【比較レビュー】ぽこ あ ポケモン vs あつまれどうぶつの森!遊んで分かった“決定的な違い”

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

先日、「ぽこ あ ポケモン」が発売されました。

本作はポケモンを題材にしたサンドボックス・スローライフゲームで、のんびり楽しむことができます。

その影響もあってか各地で爆発的な人気を博していますが、こんな声もよく聞きます。

「これって、あつ森みたいなゲームなの?」
「遊ぶなら、どっちがおすすめ?」

たしかにこの2作、共通点はかなり多いです。

戦闘ではなく暮らしや交流が中心で、住民たちと触れ合いながら、自分だけの島や空間を作っていく。さらにマルチプレイまで楽しめる。

こうして見るとかなり近い存在に感じますが、実は“遊び方”がかなり違います。

「ぽこポケ」には「ぽこポケ」の魅力があり、「あつ森」には「あつ森」の魅力があります。

そこで、今回は「ぽこポケ」と「あつ森」の両方をしっかり遊び込んだぼくKENTが、それぞれの比較や魅力を分かりやすく比較していきます!

本記事を閲覧することで「ぽこポケ」と「あつ森」の長所・短所はもちろん、自分にはどちらが向いているのか?ハッキリわかるはずです。

購入を迷っている方も、すでにどちらかを遊んでいる方も、ぜひ最後までご覧ください!

ぽこあ ポ ケモン vs あつまれどうぶつの森

ゲームの目的(ゴールの分かりやすさ)

まずはゲームの目的について。

この点に関しては「ぽこポケ」の方が分かりやすいです。

「ぽこポケ」と「あつ森」。どちらにもストーリークリアの概念はありますが、しっかりとした導線は「ぽこポケ」の方があります。

というのも、本作ではステージクリア型の概念を設けているからです。

最初は「パサパサこうやの街」のみが舞台になっていますが、ポケモンを増やしたり、街の環境を整えるとストーリーが進んでいき、別の街へ行けるようになります。

つまり、何をやればクリアになるのか?分かりやすいんですよね。

また、本作では街の環境を整える際に、細かなタスクがあります。

まずはポケモンの生息地を作って、出現したら「おねがいごと」を叶える。

そのために必要な素材を集めて家具を作る。仲良くなってわざを教えてもらったり、街の発展を手伝ってもらう。

こんな感じで本作は、何をすればストーリーが進むのか分かりやすく作られています。タスクも細かく提示されるので、目的を見失いにくいです。

対して「あつ森」はもう少しゆるい作りで、そこまでのストーリー要素はありません。

一応、施設を設置したり、住民を増やして島の評価を上げて、ミュージシャンのとたけけを島に呼ぶという進行ストーリーはありますけどね。

ストーリーが進んでも舞台が変わることはありませんし、世界を救うみたいな強い使命を課せられる訳ではないので、攻略要素は控えめです。

それよりは島の中で生活をする側面が強く、お店で日替わりの商品を買ったり、お洋服のコーディネートを楽しんだり。

少しずつ変わる島の生活を楽しむように作られているので、そういう意味では「あつ森」の方がスローライフゲームらしいですね。

という訳でまとめていきますと、「ぽこポケ」はゴール型ゲームの側面が強く、「あつ森」はライフ型ゲームの側面が強いといった感じでしょうか。

ストーリーがあってクリアを目指すのが好きな人は「ぽこポケ」。終わりがなく、生活を楽しむのが好きな人は「あつ森」の方が向いています。

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島作りの自由度

続いては島作りの自由度について。この点に関してはどちらも高めですが、明確な違いがあります。

ひとことで表すと、「ぽこポケ」は3次元。「あつ森」は2次元の自由度が高いです。

「ぽこポケ」の世界は立方体のブロックで構成されていまして、1個1個を積み上げたり、壊したりできます。

加えて高低差もあり、最下層から数えると、100ブロックまで積めます。

ということは高層ビルを組み立てることができますし、ブロックを並べて巨大なドット絵を作ることもできるんですね。

ブロックはいくつかの種類があり、「絵の具」を使うことでそれぞれを着色することができます。

これによって細かいドットアートを作れるので、立体的な創作物を作りたい方は「ぽこポケ」の方が良いでしょうね。

一方の「あつ森」は高低差に関しては控えめだったりします。

「島クリエイター」の機能が解放されると、崖を作ったり、削ることはできます。

ただ地形の高さは最大3マスなので、「ぽこポケ」みたいな高低差のある創作物は作りにくいです。

クリエイトできる島の広さも控えめで、「ぽこポケ」がセミオープンワールド級なのに対し、「あつ森」は箱庭的な広さに留まっています。

こうして聞くと「ぽこポケ」優勢に感じますが、「あつ森」には強力な武器があります。

それは、「マイデザイン」というペイントツールです。

こちらを活用することで1,024ドットを好きなように打ち込めるうえ、最終的に200枠も保存できます。

上手く活用すれば複数の「マイデザイン」を組み合わせた高精度な地形を床に貼り付けられるので、島の雰囲気をガラッと変えることができるんですよね。

「スーパーマリオカート」風のサーキット場にしたり、ファミコンゲームのワールドマップっぽくしたり。

さらには有名企業をモチーフにした地形を作ることもできるので、表現の幅は非常に広いです。

でも地面の模様を弄っているだけなので、視点を変えたら印象が変わってしまいそうですよね?

ここが「あつ森」の面白いところで、視点は細かく調整できなかったりします。

基本は見下ろし型で、カメラを低くしたり、カメラを持って一人称視点にもできますが、屋外では向きを変えることはできません。

この制約によってトリックアート的な表現がしやすく、地面の模様を工夫して階段があるように見せるとか、深い溝があるように見せるとか。そんな錯視もできたりします。

「ぽこポケ」にはマイデザイン機能はないのか?

マイデザインみたいなペイント機能はありません。

一応、一部の家具はゲーム内で撮った写真を貼り付けられるので、上手く活用すればペイント機能に近いことはできますけどね。

それでも床に貼り付けることはできないので、そこは「あつ森」に劣ります。

まとめると、立体的な建築は「ぽこポケ」。平面的なデザインは「あつ森」が強いです。

それぞれに強みがあるので、クリエイト好きの方はどんな表現をしたいのか?プレイ前に考えてみると良さそうです!

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家具の種類

続いては家具のバリエーションについて。

「ぽこポケ」と「あつ森」。どちらも地形をクリエイトできるほか、好きな家具を設置することもできます。

そこで気になってくるのが家具のバリエーションですが、この点に関しては「あつ森」の方が多いです。

「あつ森」には数千種類の家具が存在します。

しかもそれぞれをリメイクすることもできるので、実際にはもっと多いです。

1つ1つの作り込みも凄くて、触ったらいろんな反応が起きます。

テレビを点けると時間帯によって異なる番組が放送されたり、クレーンゲームに触れたら中に入ってるぬいぐるみを掴んだり。

さらにSwitch ONLINEに加入していますと、任天堂ゲーム機の家具に刺さったゲームを実際に遊ぶこともできるので、単なる置物ではなかったりします。

一方の「ぽこポケ」も家具の作り込みが凄いです。

ゲームボーイに触れると電源が点いて音が鳴りますし、2個くっつけると「通信ケーブル」が追加されたりします。

ただ「あつ森」みたいに実際のゲームを遊ぶことはできませんし、そもそも種類はそこまで多くないです。

色を変えることはできますが、トータルの数は数百種類なので、家具だけで個性を持たせるのは難しく感じます。

この辺りはシリーズの積み重ねが影響していると思いました。

「ぽこポケ」は1作目ですが、「あつ森」は「どうぶつの森」シリーズの7作目で、過去作の家具も多数登場しています。

ということは20年以上ものアイデアが詰まっているので、家具のバリエーションに関しては、他の追随を許さないレベルに達しているんですね。

ですので家具のコーディネイトを楽しみたい場合、「あつ森」の方がおすすめです。

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中毒性の高さ

続いては中毒性の高さについて。

この点に関しては「ぽこポケ」の方が高いと思いました。

もちろん個人差もありますが、ぼくの場合、「あつ森」は1日に5時間も遊んだら満足した一方で、「ぽこポケ」は1日10時間以上も遊んでしまいましたw

そうなった大きな要因となるのが、目的が明確であるかどうかです。

「ぽこポケ」はストーリー要素が強いことに加え、ポケモンの「生息地」を作ることが重要になっています。

そのためには街を開拓したり、家具を設置しないといけないんですが、時には素材を集めてクラフトしないといけません。

すると、自然と探索や採取、開拓をしたくなってくるので、気が付いたらずっと遊んでしまうんですよね。

一方の「あつ森」にも

  • お金を集めてお店で商品を買う
  • 素材を集めてアイテムをクラフトする
  • ミッションを達成してマイルを集める
  • 虫や魚を捕まえてコレクションする

といった感じでやりたくなることはたくさんあります。

ただ攻略したくなるようなストーリー要素が控えめですし、そもそも1日にガッツリ遊ぶのが難しい調整になっています。

1日に大体1時間遊んだらやることがなくなりますし、建築や工事をしようと思ったら時間がかかります。

建物の移動、橋や坂の建築、家の増築。これらの作業は自分ですることはできなくて、お金を払って行うんですが、完成するのは翌日になったりします。

「ぽこポケ」でもポケセンの建築などは翌日になるまで完成しません(※)が、建物の移動、橋や坂の建築、家の増築。

これらの作業は自分で行うことができるので、1日にできることの制限はそこまで多くないです。

※とあるポケモンの力を借りると1時間に短縮可能。

そういったことを総合しますと、「ぽこポケ」の方が1日にガッツリ遊びやすい設計になっていると思いました。

まあそれでも、ゲーム内時間が現実世界と連動していたり、日替わりのチャレンジが存在したり。毎日少しずつ遊んでもらう設計になっていますけどね。

極端な制限はないので、ぶっ通しで遊んでしまいましたw

ボリュームはどっちが多いんだ?

これに関しては一概に比較するのが難しいです。

どちらも数百時間から数千時間遊べるボリュームになっていますが、何度も言うように「あつ森」はちょっとずつ遊ぶ設計になっていますからね。

数千種類の家具、作り込まれたイベント、数え切れないほどの施設。

最終的にはビックリするくらい出来ることが増えてくるので、そうなってくると相当なボリューム感を味わえます。

まとめると、1日に長く遊びたくなるのは「ぽこポケ」。年単位でじっくり遊びたくなるのは「あつ森」だと思いました。

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住民の作り込み

続いては住民の作り込みについて。

この点に関してはどちらも作り込まれていますが、力の入れどころが違います。

簡単に言うと、「ぽこポケ」は個性。「あつ森」はイベント関連に力が入っています。

「ぽこポケ」の場合、ポケモンごとに異なるキャラ付けがされています。

ゼニガメは江戸っぽい口調で、ヤドンはのんびり屋。ニャオハはおてんば娘。

といった感じで細かい性格の差異がありますし、ポケモンごとに骨格も違います。

作り込みも細かくて、ポケモン同士で会話したり、ベットで眠ったり。いろんな仕草を見せてくれるので、カメラモードで眺めてみると面白いです!

対して「あつ森」の住民は「性格タイプ」で会話が決まっています。

ぼんやり、ハキハキ、元気、アネキなど、8タイプが存在して、性格によって会話のパターンが用意されています。

そのため違う住民でも同じことを喋ったりするので、長いこと遊んでいますと、会話が被ってしまいがちです。

ただ会話のテキスト量自体は多く、雑談1つ1つのテキスト量が多めだったり、その時期にしか聞けない会話が多いので、1年を通して変化を実感できるようになっています。

仕草も作り込まれていますし、遊んでいるとどうぶつたちに愛着を持ってしまいます。

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快適性

続いては快適性について。

この点に関しては「ぽこポケ」に分があると思いました。

本作はゲームを進めていくと最大130種類ものアイテムを持ち運びできます。

開拓に必要な「わざ」にしても十字ボタン左右で瞬時に切り替えて使えますし、ブロックの配置もマス目に沿って置けるので快適です。

一方の「あつ森」は快適とまでは言えないところがあります。

道具は十字ボタン左右で切り替えできますが、その度に硬直しますし、ある程度使うと壊れてしまいます。

また、「島の開拓」も島クリエイターを起動して待たないといけなくて、持ち運びできるアイテムの数も最大40種類と少なめです。

一応、アップデートによって

  • マス目に沿っての開拓
  • クラフトできるアイテム個数の設定
  • 収納ボックス内にあるアイテムを使ってのクラフト・リメイク

といった機能が追加されて便利になったんですけどね。

それでも機敏に動いてはくれないので、ゆとりを持ってプレイしないと厳しいところがあります。

この辺りはベースとなっているゲームの差が出ていると思いました。

「ぽこポケ」は「Minecraft」や「ドラクエビルダーズ」をベースに作られているので、開拓やクラフトに長けたユーザーインターフェースを採用しています。

対して「あつ森」は「どうぶつの森」という25年以上も続くシリーズが土台になっています。

ユーザーインターフェースやテンポ感など、基本的な部分は昔とほとんど一緒です。

その一方で本格的なクラフト要素を新しく実装したので、システムの変化にユーザーインターフェースが追いついていない印象を受けました。

こんな感じで「ぽこポケ」の方が快適に遊べますが、「あつ森」の方が勝っている部分もあります。

収納ボックスが一括にまとまっていたり、「模様替えモード」という家具を快適に移動できる機能が屋内限定で搭載されていたり。

便利なところは便利なので、そこは「ぽこポケ」も取り入れてほしいと思うことはありました。

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マルチプレイ

続いてはマルチプレイについて。

これに関してはどちらもめちゃくちゃ楽しいです!

まず「ぽこポケ」では一緒に建築できるのが良いですね。

「まっさらな街」と「クラウドじま」に限定されますが、みんなで協力して凄いものを建築できたりするので、レゴブロックを組み立てるのが好きな人にはたまりません。

しかも「ぽこポケ」の場合、建築の前にポケモンの「生息地」を作るという工程もあるので、一般的なサンドボックスゲームよりも積極的にいろんなことをやりたくなるように作られています。

ほかにもストーリーモードの街を友達に見てもらったり、エモートでコミュニケーションを取ったり。遊びの幅が広いので、マルチプレイをすることで楽しさが倍増します。

一方の「あつ森」はコミュニケーションの幅が広いのが良いです。

エモートの種類が多いのはもちろん、手に持って遊べるアイテムが多いので、いろんな形で意思疎通があります。

チャット機能を使った文字のやり取りもできますし、この辺りはMMORPGの良いところを取り入れていると思いましたね。

みんなと一緒にクリエイトはできないのか?

普通の島ではできませんけど、アップデートで追加された「夢の島」では一緒に島クリエイトを楽しめます。

地形をイジれるのはもちろん、今まで集めた家具を好きなように取り出したり、プレイヤーの記憶にある住民の呼び出しができたり。

短時間で発展した島を作ることができるので、マルチプレイの魅力がさらに高まりました!

しかも「あつ森」ではオンラインだと最大8人。Switch2版だと最大12人で一緒に遊ぶことが出来ます。

まあ新しく人が来るときには毎回イベントシーンが挿入されてテンポは悪いんですけどね。大勢で遊べるのは大きな魅力だと思いました。

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コーディネイト

続いてはコーディネイトの要素について。

この点に関しては「あつ森」の方に分があります。

本作はキャラクターの顔や髪型を変更できるほか、服装も細かいところまで設定できます。

シャツやパンツはもちろん、帽子にメガネ、靴下、靴、バッグ。

それぞれ着せ替えできるほか、マイデザインによって好きな柄にしたり、顔に貼り付けることもできるので、コーディネイトの自由度が凄いです。

一方の「ぽこポケ」はそこまで細かくは設定できなかったりします。

ゲームを進めると髪型の種類は増えていきますが、用意されている服装は多くないですし、そもそも主人公はニンゲンの姿をしたメタモンです。

設定の時点で個性が強すぎるので、プレイヤーによってそこまでの差異を持たせるのは難しく感じます。

ですので、コーディネイトを楽しみたいのでしたら、「あつ森」の方がおすすめです。

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全体のまとめ

ここまで「ぽこポケ」と「あつ森」の比較レビューをしていきました。

まとめると、開拓やクラフト、ポケモンが好きな人は「ぽこポケ」を。攻略よりもスローライフを楽しみたい人は「あつ森」をおすすめします。

「ぽこポケ」と「あつ森」。ジャンルとしては近い2作ですが、比較をすることでいろんな物が見えてきました。

それぞれどんなゲームを土台にしているのか?プレイヤーにどう遊んでほしいのか?全然違うので、記事を作っていて楽しかったです。

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