウォードソード」のリマスター版とか。

準新作的なタイトルは発売されましたが、完全新作としては6年ぶりで、小学1年生の子が中学1年生になるほどの期間が経っています。

ここまでのインターバルはゼルダとしては過去最長で、発売当時からプレイしている者としては、飢餓感が凄いことになっています。

ぼくとしては「一刻も早く新作を遊びたい」という気持ちになっていまして、5月12日の発売が楽しみでなりません。

何と言っても前作のブレワイが最高傑作といえる完成度になっていましたからね。

ブレワイのシステムを継承したうえで6年もの開発を費やした今作がどんな内容に仕上がっているのか?想像しただけでワクワクしてきます。

現状の盛り上がりを見た感じですと、同じように感じている方が多いのではないでしょうか?

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その5:Switchの普及台数が爆発的に増加している

「ティアキン」が盛り上がりを見せている5つめの理由は、Switchの普及台数が爆発的に増加していることにあります。

Switchは国内だけで2,900万台を販売していまして、全世界累計に至っては1億2,000万台を突破しました。

もはや国民的ゲーム機と言っても過言ではないほどの地位を確立していますので、多くの方が「ティアキン」を購入できる状況にあります。

対して前作である「ブレワイ」の場合、Switch本体と同日に発売されましたから、発売週に購入できる人は限られていました。

一応、Wii Uでも発売されましたが、同ハードの国内売上は334万台。

全世界累計にしても1,356万台に留まっていますので、どちらにしても大ヒットするのは難しい環境にありました。

「ブレワイ」発売時と「ティアキン」発売時を比較してみたところ、明らかに後者の方が良い状況にありますから、そういう意味でも「ティアキン」は大ヒットが約束されています。

同じような流れは「スプラトゥーン」シリーズでも見られました。

「スプラトゥーン」はインクを塗り合うアクションシューティングゲームで、2作目はSwitchが発売されたばかりの2017年7月に。

3作目はSwitchが普及してきた2022年9月に発売されましたが、初週売上はこのくらいの差があります。

スプラトゥーン2 初週67万本
スプラトゥーン3 初週345万本

2作目の数字はダウンロード版が含まれておらず、パッケージ版のみになりますので、それを考慮に入れる必要はありますが、5倍以上の差がありますよね?

この数字を今回のゼルダに当てはめると18×5で90万本になりますから、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」が記録した初週38万本を超えるのは確実でしょうし、シリーズ初の初週100万本を超える可能性が十分にあります。

初週100万本と言えば日本国内ですと

  • ポケットモンスター
  • スプラトゥーン
  • どうぶつの森
  • 大乱闘スマッシュブラザーズ
  • ドラゴンクエスト

など、指で数えられる程度ですから、ゼルダが本当にそのくらいの勢いで売れてくれますとファンとしては夢のような出来事に感じます。

かつてのゼルダは海外を中心に人気の作品で、日本国内ではややマニアックな存在でしたからね。

「ティアキン」の盛り上がりを見ていますと、もはや国民的シリーズの仲間入りを果たしそうな状況で、ついに時代がゼルダに追いついたと感じています。

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全体のまとめ

ここまで「ゼルダの伝説」最新作が大ブレイクの兆しを見せている理由を語っていきました。

前作「ブレスオブザワイルド」の成功、前作を遥かに超える自由度、巧みなプロモーション展開。

6年のブランクを経ての発売。Switchの普及台数が爆発的に増加しているといった感じですね。

「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」は5月12日に発売を予定しています。

通常版の他にも特典付きのコレクターズエディションが発売されまして、関連グッズとしては

  • amiibo リンク
  • オリジナルデザインの有機ELモデル
  • Proコントローラー
  • Switchのキャリングケース

も予定されています(有機ELモデルのみ4月29日に発売されます)。

発売時は間違いなく盛り上がるでしょうから、ぜひこのお祭りに参加したいですね。

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本記事の動画版

 

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