絶対に面白い「ドンキーコング」ゲームランキング【最新作発売記念】

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は絶対に面白い!ドンキーコングランキングを発表します!

最近ドンキーコングが目覚ましい活躍をしていますよね?

USJにテーマパークがオープンしたり、Switch2向けに完全新作が発売されたり。色んなところで見かけるので、ドンキーに興味を持ち始めた人も多いんじゃないかと思います。

そこで、今回は新作が発売されたことですし、ドンキーのゲームで本当に面白い作品は何になるのか?改めて発表します。

本記事を閲覧することでおすすめのドンキーゲームがわかると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

10位 ドンキーコング たるジェットレース(2007)

第10位は、Wii「ドンキーコング たるジェットレース」です。

このゲームはちょっと疲れるんですけど、ついムキになって遊んでしまいますw

内容としてはドンキーコングたちがレースを繰り広げていくゲーム。空飛ぶ「たるジェット」を使ってコースを爆走して1位を目指していきます。

なんだ、ドンキー版『マリオカート』かぁ

と思われるかも知れませんが、実際に遊んでみると別ゲーに感じました。

特に違うのが、操作感です。本作ではWiiリモコンとヌンチャクを使って操作していきます。

スピードが最大になるまで交互に振ったり、左右に移動するために片方だけを振ったり。ボタンではなく、モーション操作を使ってコントロールを行います。

この操作システムがレースを忙しくしてくれるので、遊んでいる時の充実感が凄いですw

ただでさえWiiリモコンとヌンチャクを振るだけでも大変なのに、そのうえで

  • コースに設置された仕掛けや障害物
  • 多彩なアイテム
  • バナナを集めてのブースト

なんて「マリオカート」的な要素もありますからね。コースを1周するだけでもカロリーを使うので、濃いめのレースゲームが好きな者としてはたまりません。

あえて欠点を挙げるとしたら、リモコンとヌンチャクを振っているとジャンプが誤爆しやすい。腕を酷使する割に1レースが長すぎる辺りでしょうか。

モーション操作を使ったゲームということで人を選ぶところはありますが、レースは白熱しますし、BGMも熱いものが揃っているので、ドンキーコングの隠れた佳作といった印象です。

現状はWiiでしか遊べないので、Switchでリメイクしてくれないかな。

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9位 ドンキーコング(GB)(1994)

第9位は、GB「ドンキーコング」です。

このゲーム、一見するとアーケード版のドンキーを移植したような感じなんですが、実は別ゲーだったりします。

まず最初のステージではタルが転がってくる鉄骨を登っていきます。

その後はアーケード版を簡略化したようなステージを進めていくんですが、たったの5分でクリアできてしまいますw

「まあ大昔のゲームを移植したらこうなるかも知れないけど、いくらなんでも短すぎでしょ」

そう思いながら進めると、なんと本編が挿入。

ドンキーコングを追いかけるため順番にステージをクリアしていきます。

大都会から始まって、森や船、ジャングルと進んでいきまして、4ステージ毎にボス戦が発生。様々なシチュエーションでドンキーと戦っていきます。

こうして聞くとマリオ本編みたいですが、本作はもう少しパズルアクション寄りに作られていまして、頭を捻らないとクリアできません。

大きな要因となるのが、鍵の存在です。各ステージをクリアするには鍵がかかった扉を開ける必要があります。

そのためまずは鍵を探すことになるんですが、持ち上げて運ばないといけませんし、一定時間置いたままにしていると元に場所に戻ってしまうので、一筋縄ではいかないんですよね。

この辺りは「マリオvs.ドンキーコング」にも言えることですが、本作ならではなのが、ステージにオブジェクトを設置するシステムです。

特定のブロックに触れると、足場や梯子などを好きな場所に設置することができます。

各ステージはこの仕掛けを活かした作りになっていまして、どこに設置したら先に進めるのか?よーく考える必要があります。

なんでも本作、当初はステージをクリエイトするモードを入れる予定だったみたいですね。

それが紆余曲折を経てゲームシステムの一部に組み込まれたみたいで、本作の大きな特徴になりました!

用意されているステージは100種類以上。当時のゲームボーイソフトとしてはかなりのボリュームで、今でも通用するくらいの物量があります。

難易度も程よいバランスですし、ゲームボーイの隠れた名作なんじゃないかと思いますね。

いま思うと『マリオvs.ドンキーコング』はこのゲームから派生したんだな

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8位 ドンキーコング64 (1999)

第8位は、N64「ドンキーコング64」です。

このゲームはボリュームがとんでもないことになっています。

アクションゲームってことでサクッと遊べそうですけど、ぼくはクリアするのに50時間くらいかかりました。

なぜそんなにもかかるのかと言うと、本作は探索型の3Dアクションだからです。

ゴール地点は向かえば良いのではなくて、各地に隠されているゴールデンバナナを集めないといけません。

これが200本も隠されていて、それぞれを入手するのが大変なんですよね。

強力なボスを倒したり、ダンジョンの奥へ進んだり。1本のゴールデンバナナを入手するのに1ステージ分の体験を味わえます。

わかりやすく言うと、「スーパーマリオ64」のシステムを「ドンキーコング」に落とし込んだような感じでしょうか。

箱庭ステージでアイテムを集める点とか、いろんなアクションを使い分けていく点とか。共通点が多いですからね。

本作ならではなのが、5匹のコングを切り替えて進めていくことです。

ゲームを進めると、いろんなコングを使えるようになります。

主人公のドンキーはもちろん、

  • 軽快な「ディディー」
  • 空中移動が得意な「タイニー」
  • 手が長い「ランキー」
  • 怪力な「チャンキー」

といった感じでそれぞれに特徴があります。

各ステージをクリアするにはコングを使い分けていかないといけないので、謎解き要素が強くなりました。

用意されているステージは8種類。ドンキーのゲームとしては少なめですが、1つ1つの作り込みがすごいです!

単純にマップが広いですし、集めることになるアイテムが膨大ですからね。

個人的に好きなステージが、ひるよるウッドです。

このステージでは昼夜の概念がありまして、時間帯によって行けるエリアが変化したり、様子が変わります。2面性を持ったステージなので、色鮮やかな世界と相まって印象に残りました。

あとはトロッコステージ。ドンキーのゲームではお馴染みですが、本作は迫力が凄いです!

というのも本作はメモリー拡張パック専用タイトルなので、ほかのN64ソフトよりも映像がキレイなんですよね。

当時はプレイステーション2やドリームキャストなどの次世代機が盛り上がっていましたけど、本作をプレイしてN64の底力を感じました。

そしてドンキー64を語るうえで欠かせないのがミニゲーム!

レースやシューティングはもちろん、初代ドンキーコングも遊ぶことができます。

初代ドンキーはマリオを操作してポリーンを助けに向かいますが、ドンキー64のバージョンは難しめに調整されていて、初期の残機が3ではなく1に設定されています。

それだけならまだしも、本編のエンディングを見るには初代ドンキーを2周クリアしないといけないので、初めて知った時は面を喰らいました。

いやまさかね、ゲーム内のおまけ要素だと思っていたものがクリア必須だったとはね。

個人的にはゲーム内でゲームを遊べてワクワクしましたけど、ちょっとやりすぎだと思いました。

こんな感じで人を選ぶ要素はありますが、全体的には盛り沢山な内容です。みんなで遊べる対戦ゲームも収録されていますし、これ一本でトコトン楽しむことができます。

起動画面のモンキーラップはヘビロテしたぜ
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7位 ドンキーコング ジャングルビート (2004)

第7位、GC「ドンキーコング ジャングルビート」。

このゲームはスコアアタックが熱いです!

ジャンルとしてはステージクリア型の2Dアクションで、ドンキーコングのゲームとしては王道の形式になっています。

ただ細かいシステムは色々違っていて、本作はスコアを稼ぐ側面が強いです。

スコアはバナナを取ると増えていきます。ただ単に取れば良いのではなくて、地面に着地せず、いろんなアクションを繰り出しながらバナナを取るとスコアが数倍に増えていきます。

しかも空中で手拍子をすると周辺のバナナを一気に回収できるので、これを意識すると一気に楽しくなってくるんですよ。

というのもステージには空中を飛び続ける仕掛けが満載だからです。

敵を踏んで飛ぶのはもちろん、パラシュートで滑空したり、ロープに捕まったり。ステージによっては大半のエリアで飛び続けることができるので、スコアを数倍に増やすことができます。

でもスコアを稼いでどうするんだよ?って思いますよね?

本作ではスコアを稼ぐことで「クレスト」を貰えまして、これを一定数集めることで新しいステージが解禁されます。

よって、クリアするにはスコアをある程度は稼がないといけません。

このようにコンボを稼ぐのが面白い「ドンキーコング ジャングルビート」ですが、肝心なことを言い忘れていました!

このゲーム、タルコンガを使って操作するシステムを取り入れています。

タルコンガとはゲームキューブ用の周辺機器です。この周辺機器はコンガを叩くことで反応が返ってくる仕組みになっていて、元々は「ドンキーコンガ」という音ゲーに向けて作られました。

本作ではそんなタルコンガを使って操作を行いまして、叩くことでドンキーが移動します。

最初は戸惑いますが、慣れてくるとコンガを叩いたり手拍子をすることでドンキーが自在に動くので、新感覚のゲームとして楽しめました!

(もちろんコントローラーにも対応しているので、タルコンガを持っていない人も安心です)

全体的には爽快なアクションを楽しめるスコアアタックゲームという印象で、短時間に濃い体験を味わえます。

ゲームキューブ後期に発売されたこと。奇をてらった内容ということで埋もれてしまいましたが、実はめちゃくちゃよく出来ています。

2008年にはWii版も発売されたぞ
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6位 スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 (1996)

第6位は、SFC「スーパードンキーコング3 謎のクレミス島」。

このゲームはスーファミのドンキーでは異色の存在です。

主人公はディクシーとディンキーですし、BGMのテイストが違いますからね。全体的に陰湿な感じで、ジワジワと来る曲が多いです。

内容としてはステージクリア型の2Dアクションゲームで、湖のほとりや謎の小屋などのステージを順番にクリアしていく形式となっています。

そんな「スパドン3」ですが、かなりの曲者で、尖った魅力があるんですよね。

まずは操作キャラクター。ディクシーはポニーテールで滑空できて使いやすいんですが、ディンキーはちょっと使いにくいです。

単純に重いですし、特技の水切りジャンプが難しいんですよね。結局重たいものを投げる時くらいしか使えないので、ディクシーばかりを使ってしまいがちです。

あとはアドベンチャー要素。本作はアドベンチャーゲームの色が強くなっていて、先のエリアへ進むには謎解きをしないといけません。

物々交換をしたり、乗り物を作って行動範囲を広げたり。ステージ間にやることが増えたので、これをワクワクすると捉えるのか?面倒になったと捉えるのかで印象が変わります。

個人的にはこれはこれで好きです。アドベンチャー要素はマンネリ打破になっていると思いますし、毒気のある世界観も慣れたらハマりました。

個人的にスパドン3で印象に残ってるステージが、さかさまパイプラインです。

このステージの水中エリアは操作が反転するようになっていて、十字キー右を押しても左へ進みます。慣れないうちは混乱するので、何度も敵にぶつかってやられました。

ほかにも雷が定期的に降ってくる「カミナリに気をつけろ」とか、下からノコギリが迫ってくる「ハラハラのこぎり」とか。風変わりなステージが満載なので、よくこんなネタを思いつくなぁと思いました。

全体的には試行錯誤の後が伺える作品で、2Dアクションゲームの可能性を模索している印象です。

万人向けではありませんが、他の作品にはない魅力があるので、未プレイの方は触ってみてください!

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5位 スーパードンキーコング (1994)

第5位は、SFC「スーパードンキーコング」。

このゲームは初めて見た時の衝撃が凄かったです。

空気感が半端なくて、大自然の中に足を踏み入れている感じがしました!

何故かと言うと、グラフィックやBGMのリアリティが凄いからです。

本作のグラフィックは3DCGで作られていて、ドット絵よりも立体感があります。スーファミって同時に256色しか表示できないので、それでこの映像美は驚きました。

しかもステージによって天候が変わるので、臨場感が凄いです!

最初のステージでゴール地点まで行くと日が暮れて、次のステージでは嵐になってるとか。自然の描写が見受けられるので、同時期のゲームとは一線を画しています。

あとはBGM。当時のゲームって分かりやすいピコピコしたサウンドが目立っていましたけど、本作は大自然の生々しい音を取り入れています。

効果音にしてもリアルで、雷の音やハチの羽音など、本物の音を録音していると思うくらいよくできています。

そんな初代スパドンで印象に残ってるステージは、ふぶきの谷です。

このステージの後半ではタイトル通りふぶきが強くなっていくので、視界がめちゃくちゃ悪いんですよ。

そのうえ360度回転するタル大砲を使って飛んでいくエリアが連続していたり、ジンガーが邪魔してきたり。凶悪なコンボが続くので、スパドン史上最難関のステージとなっています。

もう何度も見当違いなところに飛んでミスになったことかw

しかもこのゲーム、セーブできる場所が少ないんですよ。セーブするにはキャンディーコングがいるテントまでいかないといけないんですが、4つか5つくらいのステージをクリアしないとたどり着けなかったりします。

レベル4の場合、

  • ふぶきの谷
  • クリスタルトンネル
  • ふたたびふぶきの谷
  • クロクトパスの海
  • トーチライトトンネル

をクリアしないとセーブできません。

もしその間にゲームオーバーになった場合、最後にセーブしたところからやり直しになるので、またふぶきの谷とかを攻略しないといけないんですよね。

原作ではそこで詰まってしまい、何度も何度もふぶきの谷をプレイした記憶があります。

だからこそセーブポイントまで行けた時は嬉しかったですし、道中に隠されている3UPバルーンを見かけた時は興奮しました。昨今のゲームは1UPの有り難みが薄れていますが、本作では一個取るごとにめちゃくちゃ嬉しかったです。

そんな難関エリアですが、Switch ONLINE版はいつでもどこでもセーブできます。この機能を使えばミスをしてもすぐにやり直せるので、気軽に楽しめるようになりました。

もし難しくて敬遠している場合、Switch ONLINE版をおすすめします。

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4位 ドンキーコング リターンズ (2010)

第4位は、Wii「ドンキーコング リターンズ」。

このゲームは「New スーパードンキーコング」といっても良い作品です。

ドンキーっていろんな作品が展開されましたが、純粋な2Dアクションの新作は15年近くもずっと出ていなかったんですよ。

そんな中で本作は王道の2Dアクションとなっていて、初代スパドンを意識して作られています。

主な舞台がジャングルや遺跡になっていたり、主人公はドンキーとディディーだったり。初代スパドンとの共通点が多いですからね。

ただバランス調整はだいぶ違っていて、こちらは1ステージ辺りの難易度が上がっています。1ステージ10回ミスをするのが当たり前で、油断していたらあっという間にやられてしまいます。

その一方で好きな時にセーブできたり、残基数を増やす機会が多いので、めちゃくちゃ前に戻されることはなくなりました。

これによってリトライが気軽になったので、ついついプレイを続けてしまいます。

あとはやり込み要素。今作では収集アイテムが増えていて、「KONGレター」のほか、パズルピースが追加されました。

これが色んなところに隠されているので、全てを集めようと思ったらくまなく探さないといけません。

さらにタイムアタックモードが追加。クリアしたステージでタイムアタックができるようになりました。

タイムを競うだけではありますが、ランクが付けられるので、ゴールド目指して頑張ってしまいます。

ほかにも恒例の隠しステージとか、秘密の裏モードとか。やり込むことでコンテンツがどんどん追加されるので、ボリューム感が凄いことになっています。

そんな「ドンキーコング リターンズ」で印象に残ったのは、ロケットバレル系のステージです。

このステージではロケットバレルに乗って進みます。操作はボタンを押して高さ調整をするだけですが、微調整が難しいんですよ。

しかも1回でも当たっただけでミスになるので、針の穴に糸を通すかのようなプレイが要求されます。そういうこともあって印象に残っていますね。

元々はWiiで発売された作品ですが、2013年には3DSで移植版が。2025年にはSwitchでリマスター版が発売されます。

基本的なゲーム内容は一緒ですが、細かい部分が変わっています。

違いを大まかに分けると

  • 画質
  • 操作形式
  • 難易度
  • 新ステージ

といった感じですね。

画質はSwitch版だとフルHDになり、ボタン操作だけでも楽しめるようになりました。

加えて初心者向けのモードが追加されていて、そちらを選択すると体力が1個増えるほか、お店で買えるアイテムが増えます。

Switch版に至ってはアイテムを最大9個まで持ち込めるので、難関もすんなり突破できるようになりました!

さらに3DS版とSwitch版には新ステージが追加。ゲームをクリアするとスカイハイエリアに挑戦できるので、ボリュームがさらに増えました!

USJのドンキーコング・カントリーは本作の世界をベースにしているので、アトラクションでドンキーを知った人は本作がおすすめです!

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3位 ドンキーコング トロピカルフリーズ (2014)

第3位は、Wii U「ドンキーコング トロピカルフリーズ」。

本作は「ドンキーコングリターンズ」の続編で、基本的な部分は継承されています。

ただ全体の密度が増しているので、トータルでの完成度はこちらの方が高いです。

具体的に言うと、1ステージのボリュームがグッと増えました!単純に全長が長くなっていますし、立体的な仕掛けが追加されています。

代表的なのがタル大砲で吹っ飛ぶエリアです。

今作でもタル大砲で飛んでいく仕掛けが存在します。その際にはカメラが回転するようになっていて、上の方を向くようになりました。

さらにトロッコステージでは斜めアングルになったり、路線変更できるエリアが追加。前作よりも迫力が増しているので、アトラクション的な色が強くなりました!

そんなトロピカルフリーズを語るうえで欠かせないのが、雰囲気の良さです。

今作ではデビッド・ワイズさんが再び作曲を担当しているので、初期の作品で見られたテイストが戻ってきました。

洞窟ステージは不気味さが出ていますし、水中ステージでは「WATER MUSIC」がアレンジされて復活していたので、「これだよ!これを待っていたんだよ!」って思いました。

新曲にしてもカントリーチックな透明感のある「おち葉まう風車の林」とか。聴き心地の良い曲が満載なので、初めて聴いた時は感動しました!

このように雰囲気ゲーとしても楽しめるトロピカルフリーズですが、アクションゲームとしての手応えもバッチリあります。

前作で見られた凶悪な仕掛けは健在ですし、タイムアタックモードがめちゃくちゃ進化しました!

なんと、オンラインランキングに対応して、ランクインしたプレイヤーの動画を確認できるようになりました。

これによって最短ルートが見つけやすくなったので、競走の意欲が高まっています。

ほくの場合、フレンドとよく競ってました。記録を抜かされたらリベンジしてLINEで報告するとか、そんなことをしてタイムを縮めていた記憶があります。

このようにハードコアな側面が強いトロピカルフリーズですが、Switch版は初心者でも楽しめるファンキーモードが追加されました。

このモードでは体力などが増加しているほか、ファンキーコングが使えます。

彼はチート級の能力を持っていて、難関をすんなり突破できます。

ホバリングで空中を飛べたり、トゲに落ちても平気だったり。ドンキーたちと比べて制約がほとんどないので、難易度がグッと下がりました。

難しくて敬遠している場合、ファンキーコングでプレイしてみてください。

Switch版はロード時間の長さも改善されているぞ
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2位 スーパードンキーコング2 (1995)

第2位は、SFC「スーパードンキーコング2」。

発売から30年近くが経っていますけど、未だに色褪せないです!

内容としてはステージクリア型の2Dアクションゲーム。前年に発売された「スーパードンキーコング」の流れを組む作品で、順番にステージをクリアしていきます。

そんな本作で特に良いのが、バランス調整です。

序盤こそはやや簡単で残機もどんどん増えますが、中盤以降は一変。「どくどくタワー」「クサリのとう」など嫌らしいステージが増えてきて、トップクラスの難易度に上昇します。

特に隠しステージの「アニマルランド」は後半が鬼畜で、何度もやり直した記憶があります。

このステージの後半ではスコークスになってイバラの道を進んでいくんですが、壁にあたったらダメージを受けてしまうんですよ。

そのうえ強風で飛ばされたり、ジンガーが邪魔してくるので、イライラ棒もビックリの難易度に変貌を遂げます。

その一方で操作性は良好で、ディディーとディクシー。どちらもめちゃくちゃ操作しやすいです!

特にディクシーはポニーテールスピンによって空中をゆっくりと降下できるので、不安定な足場も突破しやすくなりました。

スパドンシリーズって移動力が低いコングが一匹はいますけど、本作はどちらも優れています。

その点がストレスを軽減している印象で、難関ポイントがあっても繰り返し遊んでしまいます。

そんな本作で好きなステージは、「コースターレース」です。

このステージではコースターに乗って進んでいきますが、レースゲームの形式になっていて、敵を追い越す度に順位が上がっていきます。

上位に入るとDKコインが貰えるので、1位を目指して何度も挑戦していました。

そして本作を語るうえで欠かせないのが、BGMの良さです。

全体的に明るいタッチとなっていて、「パイレーツ パニック」「ラトリーに大変身」などの口ずさみたくなる曲が満載で、プレイしていると気持ち良くなってきます。

あとは「とげとげタルめいろ」。切ない曲ですが、鳥肌が立つくらい音やアレンジが最高なので、初めて聴いた時からビビッときました。

その完成度は任天堂ゲーム史上最高傑作と言っても良いくらい。冗談抜きでこの曲を聴くためだけにプレイする価値があります。

流れているのは中盤以降が中心なのである程度はプレイしないといけませんが、ゲーム音楽の常識を変えた大名曲なので、実際にプレイして確かめてほしいです!

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1位 ドンキーコングバナンザ(2025)

そして第1位となったのが、Switch2「ドンキーコング バナンザ」。

最新作ということで贔屓目になりやすいんですが、それを考慮に入れても本作はシリーズ最高傑作です!

グラフィックやBGMはもちろん、ゲームとしての面白さが過去最大級で、常に高い熱中度を保てました!

そんな本作は箱庭探索型の3Dアクションゲーム。ドンキーと少女ポリーンが広大な世界を探索しながら地下世界の奥を目指していきます。

ぼくが特に良いと思ったのが、主人公のインフレ感が凄いことです。

今作のドンキーはめちゃくちゃ強くて、ほとんどの物を壊せたり、制限なく崖を登ることができます。

そのうえで「ドンキーコング64」みたいな収集アイテムをたくさん設置しているので、探索のテンポ感がめちゃくちゃ良いんですよね。

壁の奥にあっても、崖の上にあってもお構いなし。パンチで無理やり獲得したり、ローリングジャンプや崖登りですんなり獲得できます。

気が付いたら1個、2個、3個と獲得しているので、止め時を見失ってしまいましたw

隠された収集アイテムは1,000個以上。1個取るのに3分ペースだったとしても50時間は遊べる計算なので、ボリューム・濃密感ともに凄いです!

ただいくらゲームとして面白くても、心に残ることってそんなにないんですよね。BGMとか、ストーリーも良くないと遊び終わってから忘れることもよくあります。

本作の場合、その辺りも抑えていまして、特にストーリーが過去最高に良かったです!

その際に欠かせないのが、少女ポリーン。彼女はマリオシリーズのヒロインですが、今作では13歳の少女として登場します。

そして、ある時からドンキーと旅をすることになるんですが、2人の絆を良い感じに描いているんですよね。

困っている時は助け合ったり、休憩中は他愛もない会話をしたり。意外なくらい仲良くなります。

注目したいのが、少女ポリーンが日本語音声で喋ってくれることです。

これによって情報を的確に感じ取ることができるので、ドンキーの多彩な表情と合わさってストーリーに起伏をもたらしています。

中盤以降はディズニー映画みたいなエモい展開が待っていますから、心にも響きました!

BGMにしても「荒野の階層」「コングバナンザ」など名曲が満載で、30年の時を経て「スーパードンキーコング2」を超える名作がついに誕生した印象です。

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全体のまとめ

以上!絶対に面白いドンキーコングランキングでした!

なんと最新作が1位を獲得しています。「旬だから選んだんだろう!」と突っ込まれそうですが、マジで本作、既存のアクションゲームを遥かに超える面白さを実現しています。

主人公がめちゃくちゃ強いので、何でもかんでもできてしまいますからね。

こういうゲームって本来は大雑把になりやすいんですが、本作の場合、そんなことを言ってられないほどの仕掛けやアイテムの物量が凄いです。

これによって過去最高の充実感を味わえるので、魅了されてしまいましたw

おそらく今作でファンになった方もいると思いますので、そんな方は2位以下のタイトルもぜひ遊んでみてください。「バナンザ」とはまた違った面白さを提示していますので、こちらもおすすめです!

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