伝説のスタフィー/GBA
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2002年9月に発売されたGBA「伝説のスタフィー」のレビューをしていきます。
本作は水中が舞台の2Dアクションゲームですが、水中ステージ嫌いなぼくでも楽しめました!
2Dアクションゲームではお馴染みの水中ステージ。
地上ステージとは違い縦横無尽に移動できるのは良いんですが、個人的には苦手です。
というのも水中ステージの多くは動きがモッサリしているので、動かしていて気持ち良くないんですよ・・・。
そんな先入観を持っていたので、水中ステージが主な舞台の「伝説のスタフィー」シリーズは毛嫌いしていました。
でも、任天堂好きとしてそれはどうなのかと思い、試しにプレイしてみたところ・・・
これが意外なくらい面白い!
「スーパーマリオ」の地上ステージをスポイルして水中ステージのみにしたなんてことは決してなく、上手くアレンジしています。
本作は40万本以上のヒットを記録し、シリーズ化しましたが、そうなるのも納得のクオリティです。
ここからはそんなGBA「伝説のスタフィー」について詳しく語っていきます。
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- ステージクリア型の2Dアクションゲーム。
- 各エリアを探索してゴールを目指していく。
- クリア後には「お宝」集めなどのやり込み要素が解禁される。
初リリース日 | 2002年9月6日 |
対応ハード | GBA |
ジャンル | 2Dアクション |
売上 | 初週6.4万本/累計42.2万本 |
推定クリア時間 | 3~4時間 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
快適な水中アクション
アナタは2Dアクションゲームの水中ステージってどんなイメージを持っていますか?
縦横無尽に動けるけど、動きがモッサリしていて気持ち良くないなんてイメージは無いでしょうか?
本作の場合、水中でもスムーズに移動できるので、モッサリ感は全然ありません。
それでいて水中ステージならではの泳いでいる感じがするので、良いとこ取りに感じます。
何故、スムーズに移動できるのかというと、主人公がヒトデだからです。
よく考えてみると、ぼくが苦手な2Dアクションゲームの水中ステージって、主人公が人間でしたw
ヒトデは人間とは違って泳ぐのを得意としていますから、そりゃあスムーズに移動できますよw
しかも移動をスムーズに行えるだけではなく、ゲームを進めていくとスピンアタックで敵を倒したり、ムササビジャンプでフワフワ飛ぶこともできます。
これが妙な気持ち良さを生み出していて、水中ではスピンしながら移動し、空中ではムササビのようにフワフワ飛ぶのが癖になりました。
愛着が湧くキャラクター
本作の主人公となるスタフィーはあのカービィと肩を並べても良いくらい可愛く感じます。
個人的に「可愛い!」と思ったのが、遊泳時に見られる足の動きです。
短い足で一生懸命前へ前へと進んでいる感があるので、水中エリアではスタフィーの足ばかりを見ていましたw
あと、連続でスピンアタックを使用すると目が回るのも可愛く感じます。
目が回っている間は操作不能になってしまうので困るんですが、スタフィーの可愛さを強調するという意味でも良い制限に感じました。
探索に重点を置いたステージ構成
多くの2Dアクションゲームは左から右へ進んでいくものですよね?
本作の場合はちょっと違っていて、いくつもの部屋を行き来して仕掛けを解く形式となっています。
イメージ的には「メトロイド」や「ワリオランド3」みたいな感じでしょうか。
このステージ構成は水中メインの本作の特性とマッチしていて、何かと比較されがちな「星のカービィ」シリーズと上手く差別化を図っている印象です。
クリア後の探索が楽しい!
本作はクリアするだけならあっという間に終わります。
それこそ、2~3時間程度で終わるのではないでしょうか?
なんて書くと中身が薄いゲームに思われそうですが、実は本作、クリアが本番だったりします。
というのもクリア後はステージ選択が可能になり、様々な新要素が解禁されるからです。
代表的なのが「お宝」。
ゲームクリア後は45種類もの「お宝」が各ステージに隠されます。
この「お宝」を全て集めるのはなかなか大変で、それこそ、「メトロイド」のように各ステージをくまなく探索しなくてはなりません。
大きな要因となっているのが、隠し部屋と「乗り物」の存在です。
ステージの中には隠し部屋が存在し、ゲームをクリアすることで進めるようになります。
が、どこに隠されているのかわかりにくく、各ステージをくまなく探索しなければなりません。
さらに「乗り物」をどこかで入手しないと進めないエリアも存在します。
もし、入手していない場合、門前払いとなり、他のステージまで探しに行かなくてはなりません。
アイテムを入手しないと進めないエリアが存在するという点では「メトロイド」や「ゼルダの伝説」を彷彿としました。
「乗り物」の操作性に関しては、アクセントとしても機能しているように感じます。
特に「まほうセット」は2Dシューティングのような形式に近く、水中エリアの探索とは全く異なる感覚を味わえました。
様々なやり込み要素
クリア後のやり込み要素はこんなものではありません。
「お宝」集め以外にも長く楽しめるやり込み要素が数多く存在します。
地味にハマるのが「写真」です。
各ステージをクリアするとスタフィーと仲間たちの集合写真が挿入されます。
この写真に写っているキャラクターは集めた「真珠」の数によって増えていくので、より賑やかにすべく、つい集めたくなりました。
やり込みのモチベーションを高めてくれる要素としては、「図鑑」というものも存在します。
「図鑑」を埋めていくことで数百ものキャラクターが掲載されるんですが、説明文が面白く感じました。
というのも説明文は仲間のキョロスケによるものだからです。
キョロスケは口が悪いけど憎めない奴なので、彼によるキャラクターの解説は妙な魅力があり、読みたくなってきます。
多彩なミニゲーム
本作には数多くのミニゲームが収録されています。
多くはエアホッケーの延長線上ではありますが、マレットを操作して物体を跳ね返すのが面白く、地味にハマりました。
ゲームをクリアすることで高難易度モードも追加され、そちらをクリアすると良いことがあるので、やり込み要素としても機能します。
個人的に好きなミニゲームは、「ツルツルホッケー」です。
まんまエアホッケーでオリジナリティは感じられませんが、元が完成されている分、奇をてらった他のミニゲームよりも面白く感じました。
惜しいところ
テンポを崩す会話シーン
各ステージにはキョロスケなどの仲間キャラクターが彷徨いています。
話をかけることでヒントを聞けるんですが、画面が切り替わるのでテンポを崩しているように感じました。
会話シーンは画面切り替えなしでメッセージウインドウを表示する形式でも良かったのに・・・。
問題なのが、会話シーンが頻繁に発生することです。
実は本作、アドベンチャー要素が強く、各ステージをクリアするにはキャラクターに話をかけて情報を聴き込む必要があります。
それだけにゲームパートから会話イベントの切り替えはスムーズにしてほしかった。
一部の微妙な乗り物
一部のエリアは入手した「乗り物」を使って移動することになります。
が、操作性やアクションが微妙で面白みにかけることがありました。
具体的に言うと「きぐるみ」を使って移動するエリアです。
「きぐるみ」は動きが遅いので動かしていて気持ち良くないですし、何よりも特殊能力で敵を足場にして進むというのが面白くありません。
さらに困るのが、「乗り物」を使って移動するエリアは1ダメージでも受けると入り口からやり直しになることです。
「きぐるみ」を使って移動するエリアでは特殊能力で敵を足場にしないと進めないので面倒に感じました。
伝説のスタフィーのレビューまとめ
非常に完成度が高い2Dアクションゲーム。
発売から20年近くが経っていますが、今、プレイしていても楽しめます。
見た目が可愛らしいので子供向けに見られがちですが、クリア後のやり込み要素が充実しているので、大人のぼくでも満足できました。
正直、食わず嫌いしていたことを後悔しています。
これは大ヒットするのも納得です。
水中ステージ嫌いなぼくでも楽しめた探索型2Dアクション!
こんな人には特におススメ。
・探索好き。
・可愛いキャラクターが好きな人。
こんな人にはおススメできない。
・特になし。
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スタフィーかわいいからスマブラ本格参戦してほしいんですけどアシストだけなのが
このゲーム、妹が親にせがんで買ってもらっていた物で当時僕も一緒に遊びました。妹の目を盗んで、気付いたら僕ばかり遊んでいました。図鑑の解説を読みながら二人で笑ったりもしましたね。
上の方の記事に載ってるサンシャインはこの年発売のゲームなんですよね。携帯ハードは当時このスタフィーのようなクオリティが当たり前だったのに、今はそのサンシャインが持ち歩ける。凄い事ですね。
この年に新しく始まったアニメで見てたのは、クレしん押し退けて始まった、たらこ唇で矛盾発言多く短気なお母さんと、その娘さんが主役の日常アニメ、お菓子大好き手のひらサイズ、楽器で魔法掛ける妖精さんの、女の子向けアニメ、そして、日本の首都の名前がタイトルに含まれる、セーラームーン的なアニメの3つでした。OP主題歌は、当時放映していたアニメカービィのわんぱく坊や、ブンの声優でした。あの年にも思い出色々です。ファミコンカービィのリメイク出たりも(笑)
初コメントです!
スタフィーGBA作品ではトップクラスにやり込んでハマったソフトです。
当時小学生の私には難しくて姉に手伝って貰いながら おたからコンプとか全てやりきりました。
このゲームは好きすぎて全シリーズ遊びました。キョロスケはシリーズを重ねるごとに好きになりました。図鑑を埋めるのに珍しい敵を探すのですが、どの敵もデザインが好きでした。相変わらずイマダーメはトラウマで、ラスボスに負けたときのあの顔はさすがに腹がたったw新作かリメイク来てほしい!