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【レビュー】ゼノブレイド ディフィニティブ エディション [評価・感想] リメイクに近いほど手を加えた正真正銘の傑作!


ゼノブレイド ディフィニティブ エディション/Switch

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回はSwitch「ゼノブレイド ディフィニティブ エディション(Xenoblade Definitive Edition)」のレビューをしていきます。

本作は2010年に発売されたWiiソフトのリマスター版ですが、

「これ、リマスターじゃなくてリメイクでしょ!w」

なんて言いたくなるほど細かい部分にまで手を加えています。

リマスターとは従来の作品を高画質化したタイトルのことで、従来の作品を新たに作り直す場合、リメイクと表記するものじゃないですか?

本作の場合、リメイクのような作り直しを行っており、10時間以上楽しめる追加ストーリーも収録しているので、リマスタータイトルとは思えないほど新鮮に楽しめました!

ぼくは10年前の2010年にWii版をプレイしてクリアしたので、当時の思い出が蘇ってきましたよ。

そして、「ゼノブレイド」のことがもっと好きになりました!

気になる部分が全くない訳ではありませんが、元の出来が良いので、Switchで発売されているRPGの中でもトップクラスのクオリティに感じます。

ここからはそんなSwitch「ゼノブレイド ディフィニティブ エディション」について詳しく書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 2010年に発売されたRPG、Wii「ゼノブレイド」のリマスター版。
  • 広大なフィールドを舞台に王道ストーリーが展開される。
  • 戦闘システムはリアルタイムのコマンド式。
初リリース日 2020年5月29日
対応ハード Switch
ジャンル RPG
売上 初週9.0万本
推定クリア時間 80~100時間
発売元 任天堂

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良いところ

大幅に改善されたキャラクターモデリング

2010年に発売され、歴史に残る傑作として高く評価されたWii「ゼノブレイド」。

自由度が高いゲームプレイ、王道で熱いストーリー&BGMなど、和製RPG好きには溜まらない作品に感じます。

しかし、不満点が全くなかった訳ではありません。

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個人的に最も気になったのが、キャラクターのモデリング。

ゲームを進めていくと派手なカットシーンが挿入され、ストーリーを盛り上げてくれるんですが、キャラクターのモデリングが残念過ぎるんですよ・・・。

特に残念なのが顔グラフィック。

まるで”のっぺらぼう”に目や口のシールを貼り付けたような感じですし、髪の毛も細かく描かれておらずボケボケしています。

カットシーンやBGM、声優さんの演技が魅力的なので上手くカバーしているところはありますが、2010年のゲームを基準にしても微妙でした。

一方、リマスター化されたSwitch版はどうでしょうか?

トゥーンレンダリングによる今風のアニメタッチに刷新され、モデリングの粗さも改善されているので、見違えるほどクオリティアップしています。

おかげでイベントシーンの魅力がさらに増しました!

シュルクは正真正銘のイケメンになりましたし、フィオルンもヒロインの名に相応しいほど可愛くなっています。

Wii版をプレイしている時はイベントシーンが魅力であればあるほど

これでモデリングが良かったらなぁ

と惜しい気持ちになったので、10年経ってから改善されたバージョンが発売されたのは感慨深いです。

大幅に改善されたユーザーインターフェース

Wii版でもう1つ気になったのが、ユーザーインターフェースの悪さです。

特にメニュー画面の移動は煩雑で、装備を切り替えてからスキルツリーの画面へ行く場合、装備変更画面からゲーム画面を経由してスキルツリーの画面へ向かわなければいけませんでした。

また、ゲーム画面から操作できるメニュー画面にジャンプするためのアイコンは表示が小さくて枝分かれしているのも気になります。

だって、各メニューの項目が畳まれて見えない関係上、どこにどの項目があるのか分かりにくいので、無駄に時間を食ってしまいましたから。

一方、Switch版は左にメニューを集め、中央にパーティメンバーを表示させ、右に控えメンバーを表示させるという今風のメニュー画面に刷新。

ゲーム画面を経由せず装備変更画面からスキルツリーの画面へ向かえるなど、煩雑さが薄れています。

さらに有り難いのが、クエスト追尾機能が追加され、倒すべきモンスターがアイコンで分かるようになったこと。

本作には大量のサブクエストが用意されているので、何十も受注すると何をやれば良いのか分からなくなるのですよ。

それだけに倒すべきモンスターが分かるようになったのは嬉しいです!

戦闘のユーザーインターフェースも

  • チェインアタック、逃げるの切り替えがアイコンで表示されるようになった関係で分かりやすくなった
  • 特定の方向から使用することで大ダメージを与えられるアーツに「!マーク」が出るようになった
  • アーツのゲージがリング型になって見やすくなった

と分かりやすくなっています。

「ゼノブレイド」の戦闘システムって位置取りが重要視されているので、今、敵のどの方向に居るのか把握しやすくなったのはマジで嬉しいです。

それ以外にも

  • アイテム売却画面をタブ切り替え式からスクロール式に刷新
  • ボタン長押しでアイテムをまとめて売却できる機能の追加
  • コロニー6の復興画面をクエストログからでも確認できるようになった
  • フィールドで十字キー下を押すとクエストログにすぐ飛べる
  • メニュー画面アクセス時の待ち時間を短縮

といった改善が行われ、Wii版で不便に感じていた点は大幅に改善されている印象です。

ユーザーインターフェースの変更点だけでも挙げ出したら数十を超えるんじゃないでしょうかね?

Switch版をプレイした後にどれだけ改善されたのかWii版をプレイし直してみましたが、「え?俺?こんなにも不便なゲームをプレイしていたの?」って感じで驚きましたよ。

Switch版に慣れてしまうとWii版には戻れませんw

ゲームバランスの不満点を改善した上級者設定とカジュアルモード

Wii版はゲームバランスにも問題がありました。

特に問題だったのがレベル差補正。

「ゼノブレイド」は敵とのレベル差があると様々な補正が掛かります。

敵のレベルが高いほど補正によって倒しにくくなり、序盤の場合、5レベル以上高い敵にはまともなダメージを与えられません。

終盤になるとアーツやテクニックによってダメージを与えられるようになりますが、ハードルが高く感じます。

それ以上に問題だったのが、レベル差で変化する経験値量。

なんと、敵のレベルが6以上低い場合、1回の戦闘で得られる経験値が90%も減ってしまうんです!

それ故に少し前のエリアで寄り道をした時は経験値を入手してのウマウマを感じられず、難易度も低下してしまうので勿体ない感じがしました。

一方、Switch版の場合は

  • カジュアルモード
  • 上級者設定

の追加によってWii版で不満だったゲームバランスが改善されたんです!

まず触れたいのがカジュアルモード。

このモードを選択することで戦闘難易度が低下します。

すると、10レベル以上高い敵にもダメージを与えやすくなり、フィールドに彷徨いている強敵も頑張れば倒せるようになるんです!

加えて戦闘難易度が低下したことでサブクエストなどの寄り道をこなさなくてもサクサクと進められるようになったので、テンポ良く楽しめます。

おそらく、最初から最後までカジュアルモードでプレイした場合、クリアまでのプレイタイムは半分くらいに短縮できるのではないでしょうか?

このようにカジュアルモードはストーリーを中心に楽しみたい人におすすめの追加要素ですが、歯ごたえを求めている人は必要ないですよね?

そんな方にとって嬉しいのが上級者設定。

この機能を使用することでパーティメンバーのレベルを自分が好きな数値まで下げることが出来ます。

なので、

推奨レベル40のサブクエストを楽しみたいのにレベル60だから歯ごたえを味わえない!

なんて時にレベル37まで下げたら歯ごたえのある戦闘を楽しむことができるようになるんです!

しかも経験値をストックする形式である関係上、そのままレベル37からレベルアップして進めることも出来ます。

元のレベルに戻したかったらボタン1つで戻せますし、痒いところにも手が届く作りに感じます。

10年越しのダウンロードコンテンツ感覚で楽しめる追加ストーリー

そして今作最大の注目ポイントが追加ストーリー!

追加ストーリーは本編の1年後を描いており、本編の中盤に登場したメリアが活躍します。

それも新マップの「巨神肩」が舞台となり、戦闘システムも一新されているので、まるで10年越しに配信された「ゼノブレイド」のダウンロードコンテンツをプレイしているかのよう。

ボリュームも本編に対するダウンロードコンテンツといった印象で、寄り道をしても15時間未満でクリア出来ました。

追加ストーリーで一番「おぉ!」と思ったのが、仲間キャラとの会話を聞ける「キズナトーク」が「ナカマトーク」にパワーアップしていること。

具体的に言うと会話シーンにボイスが付いてシーンに合わせてカメラアングルが切り替わる形式になりました!

感覚的には本編のイベントシーンと同等のクオリティになった印象で、より魅力的なものになっています。

それ以外に印象的だったのが、ノポンジャーの依頼。

言ってしまえばサブクエストのようなものなんですが、

  • ノポン族の測量士による一貫したストーリー性
  • ノポンジャーを発見するまでに行うフィールド探索

によって面白さをさらに引き立てています。

彼らを探し出して依頼をこなすことで戦闘時に加勢し、ゲームを有利に進められるようになるので、全員を仲間にしました!

全体的には本編と比べるとコンパクトな内容で、めちゃくちゃ余韻に浸れるストーリーが展開される訳ではありませんが、「ゼノブレイド」の追加要素を10年経って楽しめるだけでも感慨深く感じます。

SNSでの拡散を想定したような追加要素

Wii版「ゼノブレイド」が発売されてから10年。

この10年間、TwitterやYouTubeなどのSNSが急速に広まり、個人が気軽に情報を発信できる時代になりました。

それを見越しているのか本作にはSNSでの拡散を想定したような追加要素が多数追加されています。

まず触れたいのがコスチュームの追加。

「ゼノブレイド」は装備アイテムによって見た目が変わる仕様になっていますが、Switch版で追加されたものも存在するので、各キャラクターの新しい一面を見ることができるようになったんです!

しかもファッション装備システムによって見た目だけを変更できるようになったので、泣く泣くカッコ悪い強装備を装着する必要はなくなりました。

こんな要素を追加するってことは、「変な格好をしたキャラクターのスクリーンショットをSNSで投稿してね!」と言っているようなものじゃないですかw

続いて触れたいのがイベントシアター。

この機能を使用することで好きなコスチューム、天候、時間でイベントシーンを視聴できるので、「”見る”ゼノブレイド」を存分に堪能することが出来ます。

感動的なイベントシーンでもコスチュームによっては印象が変わるので、その手のシーンを動画投稿したらバズるかも!?

カメラアングルを調整すると擬似的な一人称視点モードにすることもできるようになりました。

一人称視点での戦闘や鉱山の探索は臨場感が高いので、まるで「ジ・エルダー・スクロールズV スカイリム」をプレイしているかのようw

このようにSwitch版は遊びを拡張しているので、SNSなどでの拡散を想定しているようにも感じます。

なので、新機能を組み合わせて自分だけの珍プレイをスクリーンショットや動画に収めてシェアしちゃいましょう!

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個人的に合わない&気になったところ

クオリティに差が出てしまったモデリング

良いところでも挙げたようにキャラクターのモデリングは大幅に改善されています。

しかし、全てが新規作成されている訳ではないので、クオリティに差が出てしまいました。

例えば武器や装備品、マップモデルなどはモデリングを作り直している訳ではなく、模様を細かく描き直しているだけなので、新規作成されているメインキャラクターの顔などと比べて粗く感じます。

特に砲台の穴や巨大なドラゴンのモデリングは2世代前のクオリティなので違和感を持ってしまいました。

どうやらリマスター制作の際に製作費と期間が限られていたようで、そこまで手が回らなかったみたい。

(これでも当初の予定よりは手を加えているようですが)

まだまだ改善の余地があるユーザーインターフェース

大幅に改善されたユーザーインターフェースですが、現代のゲームを基準にすると気になる部分が多くあります。

何故か分離しているメニュー画面とオプション画面、アイテム屋で買った瞬間に変更できない装備 etc…

Wii版プレイヤーからしたら改善点に感動すると思いますが、いきなりSwitch版から入った場合、「これで改善されたの?」と思うかもしれません。

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ゼノブレイド ディフィニティブ エディションのレビューまとめ

Wii版で気になっていた点を改善し、ファンには溜まらない要素を多数追加した理想的な作品。

一般的なリマスタータイトルを大きく上回るほど手を加えており、リメイクと言っても良いくらいの内容に感じました。

ただでさえ高い完成度の作品が大幅にブラッシュアップされたことで手が付けられないレベルになっており、多くの人のおすすめしたい作品です。

リメイクに近いほど手を加えた正真正銘の傑作!

こんな人には特におススメ。
・RPG好き。
・冒険好き。

こんな人にはおススメできない。
・めんどくさがり屋。

お気に入り度【90/100%】

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コメント広場の住人(5)

  1. トモフミ🦝ラクーン より:

    ゼノブレシリーズとは5年くらいの付き合いになりますが、本作ではじめて好きなRPGになりました(^^)♪
    今は任天堂の魅力的な新作も少ないし、半年くらいかけて遊び尽くしたいです!

  2. まーちゃん より:

    ゼノブレイドは任天堂作品の中でも非常に珍しい作品だと思います。味方も敵もみんな真面目な大物ばかりで一番小物なムムカですらほかのゲームの敵キャラと比べるとよくいる敵キャラ止まりです。シナリオも敵による人食描写を筆頭に任天堂ゲームにしてはダークな描写が多く常に主人公たちは命がけなシナリオが展開されます。ゼノブレイドは基本的にギャグシーンほとんどなく終盤まではあまり作風に馴染めず、世間は過大評価し過ぎではないかと思いました。しかし終盤の展開は本当に僕好みの熱い展開で今まで苦労してプレイしてきたかいがあったと心の底から思いました。
    その後ゼノブレイド2が発売され僕も買いました。ゼノブレイド2ではゼノブレイドに比べると比べ物にならないほどギャグパートやお色気成分が増えました。僕的にはそれは歓迎しましたが、世界観はゼノブレイドとFE覚醒と少しポケモンを融合させたような闇鍋感が出ており、主人公とヒロインの関係性は大好きになれませんでした。僕は恋愛描写は人間同士でしてほしいと思っているからです。それでもゼノブレイド2は戦闘を筆頭にゼノブレイドより進化している点も多く現時点でスイッチで一番面白かったゲームはゼノブレイド2です。
    終盤の展開はゲーム史上トップクラスに熱い展開が繰り広げられるがそこに至るまでがやや地味で売り上げが少し振るわなかったゼノブレイド、ギャグシーンやお色気描写が増え華やかなゲームになったのはいいが前作ファンから受け入れられないという評価を受けることもあったゼノブレイド2。この二つのゲームは二つとも素晴らしい作品だと思いますがお互いの方向性に特化しすぎたデザインになってしまい、少し表現面でのバランスの悪い作品になってしまったかなと僕は思います。
    正直言って僕にとって今回発売されたゼノブレイドディフィニティブエディションはゼノブレイドをやりこんだ人なら買わなくてもいいかなと思いました。グラフィックがPS4のゲームに比べるとやや見劣りする感が咎めず、快適になっているところも多いですがプレイヤーがやることは今までとほとんど変わらないからです。とはいえスイッチの市場を盛り上げるために任天堂は大作RPGをなるべく早く発売したかったので限られた予算と期間での開発をモノリスソフトにしてもらう必要性があったのだと思います。
    モノリスソフトはオープンワールドゲームを作る技術力は国内のゲーム会社の中で僕は一番上手な会社だと思います。そもそも面白いオープンワールドゲームを作れる会社が国内ではほとんどなく、モノリスソフトは少ない社員数で面白いオープンワールドゲームを製作することを連続で成功させているからです。そのためゼノブレイドの新作はゼノブレイドとゼノブレイド2のいいとこどりした世界観やシナリオで最高のオープンワールドRPGと呼ばれるようなシステムや戦闘になることを期待しています!!

  3. 匿名 より:

    ゼノブレイドの買う前の印象は、
    巨神の体の上に住んでいるという
    設定が気持ち悪い❗
    このため、購入する気にはなりませんでした。
    でも、ゲームをやってみると、
    立体構造の地形で、
    アスレチックみたいに楽しい❗
    特に、高い橋の上から池に落ちるのが気持ちいいのです。
    そんなわけで、変な設定?が
    大きなマイナスポイントでした。

  4. hisaky より:

    はじめまして。いつも情報ありがとうございます。KENTさんの評価は良いところ、悪いところをはっきり的確にしてくれているので信頼しております。人気チューバーでもあのLEFT ALIVEを「面白い」と評価しているのをみて登録解除しました。やっぱり信頼って大事ですよね。

  5. こち より:

    気になってたのでレビューしていただきありがとうございます。 わかりやすかったです。 あとユーチューブって本人ですか?

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