Switchで遊べるWiiの名作10選【実はこんなにある】

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回はSwitchで遊べるWiiソフトを紹介します。

Switchでは名作ゲームが数多く発売されていますが、その中にはWiiソフトが原作のタイトルも多かったりするんですよね。

そこで、本記事ではSwitchで展開されているWiiのリマスタータイトル・リメイクタイトルを紹介し、原作からどこまで変わったのかも触れていきます。

スーパーマリオ ギャラクシー

まず紹介するのが、「スーパーマリオ ギャラクシー」です。

本作は宇宙を舞台にした3Dアクションゲームで、原作は2007年に発売されました。

そのためもう15年以上前のゲームになるんですが、今でも全く色褪せないくらいよく出来ています。

ゲームとしてはステージクリア型に近い形式になっていて、ゴールとなるパワースターまでの道のりはほぼ一本道で構成されています。

ですので探索要素はそんなにありませんが、ゴールまでに色んな仕掛けを楽しむことができるので、まるでアトラクションのような体験を味わえます。

そんな「スーパーマリオ ギャラクシー」で特に凄いのが、美しい世界観です。

今作のマリオは宇宙を冒険することになり、丸い星や水の星、おもちゃの星など、これまで以上に景観豊かになっています。

本作ではそんな星を飛び回ることができまして、タマゴのような形の星へ飛んだのかと思ったら重力が反転する星に飛んだり。

宇宙が舞台だからこそ実現した変化に富んだ冒険を楽しむことができます。

そして忘れてはいけないのがBGMの良さです。

本作のBGMは生演奏のオーケストラを採用していまして、それがもう圧倒的なスケール感を実現しているんですよね。

それまでの3Dアクションゲームってもう少しこぢんまりとした感じだったんですが、本作は一歩飛び抜けました。

他にも新キャラのロゼッタやチコがミステリアスでゲームを彩っていたり、初心者でも遊びやすいバランスになっていたり。

発売から15年以上が経っても全く古さを感じないので、今でもおすすめすることができます。

Switch版の場合、解像度が向上。

フルHDによるクリアな映像になったほか、60fpsによる滑らかな映像を実現しているので、マリオを動かしているだけで楽しくなってきます(※TVモードでの話です)。

さらに操作も遊びやすく改良されていて、プレイスタイルに縛られることなく遊べるようになりました。

具体的に言いますと、ボタン操作やタッチ操作にも対応し、Wii版のようにコントローラを振らなくても楽しめるようになっています。

スピンアタックをする時とか。Wii版だとコントローラを振らないといけませんでしたが、Switch版ではボタンを押すだけで発動できるようになりました。

スピンアタックって汎用性が高く、敵に攻撃する時はもちろん、ジャンプの飛距離を稼ぐ時にも役に立つので、ゲームをクリアするまでに数百回は使わないといけません。

でもその度にコントローラを振るのってキツかったりしますから、ボタン操作でも楽しめるようになったのは嬉しいですね。

ポインターを使って操作していたスターキャプチャーにしてもJoy-Conの傾き操作にアレンジしているほか、タッチスライド操作にも対応しているので、携帯モードでも不便なく遊ぶことができます。

見た目はそんなに変わっていませんが、操作性に関しては相当な改良をしているので、Switchに移植するのは相当大変だったんじゃないでしょうか?

そんなSwitch版「スーパーマリオ ギャラクシー」はパッケージソフト「スーパーマリオ3Dコレクション」に収録されています。

このパッケージは現在、生産が終了していますので入手するのがやや難しくなっていますが、出回っている数が多いので、中古屋に行ったら見つかるかも!?

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

星のカービィ Wii デラックス

続いて紹介するのが、「星のカービィ Wii デラックス」です。

本作はカービィが主人公の2Dアクションゲームで、原作は2011年に発売されました。

この作品、カービィの歴史に大きな革命を起こしまして、今でも高い人気を誇ります。

特に注目したいのが、ストーリーの作り込みです。

「星のカービィ」のストーリーってサブ的な存在で、そんなに意識しなくても差し支えがないように作られているんですが、本作はプレイヤーに感動を与えてくれるような展開が待ち受けています。

ストーリーはポップスターに不時着した壊れた宇宙船「ローア」の主、マホロアとの出会いから始まります。

そして、カービィたちはマホロアを故郷に返すために宇宙船のパーツを集める旅に出かけるんですが、全てを集めてからの展開がめちゃくちゃ熱い!

どうなるのかはここでは伏せておきますが、ビックリするくらいドラマチックな展開が待ち受けているので、クリア後には余韻に浸れました。

このようにストーリーが熱い「星のカービィ Wii」ですが、ゲームとしても良くできています。

安定感抜群のステージ構成、作り込みが凄いコピー能力、最大4人で遊べるプレイスタイル、充実のやり込み要素、美しいBGM。

どれをとっても秀逸で、名作に相応しいオーラが漂っています。

Switch版の場合、グラフィックがリニューアル。

2Dアクションゲームとしては破格といっても良いくらい背景が細かくなっていて、実際に奥へ行けるのかと錯覚してしまいました。

また、新要素も大量に追加されていて、1人でのやり込みはもちろん、パーティゲームとしての魅力も増しています。

大きな要因となっているのが、新モード「わいわいマホロアランド」の追加です。

このモードでは10種類のミニゲームを遊べるんですが、その多くは歴代シリーズのリメイク作で、懐かしみながら遊べるんですよね。

相手と反射神経を競う「刹那の見切り」、的の中央に当てるのが熱い「手裏剣道場」、床を壊して相手を落っことしていく「おちおちファイト」などなど。

短時間でサクッと楽しめるミニゲームが満載なので、みんなとちょっと遊びたい時に重宝します。

新要素としてはほかにも

  • マホロアがサポートしてくれる「おたすけマホロア」
  • マホロアの秘密が明らかになる「マホロアエピローグ」
  • 冒険を有利に進めることが出来る「新コピー能力」
  • 色んなキャラの顔で遊べる「なりきりお面」

などの大小様々な要素が追加されているので、リメイクに相応しい内容になっています。

ただWii版から変わってしまった点もいくつかあって、デデデ大王の顔が変わってしまったり、縁取り処理が追加されていたり、「ガンガンバスターズ」がなくなってしまったり。

賛否が分かれる点も散見されますが、基本的には良質なリメイク作ですので、これから「星のカービィ Wii」を遊ばれるのでしたらSwitch版がおすすめです。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション

続いては「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」を紹介します。

本作は巨大な神の骸を舞台にしたRPGで、原作は2010年に発売されました。

このゲームはRPG好きにはマストバイなタイトルです。

RPGが好きな人のロマンが詰め込まれていて、広大な世界観とか、ドラマチックなストーリーとか、充実のやりこみ要素とか。

あらゆる要素が高水準に達しているので、未プレイの方にはぜひ遊んでもらいたいです。

本作の主人公となるのは、スマブラにも登場したシュルク。

彼はコロニー9という街の防衛隊兵器開発局で平和な暮らしを送っていました。

しかし、突如として舞い降りた機神兵によって襲撃を受けてしまう事件が発生。

シュルクは出会う仲間たちと力を合わせ、機神兵と戦う旅に出かけることになります。

ストーリーで特徴的なのが、王道の冒険活劇にSF要素を加えていることです。

少年が旅を続けることで成長していくというRPGでは王道の展開ではありますが、随所でSF要素がありまして、機械と人との戦いをテーマにしています。

このストーリーが意外性抜群で、最後まで飽きずに楽しめるんですよね。

あのキャラクターが裏切ったり、意外な過去が判明したり。

前提条件をひっくり返すような仕掛けが満載なので、数多くのプレイヤーに衝撃を与えました。

そして本作最大のポイントが、魅力的なロケーションです。

主人公たちが冒険する世界は息を呑むほど美しく、

  • 巨大な崖がそびえ立つ「平原」
  • 大自然に囲まれた「ジャングル」
  • 光り輝く氷が幻想的な「雪山」
  • いくつもの浮島で構成された「海」

など、一度見たら目に焼き付くほど印象的なロケーションが満載で、歩いているだけでワクワクします。

Switch版の場合、様々な点がパワーアップ。

解像度が上がったことはもちろん、キャラクター造形の刷新・BGMの再録音・ユーザーインターフェースの刷新といった変更が行われています。

また、ファッション装備システム・タイムアタック・新コスチューム・新シナリオ・カジュアルモード・上級者設定といった新要素も追加。

単なるリマスター版に留まらず、リメイクと言っても良いくらいの手が施されています。

特に追加ストーリーの「つながる未来」は15時間ほど遊べるボリュームになっていて、フィールドやシステムも一新されていますので、小規模な新作として楽しむことができました。

ですので、Wii版をプレイ済の方にもおすすめしたいですね。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD

続いて紹介するのが、「ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD」です。

本作は大空と大地で構成された世界を舞台にしたアクションアドベンチャーゲームで、原作は2011年に発売されました。

このゲームは個人的にWiiソフトTOP5には入れたいです。

とにかく濃密な作品で、任天堂がWiiでやりたかったことを詰め込んでいますからね。

ある意味Wiiの集大成とも言える作品なので、もっと多くの人にプレイしてほしいと思っています。

特徴的なのが、体感操作を前面に押し出していることです。

主人公が握っている剣はプレイヤーが握っているコントローラと一体化していて、それぞれの動きが連動するようになっています。

例えばこちらが八の字を描くようにコントローラを振り回したら主人公も同じように振り回すんですよ。

本作ではそんな操作システムを活かした遊びが楽しめるようになっていて、例えば敵との戦闘では如何に正確な角度で剣を振るのかどうかで勝敗が決まったりします。

また、アイテムを使った操作もモーション機能をフルに活かしていて、コントローラを振って爆弾を投げたり、網を振り回して虫を捕まえたり。

色んな形で体感操作を楽しめるので、主人公との一体感が凄いです。

このようにモーション機能を活かした遊びが印象的な「スカイウォードソード」ですが、実はストーリーも最高なんですよ。

特に注目なのが、マスターソードが生まれるまでの経緯などが感動的にまとめられていることです。

マスターソードはシリーズではお馴染みの武器なんですが、実は誕生するまでに様々なドラマが展開されて、今作ではその様子を詳細に描いています。

ですので、今作をプレイすることでそれまでは何とも思わなかったマスターソードに特別な感情を抱いてしまうので、ゼルダファンでしたらぜひプレイしてもらいたいです。

他にもシリーズ初の学園ものという設定が存在したり、リンクとゼルダの恋愛を連想するようなシーンが挿入されたり。

「ブレワイ」や「ティアキン」とはまた違った魅力が詰まっています。

Switch版の場合、様々な点がパワーアップ。

グラフィックが繊細になったことに加え、フレームレートが上がっているので、より滑らかなアクションを楽しめるようになりました。

スマホからだとちょっとわかりにくいかも知れませんが、Wii版と比べてもめっちゃヌルヌル動いていますので、操作している時の気持ち良さがグーンと増しています。

他にもWii版でテンポが悪かったシーンが短くまとめられていたり、ボタン操作に対応していたり、amiiboを使った遊びが追加されていたり。

細かい改良が行われていますので、今から手を出される場合はSwitch版がおすすめです。

関連作のレビュー記事

スポンサーリンク

目次へ戻る

ゴーバケーション

続いて紹介するのが、「ゴーバケーション」。

本作はリゾート地を舞台にした3Dアクションゲームで、原作は2011年に発売されました。

このゲームは「Wii Sports Resort」が好きな人にぜひおすすめしたいです。

色んなスポーツを楽しめるほか、広大な世界を好きなように移動できますからね。

とにかく贅沢な内容なので、これ一本作るのにどんだけ時間がかかったのかと思いました。

というのも本作、50種類以上のレジャーやスポーツが収録されていまして、1つ1つのクオリティも凄いんですよね。

上空から海へ落下するスカイダイビングとか、仲間との連携が熱いテニスとか。

1人で遊ぶのはもちろん、みんなでワイワイ楽しむこともできますので、パーティゲームとしても機能します。

個人的にはモーターフェスタの作り込みに驚かされました。

パッと見はよくあるレースゲームに見えますが、ドリフトをすることでニトロゲージが溜まるシステムを取り入れていまして、あの「リッジレーサー」に近い感覚で遊ぶことが出来るんですよね。

なんでも本作、「リッジレーサー」のスタッフが関わっているようで、乗り物の挙動は同シリーズの経験が活かされているようです。

「リッジレーサー」って新作が途絶えていますけど、本作をプレイしたら新作が出ない鬱憤を少しだけ晴らせるかも!?

このように1つ1つの作り込みが凄い「ゴーバケーション」ですが、探索型の3Dアクションゲームとしてもよく出来ていまして、大きく分けて4つのリゾートを散策することができます。

  • 青く光る水が美しい「マリンリゾート」
  • 遊園地のように楽しい遊びが満載の「シティリゾート」
  • ゲレンデに行った気分を味わえる「スノーリゾート」
  • 大自然に囲まれた「マウンテンリゾート」

どのリゾートも遊びごたえ抜群で、たくさんの秘密が隠されています。

Switch版の場合、グラフィックがパワーアップ。

解像度が上がったほか、テクスチャも刷新されていますので、より見栄えが良くなりました。

また、釣りゲームが新たに追加。

HD振動を活かした本格的な釣りを楽しむことができるようになりました。

その一方でダンスのミニゲームがなくなっていたり、ロード時間中にスタンプを押すという遊びが廃止されていたり。

Wii版にはあった要素がなくなっていたりもします。

加えてオンライン対戦には対応していませんので、身近に遊べる人がいないとちょっと物足りないかも知れませんね。

ですが、ゲームとしての完成度は今でも色褪せていませんので、リゾート観光の気分を味わいたい方はぜひプレイしてほしいです。

関連作のレビュー記事

目次へ戻る

ソニックカラーズ アルティメット

続いては「ソニックカラーズ アルティメット」を紹介します。

本作はソニックが活躍する3Dアクションゲームで、原作は2010年に発売されました。

このゲームは3Dソニック初心者の方におすすめしたいです。

ソニックって2Dと3Dの大きく分けて2つに分かれているんですが、結構難しいゲームも多くって、初心者にはおすすめしにくいところがあるんですよね。

でもこの「ソニックカラーズ」は比較的遊びやすく作られていますので、「ソニックってなんだか難しそう」と思っている方も安心してください。

具体的に言いますと、このゲーム、初見殺しの仕掛けが少ないです。

ソニックってハイスピードで走行する関係上、とっさの判断が難しくなっていまして、特に初見ですと敵にぶつかったり、穴に落下してしまうことがよくあります。

今作の場合、意地悪な仕掛けが減少。

初見でも割とサクサク進めることができますので、短気なぼくでもそんなにイライラすることはありませんでしたw

今作ならではなのが、カラーパワーという新アクションです。

ゲームを進めると「ウィスプ」と呼ばれる宇宙人たちと出会うことになりまして、彼らの力によって「カラーパワー」というアクションを使えるようになります。

超高速レーザーで敵を貫いていく「シアン・レーザー」、ドリルで地面をガンガン掘り進む「イエロー・ドリル」などなど。

常人離れした大胆なアクションを繰り出すことができます。

このアクション、以前プレイしたステージで使いますと、新しいルートに行けるんですよね。

すると、通常のルートでは入手できなかった収集アイテムが手に入ったりもしますので、探索性を高める役割も果たしています。

Switch版の場合、解像度が向上。

クッキリした画面で楽しめるほか、大半のBGMがリミックスとして新規にアレンジされています。

また、残機制・ゲームオーバーの廃止、穴に落ちてもテイルスが助けてくれる救済措置、新ウィスプ、新モード、カスタマイズ機能も追加。

単なるリマスターではなく、細かい部分まで調整が施されています。

ただSwitch版はロード時間が長くなっていまして、ステージ開始時の待ち時間が目立つようになりました。

それでも15秒程度なんですが、他機種版はもっと短いので、どうしても見劣りしてしまいますね。

加えて発売当初はバグが目立ってしまい、悪評が飛び交っていますので、現在はかなり安くなっています。

ただアップデートによってある程度は改善されていますので、安く買えることですし、今だったらSwitch版を買うのも悪い選択ではないと思いますね。

目次へ戻る

チョコボの不思議なダンジョンエブリバディ!

続いて紹介するのが、「チョコボの不思議なダンジョンエブリバディ!」です。

本作は「ファイナルファンタジー」シリーズの人気キャラクター、チョコボが活躍するRPGで、入る度にマップが変わるダンジョンを攻略していきます。

一見すると新作に感じる作品ですが、実は本作、2007年に発売されたWiiソフト「チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮」のリメイク作なんですよね。

ストーリーやダンジョン、世界観などはほとんどWii版を元に作られていまして、準新作的な立ち位置だったりします。

内容の方はローグライク形式のRPG。

攻略することになるダンジョンは自動生成で構成されていまして、入る度にマップが変化していきます。

主人公のチョコボはそんなダンジョンの最奥を目指すことになりまして、クリアするとストーリーが進んでいきます。

Switch版で特徴的なのが、バディシステムが追加されていることです。

こちらは仲間やモンスターと一緒に同行できるシステムで、相棒はチョコボのお供をしてくれます。

普段はCPUが操作していますが、プレイヤーが操作することも出来ますので、家族や友達とも一緒に遊べます。

ゲームを進めていくと敵が強くなっていきますので、難しいと感じた時は誰かと一緒にプレイすると良いかも!?

他にも新しいジョブやダンジョン・属性が追加されていたり、音声が新規で収録されていたり。

色んな要素が追加されていますが、その一方でポップアップデュエルなどのミニゲーム、主題歌など、廃止されているものも沢山あります。

ですので完全な上位互換ではありませんが、遊びやすく刷新されていますので、ローグライク系のRPGを初めて遊ばれる方はSwitch版がおすすめです。

目次へ戻る

零 ~月蝕の仮面~

続いては「零 ~月蝕の仮面~」を紹介します。

本作はいわゆるホラーゲームになるんですが、めちゃくちゃ怖いです。

不気味な霊が襲ってきたり、おどろおどろしい音が鳴り響いたり。

和製ホラーならではの湿っぽい感じが上手く表現されていますので、「リング」や「呪怨」のようなジャパニーズ・ホラー映画が好きな人にはたまらない作品です。

主人公となるのは3人の少女。

彼女たちは幼い頃、神隠しにあってしまいましたが、1人の刑事によって救われます。

しかし、すべての記憶を失ってしまいました。

本作ではそんな失われた記憶の先にあるものを確かめるため朧月島の洋館や廃病院を、月明かりと懐中電灯の僅かな光を頼りに探索していきます。

特徴的なのが、「射影機」を使ったシステムです。

探索をしていると霊が襲ってきますが、「射影機」で撮影するとダメージを与えることができます。

すると、霊を倒すことができますので、本作では写真撮影が重要なポイントになっているんですね。

ゲームを進めていくと与えられるダメージ数を増やしたり、シャッターが押せるまでの時間を短くしたりと強化することもできますので、RPG的な楽しさもあったりします。

元々はWii向けに発売されていた作品ですが、Switch版はグラフィックが強化。

原作ではボヤケてわかりにくなった部分もクッキリ見えるようになりまして、例えばカーテンの模様とか、女の子の服の模様がわかりやすくなりました。

なんでも本作、ほぼすべて作り直しに近い形でリマスターしているようで、その甲斐あってWii版から見違えるくらい美しくなりました。

また、キャラクターや霊にポーズをつけて配置して写真を撮影できる「フォトモード」や新規コスチュームも追加。

水着姿で遊ぶこともできますので、セクシー系のゲームが好きな人も注目です。

「零」シリーズってキャラクターの造形も魅力的で、今風の可愛い女の子をリアルに描いていますからね。

見てください!

フォトモードで女の子の位置を調整しているんですが、急に動かすとアレが揺れるんですよ。

いやぁこんなところでモデリングの刷新が活きるとは思いませんでしたよ。

ただWii版から廃止されている要素もありまして、コントローラのスピーカーから音が出てくることはなくなりました。

射影機で撮影する時のシャッター音とか、霊を倒した時の呪怨とか。

戦闘中に色んな音がコントローラのスピーカーから流れることで臨場感が増していたんですが、残念ながら廃止されています。

そういうこともあって恐怖度の面では劣っていますが、その分キレイな映像で遊ぶことができますので、ビジュアル重視の方はSwitch版のほうが良いでしょうね。

目次へ戻る

アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉

続いて紹介するのが、「アナザーコードリコレクション:2つの記憶/記憶の扉」です。

本作は「アナザーコード」シリーズ2作をリメイクしたパッケージで、そのうちの1つはWiiで発売されました。

タイトルは「アナザーコードR」で、発売は2009年。ということで今から15年以上も前になるんですよね。

内容としてはミステリー系のアドベンチャーゲームで、少女・アシュレイの視点からストーリーが展開されます。

Wii版の場合、キャンプ場を舞台に亡くなった母の記憶を紐解いていくストーリーが展開されまして、随所で謎解きが挿入されました。

この謎解きが本体の機能を活かしていて面白かったんですが、Switch版では内容を刷新。

Wii版をプレイ済の方でも新鮮に楽しめるようになりました。

他にもマップが完全な3Dになっていたり、ボイスが新しく収録されていたり、一部のシナリオが加筆されていたり。

色んなところが新しくなっていますので、リメイクに相応しいアレンジが施されています。

個人的には主人公がさらに可愛くなったのが嬉しいですね。

Wii版の時点で可愛かったんですが、Switch版では一段と可愛さが増していまして、彼女に起こった不幸と相まって守ってあげたくなってきます。

ある意味キャラゲー的な魅力がある作品ですので、彼女の魅力を堪能したいのでしたらSwitch版がおすすめです。

製品版に引き継ぎ可能な無料体験版も配信されていますので、興味がある方はそちらを遊んでみてください。

目次へ戻る

風のクロノア 1 & 2 アンコール

10本目に紹介するのが、「風のクロノア 1&2アンコール」です。

本作はクロノアが主人公の2.5Dアクションゲームで、「1」と「2」がリマスター化されて収録されています。

どちらもプレイステーションハード版が原作ではありますが、「1」はWii版がベースになっていますので、本記事で紹介することにしました。

そんな「風のクロノア」ですが、みなさんはご存知でしょうか?

このシリーズ、あまり知られていませんが、実は隠れた良作なんですよね。

幻想的な世界観とか、意外なストーリー展開とか。

今でも色あせない魅力が満載ですので、感動的なストーリーが好きな人。もしくは2Dアクションゲームが好きな人にはぜひ遊んでもらいたいです。

ゲームシステムの面で特徴的なのが、風だまを使ったアクションです。

クロノアが持っているリングをかざすと飛び出す「風だま」。

これを使うと敵を捕まえることができます。

すると、敵に向かって投げつけることができるほか、地面に投げた反動で高く跳ぶこともできるんですよ。

これらのアクションを上手く活用することで遠くの仕掛けを解除したり、めちゃくちゃ高い足場に飛ぶこともできますので、状況に応じて使い分ける必要があります。

普通にクリアするだけならそこまで難しく考えなくても良いんですが、ステージに散らばるアイテムをコンプリートしようと思った場合、かなりのテクニックが要求されます。

Switch版の場合、新要素が追加。

難易度選択機能やチュートリアル、サポートモード、タイムアタック機能が追加されていますので、より幅広い層が楽しめるようになりました。

例えば初心者は「イージー」モードやサポート機能を使ってプレイしたら簡単にクリアできますし、上級者の方も「ハード」モードやタイムアタック機能によって満足できるでしょうからね。

現代向けにリファインされていると思いました。

ここまでの話を聞かれた方の中には

なんか色々追加されているようだけど、所詮はよくある2Dアクションゲームだろ?

と思われたかもしれませんね。

確かに根本はよくある感じのゲームですが、随所でRPG的な演出が挿入されまして、終盤には意外な展開が待ち受けています。

そのことから2Dアクションゲームの常識を覆した作品でもありますので、まだ遊ばれていない方はぜひプレイしてみてください。

スポンサーリンク

目次へ戻る

全体のまとめ

ここまでSwitchで遊べるWiiソフトを紹介していきました。

こうしてみると、かなり増えていることがわかりますよね。

今回紹介したタイトルの他にも

  • スーパーモンキーボール ウキウキパーティー大集合
  • ことばのパズル もじぴったんWii デラックス
  • グーの惑星
  • ノーモア★ヒーローズ1
  • ノーモア★ヒーローズ2 デスパレート・ストラグル

は形を変えてSwitchで復活していますので、興味がある方は手を出してみてください。

目次へ戻る

本記事の動画版