どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は、Wii Uを売却してはいけない理由を語っていきたいと思います。
ニンテンドースイッチではWii Uソフトのアッパーバージョンが続々と発売されていますよね?
最近でも「スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド」や「ピクミン3 デラックス」が発売されました。
その結果、Wii Uだけで遊べた人気タイトルのほとんどがSwitchでも遊べるようになってしまいました。
そんな風に考えている人が増えているのか、メルカリでWii U本体を検索してみると出品者が大量にヒットしますが、ちょっと待って下さい!
Wii Uには手元に残しておく価値がまだ残されていますよ。
特に任天堂ファンでしたら非常に価値のあるゲーム機だったりするので、売却する前に本記事を最後までご覧になってください。
きっと、Wii Uを持っている人は手元に置いておきたくなり、持っていない人は買いたくなることでしょう。
目次
Wii Uを売却してはいけない7つの理由
その1:超レアな2Dマリオを遊べる
Wii Uを売却してはいけない理由としてまず挙げたいのが、超レアな2Dマリオを遊べることです。
超レアな2Dマリオ。それは、「スーパーマリオアドバンス4」を指します。
って思いますよね?
確かにWii Uで遊べる「スーパーマリオアドバンス4」はアドバンスから持ってきたものですし、内容は「スーパーマリオブラザーズ3」と大差ないんですが、実は特別な仕様だったりするんですよ。
「スーパーマリオアドバンス4」では別売りの「カードeリーダー+」を使ってオリジナルコースを追加する要素がありました。
しかし、今となっては対応するカードを入手するのが難しく、本作だけのオリジナルコースは幻のようなものになりつつあったんですね。
Wii Uのニンテンドーeショップで販売されている「スーパーマリオアドバンス4」の場合、「カードeリーダー+」を使わないと遊べなかった38種類のオリジナルコースが最初から開放されていたりします。
おそらく、大半の人が「カードeリーダー+」のオリジナルコースを遊んだことがないでしょうから、実質、Wii Uだけの2Dマリオと言えるのではないでしょうか?
そんな「カードeリーダー+」のオリジナルコースですが、おまけで片付けてはいけないほど作り込まれていて、マリオファンのツボを突いてくれます。
見た目こそは「スーパーマリオブラザーズ3」っぼいんですが、登場する仕掛けは他の2Dマリオから持ってきた物が多いので、夢の共演を実現しているんですよ。
「スーパーマリオUSA」のように野菜を引っこ抜いて投げることができたり、「スーパーマリオワールド」のように壁を走ることができたり。
「スーパーマリオアドバンス」のように「Aコイン」を集める要素が存在したり。
「スーパーマリオメーカー」では再現できないような面白コースが満載なので、マリオファンであればあるほどニヤリとします。
地面を掘ってお宝を探したり、ボールを飛ばしてお宝に当てていくなんてミニゲームも収録されていますし、「カードeリーダー+」の要素だけでも買う価値があるのではないでしょうか?
あ・・・難易度は非常に高いので、初心者の方は「スーパーマリオアドバンス4」に収録されている「スーパーマリオブラザーズ3」で練習しておくことをおすすめします。
Wii Uバーチャルコンソール版「スーパーマリオアドバンス4」は税込み715円でニンテンドーeショップにて販売中です。
その2:非売品ゲームを安く買える
続いて挙げたいのが、非売品ゲームを安く買えることです。
実はWii Uのニンテンドーeショップでは知る人ぞ知る非売品ゲームが安値で販売されていたりします。
例えばGBA「ゲームボーイギャラリー4」が税込み715円。
Wii「エキサイト猛マシン」が税込み2,750円で販売されているんですよ。
どちらも任天堂製タイトルなんですが、「ゲームボーイギャラリー4」は海外限定で販売されたゲームボーイアドバンスソフト。
「エキサイト猛マシン」は2011年にクラブニンテンドーの交換アイテムとして登場した非売品のWiiソフトだったりするので、正規のルートではWii Uのニンテンドーeショップでしか購入できないんですよね。
それぞれのタイトルを具体的に紹介させていただきますと、「ゲームボーイギャラリー4」は任天堂が大昔に発売した携帯ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」のゲームを収録したコレクションパッケージです。
収録ゲームの本数は、隠しを含めると20本。
そのうちの11本はグラフィックやシステムを今風にアレンジした「いま」モードも用意されているので、実質、30種類以上のゲームが収録されています。
本作ならではなのが、日本未発売のゲーム&ウオッチ版「ゼルダ」が収録されていることです。
内容の方は簡単操作で戦闘を繰り広げていくシンプルなものではありますが、ゼルダの固有名詞が登場するので、ファンには溜まらないんですよ。
そんな「ゲームボーイギャラリー4」ですが、Wii Uバーチャルコンソール版は日本語化もされているので、ギャラリーモードのテキストをバッチリ読めます。
ゲームボーイアドバンス版は日本では販売されておらず、海外限定である関係上、テキストが英語だったので、これだけでも価値があるのではないでしょうか?
ギャラリーモードのコンテンツは最初から解放されておらず、各タイトルで良いスコアを獲得しないといけないので大変ですが、任天堂ファンはプレイして損のないタイトルです。
Wii「エキサイト猛マシン」は虫の形をしたマシンを操縦していくレースゲームで、「エキサイトトラック」の後継作として開発されました。
あまり知られていませんが、このゲーム、個人的には隠れた名作だと思っています。
点数にすると90点をあげても良いくらいで、一時期はハマっていました。
まず、エフェクトの処理が独特で、エンジンの音がリアルであることからスピード感が凄いんですよ。
そのうえで任天堂のゲームらしくコース上にはギミックが満載で、アイテムボックスでライバルの邪魔をしたり、バーを使ってのスタントを決めることができるので、コースを1周するだけでも充実した体験を味わえます。
10種類以上のミニゲームを遊べるモードやポーカーをしながらレースをするモードも収録されていますし、これが2,750円で購入できるって安すぎますよ。
まあ、ぼくはクラブニンテンドー会員だったので、Wiiのパッケージ版を持っていますけどね。
すみません、自慢しちゃいましたw
その3:1,000タイトル以上のゲームを遊べる
Wii Uを売却してはいけない理由。
3本目に挙げたいのが、1,000タイトル以上のゲームを遊べることです。
「1,000タイトル?Wii Uソフトってそんなに発売されていたっけ?」と思いますよね?
これがですね、バーチャルコンソールソフト、Wiiソフト、Wii Uソフト。
全てを合わせたら1,000タイトルを余裕で超えるんですよ。
あまり知られていませんが、実はWii Uって任天堂ハードの資産を最も活かしたゲーム機だったりします。
ファミコン、スーファミ、ロクヨン、アドバンス、DS。
インターネットに接続できる環境があれば、今、挙げたゲーム機で発売されたタイトルの一部を低価格のダウンロードタイトルとして購入することができます。
さらにはWiiとの互換機能を持っているので、Wiiのディスクソフトであればほとんど全てを遊ぶことができるんですよ。
Wii U本体ってレンガみたいに長細い形状ですが、実はこの中に任天堂ハードの歴史が詰まっているんですね。
特筆したいのが、N64、GBAといった中途半端に古いゲーム機のソフトが配信されていることです。
ファミコンとか、スーファミになるとSwitchなどでも遊べるタイトルが多いんですが、N64とか、GBAのソフトはWii Uでしか配信されていないんですよね。
その結果、Wii Uを持っているだけで人気シリーズのほとんどを遊ぶことができたりします。
例えばWii Uを持っているだけで以下のゼルダシリーズを全て遊ぶことができるんですよ。
ゼルダの伝説
リンクの冒険
ゼルダの伝説 神々のトライフォース
ゼルダの伝説 時のオカリナ
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
ゼルダの伝説 風のタクト
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
ゼルダの伝説 大地の汽笛
ゼルダの伝説 スカイウォードソード
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
中にはSwitchでさえも遊ぶことができないタイトルが含まれているので、今からゼルダの過去作をてっとり早く揃えたい場合、Wii Uを利用するのがおすすめです。
いやホント、Wii Uを持っておくと色々便利ですよ。
今後、Switchで色んなタイトルが移植されていくとは思いますが、レトロゲームに限るとWii Uの優位性は当分、なくならないんじゃないかと思います。
というのもNintendo Switch ONLINEで遊べるファミコン、スーファミソフトの配信ペースが非常に遅いからです。
任天堂は対象のファミコン、スーファミソフトを好きなだけ遊べるソフトをNintendo Switch ONLINE入者向けに配信しています。
遊べるタイトルは少しずつ増えていますが、ペースが遅く、1ヶ月で3タイトル。
年間では30タイトルくらいしか増えていないので、バーチャルコンソールソフトだけで481タイトルも配信されているWii Uに追いつくのはかなり先になると思うんですよ。
ですので、任天堂のゲームを手っ取り早く揃えたい場合、Switchだけではなく、Wii Uも揃えておくことおすすめします。
その4:プレミア化したタイトルを安値で買える
続いて挙げたいのが、プレミア化したタイトルを安値で買えることです。
先程、Wii Uでは昔のゲームを低価格のダウンロードタイトルとして購入できると言いました。
その中には実機で買った方が安いタイトルもありますが、中にはWii Uのダウンロード版を買った方が圧倒的に安かったりするんですよ。
例えばアドバンスの「MOTHER 3」はAmazonの中古で買おうと思ったら4,000円以上もします。
一方、Wii Uバーチャルコンソール版はたったの715円で買えてしまうのですから、非常にお買い得です。
「MOTHER 3」はアドバンス末期に発売されたRPGで、「MOTHER」シリーズの最後を飾る名作として高く評価されました。
自由度は低めですが、エンディングが衝撃的で、発売から15年以上が経った今でも印象に残っています。
プレミアゲーとしては、「メトロイド ゼロミッション」も外せません。
本作はファミリーコンピュータディスクシステムで発売された探索型2Dアクションゲーム、「メトロイド」のリメイク作なんですが、Amazonの中古で買おうと思ったら6,000円以上もします。
当時は4,800円で販売されていたので、定価を超えていますねw
でも、プレミア化するのも納得できるほど完成度が高いんですよ。
個人的には「メトロイド」シリーズ屈指の傑作だと思っています。
特に好きなのが、スピード感と自由度の高さです。
グラフィックは前作の「メトロイドフュージョン」に近い感じなんですが、本作の方がサムスの運動能力が優れていて、サクサク進めるんですよ。
また、攻略の自由度も高く、色んな攻略ルートが用意されているので、最短クリアが熱かったりします。
初代「メトロイド」のリメイク作ですが、ビックリするくらい面白くなっているので、ぼくは本作でシリーズのファンになりました!
今、「メトロイド」の影響を受けたゲームがインディーズ系で続々と発売になっていますが、まずは本作をプレイしてほしい。
そう言いたくなるくらいの傑作です。
その5:昔のゲームを安心して遊べる
続いて挙げたいのが、昔のゲームを安心して遊べることです。
古いゲーム機のソフトになると大抵は中古屋で買うと思いますが、状態が悪いことも多いんですよね。
スーファミやロクヨン、アドバンスソフトの場合、カセットの電池が切れているせいでデータセーブができなかったり。
DS、Wiiソフトの場合、カードやディスクが汚れやキズが付いているせいで読み込めなかったり。
Wii Uのニンテンドーeショップから購入できるダウンロード版の場合、そういったリスクがゼロなので、安心して遊ぶことができます。
いやホント、中古屋で売られているゲームって怖いですよ。
ぼくはレトロゲームショップを巡るのが好きで色んなレトロゲームを購入しているんですが、状態が悪いことも多く、何度か返品したことがありますからね。
ゲームソフトの中には実機で買った方が安かったりしますが、安全に遊べるWii Uダウンロード版の方がおすすめです。
しかもですよ?安全に遊べるだけではなく
- 実機とは違って残像がないので目に優しい
- 今のデータを保存して好きなタイミングで復元できる
- 当時の説明書を閲覧できる
- スクリーンショットを投稿できる
といった付加価値もあったりします。
アドバンスソフトの話になりますが、実機は残像が激しかったので、目に負担が掛かったんですよ。
Wii Uのダウンロード版でしたら残像がなくなっているので目の負担が抑えられています。
ヘタレゲーマーとして有り難いのが、今のデータを保存して好きなタイミングで復元できる機能です。
この機能を活用することで小刻みにセーブ・ロードができるので、難関ポイントをクリアしやすくなりました。
ゲームコレクターとして嬉しいのが、当時の説明書を閲覧できることです。
今はデジタル化が進んでしまい、パッケージを購入しても説明書が封入されていないことが多くありますが、昔は凝った説明書が封入されていたんですよ。
例えば「メイド イン ワリオ」の場合、説明書なのにクロスワードとか、迷路コーナーがあったり、シールが付いてきましたw
デジタルの説明書は無機質なことが多いので、またこんな説明書を読みたいですね。
その6:任天堂のデジタルミュージアムを作成できる
続いて挙げたいのが、任天堂のデジタルミュージアムを作成できることです。
Wii U専用ソフト、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」には715種類のフィギュアを集める要素が存在します。
この要素はSwitchの「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」には存在しないので、任天堂ファンとしてはWii U版を売却できないんですよ。
単にフィギュアを集めるだけの要素だったら大した価値はないんですが、
- それぞれに何百文字もの解説文が用意されている
- 複数のフィギュアを並べて好きな背景・アングルから撮影できる
- シリーズ別にコレクションできる
といった付加価値によって手元に置きたくなったんですよね。
特に撮影機能を活用すれば任天堂ゲームに登場する脇役同士の様々な共演を楽しむことができるので、これだけでも価値を感じられました。
ゲーム自体はSwitchで発売されている「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」の下位互換版みたいになっていますが、おまけ要素に関してはWii U版にも価値が残されているので、個人的には売却できませんw
その7:売却しても安い
最後に挙げたいのが、売却しても安いことです。
先日、ゲームショップでWii Uの買取価格がいくらなのか問い合わせてみました。
すると・・・
ベーシックセットが3,000円。プレミアムセットが5,000円でした!
いやいや、安すぎでしょ!w
Wii Uの価格はベーシックセットが税込み27,500円。
プレミアムセットが税込み33,000円ですからね。
こんな値段で売るくらいだったら有効活用した方がずーっと有意義ですよw
少し話がそれてしまいますが、思春期の頃、ぼくは断捨離依存症になっていて、必要ないと思ったものは次から次へと売却したり、捨てていました。
でもね、ある時に「あの時に手放さなければ良かった~!」って感じでめちゃくちゃ後悔したんですよ。
何が必要で何が必要ないのかの見極めは難しいところですが、自分を作り上げた、アイデンティティを形成していると思ったものは残しておくのが吉です。
ぼくにとってそれは任天堂のゲームになるので、今、手元にある任天堂関連のゲームやグッズは大切に保管したいですね。
全体のまとめ
ここまでWii Uを売却してはいけない理由を語らせていただきました。
Wii UはSwitchの下位互換版に見られがちですが、実はまだまだ価値が残されているんですよね。
販売価格も低下していますし、まだ持っていない方は早めに購入することをおすすめします。
何故ならWii Uの存在価値は昔のゲームを低価格のダウンロードタイトルとして購入できることに集約しているからです。
デジタルコンテンツの販売はサーバーの維持費が掛かるので、いずれは配信停止になることがあります。
Wii Uよりも前に発売されたWiiの場合、2019年1月31日をもって全てのダウンロードタイトルが配信停止になりました。
Wiiが発売されたのは2006年12月2日ですから、12年ちょっとで配信停止になったんですね。
Wii Uが発売されたのは2012年12月8日ですから、もし、Wiiと同じような道を辿るのでしたら2025年1月31日には全てのダウンロードタイトルが配信停止になるでしょう。
Wii Uの場合、販売不振に陥ってしまったので、もしかしたらもっと早く配信停止になるかもしれません。
2024年。下手をしたら2023年には全てのタイトルが配信停止になるかもしれないので、それでしたら今のうちに遊びたいタイトルをダウンロードするのが良いと思うんですよね。
今の時代、ゲームショップが次から次へと閉鎖してしまい、昔のゲームを購入できる手段が減ってきています。
その点、Wii Uのニンテンドーeショップから購入できるレトロゲームは正規のルートで購入する分には非常に貴重だと思いますので、今後もレトロゲーム機として愛用していきたいですね。
本記事の動画版
マリバンス4は名作ですね!
カードeで全コース揃えましたがとんでもなく大変でしたよ
でも後のNewマリオ(実は制作者が同じ)に繋がる要素とかあったりして今やってもスゴい面白いです
GBギャラリー4もゼルダ好きには欠かせない一品ですね
ゼルダといえば他にも4つの剣+やボウガントレーニング、ソウルキャリバー2(リンクが使える)、ニンテンドーランド収録のゼル伝バトルクエストもWiiUで遊べますね!
ゼルダファンにはまさに必携のハードだと思います