【レビュー】チキチキBOXYRACERS [評価・感想] とりあえず8人対戦ゲームを作ってみた感が強い安価なパーティツール！

2018年1月に配信されたSwitch「チキチキBOXYRACERS」を今回はレビューします。

Switch「チキチキBOXYRACERS」は最大8人で対戦できるレース＆パーティゲームです。

ダウンロード専売で、価格は約1,000円。

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良いところ

最大8人で対戦できる！

本作最大の特徴は、最大8人での対戦ができる事！

それもインターネットプレイでも通信プレイでもなく、1つの画面を共有して最大8人で楽しめてしまうんです！

1つの画面を最大4人で共有する対戦ゲームは数多く存在するけど、8人まで対応しているゲームは貴重なのでこれは嬉しい！

しかも本作の価格は約1,000円！

この値段で8人対戦を気軽に楽しめてしまうとは有り難い！

簡単操作で楽しめるレース

メインモードとなるレースの操作方法は簡単！

スティックを倒すだけでアクセルとブレーキが可能なので、慣れてしまえばライトユーザーでも簡単に運転出来ます。

もちろん、ゲームファンに向けた操作方式も用意。

こちらは複数のボタンを押すことでアクセルとブレーキを使い分けられるので、より細かい操作が可能になります。

カメラは見下ろし型なので、昔懐かしのレースゲームを彷彿しました。

そう言えば見下ろし型レースゲームでヒット作って無いような？

4種類のパーティゲームを収録！

本作にはレースの他に4種類のパーティゲームを収録しています！

収録されているのは入手したコインの数で競う「コイン」。体当たりバトルの「スマッシュ」。

塗った面積を競う「ペイント」。車でサッカーをする「ゴール」の4種類。

いずれもどこかで見たようなルールでオリジナリティはありませんが、パーティゲームとして抑えるべきところは抑えたラインナップなのでそれなりに盛り上がります！

特に気に入ったのが、「ゴール」。

「ロケットリーグ」をプレイした時も思いましたが、車でサッカーって意外と合うんですよ！

個人的にはレースゲーム以上に楽しめました！

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惜しいところ

強制スクロールの罠に掛かりやすいレースゲームのマルチ

複数人でレースゲームをするとカメラが首位のレーサーに向かっていきます。

そのせいでビリのレーサーは画面外に行ってしまい、ミスになってしまうんです。

救済措置によってすぐに復帰できるけど、その間に自分のマシンを見失ってしまい、ごちゃごちゃして訳が分からなくなってしまう事がよくありました。

本作は複数人で1つの画面を共有する見下ろし型のレースゲームなので仕方がないとは思いますが、盛り上がりに欠ける要因になっています。

あと、ギミックが少なめなので大した駆け引きが出来ず、そういう意味でも盛り上がりに欠ける。

バトルモードではコンピュータを派遣できない！

「コイン」「スマッシュ」「ペイント」「ゴール」といったパーティゲームが楽しめるバトルモード。

残念ながらコンピュータを派遣できないので、1人プレイ時は虚しくなります。

また、コンピュータで穴埋めできないため集まったプレイヤーが奇数の場合、チームバトルは不公平な展開になりがちです。

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全体のまとめ

とりあえずポクセルグラフィックでレースゲームなどを色々盛り込んでみました！

そんな安易にも捉えられる発想で作られたような作品でゲームとしての出来は平凡ですが、最大8人で楽しめるのは大きなアドバンテージで上手いところを突いたと思います。

1つの画面を共有して5人以上で楽しめるSwitchソフトはまだまだ少なく、本作の場合は価格が安いので、パーティゲームを集めている人はとりあえず購入しても良い作品。

1人プレイだとすぐにやることが無くなってしまうのでおすすめしません。

とりあえず8人対戦ゲームを作ってみた感が強い安価なパーティツール！

こんな人には特におススメ。
・気軽に8人対戦したい人。

こんな人にはおススメできない。
・1人で楽しみたい人。

チキチキBOXYRACERS/お気に入り度【55/100%】
プレイした時間・・・約2時間

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