【9割が知らない】任天堂ゲーム機に隠された秘密の機能まとめ

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は、歴代任天堂ゲーム機の隠し機能を紹介します!

任天堂と言えば色んなゲーム機を出していますよね?

最近だとSwitchや3DS。一昔前だとWiiやDS、N64、ゲームキューブ etc…

今回はそれらのゲーム機に隠された機能をまとめて紹介します。

中には9割の人が知らないとっておきの隠し機能も紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ゲームキューブの隠し機能

3D機能が搭載

まず紹介するのが、ゲームキューブに仕込まれた隠し機能です。

同ハードは2001年に発売された据え置き型ゲーム機で、「スマブラDX」や「カービィのエアライド」などのヒット作で知られています。

そんなゲームキューブですが、映像が飛び出して見える3D機能が搭載されていることはご存知でしょうか?

なんでも周辺機器を使えば3D映像で楽しめるように仕込まれていたようで、当時社長だった岩田聡氏によって明かされました。

対応予定だったのは「ルイージマンション」。

同作に専用の液晶ディスプレイをつけることによって3D映像でプレイできたようです。

しかし、当時は2001年。

まだ3Dの液晶ディスプレイが高価な時代で、ゲームキューブ本体よりもはるかに高い値段で売らないと成立しませんでした。

その結果、製品化されずに終わったんですが、22年後の2023年。

海外メディアによって参考出展されていた3D映像対応のディスプレイが明かされました。



写真からだとわかりにくいですが、宮本茂さんいわく「けっこうきれいに飛び出してた」「裸眼で楽しめた」とのことです。

「ルイマン」って当時としてはめちゃくちゃキレイな映像でしたから、3Dで楽しめたらもうビックリして目玉が飛び出しそうですねw

ちなみに裸眼立体視は10年後に3DSで実現して、3D映像で楽しめる「ルイージマンション2」も発売されました。

ハードとソフトを合計した金額は約2万円。

当時は普通に買って遊んでいましたが、ゲームキューブ時代のエピソードを聞いた後ですと、良い時代になったことを実感しますね。

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Switch ONLINEのファミコンコントローラーの隠し機能

2コンマイクの秘密

Switchで使えるファミコン型のコントローラ。

Switch ONLINEのファミコンゲームを遊ぶ時に使うと便利ですが、2P側のマイクも再現されているのはご存知でしょうか?

2Pのコントローラに付いているボリューム。

こちらをONにして何か喋ってみると、アイコンから声が聞こえます!w

エコーが掛かるので、ちょっとしたカラオケの練習になるかもしれませんね。

しかもこのマイク機能、実機のファミコンと同じように裏技としても使えたりします。

初代「ゼルダの伝説」に登場するポルスボイス。

可愛い見た目とは裏腹にタフなやつで倒しにくいんですが、2Pのマイクで何度か話すと倒すことができます。

変な言葉をかけると面白かったりするので、ポルスボイスと遊びたい方は試してみてください。

ポルスボイスはレベル5のダンジョンなどにいます。

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スーパーゲームボーイの隠し機能

フレームがアニメーションする

続いては「スーパーゲームボーイ」の隠し機能を紹介します。

「スーパーゲームボーイ」とは、スーパーファミコンでゲームボーイソフトをプレイする周辺機器です。

ゲームボーイの画面は小さいので、テレビに映して遊べるのは重宝しました。

そんな「スーパーゲームボーイ」ですが、いくつかの隠し機能が存在するんですよね。

まずはフレームに隠された機能を紹介します。

「スーパーゲームボーイ」ではフレームを設定できるんですが、メニュー画面を閉じた状態で

L・L・L・L・R

の順番に押すと効果音が鳴って…

フレームがアニメーションしました!

このアニメーション、中には2分くらい続くものがあって、めちゃくちゃ作り込まれています。

小人たちが鉛筆を転がすとか、カラフルなお猿さんたちがワチャワチャするとか。

どんだけ容量を使ってるのかと突っ込みたくなるくらい凝ってます。

個人的には空の絵が飾られているフレームの演出が好きです。

マリオが出てきたのかと思ったらピーチ姫が出てきて、最後にはルイージがマリオを持ち上げて立ち去りますからね。

ていうかマリオさん、なんでそんなところで寝ているんですか!画面が見えないじゃないですか!w

秘密のスタッフロール

スーパーゲームボーイの隠し機能としては、スタッフロールもあります。

メニュー画面を閉じた状態で、

R・R・R、L・L・L、R・R・R・R・R・R・R

といった感じで3・3・7拍子でボタンを押すと…

スタッフロールが挿入されました!

このスタッフロール、結構長くって、5分近くもあります。

流れている曲はスーパーゲームボーイ1と2で違うので、比べてみると面白いかも!?

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N64の隠し機能

謎のメッセージが表示

続いてはN64に隠された機能を紹介します。

同ハードは1996年に発売された据え置き型ゲーム機で、「スマブラ」や「どうぶつの森」といった人気シリーズを生み出しました。

そんなN64ですが、一部のタイトルには秘密の機能が搭載されています。

例えば「ゼルダの伝説 時のオカリナ」で

  • N64に64DDを装着する
  • 64DD専用のディスクを差し込む
  • 時のオカリナをセットして起動する

といった手順を行うと…

間違ったディスクが差し込まれている可能性があります。正しいディスクに交換してください。ディスクを取り出してください。

といったメッセージが挿入されました!

これは一体、どういうことなのでしょうか?

実は本作、64DDとの連動機能が搭載されていて、拡張ディスクを差し込むことでダンジョンが変化するようになっています。

しかし、拡張ディスクの発売が中止になってしまい、無意味な機能に終わってしまいました。

64にはこのような機能を備えたソフトがいくつかあって、任天堂のソフトでは「マリオパーティ1」「ポケモンスタジアム1」「F-ZERO X」が確認されています。

多くは日の目を見ることはありませんでしたが、唯一「F-ZERO X」だけは実現して、拡張ディスク「エクスパンションキット」を挿入すると

  • コースのクリエイトモード
  • マシンのクリエイトモード
  • 追加コース
  • 追加マシン
  • 追加BGM
  • BGMの強化

などの要素が追加されました。

特にコースのクリエイトモードは開発機材とほぼ同じ作りになっているので、自由度が凄かったです!

それと「時のオカリナ」の拡張ディスク。

こちらは発売こそされませんでしたが、追加される予定だった要素は「風のタクト」の予約特典で配布されました。

タイトルは「時のオカリナ裏」で、ダンジョンに配置されている敵やオブジェクトが変更されています。

同様の要素は3DSのリメイク版にも収録されているので、今から遊びたい人はそちらをおすすめします。

ていうか、64DDってなんだよ?

これはN64の周辺機器で、本体に取り付けることで専用のゲームが遊べました。

でも全く売れなくって、多くのゲームが発売中止になったんですよね。

そういう訳でいわくつきのマシンなんですが、個人的には64DDの動画を作れるソフトで編集の楽しさを知ったので、思い出に残ってます。

いまYouTubeで動画投稿をしているのも64DDのおかげなので、ぼくにとっては大切な存在です。

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ゲームボーイアドバンスの隠し機能

Nintendoのロゴが消える

続いてはゲームボーイアドバンスの隠し機能を紹介します。

同ハードは2001年に発売された携帯型ゲーム機で、「ロックマンエグゼ」や「逆転裁判」などのヒット作を生み出しました。

そんなアドバンスにも隠し機能が存在して、起動画面でスタートとセレクトを同時に押すと…

任天堂のロゴが消えましたね。

たったこれだけですが、なぜこのような機能を搭載したのでしょうか?

理由としては、1カートリッジプレイをしやすくするためというものがあります。

アドバンスではソフト1本で最大4人プレイができて、その場合ソフトを持っている人がみんなにデータを送らないといけません。

しかし、貰う側がカートリッジを差し込んでいると、誤作動を起こす恐れがあります。

そんな時にスタートとセレクトボタンを押せばカートリッジが入っていない状態にできるので、誤作動の防止になるんですね。

今となっては限定的な機能になってしまいましたが、何回も見ていた起動画面にこんな隠し要素があったとは驚きです。

GBソフトのカラー変更

続いてもアドバンスの隠し機能です。

同ハードはゲームボーイソフトにも対応していて、疑似カラーで楽しむことができます。

このカラーなんですが、起動画面で変更できるのはご存知でしょうか?

やり方としては起動画面が表示されている時にAボタン、Bボタン、十字キーのいずれかを押すことですね。

組み合わせによって12種類のカラーバリエーションに変更できるので、色々試してみると面白いです!

特にBボタンと十字キー右を押しますと、色反転したようなカラーリングになるので、ホラーゲームみたいになりますw

例えばこちらのカービィは真っ黒な姿に変貌を遂げました。

こうしてみるとメタナイトの素顔みたいですねw

この隠し機能はゲームボーイカラーから引き継がれたようだな

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ゲームキューブとスーパーファミコンが連動!?

実はゲームキューブとスーパーファミコンには互換性があります。

具体的に言いますと、ポケモン交換などができてしまうんです!

用意するのは

  • テレビ2台
  • ゲームソフト2本
  • ゲームボーイプレイヤー
  • スーパーゲームボーイ2
  • 通信ケーブル

ですね。

まずはゲームボーイプレイヤー、スーパーゲームボーイ2にソフトを挿入します。

そして、通信ケーブルを接続。

その状態で電源を入れて両者を通信モードにすると・・・

ポケモン交換ができました!

スーファミとキューブは2世代も離れたゲーム機ですから、それでこんな連動できるって凄いですよね。

例えで言うならWiiとSwitchに互換性があるようなものですから。

まあ同じ部屋にテレビを用意するのは大変ですけど、任天堂ゲーム機の歴史的な瞬間を拝められる訳ですから、ぼくのような変態は試してみてください。

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DSとWii Uの隠し機能

続いては誕生日ネタです。

DSやWii Uではユーザーの誕生日を設定できるんですが、誕生日当日に本体を起動するといつもとはちょっと違った演出が挿入されます。

DSの場合、普段とは違った音が起動時になって、ピクトチャットでは誕生日であることをお知らせするような虹色のメッセージが挿入。

メッセージを挿入した時の音も豪華な物に変わります。

ピクトチャットはコミュニケーションが主体のソフトなので、ソフト側が話題を提供してくれるんですね。

Wii Uの場合、起動時の演出が色々と豪華になります。

音が華やかになったり、紙吹雪が降ってきたり、Miiたちが喜んだり。

見ているだけでホッコリするので、誕生日はぜひWii Uを起動しましょう!

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Wiiの隠し機能

ロウソクでポインター操作

続いてはWiiに隠された機能を紹介します。

Wiiといえばセンサーバーがないと画面にカーソルを出せませんが、実はロウソクで代用できたりします。

まずはロウソクを2本用意します。

そして、ロウソク2本に火をつけて、電源が入ったWiiリモコンを向けると…

カーソルをちゃんと操作できました!

なぜロウソクがセンサーバーの代わりになるのかと言うと、Wiiリモコンのポインターは赤外線を受信して位置を把握しているからなんですね。

実はセンサーバーは赤外線を出すだけの機械であって、同じように出せるものがあったら代替が効いたりします。

ロウソクもその1つで、テレビの前に2本立てたらセンサーバーの代わりになります。

まあロウソクは長持ちしませんし、火を使うことから危ないので、良い子は親御さんがいる前で試してみてくださいね。

USB差込口の秘密

続いてはWiiの便利な隠し機能です。

Wiiの本体背面にはUSBケーブルの差込口が2つあります。

実はこの差込口、めちゃくちゃ有能で、USBケーブル対応の機器を充電できたりします。

Wiiが起動している時はもちろん、Wii Connect24を使っての省エネモードの状態でも充電ができるので、よく携帯電話を充電していましたw

Wiiといえばゲーム以外の機能も充実していますが、実は充電器としても機能するんですねw

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3DSの隠し機能

起動時の隠しコマンド

続いては3DSに隠された機能を紹介します。

実は3DSって起動する時に特定のボタンを押し続けると普段とは違った動作をするんですよね。

用意されているコマンドは以下の通りです。

コマンド 効果
L + R + Xボタンを押しながら起動 タッチスクリーンの補正画面にいきなり入る
L + R + Yボタンを押しながら起動 スライドパッドの補正画面にいきなり入る
十字キー上 + L + R + Aボタンを押しながら起動 本体の更新画面にいきなり入る
十字キー下 + L + R + Bボタンを押しながら起動 HOMEメニューのフォルダやソフトアイコンの並び順などを消去する画面にいきなり入る

どの画面も本体設定から入ることはできますが、何らかの理由で開けないこともあるので、そんな状況を想定してこのような隠しコマンドを搭載したんですね。

そうでなくてもタッチスクリーンやスライドパッドの補正をてっとり早く行う時に便利なので、覚えておくと少しだけお得です。

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Switchの隠し機能

HD振動で演奏

続いて紹介するのが、SwitchのJoy-Conに隠された機能です。

Joy-Conにはスピーカーが搭載されていないので、本来なら音が鳴ることはありません。

ですが、特定のソフトを遊んでいるとJoy-Conから音が鳴ることがあるんですね。

代表的なのが2018年に発売された「星のカービィ スターアライズ」。

本作をTVモードで遊び、イヤホンを付けずにとあるステージの最奥まで進むと・・・

Joy-Conから「グリーングリーンズ」の音が鳴ります!

これはHD振動の周波数を使って音を鳴らしていたりします。

Joy-Conは非常に細かな振動を発生できますが、それに加えて周波数も調整できて、上手く計算すれば音階を鳴らすことができるんですね。

この周波数、実はユーザー側でも調整できて、楽器を演奏するような感覚で鳴らすこともできます。

対応ソフトはいくつかありますが、代表的なのがニンテンドーラボシリーズでしょうか。

同シリーズにはToy-Conガレージというクリエイトモードが存在して、そこではJoy-Conの周波数を調整して振動させることもできます。

以下、音階の周波数です。

26.1 ド1
29.3 レ1
32.9 ミ1
34.9 ファ
39.2 ソ
44.0 ラ
49.3 シ
52.3 ド2
58.7 レ2
65.9 ミ2

もしJoy-conで演奏したいと思った場合、参考にしてみてください。

ニンテンドーラボシリーズは定価8,000円くらいしますが、中古のソフトだけだとワンコインで買えます。

Toy-Conガレージだけを遊びたい人はそちらを買うのも良いでしょうね。

「はじめてゲームプログラミング」や「プチコン」でもHD振動で演奏できるぞ

アラーム機能

続いてはJoy-Conのアラーム機能を紹介します。

実はJoy-Conにはお知らせ機能があって、設定するとJoy-Conが振動したり、青く光ります。

アラーム機能に対応しているのは「リングフィットアドベンチャー」。

本作のアラーム設定画面から曜日や時刻を設定します。

その後、設定した曜日・時刻にSwitchを観察してみると・・・

Joy-Conが振動してHOMEボタンが光りました!

Joy-ConのHOMEボタンは飽きるくらい見てきましたが、光からせることもできるんですね。

何故か対応ソフトが少ないので、貴重な瞬間です。

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全体のまとめ

以上!任天堂ゲーム機に隠された機能でした!

どのゲーム機も秘密が満載で、遊び心に満ち溢れていますね。

個人的にはスーパーゲームボーイのフレームがアニメーションすることに驚きました。

5秒とかだったらまだしも、2分くらいのアニメーションを隠していたわけですからね。

大半の人が気付かないようなところにそんな力作を隠すとは恐れ入りましたw

神は細部に宿るということわざがありますけど、任天堂のゲーム機はまさにそれですね!

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