どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は、Switchで遊べる3DSソフトを紹介します。
Switchでは3DSのソフトが続々と展開されていて、気が付けば数十タイトルを超えました。
そこで、本記事ではその中でも特におすすめのタイトルを紹介していきます。
後半ではSwitch版の特徴も挙げていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch
まず紹介するのが、3DSの代名詞的な存在として知られる「妖怪ウォッチ」のSwitch版です。
本作は妖怪たちと友達となって様々な事件を解決していくRPGで、原作は2013年に発売されました。
注目したいのが、シリーズの原点を描いていることです。
今やマスコット的な存在となったジバニャンと、妖怪執事のウィスパー。
彼らとはどのようにして出会ったのか?
そもそも主人公は妖怪ウォッチをどのような形で手に入れたのか?
そんなストーリーをRPGという形で体験することができます。
舞台となるのは、さくらニュータウン。
一般的な日本の街並みで、住宅地はもちろん、小学校や幼稚園もあります。
本作ではそんな街をゲーム開始直後から探索することができて、ストーリーを進めていくことで団々坂、おおもり山など、行動範囲が広がっていきます。
面白いのが、序盤から自由度が高いことです。
メインストーリーを進めるのはもちろん、サブストーリーを進めたり、虫捕りしたり。
色んな遊びが隠されているので、ワクワクしながらプレイすることができました!
戦闘システムはリアルタイム形式を採用。
何もしなくても妖怪たちが攻撃を繰り出してくれますが、妖力を貯めて好きなタイミングで必殺技を放ったり、戦況に応じてキャラクターを入れ替えたり。
いろんな形で戦闘に介入できるので、簡単ながらも戦略性が高いです。
Switch版の場合、グラフィックが向上。
HD画質になっているので、ケータたちの世界がクッキリ見えるようになりました!
また、2つの画面に分けられていた映像は1つの画面に凝縮。
マップ画面は右下に表示され、タッチスクリーンを使った操作は右スティックに置き換えられました。
そのため下画面が痛むなんてことはないので、そこは利点かな?
まあ、その分だけ指が腱鞘炎になりそうですがw
他にもボイスやインターネット通信の追加、妖怪アークの対応など細かい部分まで手を加えています。
ただ3DS版にあった「ふしぎなレンズ」はないので、妖怪たちと一緒に写真を撮ることができなくなりました。
また、あくまでも「1」のリマスター版なので、大幅に強化された「2」に慣れている場合、プロトタイプに感じるかもしれません。
その辺りは気になりましたが、「妖怪ウォッチ」の原点を高画質で楽しめるので、
- これからシリーズを始めたい人
- 昔ハマっていたけど、改めて遊びたい人
におすすめしたいです。
「妖怪ウォッチ」って子供のロマンが詰まっていて、田舎町の散策とか、収集とか。
楽しかった子供時代の思い出を疑似体験できるので、大人でも遊んでいると童心に帰れるんですよね。
特に「1」はシンプルにまとまっているので、「ぼくのなつやすみ」的な魅力があります。
ルイージマンション 2 HD
続いて紹介するのが、「ルイージマンション2 HD」です。
本作はルイージが主人公のアクションアドベンチャーゲーム。
散り散りになったダークムーンを取り戻すべく、ちょっぴり臆病なルイージがお化け退治に向かいます。
特徴的なのが、アトラクション的な感覚で屋敷を探索できることです。
一見するとホラーゲームに感じる作品ですが、今作はコミカルな方向性となっていて、オバ犬など愛嬌のあるオバケが多数登場します。
仕掛けの種類も多彩で、風船を膨らませて上の階へ進んだり、リフトに捕まって崖を越えたり。
単なる探索ゲームにならないよう変化に富んだ体験が待ち受けています。
何よりも凄いのが、ボス戦のバリエーションです。
どこまでも続く階段を正しい順番で登ったり、砲台が付いたソリに乗りながらボスの顔に爆弾をお見舞いしたり。
別ゲーと言っても良いくらい攻略法が変わってくるので、最後まで飽きずに楽しむことができました。
Switch版ならではなのが、操作性が向上していることです。
3DS版では左のスライドパッドだけでルイージとオバキュームを操作することになったんですが、Switch版では2本のスティックを使って行えるようになりました。
その結果、左のスティックでルイージを動かし、右のスティックでライトやオバキュームの高さや角度を調整する。
といった感じで使い分けができるので、オバケを正確に吸い込むことができます。
また、3DS版から解像度が向上したことによって隠し要素も探しやすくなりました。
「ルイマン2」って色んなところに宝石が隠されているんですが、ノーヒントだとわかりにくいですよね。
Switch版だとクッキリした映像で楽しめるので、探索の快適性が増しています。
ただこのゲーム、システム面などは3DS版からほとんど手を加えていないので、いまプレイすると厳しいと感じるところがありました。
ミッションクリア式なのは煩わしいところがありますし、ゲームオーバーになったらミッションの最初からやり直しになってしまうのは慣れないうちはキツイです。
あと、マルチプレイで見られたバグも残っています。
本作にはテラータワーというマルチプレイモードが収録されていて、そちらではみんなと協力して最上階を目指していきます。
しかし、本来ならあるハズのカギが見つからなかったり、ダークライトを当てても家具が実体化しなかったり。
大小様々な進行不能バグが残っているので、そこはお粗末に感じました。
あくまでも2024年8月時点での話ですが、3DS版であれだけ言われていたバグを残しているのは問題なので、早く改善してほしいですね。
全体的には決定版ともお買い得とも言えない作品なので、評価に困るところがあります。
ただ3DS版と比べて操作性やグラフィックが向上しているのは大きな魅力なので、
- 同作に馴染めなかった人
- Switchで改めて遊びたい人
にはおすすめしたいです!
モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.
続いてはマルチプレイが熱い人気タイトルを紹介します!
モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.
本作はハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」シリーズ関連作で、原作は2017年に発売されました。
このゲームはですね、従来型のモンハンとしては一つの完成形に達しています。
モンハンって定期的にバージョンアップ版を出していて、その度にシステムが改良されたり、新モンスターなどが追加されました。
で、本作は従来型のモンハンとしては最終バージョンになるので、ボリューム感が凄いんですよね。
モンスターの種類、生成できる装備、マップ。
ありとあらゆる部分が特盛なので、長く遊びたい人には最高のゲームです。
さらに今作ではスタイルの要素が存在。
スタイルによってアクションが変化するので、同じ武器種でも全く違った戦いを楽しむことができます。
他にも歴代シリーズの拠点に行けたり、任天堂タイトルとのコラボ衣装が存在したり。
とにかく豪華な内容なので、価格以上の満足感があります。
Switch版ならではなのが、Proコンが使えることです。
「いやそれ当たり前じゃん!」って突っ込まれそうですが、モンハンって操作が複雑なので、パッドで操作できるのは大きな利点なんですよ。
3DS版の場合、拡張スライドパッドで補強したり、New3DSで追加されたCスティックやボタンがないと厳しいところがありましたからね。
ただ3DS版は2画面を活かしていて、下画面に色んな機能を割り当てることができました。
マップを表示できるのはもちろん、タッチするだけで指定のアイテムを調合するとか。
複雑な操作をワンタッチで行えるので、調合して特殊な弾丸を作る必要があるガンナーなどでは重宝されました。
ですので3DS版ならではの利点もあるので、操作形式に関しては一概にSwitch版が良いとは言えませんね。
順当にリマスター化されているといったところでしょうか。
HD化されているので、3DS版と比べたらクッキリしています。
ただ体力ゲージやウインドウなどはSwitch向けにアレンジされていないので、大きな画面に映すと違和感はありますね。
ロード時間も3DS版(特にNew3DSプレイ時)よりも長くなっているので、100点満点のリマスターとは思えませんでした。
ですが、「ダブルクロス」自体は良作なので、従来型のモンハンを大画面で遊びたい人にはおすすめしたいです。
「モンハン」って「ワールド」以降は大きな変貌を遂げて、マップがシームレスになったり、システム面が一新されました。
その一方で失われた良さもあるので、昔ながらの感覚を味わいたい人にとって本作は重宝するんですよね。
エリア制のマップを行き来したり、回復する時に謎のガッツポーズをしたり。
今となっては不便に感じますが、制約があるからこその楽しさがあるのも確かだったりします。
オンラインプレイにも対応していますし、今の時代に従来型のモンハンをみんなと遊びたい場合は本作がおすすめです!
モンスターハンターストーリーズ
4本目に紹介するのが、「モンスターハンターストーリーズ」です。
こちらも「モンハン」シリーズ関連作ですが、システムがRPG形式になっているので、アクションゲームが苦手な人でも楽しむことができます。
主人公となるのは、ハンターではなくライダー。
ライダーとはモンスターを育てて生を営む職業で、ハンターとは真逆の生活をしています。
本作ではそんなライダーとなってお馴染みのモンスターを仲間にできるので、本編の後にプレイすると感慨深いものがあるんですよね。
登場するモンスターは100種類以上。
その中にはディアブロス、リオレウスといった人気モンスターはもちろん、アプトノスやポポみたいな草食系もいたりします。
一見すると弱そうに感じますが、育成をすることで強くなるので、この辺りはストーリーズならではの魅力に感じました。
何よりも嬉しいのが、フィールドではモンスターに乗って移動できることです。
それぞれ乗り心地が違っていて、ジャンプや物を壊したり、空を飛んだり。
ハンターではほとんど出来なかったアクションを行えるので、異なる魅力を醸し出すことに成功しています。
戦闘システムはターン制のコマンド式を採用。
「たたかう」「スキル」などのコマンドを選んで戦う形式になっていて、パートナーとなるモンスターはオートで行動します。
注目したいのが、3すくみの概念が存在することです。
攻撃にはパワー、テクニック、スピードの三つがあって、それぞれに有利不利があります。
簡単に言うとジャンケンのようなもので、いかにして有利な方を選べるかが重要になってくるんですね。
一見すると運ゲーに感じますが、モンスターにはそれぞれ癖があって、行動を見抜くことで勝率を高めることができます。
例えばあのモンスターはパワーの後にテクニックの攻撃をするとか。
戦っていくことで行動パターンが読めてくるので、この辺りは本家のモンハンに通ずるものを感じました。
そして本作で最も楽しいのが、モンスターの育成です。
モンスターはフィールドに配置された巣にある卵を持ち帰ることで仲間になります。
でこのモンスターにはですね、「絆遺伝子」という能力が備わっていて、これの厳選が面白いんですよね。
何故かと言いますと、モンスターの遺伝子を別のモンスターに伝承することもできて、突き詰めていくと自分だけの最強モンスターを作れるからです。
イメージ的にはポケモンやドラクエモンスターズのような感じでしょうか。
突き詰めていくと何十時間も遊べるので、やり込み好きにはたまりません!
Switch版の場合、解像度が向上。
遠くの景色もクッキリ見えるので、世界がグッと広がったように感じました!
また、音声には日本語や英語ボイスが追加。
母国語で楽しめるので、よりストーリーを理解しやすくなりました!
他にも
- 200点以上のデザインアート・BGMを閲覧できるモードの追加
- ユーザーインターフェースの刷新
など細かいところにまで手を加えていますし、アップデートで追加されたコンテンツも最初から収録されています。
そのうえで価格は3,289円(税込)となっているので、非常にお買い得です。
3DSソフトのリマスター版って色々出ていますけど、その中でも特に力が入った作品だと思いますね。
ミートピア
続いては根強い人気を誇る任天堂のRPGを紹介します!
ミートピア
本作は剣と魔法のファンタジー世界を舞台にした冒険RPGで、原作は2016年に発売されました。
特徴的なのが、登場人物の見た目や名前、配役を自由に決められることです。
従来のRPGでは誰が登場するのか?
どんな見た目で何をする人なのかが決められていましたよね?
本作の場合、主人公から仲間、大魔王、町の住人など、ありとあらゆる人の見た目や名前を好きなように決めることができます。
ですので自分にとって馴染みのある人を登場させるのが面白いんですよね。
戦闘システムはターン制コマンド式を採用。
敵と味方が交互に攻撃を繰り出し、自分の番になったらコマンドで次はどんな行動を取るのか選択していきます。
ただ仲間は自動で戦う形式になっているので、他のRPGと比べたらプレイヤーが介入できる要素は少なめです。
何故このような仕様になっているのかというと、観察する楽しさに重点を置いているからなんですね。
冒険の旅に出かけるMiiたちは色んな仕草を見せてくれます。
戦闘中に喧嘩したり、逆に助け合ったり。
宿屋では一緒にトレーニングをしたり、仲間の噂話をしたり。
とにかく作り込まれているので、自分にとって馴染みのあるキャラクターに似せて作った場合、妙な面白さが生まれてくるんですよね。
この辺りは3DS版にも言えることですが、Switch版の場合、さらに強化されています。
まずメイクとウィッグが追加されました。
メイクは顔にシールなどを貼って見た目を変える機能で、ウィッグは髪型をアレンジする機能。
これらが追加されたことでキャラメイクの自由度が大幅に増しているので、アニメキャラクターなどを作りやすくなりました。
Switch ONLINEに加入していますと、全国のユーザーが作った版権キャラをダウンロードできるので、クリエイトが苦手な人も安心です。
Switch版で追加された要素としては他にも
- 一緒に冒険して戦える「馬」
- 好きなキャラクター同士でデートできる「デートイベント」
など大小様々な要素が追加されています。
そのうえでグラフィックもめちゃくちゃパワーアップしているので、もうこれリメイクと言っても良いんじゃないですかねw
注意点としては、3DS版から操作性などが変わっているというものがあります。
3DS版では二画面やタッチスクリーンを活かした形式となっていましたが、Switch版は1画面にまとまっていて、ボタン操作中心となっています。
そのため3DS版の操作感覚に思い入れがありますと、最初は違和感を持ってしまうかもしれません。
ただ基本的には手が込んだリマスターとなっているので、多くの人におすすめしたいですね。
ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ2:エンチャンテッド エディション
続いてはディズニーファンにはたまらないゲームを紹介します!
ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ2:エンチャンテッド エディション
このゲーム、あの「どうぶつの森」を参考に作られていて、ディズニーの世界でスローライフを送ることができます。
家具を集めて飾ったり、魚釣りをしたり。
「どうぶつの森」で見られた要素はもちろん、ディズニーの仲間たちと一緒にお出かけしたり、ショッピングやおしゃれ、ダンスパーティーを楽しんだり。
とにかく色んなことができるので、ディズニーの世界で暮らしているかのようです。
登場するキャラクターは100以上!
アイテムの種類は3,000以上とボリューム満点なので、年単位で楽しむことができます。
「どうぶつの森」と明確に違うのが、目的がわかりやすいことです。
ゲームの目的としてシール集めというものがあって、条件を満たすことでシール帳に貼られていきます。
すると、貼られたシールの数に応じて新要素が解禁されるので、ストーリーを進める感覚で楽しむことができるんですね。
探索できるエリアも多彩で、キャッスルタウンのほか、アナと雪の女王、リロ&スティッチなどなど。
6つのワールドを冒険することもできるので、「キングダム ハーツ」みたいな側面もあります。
Switch版の場合、解像度やフレームレートが向上。
これによって画面がクッキリ見えるようになり、操作している時のカクつきも抑えられました。
まあリマスター版なんで当たり前かもしれませんが、本作のグラフィックは3DS版の時点で作り込まれていましたので、下手なSwitchソフトよりも見栄えが良くなっています。
追加コンテンツも最初から収録されていますし、今から始めるのならSwitch版がおすすめです。
逆転裁判456王泥喜セレクション
続いては「逆転裁判456王泥喜セレクション」を紹介します。
本作は人気アドベンチャーゲーム「逆転裁判」シリーズ3作をセットにしたコレクションパッケージ。
収録されているのは3DSで発売された「5」と「6」。
それにDSで発売された「4」なので、半数以上が3DS時代のゲームになるんですね。
で、そもそも「逆転裁判」とはどんなゲームなのかと言いますと、ストーリーを楽しんだり、推理をしていくゲームです。
主人公となるのは、王泥喜法介と成歩堂龍一。
どちらも弁護士で、裁判を通して無実の罪に問われている被告人を無罪にしていきます。
こうして聞くと堅苦しく感じますが、登場するキャラクターは一癖も二癖もあるので、楽しみながら裁判を体験することができるんですね。
妖怪の存在を審議するとか、シャチを尋問するとか。
現実ではあり得ないシチュエーションが満載なので、エンタメ感に溢れています。
特に「5」からはキャラクターが3Dになっているので、演出も強化されました!
2Dでは難しかった派手な動きをするようになりましたし、捜査パートの背景も細かくなっています。
しかもSwitch版の場合、「RE ENGINE」というカプコンによる独自のゲームエンジンで作られているので、さらにクオリティが上がりました!
「逆転裁判」シリーズはキャラゲー的な魅力があるので、これは嬉しいですね。
ストーリー的に注目したいのが、話の盛り上がりがしっかりと用意されていることです。
特に「6」はギリギリまで追い詰められてからの反撃が気持ちの良い流れになっているので、印象に残りやすいんですよね。
「逆転裁判」って「4」が期待外れだったと言われがちですが、「6」まで通してプレイすると伏線が回収されていくので、一連の流れはファンに高く評価されています。
でも、3作目も通してプレイするのは大変そうですよね?
そんな時に便利なのが、Switch版で追加された「ストーリーモード」です。
こちらはメッセージが自動で送られるほか、選択肢の決定や文字送りなどをすべて自動で行ってくれるので、謎解きが苦手な方でもサクサク進めることができます。
まあ推理ゲームとしてそれはどうなのかなぁと思うところもありますけど、謎解きに詰まって積んでしまったら元も子もないですから、そういう時に使うと便利です。
加えて各エピソードをチャプター単位で選択して遊べる「タイトルランチャー」機能が搭載されているので、好きなシーンだけを楽しむこともできます。
3作を通してプレイしたら100時間近くも掛かってしまいますから、特に原作を既に遊んだ方には思い出に浸る感じで利用すると良いかも!?
追加要素としてはほかにも
- 175種類もの楽曲を視聴できる「オーケストラホール」
- イラストなどを閲覧できる「アートライブラリー」
- 好きなキャラクターを設置して遊べる「アクションスタジオ」
- 7ヶ国の言語収録
などゲームを遊びやすくする機能からファン向けのお楽しみ要素が揃っているほか、「逆転裁判5」「6」で配信された有料コンテンツや早期購入特典も最初から収録されています。
それでいて価格は税込み5,990円。
一般的な完全新作よりも1,000円ほど安くなっているので、これはお買い得です。
「モンハンストーリーズ」もそうですけど、カプコンのリマスタータイトルって良心的ですよね。
ルーンファクトリー4 スペシャル
続いては地味にハマるアクションRPGを紹介します。
ルーンファクトリー4 スペシャル
このゲーム、荒削りなところはあるんですけど、無性に遊んでしまうところがあって、根強い人気を誇ります。
そんな本作はファンタジー世界を舞台にしたアクションRPG。
記憶をなくした主人公となり、畑を耕したり、冒険に出かけていきます。
イメージ的には「牧場物語」と「聖剣伝説」を融合したような感じでしょうか。
一見すると相反する要素をミックスしているように感じますが、スローライフをこなすことで冒険を有利に進めることができるので、意外とマッチしています。
Switch版の場合、新要素が追加。
結婚したキャラクターと濃密な時間が過ごせる「しんこんモード」、新難易度モード、ボイスコメント、新ムービー、OPムービーの刷新、「5」への引き継ぎ要素などなど。
3DS版をプレイ済の方でもまた遊びたくなる要素が多数追加されています。
特に「しんこんモード」はLive2Dによる表現豊かになったコミュニケーションを体験したり、ここだけのボイスやムービーも楽しめるので、推しキャラがいますと嬉しさ倍増です。
その一方で本編のグラフィックやアクションはブラッシュアップが足りておらず、Switch基準で見ると厳しいところがあります。
キャラクターの造形は粗さが目立っていますし、アクションも洗練されていませんからね。
てすので映像だけを見たら安っぽく感じるかもしれませんが、生活と冒険を融合したゲームデザインは秀逸で、圧倒的な中毒性を誇ります。
セール時は1,000円以下で販売されていたりするので、ハマれるゲームを探している人は必見です!
アライアンス・アライブ HDリマスター
続いては隠れた名作RPGを紹介します!
アライアンス・アライブ HDリマスター
このゲーム、あまり売れませんでしたけど、プレイされたユーザーの間では好評で、各地で絶賛されています。
そんな本作は魔族に支配された世界を舞台にしたRPG。
この世界は「黒き流れ」という名の海によって分断されていて、なぜこうなってしまったのかを紐解いていきます。
特徴的なのが、9人もの主人公が存在することです。
レジスタンス組織に所属する少年・ガリル、魔族の一貴族の娘であるビビアン、印術ギルドに雇われている傭兵・レイチェルなどなど。
複数の視点で描かれまして、最終的には1つに収束していきます。
この手の群像劇は増加傾向ではありますが、本作の場合、敵側サイドのシーンも定期的に挿入されるので、つい気になって進めてしまうんですよね。
戦闘システムはターン制コマンド式を採用。
オーソドックスな形式ではありますが、ユニークなシステムが満載で、意欲性に満ち溢れています。
10人以上の大所帯なメインパーティ、スキルを何度も使うことで新しい技を習得する「戦技」、パーティの陣形を設定することで発生する「付加効果」。
といった感じで「サガ」シリーズにちなんだものが多くあります。
なんでも本作、「サガ」シリーズで知られる小泉 今日治氏がバトルシステムを手がけているようで、それもあってサガの色が強くなっているようですね。
他にも条件を満たすと発生する「イグニッション」、武器を犠牲に強力な技を発動する「ファイナルストライク」などなど。
尖ったシステムが満載なので、単なる王道RPGに終わっていないところは流石だと思いました。
やり込み要素も多く、世界中のNPCを「ギルド」に勧誘できたり、プレイヤーによって内容が変化するサブイベントが存在したり。
コンパクトながらも面白いストーリー、熱いバトル、寄り道のたのしいやりこみ要素と、RPGの魅力が詰まっている作品です。
Switch版の場合、新機能が追加。
新しいシステムが登場したら説明画面が表示されたり、ゲームシステムをどこでも確認できるようになりました。
本作は特殊なシステムが目立っているので、初心者の方にはありがたい機能ですね。
全体的には王道ながらも尖った魅力のある作品で、RPG好きには惹かれるものがあります。
定価は約7,000円とやや高めですが、中古の相場は半額以下なので、気軽に手を出せるのも嬉しいですね。
ちなみに本作の前身となる「レジェンドオブレガシー」もSwitch向けにリマスター化されています。
こちらは探索重視の内容となっていて、ストーリー的な要素は控えめです。
ですので万人向けのゲームではありませんが、探究心が高まる作りとなっているので、3DダンジョンRPG系が好きな人にはおすすめです!
超・逃走中&超・戦闘中 ダブルパック
続いて紹介するのが、「超・逃走中&超・戦闘中 ダブルパック」です。
本作は人気バラエティ番組を題材にしたアクションゲーム。
3DSで発売された2作をセットにしたパッケージで、それぞれ番組のルールに沿った遊びを楽しむことができます。
ルールとしては「逃走中」が鬼ごっこをベースに。
「戦闘中」はドッジボールをベースにしていて、そこに独自のルールを追加しています。
まず「逃走中」では定期的にミッションが発生。
クリアすることで行動範囲が広がっていき、鬼となるハンターの増加を阻止することができます。
「逃走中」って意外と難しくって、一人プレイですと、ハンターに捕まったら最初からやり直さないといけなかったりします。
10分以上も逃げ回ってそれはキツイですから、クリア率を少しでも高めるためにもミッションの攻略は必要不可欠なんですね。
他にも通貨の概念とか、「マリオカート」的なアイテムとか。
コンピュータゲーム的な要素が満載なので、すんなり楽しむことができました。
一方の「戦闘中」はドッジボールをベースにしていますが、制限はほとんどありません。
エリア内であればどこにでも行けますし、投げたボールを拾ったまた使うこともできます。
そのうえでミッションが定期的に発生したり、アイテムを使ってライバルを妨害できるので、実際のドッジボールよりもぶっ飛んでいるんですよねw
Switch版の場合、解像度が向上。
遠くまでクッキリ見えるので、ミッションの目的地がわかりやすくなったり、ボールを当てやすくなりました。
さらにローカル通信のほか、おすそ分けプレイによる画面分割プレイにも対応。
1台の本体で4人同時プレイができるので、家族や友達と気軽に対戦ができるようになりました。
3DS版の場合、人数分の本体がないと対戦できませんでしたから、これは嬉しいですね。
ただSwitchのリマスタータイトルとしては詰めの甘さが目立っています。
右スティックを使ったカメラ操作に対応していなかったり、2人でプレイしても画面が4分割になったり。
痒いところに手が届いていないなぁと思いました。
加えて「超・逃走中」で追加されたMiiで遊べる機能も廃止されているので、操作キャラのカスタマイズ性も低下しています。
その辺りは気になりましたが、2作を一気に遊べるので、これからシリーズデビューを果たしたい人には有り難いパッケージです。
全体のまとめ
ここまでSwitchで遊べる3DSソフトを紹介していきました。
今回紹介したタイトルの他にも
- バイオハザードリベレーションズ
- 太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険/ドコドン!ミステリーアドベンチャー
- スナックワールド トレジャーズ
- コード・オブ・プリンセス
- ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ
は形を変えてSwitchで復活しているので、興味がある方は手を出してみてください。
みなさんはSwitchに移植されて欲しい3DSソフトはありますか?
ぼくは「妖怪ウォッチ2」とか、「新パルテナ」「星のカービィ トリプルデラックス/ロボボプラネット」辺りが出たら良いなぁと思っています。
3DSソフトも入手が難しくなってきていますから、期待したいですね。
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