2018/12/28/12:00 | ゲームレビュー

GO VACATION(ゴーバケーション)【レビュー・評価】Wii末期を代表する至れり尽くせりな超大作!


GO VACATION/Wii / Switch

おはっく~!kentworld(@kentworld2 )です!

今回は2011年10月に発売されたWii「GO VACATION(ゴーバケーション)」のレビューをしていきます。

本作はカワウィー島にてリゾート体験を味わえるゲームですが、Wii末期を代表する至れり尽くせりな超大作でした!

とにかくゲームの規模が大きく、それでいて上手くまとまっているから何気に凄い作品です。

Wii向けの体感型スポーツゲームは数あれど、本作さえあれば他はほとんど必要ないでしょう。

そんなWii「GO VACATION」の良いと思った点からまずは書いていきます。

※2018年12月にはSwitch版が発売。今回の記事ではWii版をレビューしています。

▼このゲームを3行で説明すると?

・50種類以上のレジャー&スポーツを楽しめる。
・舞台となるカワウィー島は自由に探索出来る。
・最大4人での対戦・協力プレイに対応。

良いところ

50種類以上のレジャー&スポーツを収録!

2006年12月に発売され、全世界で大ヒットを記録したWii

そんなWii市場で一つのトレンドとなったのが体感型スポーツゲームになります。

WiiからWii Uまでの6年間、「Wii Sport」を始め多数の体感型スポーツゲームが発売されました。

そんな体感型スポーツゲームの決定版とも言えるのが今回レビューするWii「GO VACATION(ゴーバケーション)」

なんと、本作には50種類以上のレジャー&スポーツが収録されているんです!

この手の体感型スポーツゲームはせいぜい10数種類収録されていたら多い方だったのでこの収録数には驚きました。

異常なくらい作り込まれたレジャー&スポーツ

え?質より量なんじゃないかって?

確かに収録されているレジャー&スポーツの中にはミニゲームレベルで片付けても良いものもあります。

しかし、中にはミニゲームではなくミドルゲームと表現するのが適切なくらい作り込まれているレジャー&スポーツもあるんです!

特に「モーターフェスタ」は10種類以上のコース&5種類のモードを収録していたので驚きました!

しかも「モーターフェスタ」の「ストリートレース」はまんまリッジレーサーw

何故かと言うとドリフトをすることでニトロゲージが溜まるシステムを取り入れたレースゲームだからです。

元々本作の開発チームは「リッジレーサー」を手掛けていたので、その流れで収録したみたいなんですね。

「リッジレーサー」の新作が出なくて飢えているファンの方々は必見ですぞ!

それ以外にも「テニス」「スキューバダイビング」「サーフィン」など作り込まれたレジャー&スポーツが満載で、数本分のゲームが収録されているかのようです。

さすが開発期間に2年半。開発スタッフ100人以上と規模が大きいだけのことはあります。

島を自由に探索出来る!

本作の舞台となるカワウィー島。

なんと、アバターを操作してこの島を自由に探索が出来るんです!

本作では4つのエリアに分かれたカワウィー島を自由に探索し、レジャー&スポーツを体験してスタンプを押していくのが主な流れになっています。

ポイントなのが、作り込みの細かさ。

広大な4つのエリアには様々なロケーションやランドマークが存在するので、探索しているとまるで3Dアクションゲームをプレイしているかのような錯覚を覚えてしまいます。

探索していると宝箱や撮影スポット、風船などが見つかるのでどんどん探していきましょう!

Wiiソフトでこの作り込みは凄いなぁ・・・

ファミリースキーの新作としても楽しめる!

雪に覆われているスノーリゾートエリア

このエリアでは主にスキーで移動することになりますが、まんま「ファミリースキー」なんです!

リフトに乗ってから雪山を滑っていく形式はもちろん、Wiiリモコンとヌンチャクを使った体感操作まで再現しています。

実は本作、「ファミリースキー」の開発スタッフが手掛けているんですよね。

そのためスノーリゾートエリアは「ファミリースキー」の新作と言っても過言ではありません。

Wiiリモコンとヌンチャクを使った体感操作は慣れるまでは大変ですが、慣れてくるとソリとポールの一体感を味わえるようになっていますよ~。

実際にスキーを体験した者が言うのだから間違いありません(エッヘン)。

超初心者だけどな

テーマパークで遊び回っている感覚を味わえる

4つのエリアに分かれたカワウィー島は非常に広大です。

しかもあちこちで様々なレジャー&スポーツを体験出来るので、1人でプレイしていても「次は何を体験しようか?」とワクワクします。

この感覚はまるでテーマパークで遊び回っている時のよう。

そんな感覚をさらに強調させてくれるのが取扱説明書!

取扱説明書には各エリアのマップが掲載されており、どこでどんなレジャー&スポーツを体験出来るのかも分かるようになっているんです。

テーマパークではパンフレットを見ながら次に体験するアトラクションを決めるものなので、それと似たような感覚を本作でも味わえるんですね。

最大4人対戦・協力プレイに対応!

この手のゲームでは当たり前ですが、本作でも最大4人対戦・協力プレイに対応しています。

これだけ大量のレジャー&スポーツを収録しておきながら最大4人対戦・協力プレイに対応しているとは恐れ入りましたw

凄いのが、Wiiのあらゆる周辺機器にも対応していること。

バランスWiiボード、Wiiザッパー、Wiiハンドル、Wiiモーションプラス。

レジャー&スポーツの中にはこれらの周辺機器にも対応していますが、「よくやるなぁ」と感心させられました。

驚くほどのコダワリ

ここまで読んで本作がどれだけ大規模なゲームなのかよーく分かったと思いますが、こんなものじゃないんです!

他にもアバターの着せ替え、別荘のリフォーム、家具の設置、乗り物の着色、雪だるまのカスタマイズも出来ます。

さらに驚いたのが、各エリアで聴ける日本語のアナウンス。

アナウンスではカワウィー島リゾート情報などが日本語音声で流れるのでめちゃくちゃ雰囲気が出ています。

バリエーションも多く、たまにはジッとして聴きたくなるくらい。

え?これだけ詰め込んでいるとロード時間が心配だって?

なんと、本作のロード時間は長くても5秒程度で、しかもその間はポインターを動かしてスタンプを画面に貼ることが出来るんです!

これだけ短いとストレスを感じませんし、待ち時間中はスタンプを貼りまくって気分転換が出来るから全く気になりませんでした。

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個人的に合わない&気になったところ

癖が強い操作性

操作性は全体的に癖が強いと思いました。

というのもボタン操作とモーション操作を融合させているからです。

例えばインラインスケートではヌンチャクのスティックを前に倒しながらリモコンを振らないと前進しませんし、曲がるにはリモコンを傾ける必要があります。

慣れてしまえば一体感を味わえますが、最初は手こずりました。

問題なのが、乗り物によって操作性が全く異なること。

前進に至っては「Bボタン」「2ボタン」「スティック前倒し」「モーション操作」と乗り物に応じて4種類も使い分けなければならず、すべてを覚えるまでのハードルが高く感じます。

それと、カワウィー島の探索時にカメラ操作が出来ないのは気になりました。

2011年当時の時点で3Dアクションゲームはカメラ操作が出来て当然の流れでしたからね。

ジャンプをするには徒歩の時でもBボタン+モーション操作を行わないといけませんし、従来型3Dアクションゲームに慣れていると操作形式の違和感が凄いです。

緩い進行形式

本作はリゾートツアーを体験するゲームになります。

そのため進行形式は緩く、困難な道程を乗り越えていくようなゲームではありません。

その証拠にゲームの大きな目的となるスタンプラリーをコンプするには各レジャー&スポーツをプレイする”だけ“で良いんです!

各レジャー&スポーツには目標スコアが設定されており、画面上にも表示されますが、スタンプを押す分には達成しなくても問題ありません。

その代わりシルバーキー集めというPS/Xboxのトロフィー/実績のような要素が用意されています。

しかし、「シルバーキー」を集めたからと言ってストーリーが展開されることはないので積極的にやり込みたくなるようなゲームには感じられませんでした。

リゾートツアーを体験するというコンセプトにマッチした進行形式ではありますが、どこか肩透かし感もあります。

全体のまとめ

様々なWiiソフトのエッセンスを詰め合わせた幕の内弁当のような作品。

Wii Sport、Wii Sport Resort、はじめてのWii、ファミリースキー。

これらゲームのエッセンスに加えて「リッジレーサー」の新作まで収録されているので5タイトル分のボリュームがあります!

それでいてゲームとしての質やグラフィックのクオリティも高いので至れり尽くせりな作品。

ゲーム機の末期には名作が生まれやすいと言われていますが、本作はその典型例と言っても過言ではないでしょう。

Wiiのゲームにありがちな癖のある操作性にさえ慣れてしまえば高い満足感を味わえます。

Wii末期を代表する至れり尽くせりな超大作!

こんな人には特におススメ。
・レジャー&スポーツ好き。
・パーティゲーム好き。

こんな人にはおススメできない。
・体感操作が苦手な人。
・ストーリーを重視する人。

GO VACATION(ゴーバケーション)/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約20時間

▼ハードメーカー別レビュー記事リスト

PS Nintendo
Xbox その他

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コメント広場の住人(11)

  1. いつもの名無し より:

    おっ来ましたね、ゴーバケーション。
    当時のWiiでは珍しい探索系の要素が凄い楽しくて、
    ミニゲームほったらかしにずーっと歩きまわっていたのを思い出します。
    ボートに乗り込んだり、雪山を駆けおりたるするの楽しかったなー…。
    ミニゲームも水鉄砲のやつとか、レースのやつとか好きでした。

    個人的に任天堂のパーティーゲームにも
    こういう探索要素を加えて欲しかったなーという部分もありましたね。
    舞台を探索できる要素があれだけでも全然違ったと思うのですが、
    この後のWiiU時代のパーティーゲームは何か明後日の方向に進んでいた印象でした。

    • kentworld より:

      確かに当時のWiiは探索系の要素を重点においたゲームは少ない印象でした。

      まあ、コントローラの形状からして不向きなタイプでしたけどねw

      ミニゲーム集はまず箱庭マップを作り、その中で楽しむというコンセプトがあらゆる意味で良いのかも知れません。

      そういう意味ではニンテンドーランドもエントランス周りを作り込み、移動パートでもアトラクションを見えるようにするなど工夫をすれば全然印象は変わったのではないでしょうか?

      ゴーバケーションは任天堂ゲームではなかなか出来なかったことをやってのけたから凄いですよね。

  2. オレオレンジ より:

    買うかどうかは決めてませんが、「楽しもう」という気持ちがあれば、とても面白いゲームになりそうですね。

    …、私ですか?
    ゲームクリアやストーリーにこだわってしまいがちなのと、今やってるゲームがあるのと、その後にビルダーズ2があるので、それを乗り越えないと無理ですね。

    • kentworld より:

      そうですね、リゾート体験を楽しむというゲームのコンセプトに従えば楽しめると思います。

      プレイするゲームが無くなった時の息抜きとして検討してみてください。

  3. AVC-M370 より:

    当時プレゼントしたら喜んでやりこんでいたな。
    ナムコのマルチプレイで収集もありと、きっと面白いとは思って贈った訳だが予想以上に受けが良かった。
    良い印象のソフトだがあれから数年経ちSwitchではどうだろうな。
    Kent氏のレビューは来るのだろうか。

    • kentworld より:

      これはプレゼントされたら喜ぶタイプのゲームですよ~。

      Switch版のレビューは今のところ予定していませんが、機会があったらやりたいと思います!

  4. より:

    Switch版購入し、遊んでいます。色々楽しめそうですね。タブレットのみでも遊べ、携帯モードではジャンプもZRボタンのみで良くなってます。タブレットのみで綺麗な景色を写真に収められるのが良いですね。Miiもアレが終了していて、対応自体していないので暴言を吐きませんし、ナイスです。レゴも久々に買ったので、並行して楽しみます。

    • kentworld より:

      購入されましたか!?

      へぇ・・・Switch版はボタン操作のみでジャンプ出来るのかぁ。それは良い改善点ですね!

      元がWiiソフトなので今となっては粗く感じるかも知れませんが、携帯モードだと丁度良いかも。

  5. 羽子板 より:

    GO VACATIONは神

  6. KA より:

    switchの大作の合間にプレイしていってスタンプラリーをコンプしてその後に島を散策したとこまでプレイし。リゾート&スポーツはスタンプラリー中だとフルキー操作性になってしまい思ったほどモーション操作が楽しめないと思ってたらスタンプコンプ後だとリゾート&スポーツでも体感操作が選べるようになりモーション操作を堪能できて体感済みのリゾート&スポーツに複数ステージが用意されてたりとこれはスタンプコンプ後が本番というゲームでしたね。スタンプは体験するだけで押してもらえるのは気軽にプレイする分にはそれで良いと思いましたそれでも目標スコア達成や1位を取れるまでプレイしましたが。リゾート&スポーツの競技も数人で同時プレイできるのが多いからパーティゲームとしても重宝しそうです。

    カメラワークは右スティックが反応しないのが気になりましたね。操作性はモーション操作だと特に癖があるけど慣れてくると触っていてこちらの方が楽しめました。あとこんなにWiiの周辺機器が対応してたのですか、未検証ですがswitch版だと多分対応してなさそうかも。

    島も自由に歩き回れてスタンプラリー中は行かなかった所も行ってみると意外な発見を出来たり宝箱を探したり風船を割ったりと乗り物に乗って探検する楽しさもありました。カワウィー島という名前はWiiスポーツのウーフーアイランドのパチモノぽく見えましたがウーフーに負けないくらいかそれ以上にロケーションが豊富で各リゾートも作り込まれでいて探索のしがいがあります、各リゾート間をシームレスで行き来出来ないのが残念ですが。

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